山本博一さんのデビュー作『日本経済が頂点に立つこれだけの理由』が、
今月25日から発売されます。
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11573355836.htmlより転載
発売日は、今月25日ですが、
アマゾンでの予約注文が、すでにできるようになっています。
山本博一さんは、『ひろのひとりごと』というブログのブログ主で、
当ブログでは、山本さんが作成したグラフを何度か使わせていただきました。
例えば、このグラフ。
↓
グラフ1
http://hirohitorigoto.iza-yoi.net/2013.2.html#01より転載
(クリックして拡大してご覧ください)
日本の財政は先進国中最悪、とか、破綻したギリシャより悪い、
と言われますが、イギリス、フランス、アメリカは、日本よりも、ずっと急激に
政府債務(いわゆる国の借金)を増やしています。
それなのに、日本の財政が悪いと言われ、英米仏は、悪くないのは何故なんでしょうか。
グラフ2
http://hirohitorigoto.iza-yoi.net/2013.2.html#01より転載
(クリックして拡大してご覧ください)
日本だけGDPが伸びていないのが一目瞭然です。
グラフ3
http://hirohitorigoto.iza-yoi.net/2013.2.html#01より転載
(クリックして拡大してご覧ください)
グラフ3は、G7各国の政府支出を1990年を100として指数化したグラフです。
(ドイツは91年が100、アメリカは2001年が100になっています)
日本は、143.7ですから、
2012年の日本の政府支出は、1990年に比べて43.7%増えているということです。
しかし、他の国は、日本よりもずっと支出を増やしています。
増やし方の最も少ないドイツでさえ、169。
つまり、1991年より69%も支出を増やしています。
イギリスは、312.8ですから、
1990年に比べて3倍以上も支出を増やしています。
グラフ4
http://hirohitorigoto.info/2013-1-26.htmlより転載
(クリックして拡大してご覧ください)
グラフ4は、1990年から2011年の間に、
各国が年平均で政府支出をどのくらい増やしたかを表しています。
日本が最も低いわけですが、1番上のエストニアは、
毎年12.5%ずつ支出を増やしているのです。
ドイツでも毎年2.7%は増やしています。
グラフ5
http://hirohitorigoto.info/2013-1-26.htmlより転載
グラフ5で一目瞭然ですが、
日本は政府支出を増やさなかったからGDPが成長しなかった、
他国は政府支出を増やしたから成長した、
ということです。
グラフ6
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11521220087.htmlより転載
グラフ6は、公的固定資本形成(公共投資)と賃金の関係を表したものです。
グラフ2~5で明らかなように、
日本は、経済を成長させようと思ったら、政府支出を増やせばいい、
ということです。
中でも、公共投資を増やせば、賃金が上がることが、グラフ6により明白なので、
公共投資を増やせばいいわけです。
公共投資を増やせば、我々の給料は上がるし、GDPも成長するし、
いいことづくめなのです。
グラフ1~6は全て、『ひろのひとりごと』から転載させていただいたものです。
このように、日本経済の問題点の本質をズバリと突いていて、
なおかつ、非常にわかりやすいので、重宝しています。
(山本さん、ありがとうございます)
『日本経済が頂点に立つこれだけの理由』
をたくさんの人が読めば、正しい経済政策は何かを理解する人が増えます。
そうなれば、政府が正しい経済政策を行うように、
国民の側から圧力をかけることもできるわけです。
というわけで、
『日本経済が頂点に立つこれだけの理由』
私も買いたいと思います。
日本経済の復活、強靭化を望む方はクリックをお願いします。
↓