『コントロールを手放し、気持ちを選択する』

「いや～、思い通りにいかないなー」

「なんであの人、こうしてくれないんだろう」

など、自分の想定通りに事が運ばなかったり、自分の思い通りに人が動いてくれないなんてこと、日常茶飯事ですよね。(´д｀lll)

自分の思い通りに行かないと、さらに「なんとかしよう」として色々やってみる。

でも、一向に自分が望んでいる方向に進んでいかない。

だから、さらになんとかしようとして頑張る。

でも、やっぱりうまくいかない。。。

そう、この状態だとさらに上手くいかなくなる状況を引き寄せてしまうんです。(Ｔ▽Ｔ;)

なぜなら、すべての行動の前提が恐れや不安なので、そのような状況を引き寄せながら、それをなんとか行動でカバーしようとしている状態ですから。。。

そして、実はそのような行為が、いわゆる「葛藤」の原因なんです。

以前にこちらの記事でも書かせていただきましたが、人は誰でも周りの状況や相手を「自分が有利になるように、自分に良いことが起こるように」と働きかけコントロールしようとします。

ですが、実際はなかなかコントロールできません。

だから葛藤するんです。

なので、相手をコントロールしよう、とする行為自体がそもそも非効率。(^_^;)

もちろん納得して行動してくれればいいですが、納得の振りする場合もありますし、相手は納得したつもりでも実は全く分かっていない、なんてことも良くあるでしょ？

なので、一番の得策は、「あ、ダメだコントロールできない」と思ったらさっさと手放すことです。

さっさと手放して、あなたが今コントロールできることにフォーカスするんです。

特に、本当のあなたが欲しい気持ちの状態を選択することです。

もっと言えば、本当に欲しい体の状態（顔の表情、体の感覚など）を選択するということです。

あなたが最終的に欲しいのは感情的満足であり、感情的満足＝体の感覚だからです。

人はいつも自分の外側をコントロールしようとして葛藤しますが、フォーカスを内側に向けて気持ちのコントロールに徹すれば葛藤なんてしなくなります。

「でも、感情なんてそもそもコントロールできないでしょ？」＼(*｀∧´)／

いや、実はコントロールできるし、あなたもコントロールしてるんです。

例えば、あなたがパートナーと大ゲンカしている最中に大事なお客様から電話が入ったとします。

その時、あなたは怒った状態で電話に出ますかね？

「え！！！何っ？？？」(｀ヘ´#)

なんて感じで出ないでしょ？

出る瞬間に声色を整えて、何もなかったようにして電話に出るはずです。

これなどがまさに感情（気持ち）はコントロールできるという証拠です。

つまり、あなたはいつどんな時でも、自分がどんな気持ちの状態でいたいかを選択できるんです。

ただ、そうは言っても、どうしても抑えきれない怒りや悲しみ、不安なども当然ありますよね。

それは逆を言えば、思いっきりその感情を味わいたいという証拠です。

なので、そういう場合は、その感情を抑え込まずに一度思いっきり出してしまう。

その怒りや悲しみを誰かにぶつける必要はありません。

ただ一人になれる場所に行って、思いっきり、「あー、もーいいや」と感じるまでその感情を出し切る。

ためしに一分間思いっきり大声で怒りまくってみてください。

おりゃー！！、てめー！！、クソ野郎ー！！、ぼけー！！、死ねー！！

などなんでも構いません。

一分間、思いっきり怒りまくるって結構大変ですよ。(^▽^;)

つまり、そんなにずーっと怒っていられないんです。

であれば、いっそのこと一気に怒りのエネルギーを放出してしまえばいい。

それだけでスッキリするんです。

怒りのエネルギーがあるのに下手に抑え込もうとすると、結局その怒りはずっと残ってくすぶってしまう。

その方がずっと引きずっている状態なのでかえって良くないんです。

感情エネルギーを溜め込まずに年がら年中放出しているのが子供です。

だから、怒ったと思ったらもう笑っている、なんてことが多いんです。

大人は「いつでも、どこでも、怒って、泣いて」なんてわけにはいきませんが、感情もエネルギーですから抑えすぎはやっぱり良くない。

エネルギーは溜まっていけばいずれ爆発しますからね。

いずれにしても、コントロールできない外側に意識を向け怒りや悲しみなどの感情を溜め込むよりは、あなたが今ここで選択したい気持ち（体の状態）にフォーカスする。

それでも、その感情を発散したいのならば、思い切って発散してしまう。

そうすれば前に進みだしますよ。(・∀・)

感情の便秘も解消が必要ということですね。(*^.^*)

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