セヴァン湖ではマスの料理が有名だと言うので、浜辺のシャシリクに後ろ髪をひかれつつも
レストランを訪れました。店に入ろうとすると鍵がかかっていましたが、しばらくすると従業員
が現れて店を開けてくれました。
シェフは「セヴァン湖で獲れたてだから時間がかかったんだ」と言ってましたが、それは時間と
関係ない気がします。とっても大きいので4人では食べきれないほどのボリューム。
いろんな薬草と一緒に蒸されており、これまた最高のスパイスになっています。
海外のマス料理と言えば、パキスタン北部でも食べたのですが、その時は場所柄当たり前と
はいえ大量のマサラが効いており衝撃を受けました。それに対しアルメニアのはほのかに薬草が
効いている感じで上品に仕上がっていました。
トマト、きゅうり、セロリをドレッシングとディル(ウクロップ草)で和えたもの。
単純なサラダですが、アルメニアは野菜の素材自体が美味しいのと、ディルの効果で
食欲が増進してしまい、食べ始めると止まりません。これを食べながらマスが出てくるまで
1時間待ちです。
(右)コーカサスはチーズが美味しい
アルメニア料理やグルジア料理などコーカサス料理でテーブルに欠かせない薬草盛り合わせ。
ディル、コリアンダーの葉、イタリアンパセリなどで肉や魚と一緒にラヴァーシュに巻いて
食べます。イメージ的には韓国料理の焼肉のようなもんですね?
(右)レストラン外観 アルメニア語表記なので店名は読めず。
アルメニア セヴァン湖 2011年8月