私立大学獣医学部/獣医学科(1)(9月2日)の表を更新しました。修正箇所は赤字になっています。
個人投資家として、個別株の株式投資が主なので、事業報告書はよく読みます。B/S、C/Fが読めないと株式投資はできません(キリッ!)。
できるだけ、各大学の最新の事業報告書から引用しています。日本大学、日本獣医生命科学大学は、獣医学部/獣医学科の部分を切り出すのが面倒なので省略しましたm(__)m。また、麻布大学は平成26年度 事業報告書 (PDF:8335KB) - 麻布大学しか見当たらなかったので、引用しませんでした。
さて、加計学園傘下の岡山理科大学の事業活動収支は黒字でしたが、倉敷芸術科学大学と千葉科学大学は定員割れしていて、「赤字決算」です。
(あと書き)
私立大学獣医学部/獣医学科(7)(9月8日)で引用した 一般社団法人日本私立獣医科大学協会が年に1回、発行している「獣医学振興」には、獣医学研究に係る課題が書かれています(恐らく、「国家戦略特区」制度の絶対主義者は、獣医学をほとんど理解していなかったのでしょう(難しすぎて、理解できなかったのかもしれません))。「特区」諮問会議の民間議員の多くは経済学者なので、企業の事業報告書は御馴染のはずですが、まさか、加計学園の事業報告書を他の私立5大学と見比べなかったのだろうかと正直に思います。
また、私立大学獣医学部/獣医学科(7)(9月8日)で紹介した「獣医学振興」の中には、女性獣医師の就職先として、産業動物獣医師(公務員獣医師)への志望が増加しつつあることも書いてあります。
(2018年7月18日追記)
私立大学の経営状況はブラックボックスです。端的に言えば、4大監査法人までは言いませんが、ちゃんとした監査法人の監査報告が全部、出ているか疑問に思っています。
獣医学部については、昨年度に購入されるべき図書が納入されていないような記事があります。どうなんでしょうか?
(過去のブログ記事)
ほか