6年生になると、社会科で日本の歴史について、基本的なことを学習します。
歴史というと、年号の暗記のように感じてしまう方もいるかと思いますが、どのような背景があって、その出来事が起こるに至ったのか、そこが大切です。
初めて正式に日本の歴史を勉強する子どもたちは、意外なことが分からなかったりします。
たとえば、「『大和朝廷』って、人の名前?」とか。
平安時代は、貴族の文化について取り上げられるので、多数を占めるそれ以外の階級の人々が、まるで存在していなかったかのようなイメージを持っていたり。
武士が台頭してくるのと、元寇との関係あたりが分かってくると、一連の流れが分かりスムーズなのですが、苦手な子には苦手なんですね。
そこで。
意外に力を発揮するのが、「歴史漫画」
これが、それぞれの出来事がビジュアル化されるためイメージしやすく、ざっと目を通しておくと、教科書や資料集の理解の助けになるようです。
逆に、教科書を学習してからでも、この学習漫画、「おお、そうだったのか!」と、目から鱗だったりして、これが結構役に立つので、おすすめです。
おおまかな流れをつかんだり確認したり、繰り返し読むといいので、自分で持っていたらいいと思うのですが、全集そろえるとけっこうなお値段になってしまいます。
集英社などで、文庫版の物が出ていたと思います。これは、全巻そろえてもそれほどの値段にはならないと思います。(六千円ぐらいでしたか。)