坂東三十三カ所観音霊場、第32番札所の音羽山清水寺にお参りした際、境内で見つけました。

 

 

 

 

科名と属名:アジサイ科ウツギ属
学名:Deutzia scabra Thunb.

和名:マルバウツギ(丸葉空木)

別名:ツクシウツギ(筑紫空木)
分類:落葉広葉樹 低木
樹高:1~2m
開花期:5月~7月

 

 

北海道、本州、四国、九州に分布するアジサイ科の落葉低木。日当たりの良い山野の林縁、雑木林、崖などに自生しています。

 

ウツギに比べると葉に丸みがあることから「マルバウツギ」と名付けられています。日本の山野で最も普通に見られるウツギの一種で、丈夫な性質のため、垣根や防風林として利用されていることがあります。

 

花が美しく、観賞用としても育てられています。

坂東三十三カ所観音霊場、第32番札所の音羽山清水寺にお参りした際、最寄り駅の長者町駅から徒歩50分の道中で見つけました。

 

 

 

 

 

科名と属名:アカバナ科マツヨイグサ属
学名:Oenothera rosea

英名:rose evening primrose

和名:ユウゲショウ(夕化粧)

別名:アカバナユウゲショウ
分類:多年草
草丈:20~50cm
開花期:5月~10月

原産地:南米~北米南部

 

 

南米から北米南部の原産ですが、現在は帰化植物として世界の温暖な地域に広く分布しています。日本では、明治時代に観賞用として移入されたものが関東地方以西に野生化しており、道端や草地でよく見られます。

 

マツヨイグサ属の花はすべてが南北アメリカが原産で、現在、そのうちの14種類が日本に帰化しています。これらは生態や特徴がよく似ていて、咲かせる花の色によって区別しています。白または薄ピンク系統は「ツキミソウ」、黄花系統は「マツヨイグサ」、赤花系統は「ユウゲショウ」と称されています。

 

花が夕方に開花するため「夕方、化粧したように咲く花」ということで、この名前が付けられています。けれど、実際には昼間から咲いている個体がほとんどで、夕方になるとしぼんでしまうものさえあります。

坂東三十三カ所観音霊場、第32番札所の音羽山清水寺(京都ではなく、千葉県いすみ市)にお参りした際、最寄り駅の長者町駅から徒歩50分の道中で見つけました。

 

 

 

 

科名と属名:キク科ハハコグサ属
学名:Pseudognaphalium affine

英名:Jersey cudweed

和名:ハハコグサ(母子草)
分類:越年草(二年草)
草丈:15~40cm
開花期:4月~6月

 

 

中国からインドシナ、マレーシア、インド、平地から低山に分布します。日本では北海道から九州にかけて全国に見られます。古代中国または、朝鮮半島から帰化したと言われています。

 

日当たりのよい野原、道端や畑、住宅地、田んぼなどでよく見られます。

 

春の七草の御形(ごぎょう)で、茎葉の若いものを食用にします。七草がゆに入れたり、餅に混ぜて草餅にしたりします。現在の草餅はヨモギが使われていますが、草餅にヨモギが使われるようになったのは、平安時代、江戸初期、明治時代など諸説あります。

 

薬草として、咳止めや去痰にも利用されています。花期の地上部の茎葉には、フラボノイドの一種であるルテオリン・モノグルコシド、フィトステロール、硝酸カリ、カリウム塩などが含まれています。

美味しい焼き肉を食べたい...ということになり、思い切って叙々苑に行ってきました。

 

まずはサラダ。

ドレッシングのゴマ油の香りがよくて美味しかったです。

 

キムチの盛合せ

白菜キムチ、カクテキ、オイキムチ、セロリキムチ。ちょっと甘め。

 

上タン厚切塩焼き

1皿に4枚。しっかりと厚みがあって弾力のあるタンでした。

 

ハラミ焼

 

上ロース焼

 

厳選三点盛(特選サーロイン焼、上カルビ焼、上ヒレ焼)

 

カルビ麺

 

サービスのアイスクリーム(ハート形のひと口サイズ)

 

