ロシア料理にシャシリクという短剣焼きBBQ料理がありますが、本場はコーカサス地方。
ソ連時代はロシアもコーカサス(アルメニア、グルジア、アゼルバイジャン)も同じ国だった
ので、広義のロシア料理として定着しているほか、彼らのキャンプ料理の定番でもあります。
具材は羊、山羊、鶏のほか、チョウザメ(キャビアの親)、白鮭、マッシュルームなども。
今日の記事は本場アルメニアにあるシャシリクのファストフード店から。
スパイスと香草でジューシーに焼けたチキンの短剣焼きをラヴァーシュでさっと包みます。
アルメニアで日本人どころか東洋人は珍しいらしく、シャシリク屋の店員さんが集まって来て
ロシア語でいろいろな質問を浴びせてきました。私の超片言ロシア語で苦戦しながら答えるの
ですが、知らない単語は英語で答えてみました。
しかし、英語は誰も理解できないようです。
この国は英語が通じにくいのでアルメニア語は無理にせよ、簡単な旅行ロシア語は出来た
ほうが楽しめます。
シャシリクのファストフード店なので焼き立てでなく作り置きだったのが残念ですが、
それでも味はなかなかのもの。たっぷり香草が入っています。
あまりにも量が多いので、後半は市販のカスピ海ヨーグルト(マッツォーニ)をかけて
味にアクセントをつけてみました。(アルメニア製。エレバン市内のスーパーで購入)
こちらはカフカジレストランでグルジア人ドライバーさんが注文したシャシリク(チキン)
ラヴァーシュとハーブで包んでいただきます。
アルメニア・エレバン 2011年8月