<長崎・熊本・大分>九州横断の旅
-その3-
1日目: 2009年7月2日(木) 天気:/
日本100名城スタンプラリー No.90 平戸城
平戸藩が海を外濠にし築城した、山鹿流の縄張りによる日本唯一の平山城。
天守閣はもともとありませんので「模擬天守」ではありますが、
存在感がでて、絵になるので許すとしましょうか・・・。
狸櫓
タヌキ櫓といわれるには、こんな伝説があるそうです。
「あるとき、櫓の床下にタヌキが住みだしました。
しかし、櫓の修理のために床板を全て剥ぎ取ってしまいました。
するとある夜、小姓に化けたタヌキが藩主の寝所にやって来て
一族を櫓に住まわせもらえたらお城をずっとお守りするとお願いしたので、
床を元通りに戻してやりましたとさ。」
これが「狸櫓」と呼ばれる所以だそうですよ~
とにかく景色がすばらしい!
なんといっても、お堀の代わりに3方向が『海』なのですから
北虎口門
石垣と石垣の間にのった『櫓渡り門』様式で、
城内で唯一現存している木造の遺構。
天守からの眺め
これまで数々のお城に登り、
天守閣からの眺めを楽しんできましたが、平戸城からのロケーションは最高
平戸瀬戸が一望です。
天守からの眺め
こちらは平戸港方面の眺め。美しいですね
平戸といえば、小学生でも知っているほど教科書に載っている有名な地。
古くは遣唐使がやってきて、
その後はオランダ商船がやってきて
長崎の出島に移転するまでの約33年間、オランダ貿易港地として栄えました。
平戸港から望む平戸城
かの司馬遼太郎は、『街道をゆく十一巻肥前の諸街道』の中で、
景観の中の城として日本でもっとも美しいのは平戸城だと思う。
と記しています。
わたしは今回、
長崎空港から佐世保を経由して平戸までバスでやってきましたが、
乗り継ぎ時間をいれて、片道約3時間半かかりました・・・ふ~
鉄道を利用されるならば、
最寄り駅のたびら平戸駅は日本最西端の鉄道駅ですので
遠いなりにも、なにか達成感を得られるのではないでしょうか?
とにかく道のりは遠かったのですが、
途中に渡ってきた平戸大橋、平戸港や教会の美しさにはとっても癒されましたよ~
*** 九州横断の旅レポ
***
1・ 機内でのお楽しみ
<番外編> 長崎にやってきました
2・ 佐世保にきたら佐世保バーガーでしょ
3・ 日本100名城 No.90 平戸城
4・ 平戸・聖フランシスコザビエル記念教会
5・ 美しい平戸港と平戸温泉うで湯・あし湯
6・ 平戸大橋を渡って長崎~諫早へ
7・ 日本100名城 No.91 島原城
8・ 島原名物『姫松屋』の具雑煮
9・ 島原のスイーツ!寒ざらし
10・ 普賢岳噴火まんじゅうを買いたかった
11・ 島原の武家屋敷はきれいな町並み
12・ オーシャンアローで熊本へ出発
<番外編> TUBE Live 「We’re Buddy」 in 熊本・崇城大学市民ホール
13・ 日本100名城 No.95 岡城
14・ 大分・岡城会館のタマちゃん
15・ 竹田『丸福食堂』とり天定食
16・ 滝廉太郎ゆかりの豊後竹田
17・ 竹田温泉『花水月』の足湯
18・ 日本100名城 No.94 大分府内城
19・ ゆふいん創作菓子『ぷりんどら』
20・ 九州バス乗り放題『SUNQパス』