Google+が発表されましたね。(招待されてないので使ってないですけど)
こういう、新しいソーシャルネットワークのプラットフォームが発表されるたびに話題がそっちに持っていかれたりもするんですが、個人的にはあまり飛びつかないタイプの人です。
ミーハーなところもあるんで、とりあえず使ってみたいって思いはあったりしますが。
で、個人的にはそういった新しいSNSのプラットフォームに乗り換えたくない理由を考えてみると、自分はコミュニティを築くのが下手くそな人間だからというのがあったりします。
新しいプラットフォームと新しいコミュニティ
当然、新しいプラットフォームが出てきたらその中でのつながりが求められるわけです。
SNSなら当然つながってなんぼってのがありますし。
ただ、自分はリアルでの知り合いとネット上のサービスでつながっているということが少ない人間です。
ネット上だけの付き合いに比べたら、その中でリアルの知り合いというのは1%にも満たなかったりします。
こうなってくると、例え仲良くしてもらっているネット上での付き合いの人から新しいプラットフォームへ招待されたとしても、それ以外の人と付き合うケースが減ることになるわけです。
Google WAVEが出たときも運良く早めに招待してもらいましたが、うまくコミュニティを作ることができませんでした。
どちらかというと、先に書いたようにGoogleが新しく打ち出したプラットフォームってどんなだろう?という興味の方が先行して飛びついたような感じです。
新しいプラットフォームへ移行することで新しいつながりも出てくるでしょうが、既にあるつながりの場を捨ててまで新しいプラットフォームで再びコミュニティを築いていこうとするほどのメリットがあまり考えられません。
コミュニケーション取るだけならTwitterでもいいじゃんとか思ったりもします。
ネット上でコミュニティを築くのがうまい人であれば、新しいプラットフォームに乗り換えてもうまくやっていけるんでしょうけど、私のように下手くそな人は、そこでコミュニティを築き上げるエネルギーを上回るほどのメリットがどうにも見えてこなかったり。
もちろん、みんな乗り換えましたという事態になればそっちに移るかもしれませんけど。
どちらかというと、SNS間をうまく横串でコミュニケーション取れるようなサービスの方がありがたかったりします。
もちろんそうなると、プラットフォームを移る理由も薄れたりもしますけどね。
新しいプラットフォームでのつながりやすさ
私のようにネット上でコミュニティを築くのが苦手という人は結構多い気がします。
Twitterでフォローしている人は知り合いだけって人は結構まれだったりもしますし。
(著名人になるほどそういう傾向がありますけど)
ネット上で成功している人って、コミュニティを築くのがうまい人だったりもするんですが、みんながみんなそうではないですよね。
つながりを持つことが簡単といっても、そんなに気を使わないといけないこと?ってぐらい億劫になっている人もいたりします。
Twitterのゆるいつながりは、そういったものを解消してくれたりしますけど、最近のSNSでは実名を明かすとか、やたらと詳しいプロフィールを入れる事を求められたりするものがあったりもします。
それによって、個と個を強く結びつけることで生まれる高いコミュニケーションというものもあると思いますが、全ての人がそれを望んでるわけでもないとも思うわけです。
Googleのようにネット上でのパーソナライズ化を進めようとしているのって、まさにその辺で自分が求めているものと逆行している感じはしたりしますけど。
(技術的なところは共感するんですが、その隅々まで整理しているところは気持ち悪さが出てきたり)
インターネットによって互いに結びつくことが容易になり、知らない人とでもコミュニケーションが気軽にとれるって世界が出来たのに、そこでのつながりまでリアルのように挨拶とか名刺交換ばりに個人を名乗りあわなくてはならないというのは、その気軽さが薄れてしまう部分もあります。
新しいプラットフォームに移ると、そのコミュニティを築くのだけでも敷居が高いのに、さらに妙なルールに縛られえると余計に面倒に思えてきたりもします。
そのためにプラットフォームの敷居を下げれば人は集まるかもしれませんが、集まったら集まったで生じる問題も多々あるわけで、それを統制するルールが出来て面倒になったりと、この辺はSNSの宿命なのかもしれませんが。
結局、そのプラットフォーム上で求めているのは斬新な機能性でも、洗練されたUIでもなくそのコミュニティの築きやすさな気がしています。
それを補うものとして機能があるというのはもちろんなんですけど、機能をウリに出されてもその先のつながりというものが機能からは到底想像が出来なかったりもします。
新しいユーザー体験といわれても、それを使う相手がいなかったり。
その機能をうまく利用できるのは、そこで十分なコミュニティを築くことが出来ている人だけなのかなと思ったりするわけです。
まとめ
Twitterのおすすめユーザーのように、プラットフォーム側としてもそのつながりをサポートする機能は提供されだしています。
つながってなんぼと書いたように、その機能の面白みにたどり着くためには、ある程度のコミュニケーションがそこで取ることで体験してもらわないとしょうがないでしょうし。
ただ、あまりにもつながりを薦めてきたりすると気持ち悪さも出てきたりするので、そのさじ加減って難しいもんなんでしょうね。
とまぁ、少しネガティブな要素で書いてみましたが、下手くそと書いたようにコミュニティを築くのは自分が苦手な部分でもありますので、その辺は今後改善していきたいなとは思っていたりもします。
ネット上でのつながりが決してうすぺらなものだけでなく、そこで強いつながりを持てればどんなプラットフォームに移ろうとも関係を保てたりはしますしね。
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