お口直しのタブレット

 

 

美味しい肉をたっぷりと堪能。煩くなく、それでありながら、痒いところに手が届くようなサービスも心地よかったです。

 

まぁ、お値段はそれなりに...ですが、その分の満足感は得られましたので、文句はありません。たまには、こんな贅沢もしたいものです。もっとずっと安く、それでも相当に美味しい焼き肉をいただくこともできるわけですが、それでも、その対価を支払う価値を感じさせてくれます。

 

 

 

公式サイト

叙々苑 | 良質吟味、おいしさが最良のサービス (jojoen.co.jp)

坂東三十三箇所。第32番札所。

 

2020年9月に第31番札所の笠森寺にお参りして、コロナ騒ぎなどもあって、しばらくご無沙汰してしまっていたのですが、先日、約3年8カ月振りに坂東三十三箇所の札所巡りを再開しました。

 

第32番札所の音羽山清水寺です。かの有名な京都のお寺ではなく、千葉県いすみ市のお寺です。最寄りの長者町駅から3.6kmの距離を歩きました。

 

 

駅のところにタクシー乗り場はあるのですが、日曜日と祝日はタクシーはお休みだそうです。

 

スマホでルート検索し、教えられたとおりに歩きました。

少し暑かったですが、天気も良く、田植えが終わった田んぼの間を歩くのは気持ち良かったです。

 

駅から50分弱でお寺の入口に着きました。

 

お寺への道は、登り坂になります。少々、息が切れましたが、5分程度で山門に到着しました。

 

 

石段を登り、四天門を潜ると

 

 

四天門を潜ると右手に手水鉢に沢山の花。

 

手水舎の奥に観音堂があります。

 

観音堂の向かい側には、百観音、焔魔、赤穂四十七士が奉られています。

 

更に石段を登ると本堂があります。

 

 

上部の彫刻が見事です。

 

 

 

本堂の近くには芭蕉の句碑があります。

 

山門を入ったところにあるお寺カフェ「千尋亭」でブルーベリーミルクをいただきました。

とても温かみのある丁寧な応対をしてくださって、気持ちの良いひと時を過ごせました。

 

もちろん、御朱印もいただきました。

2024年(令和6年)5月4日拝受


音羽山(おとわさん) 清水寺(きよみずでら)[清水観音]

宗旨:天台宗
本尊:十一面観世音菩薩
所在地:千葉県いすみ市岬町鴨根1270

拝観時間:8:00~17:00

 

筑波山で見た花、第五弾。

 

登山道周辺で所々に咲いていました。

 

 

 

 

科名と属名:スミレ科スミレ属
学名:Viola mandshurica

和名:スミレ(菫)
分類:多年草
草丈:10cm程度
開花期:4月~5月頃

 

 

一般的には、「スミレ」は、スミレ科スミレ属の植物の総称ですが、狭義には、学名が「Viola mandshurica」となっている種の和名です。

 

北海道から沖縄まで、日本全国に広く分布しており、日当たりのよい土手や野原、道路や山道沿いなどに自生します。都会ではコンクリートのひび割れ等からも顔を出していることがあります。

 

葉よりも高く伸び出た花柄の先に、濃い紫色の花が1輪咲きます。花は蝶のような形となり、ラッパのような形の花を横向きかやや斜め下向きにつけます。5個の花弁のうち上の花弁2枚を上弁、両側の2個を側弁、下の1個を唇弁または下弁といいます。唇弁の基部はふくらんで後ろに突き出ています。大きい花弁の奥が隆起したものを距(きょ)といい、その中に花蜜を貯めています。

 

花茎は根際から出て、やや立ち上がり、てっぺんで下を向いて花のラッパの管の中程に上側から付きます。

筑波山で見た花、第四弾。

 

 

 

 

 

科名と属名:ガマズミ科ニワトコ属
学名:Sambucus racemosa

英名:Japanese red elder

和名:ニワトコ
分類:落葉広葉樹 低木~小高木
樹高:2~6m

開花期:3月~5月頃

別名:セッコツボク(接骨木)

 

 

