<長崎・熊本・大分>九州横断の旅
-その13-
3日目: 2009年7月4日(土) 天気:
日本100名城スタンプラリーNo.95 岡城(2009/07/04)
島津氏が3万7百名の大軍で3回も攻撃したが落城せず、
豊臣秀吉から感状を3通もらったほど、難攻不落の豊後国『岡城』。
標高は、325メートル。
北に稲葉川、南に白滝川と2本の川を天然の濠としていて、とても自然が豊か。
『日本さくら名所100選』にも選定されています
うぅ~
またもや登山の予感・・・
受付で貸し出してくれる杖は、必須です。
ガイドブックで見た『高石垣』は、実際に見ると圧巻!
ただ美しいだけではありません。なんだか物悲しいのです
『高石垣』の先端まで、歩いていけますよ
ガードは何もありませんから、スリルは満点。
高所恐怖症の人は、ガクガクブルブルでしょう
二ノ丸跡にある滝廉太郎の銅像
明治7(1874)年、
大分県により入札・払下げされて、城郭建造物は全て取り壊されます。
作曲家滝廉太郎は、少年時代を豊後竹田の街で過ごし、
荒れ果てた岡城で遊んだ印象が大変深く、明治34(1901)年に『荒城の月』を発表。
かつて栄華を放ったであろう城の荒れ果てた様子を、憂い嘆いたのでしょうね
入り口近くの売店のスピーカーから『荒城の月』が大音量で流れていて、
なんとも物悲しい気分を醸し出していて、せつなくなります
とにかく広大な敷地内に、石垣がたくさん残っています。
『天下の堅城』と言われた城で、
島津の大軍に囲まれても落ちなかったというのには、納得
本丸跡
家老屋敷跡
岡藩家老の中川覚左衛門の屋敷の跡を、畳の面まで床立ちさせて、
柱・床束の足元・土台・継手・仕口などが、古来の技法によって復元されています。
(スリッパ設置あり・土足厳禁)
入場料を払うと、巻き物になっている縄張り図と登城手形がもらえました。
こういった形式は、初めて
石垣しか残っていないので、この巻き物の案内図がわかりやすくて助かります。
熊本から九州産交バスに乗り『竹田温泉花水月』までは、約2時間30分
途中の車窓からは、阿蘇の山々が見えるので退屈はしません。
時間はかかりましたが、それでもここに来る価値はあります
想像以上に素晴らしく、とにかく歩いているのがホントに楽しかった。
また是非とも、ここへ戻ってきたいと思わせてくれるお城ですよっ
*** 九州横断の旅レポ
***
1・ 機内でのお楽しみ
<番外編> 長崎にやってきました
2・ 佐世保にきたら佐世保バーガーでしょ
3・ 日本100名城 No.90 平戸城
4・ 平戸・聖フランシスコザビエル記念教会
5・ 美しい平戸港と平戸温泉うで湯・あし湯
6・ 平戸大橋を渡って長崎~諫早へ
7・ 日本100名城 No.91 島原城
8・ 島原名物『姫松屋』の具雑煮
9・ 島原のスイーツ!寒ざらし
10・ 普賢岳噴火まんじゅうを買いたかった
11・ 島原の武家屋敷はきれいな町並み
12・ オーシャンアローで熊本へ出発
<番外編> TUBE Live 「We’re Buddy」 in 熊本・崇城大学市民ホール
13・ 日本100名城 No.95 岡城
14・ 大分・岡城会館のタマちゃん
15・ 竹田『丸福食堂』とり天定食
16・ 滝廉太郎ゆかりの豊後竹田
17・ 竹田温泉『花水月』の足湯
18・ 日本100名城 No.94 大分府内城
19・ ゆふいん創作菓子『ぷりんどら』
20・ 九州バス乗り放題『SUNQパス』