安倍内閣の教育改革について | 朝倉新哉の研究室

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全ては日本を強くするために…

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今から十数年前。
東京都武蔵村山市の教育長、持田浩志さん(62)は、
中学生だった長女の社会科の成績が悪いことに悩んでいた。
特に歴史分野が弱かった。
持田さんは中学・高校の社会科教員免許を持つ小学校教師だっただけに、
忸怩(じくじ)たる思いで長女に尋ねると、一言
「日本史は嫌い」
と返ってきた。
続けて「なぜ、嫌いなのか」と尋ねるとこう答えた。

「教科書には日本の悪口ばかり書いてあるし、先生も日本の悪口ばかり言う。
 小学校からずっとだよ…」

愕然(がくぜん)とした持田さんはそれ以降、
日本の歴史に誇りを持たせるため、
歴史的人物の裏話や心温まるエピソードなどを積極的に話すようにした。
だが、長女の成績が伸びることはなかった。手遅れだったのだ。
持田さんは、自国の歴史をことさらおとしめる
自虐史観の歴史教科書が現在も大半を占めることに危機感を募らせる。

確かに歴史的事実には過ちもあるが
 今では想像できないような過去の状況や事実を現在の価値観で断罪し
 『日本が悪い』と教えても、将来を担う子供たちの豊かな発想を育むことにはならない。
 先達を敬う心も芽生えない」

 ×  ×  × 

「まっとうな道徳観、規範意識を身につける機会をしっかりと保障します」

教育改革は、安倍晋三首相にとって経済政策などと並ぶ最重要課題だ。
参院選の遊説でも、毎回触れている。

自民党は参院選公約で、
平成18年の第1次安倍内閣で半世紀ぶりに全面改正した教育基本法に基づき、
教科書検定制度の見直しなどを掲げた。
特に首相がこだわるのが、歴史教育における自虐史観からの脱却だ。
「現在の教科書検定基準には、伝統文化の尊重や愛国心、郷土愛を明記した
 改正教育基本法の精神が生かされていない」
と主張する。

6月の党教育再生実行本部特別部会の中間報告では、
近現代史の記述で近隣国への配慮を求めた「近隣諸国条項」の見直しを課題にあげた。
同条項が歴史教科書の自虐史観記述の急増を招いたとされるからだ。
首相は遊説で、
民主党を支持する日本教職員組合を念頭に
「現場で反対する人たちがいる」とあてこすることを忘れない。

 ×  ×  × 

自民党がこだわるのは歴史教育だけではない。
技術立国の日本が再度経済成長するためには、
若者の基礎的学力の向上が欠かせない
として、大学入試制度の抜本改革も提唱。
センター試験の廃止を念頭に、高校在学中に何度でもチャレンジできる
「達成度テスト」の創設も訴える。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130715/plc13071510460006-n1.htm
から抜粋して引用。(青字強調は筆者による)

全般的には、いい内容の記事なんですが、

どうしても青字の部分がひっかかるんですよね。

”確かに歴史的事実には過ちもあるが”

って、じゃあ、何が過ちなんだよ。

日本が過ちを犯したって言うなら、どれが過ちなんだよ。

と言われたら、この人はどう答えるんでしょうか。

大東亜戦争?

戦った相手の総司令官、マッカーサーが、

「日本は自衛のために戦った」

と言ってますよ。

日中戦争(支那事変)?

昨日の記事で述べたように、

南京事件

漢口事件

済南事件

成都事件

北海事件

広安門事件

通州事件

と、これだけ日本人が殺傷される事件があったのです。

他にも、中山水兵射殺事件、上海日本人水兵狙撃事件、大山海軍中尉殺害事件

などがあります。

これだけ、日本人に対する暴行、殺傷、虐殺が起こったから、

日本人は”堪忍袋の緒を切った”わけです。

”過ち”を犯したのは、中国人であることは明らかです。

日韓併合も、日本が悪いわけではありません。

悪いのは、清、ロシア、朝鮮、そして欧米列強です。


>技術立国の日本が再度経済成長するためには、
>若者の基礎的学力の向上が欠かせない

ほお、そうですか。

それなら、当ブログで紹介した

『東大なんてヘッチャラさ』 草壁焔太 読売新聞社 

に出ている”底深い勉強”、”でっかい勉強”は大いに役に立ちそうですね。

この本は、絶版で、アマゾンでも中古品が6点出品されているだけなので、

たくさんの人が入手できるわけではありません。

よって、今後、その内容の本質を、うまくまとめて紹介していきたいと思います。

大学に合格したいと思うなら、ワンランク上の大学に入りたい、

と思うなら、”でっかい勉強”を実践していただきたいと思います。

”でっかい勉強”の実践者が増えれば、日本人の知的水準も向上し、

経済成長に資することになります。


国家戦略研究
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34501より転載

安倍内閣は、教育や外交については、安心して見ていられます。

経済については、ちょっと心配なところもありますが…。


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