監督:ルーベン・フライシャー
キャスト:トム・ホランド/マーク・ウォールバーグ/アントニオ・バンデラス
配給:ソニー・ピクチャーズ・リリーシング/ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント
公開:2022年2月
時間:116分
今夜紹介するのは,シリーズ5作+スピンオフ1作で世界累計出荷数が4000万本を超えるプレステの世界的人気ゲーム『アンチャーテッド』シリーズを『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランド主演で実写映画化したアクション・アドベンチャー大作。タイトルの『アンチャーテッド(Uncharted)』は「地図にない;未知の領域」を意味している。監督は『ゾンビランド』シリーズや『ヴェノム』のルーベン・フライシャー。
16世紀の海洋冒険家フランシス・ドレークの子孫だと亡き両親から教えられていたが,今はNYでしがないバーテンダーをしている青年ネイト(トム・ホランド)。ある日,手先の器用さを見込まれた彼は,トレジャーハンターのサリー(マーク・ウォールバーグ)から50億ドルのマゼランの黄金を一緒に探さないかとスカウトされる。どこか信用できないサリーだったが,消息不明の兄サムを知っていたことから誘いを受け入れ,トレジャーハンターになることを決意する。
最初の手掛かりとなるのは“ゴールドの十字架”。出品されるオークション会場へと向かった2人の前に,冷酷なトレジャーハンター,モンカーダ(アントニオ・バンデラス)が立ちはだかる。争奪戦の末に十字架を盗み出すことに成功したネイトは,スペイン・バルセロナで,サリーのトレジャーハンター仲間クロエ・フレイザー(ソフィア・アリ)と合流するのだったが…。
シーン構成とネイトの見事なボトルさばきに惹きつけられる。そこから始まる物語は『インディ・ジョーンズ』『トゥームレイダー』『ナショナル・トレジャー』など,“トレジャーハントもの”の名作を彷彿とさせる。そしてそのどれよりも,ライトで躍動的。ひと癖もふた癖もあるキャラたちが,騙し・騙され二転三転する先の読めないストーリー展開も面白い。古びた地図や日記,鍵となるゴールドの十字架など,久しぶりにスカッと“冒険心”をくすぐってくれる1本だ。
クタ評:★★★★☆
トム・ホランド作品まとめ
アントニオ・バンデラス作品まとめ
もっと
『アンチャーテッド』
▼お友達ブログ▼