- Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)/津田 大介
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Twitterの歴史と果たしてきた役割、これからの使われ方とそれを取り巻くメディアや個人のあり方のようなものが解説されていて面白かったです。
前半では、氏自身のTwitterの使い方(もちろんtsudaる技術も)やはじめた経緯が、後半ではTwitterがどのように使われ社会にインパクトを与えてきたものかなどがまとめられています。
Twitterのヘビーユーザーであれば、そのニュースや話題は知ってるよというものも多いかもしれませんが、まとめて読み直すにはちょうどいいものでした。
Twitterの話題は私も感じたことをこのブログでまとめて(テーマ: Twitter )みたりしていますけど、その良さって使ってみないとなかなかわからなかったりします。
というのも、コミュニケーションって何なの?コミュニケーションの大切さってどういうところ?って質問されてもぱっと答えがでないのと同じで、Twitterはそのコミュニケーションの核心にあるところ補ってくれているツールであるからのように思います。
Twitterはそのシステムが凄いというよりは、そのシステムを使った上でできることが凄いんだと思うんですよね。
(もちろんこれだけのスケールでまともに動くシステムっていうのも凄いんですけど)
なかなか本だけではTwitterのよさや凄さって伝わらなかったりするように思えるんですが、一度使ってみてその上でこういった本を読めば腑に落ちるところや新たな気づきというのもたくさん得られると感じます。
目次
第1章 ツイッターとは何か? 1 ツイッターで今、何が起きているのか? 2 ツイッターとは何か? 第2章 筆者のツイッター活用術 1 筆者のツイッター個人史 2 「tsudaる」技術 第3章 社会に広がるツイッター・インパクト 1 ツイッターとジャーナリズム 2 ツイッターと政治 3 ツイッターとビジネス スペシャル対談 勝間和代 × 津田大介 つぶやく力 - ツイッターの可能性を探る