[jp] 日本でFacebookがブレイクするために必須と思われる5つのポイント @ TechCrunch JAPAN
最近のSNSって本来のソーシャル・ネットワーキング・システムって枠から大きく外れてきているような気がしていて、どちらかと言うと統合アミューズメントシステムみたいな意味が強くなってきてるんじゃないかなぁ、と言うところがあってそれがあまりのめりこめない理由の一つになっていたりします。
SNSに求めていること
SNSって定義の意味が広く取られるので何がSNSかって言うのがかなり抽象的に見えるんですが、私が個人的に興味を持っているのはまさにそのソーシャルネットワークの部分。
でも、ソーシャルネットワークはSNSを明確に謳うサービスでなくても形成できて、そういう部分ってTwitter始めたりしたらそこで満たされてしまった感があるわけです。
(Twitterも広義の意味もSNSなんでしょうけど)
人と人とがつながる面白さを体感したいのであれば、余剰なサービスや仕組みは要らない。
むしろそれが邪魔になるっている気がするわけです。
これは、その余剰なサービスによって多くの人を獲得しようとしている仕組みに逆行しているんでしょうけど。
また、ビジネス向けのつながりであるほど堅苦しいのは望んでいなく、それでいてmixiの招待制だったころのようなリアルのつながりを通して行うのも何か気疲れしそうなところがあったりします。
なので、知らない人同士でもゆるくつながれるところにTwitterの魅力を感じていたりも。
初めてすぐに「お前は何者だ?何が出来るんだ?どこに住んでるんだ?」的な会話を求められるのも気が滅入りますしね。
最近のSNSって・・・ゲーム会社?
SNSも多くの人を呼び込むことで、そこで生まれるつながりがサービスの継続的利用につながると踏んでいるんでしょうけど、最近のSNSサービスを見てるとゲームなどのアプリに代表されるように、その人を呼び込むための仕掛けに奔走しているような気がしていて、そこに興味をもてない私としてはあまりSNSを利用する気が起きなかったりします。
mixiしかり、GREEしかり、そしてFacebookしかり。
で、最近はSNSもTVCMをバンバン流し始めていてそういうのを見てると、ゲーム会社のようでもあり、魅力的なアトラクションを宣伝するアミューズメントパークのようにも思えてきます。
もちろんこれは個人的な理由なので、そういうところに興味を刺激して自分のプラットフォームに呼び込む戦略は全然間違っていないとは思えます。
ただ、純粋なつながりだけあればいいと思う自分にとって、そういった仕掛けは余剰なものに見えてしまう部分もあったり。
ゲームをしないわけではありませんし、面白いものがあることも理解していますが、それよりは人とのつながりや人づてで入ってくる情報と言うものの方が面白く感じていたりもするほうなので、そういう意味でシンプルなTwitterにはまってるんでしょうけど。
最近のSNSの動向を見ていると、そのサービスを運営する企業自らが何か新しい機能をどんどんと提供すると言うよりは、そのソーシャルネットワークを生かして全体で盛り上げていこうと言う方向が生まれてたりします。
なので、多くの人を呼び込んだ方がその可能性も広がるわけなのですが、キラーコンテンツが無かったらまず人も集まりません。
そこで、ソーシャルネットワークがより機能するための仕組みづくりに各社奔走しているのでしょうけど、そこが本来あったSNSのつながりと言うものを薄めているではないかとも思ったりします。
つながりを求めてSNSを始めているというより、そこで面白いアプリで遊ぶためにしていると言う人も多いのではないかなと。
SNSを提供する企業にとってはどちらでも問題ないのでしょうけど、前者を求めている自分としては、そこにあまり大きな魅力を感じられなくなっていたりもするわけです。
そんなこんなでSNSの中でもターゲットを絞ってビジネス向けのコミュニティを色濃く打ち出すなど細分化が進んでいってたりもするんでしょうけどね。
それはそれで、あっちこっちのサービスを使い分けるのに面倒くささを感じている自分がいたりもするわけですが・・・。
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