私事ながら、IMAXシアター初体験で浮かれていたら、上映直前にコンタクトを破った阿呆(当方)。
トホホ感が壮大。
札幌のIMAXは座席ピッチがタイトで、当方は体重32㎏だからいいようなものの(虚偽)、ムチムチ人間には過酷ですくそー。
まあ、いい。
アベンジャーズとは、フェスティバル。ノッたもん勝ち。
開幕からワーワーとCGが繰り出され、大迫力。
パーティ・シーンも華やか。
イチャイチャしている。ダラダラしている。力比べしている。
なかなか終わらない。
ハマれなさがIMAXで押し寄せてくるのだけれど、どうしましょう。
というのも、当方、『アイアンマン』の2と3を観ていなかった。
それが致命傷だった模様。
なので、パーティ・シーンでも、あ、ドン・チードルだ。・・・出てたっけ?
そんな按配。
もう、観客として大失敗。がぼーん。
入口を見失っている状態なので、気もそぞろ。
ホークアイ(ジェレミー・レナー)の家庭事情にポカーンとしたり。
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)は顔芸だけでかなりの時間を稼ぐ。と気づいたり。
ハルク(マーク・ラファロ)&ブラック・ウィドゥ(スカーレット・ヨハンソン)の調教プレイにモヤモヤしたり。
相変わらずソー(クリス・ヘムズワース)は、オージー感が強いので磯の香りがしたり。
クィックシルバーがクィックシルバーと気づいたのは、終盤で。
しかも、それが『キックアス』のアーロン・テイラー=ジョンソンだと気づいたのは鑑賞後で。
サイコパワーな新キャラを演じるオルソン姉妹は、大きくなったなあ。
犬は助かったが、もはや人災、ぃや、アベンジャーズ災だろうなあ。
と、かように、散々な気の散りよう。
ところが。
ジョス・ウェドン監督の大雑把さが、だんだんと心地良くなっていくから不思議。
さすが、『エイリアン4』を撮った男だ。
CGが光速すぎて、何が何やらわからないが、とにかく大破壊。
という流れに、グワーッと押し切られるのが心地よい。
結果、愛するキャプテン・アメリカの勇姿もあって、何やらスッキリとして終わった。
これは何だろうか。
ある種のトリップだろうか。
だからきっと、『アイアンマン』を制覇していたら楽しめたなあ、と。
アベンジャーズを観る時は、下ごしらえを忘れずに。
今回の教訓だ。
次は抜かりなく、頑張りたいです。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 AVENGERS:AGE OF ULTRON 2015年・アメリカ
IMAX3Dスクリーン(ユナイテッドシネマ札幌)
[関連作品]
シリーズ作品 『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
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