「聴く」動画18★「磨く」時間 | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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かめおかゆみこです。

完全日刊メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」のなか
から、「聴く」をテーマにしたメッセージをピックアップし、
それらを朗読して、18本の動画をつくりました。

1本ずつ、本文とともに、その動画を紹介してきました
が、今日がラストになります。いかがでしたでしょうか?
感想など聴かせていただけるとうれしく思います。


「磨く」時間


※たまーに、ですが、読みちがいをしている場合があります。ご愛嬌で、ご了承ください。


2008年から、
「『聴く』を磨く」講座をスタートさせました。
(※2008年にモニタークラスを開設、
 2009年から、第1期がスタートしました)


おかげさまで、モニター2クラスを経て、
現在(※2010年)は、4期を迎えようとしています。

「聴く」に関する講座は、
ほかにもいろいろあると思います。

一般的には「傾聴」ということばのほうが、
なじみがあるとも思います。

でも、なぜ、「『聴く』を磨く」なんて、
ちょっと変わったタイトルをつけたのか。

子どもたちの演劇活動に
長年関わりつづけてきた私には、
あるひとつの信念があります。

それは、すべての子どもが、
表現するちからをもっているということです。

ただ、それが充分に発揮されているかいないかの
差があるだけなのです。

だから、稽古でやることは、
その子のもっている可能性に光をあてること。

それがより輝くように、はたらきかけていくこと。

そうすれば、誰だって、その子なりの
最高の表現ができるようになるんです。

「聴く」も、まったくそれと同じなのです。

単に「聞く」というだけなら、
誰だって、聞くことはできます。

でも、「真に聴けているか」というと、
実は、そうではない場合がけっこう多いのです。

ほとんどのひとが、ひとの話を、
自分の解釈にあてはめて聴いてしまいます。

一人ひとりの人間はちがうので、これは
ある意味で当たり前のことではあるのですが、

その解釈がずれていると、
とんでもない誤解を生じます。

あるいは、男性・女性でしばしば起きることが、

「あなた、私の話を聴いてないでしょ」
「いや。聴いてるよ。~~だろ」
「ほら、やっばり聴いてない」

なんてすれちがいです。(^^ゞ

女性が聴いてほしいのは感情なのに、
男性が聴いているのは、理屈・理論。

たしかに物理的には聴いているけれど、
ちっとも聴いてもらった気持ちになれません。

相手の伝えたいことを受け止めていなければ、
本当に「聴いている」ことにはならないのです。

こんなすれちがいから、
関係が悪化してしまうケースが、実は
とっても多いのです。

それって、
もったいないことだと思いませんか?

だから、「磨こう」と思ったのです。

何もないものを創造するのではなく、
もともとあるものに磨きをかける。

もともとあるのだから、
誰にでも、可能性はひらかれているのです。

そんなわけで、「『聴く』を磨く」の講座は、
受け身で「聴いて」いるだけの時間は、
ほとんどありません。(笑)

代わりに、「磨く」時間がたくさんあります。

さまざまなワーク(実習)をとおして、実践的に、
自分の「聴く」ちからを磨きあげていくのです。

そして、その時間が、私はとても好きなのです。

受講者さんの表情が、
どんどん変化していくのがわかりますから。

本当に聴いてもらっているときって、ひとは、
こんなにもうれしい表情をするんだなあ。

本当に聴いてもらいたいと思うとき、ひとは、
こんなにも、真剣なまなざしになるんだなあ。

そんなことを感じて、
私もうれしくてたまらなくなるのです。

ある受講生さんが、ぽつりと言ってくださいました。

「『聴く』講座は、まるで、セラピーですね」

そんなつもりはまったくなかったのですが、
結果的には、そんな効果もあるのかもしれません。

だって、聴くちからが磨かれて、
お互いが、相手の話を本当に聴けるようになると、

冒頭に書いたようなすれちがいは、
起きなくなりますものね。

そしたら、毎日の関係が、とっても心地よく、
わくわくするものになりますものね!

今日のメッセージ。なんだか、ちょっと
宣伝っぽくなってしまいましたが、(^^ゞ

  いや、実際、宣伝もしてるのですが。(爆)

すべてのひとたちが、聴くちからを磨いて、
お互いを大切にしあえる関係をつくってほしい。

それは、私が掛け値なしに願っている
本当の気持ちです。

だからこそ、ひとりでも多くのひとに
体験してもらいたいと、こころから思うのです。

まもなく、第4期がスタートします。(※2010年)

磨きあげられていくすてきな表情に
出会えることが、何よりの楽しみです。(^○^)

         「今日のフォーカスチェンジ」第2366号より



朗読版「『聴く』を磨く」ご紹介にあたって
 (「『聴く』を磨く」講座関連情報含む)
その1「聴く」という体験
その2からっぽのまま、聴く

その3意識が、相手に向くのです。

その4そのひとの、まるごとを受け止めること
その5本当に聴けているか
その6「聴く」ための一歩
その7
世界平和に貢献する、「聴く」!

その8うなずいて聴いてもらうと、安心します。
その9バクテリア♪
その10考えないで聴くということ

その11「聴く」をうたがう

その12より深く聴けるようになりたいのなら

その13本当に「聴く」ことができると
その14ことばを聴いてはいけません

その15フラットにする
その16息が合う
その17好循環がはじまります♪