2013年3月3日(土)、Jリーグ が開幕。
今年はJリーグがプロリーグとして開幕してから20周年です。
20年といえば、「失われた20年」 ともいわれ、バブル崩壊後20年。
家電業界で見ても、大型店の台頭後、およそ20年。
この20年で成功した数少ない業界の中でも、日本のサッカー界は堂々と数えられるのではないでしょうか。
国際試合では特に視聴率が高く、注目度も高いサッカー。
(画像はイメージです)
「日本のサッカーはなぜ強くなったのか」とネットで検索すると、二宮清純氏のコラムにヒットしました。
小さな文字でしたが、一気に読んでしまうほど、興味深いお話でした。
二宮清純氏のコラム によれば、その理由は、ひとえに、Jリーグの成功、ひいては、川淵三郎(当時チェアマン・現キャプテン)の功績に尽きると。
川淵氏の強固なリーダーシップが筆頭要因であると。
20年前、川淵氏がサッカーのプロ化構想を提言するも、抵抗勢力らの「時期尚早」などの反対に遭ったが、
「時期尚早という者は100年待っても時期尚早というんだ!」と一喝し…
その後のJリーグの成功と日本サッカーの活躍ぶりは誰もが知るところです。
(コラム、興味深いのでぜひ一読ください。二宮清純氏の提言は、いつも頷かされます。)
川淵氏のプロ化構想といえば、
企業の論理を廃し、地域に根ざした云々カンヌン…という理念を語っていたのをなんとなく覚えています。
「チーム名は、読売ヴェルディに決まっている」といった企業側の意見を跳ね除け、頑なに「川崎ヴェルディ(当時)」で通すことで、押し問答があったことも思い出しました(ヴェルディとのやり取りだったかは定かではありませんが)。
そこが大事なんですね。
二宮氏のコラムにもありましたが、
なんのためのサッカーで、なんのためのプロ化か。
ここ最近の日本サッカーは目覚しい活躍ぶりです。
(画像はイメージです)
「地域に根ざしたスポーツクラブができることで、人々がともにスポーツに親しみ、世代を超えた交流を広げ、豊かな人生を過ごしていけるもの」と考える理念。
Jリーグでは、「Jリーグ百年構想~スポーツで、もっと幸せな国へ~」をスローガンに掲げている(二宮氏のコラムより)
確かに企業が宣伝のために利用する、企業の論理は一言も表現されていません。
舞台はサッカーだが、サッカーを通して、人間形成し、それがひいてはサッカーの実力アップにもなるのだと。
サッカーの人気が出れば、図らずも企業の宣伝効果が上がるという具合。
そのスローガンを参考にすれば、
なんのためのMDKか?
という疑問に行き着きます。
それを追求するのが、MDKであり、トータル家電ライフの啓蒙であり、金沢青年部の使命です。
サッカーに続けMDK。
日本サッカー界が繁栄した20年に反比例するかのように、大型店の台頭に押されに押されたMDK。
今こそ逆襲のとき。