暖地の丘陵、山麓、谷間、原野や山野の林縁などに見られます。湿気があって日当たりのよい所に多く生育しています。昔から庭木として栽培もされています。

 

下部からよく分枝し、枝は弧形を描きます。枝は太めで毛はなく、樹皮は褐灰色で皮目があります。若い枝は緑色から灰褐色で、生長とともに厚いコルク質層が発達し、縦にひび割れが生じます。また、枝に太くて白い髄があります。

 

幹の古い樹皮は黒褐色で厚いコルク質があり、目の粗い深いひび割れが入ります。

 

早春に花序と葉が同時に芽吹きます。


葉は対生し、奇数羽状複葉で長さが8~30cm、花のつかない枝の葉は長さ8cmの葉柄を含めて45cmほどになります。小葉は長さ5~12 cm、幅1~3.5cmで、先の尖った長楕円形から広楕円形です。基部は円形か円いくさび形になり、短い小葉柄があり、縁には細鋸歯があります。花のつく枝の小葉は2~3対、つかない枝の小葉は3~6対となります。

若葉が開くとすぐに、今年枝の先端に長さ幅ともに3~10cmの円錐花序を出し、淡黄白色で、直径4~5mm小さな花を多数つけます。

果期は6~7月。果実は長さ3~5mmの球卵形の核果となり、梅雨の頃に赤色から暗赤色に熟します。

 

若葉は食用になり、その葉と若い茎は利尿剤に用られ、幹を細工物にするなど、用途が多く、昔から庭の周辺にもよく植えられました。魔除けとして利用されることも多く、日本でも小正月の飾りなどで使われています。樹皮や木部を入浴剤にしたり、黒焼にした花や煎じた全草を飲む風習が日本や世界各地にあります。

お母しゃんとお兄しゃんがリビングにいるから、つきあってあげてるの。

 

 

 

ちょっと疲れたし、眠いけど、もうちょっとつきあってあげないとね。ぢゃないと、お母しゃん、さみしくなっちゃうから...。

 

 

 

 

 

 

筑波山で見た花、第三弾。

 

群れになって咲いている小さな白い花が可愛らしかったです。この時期、多くの丘陵地帯や山麓で見られる花で、筑波山でもあちこちで見かけました。

 

 

 

 

 

科名と属名:キンポウゲカ科イチリンソウ属
学名:Anemone flaccida

英名:wind flower

和名:ニリンソウ(二輪草)
分類:多年草
草丈:15~25cm
開花期:3月~5月頃

別名:フクベラなど

 

 

春に丘陵地帯や山麓で見ることが多い、春を代表する山野草のひとつです。主に山地の林床などに群生します。

 

春の若葉は山菜に利用されます。

 

初夏に入るまでに、出芽、葉の展開、開花、結実と進み、地上部は枯れてなくなり、休眠状態に入ります。そして、秋には翌年の芽の形成を始めます。春先の短い間だけ姿を現し、花を咲かせた後に地上部から見えなくなり、スプリング・エフェメラルとも言われます。

 

多くは1本の茎から花が2輪ずつ咲くため、同じ属で一輪の花をつけるイチリンソウに対し、「二輪草」の名が付けられました。ただ、常に2輪の花をつけるとは限らず、1~4輪の花をつけることがあるようです。また、2輪の花をつけるといっても、同時に咲くのではなく、7日ほどの間隔をおいて開花します。1番めに咲いた花が見頃の状態のとき、第2、第3の花はまだ咲き始めだったり、ツボミの状態であることも少なくありません。

筑波山で見た花、第二弾。

 

 

最初、マムシグサかと思ったのですが、どうやら「ミミガタテンナンショウ」のようです。調べていて、「素人には判別が難しい」と書いてあるサイトもあったりして、自信ないのですが...。

 

 

科名と属名:サトイモ科テンナンショウ属
学名:Arisaema limbatum

和名:ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)
分類:多年草
草丈:20~70cm
開花期:4月~5月頃

 

筒状の花びらのように見える仏炎包(ぶつえんほう:芽や蕾を包む葉が変化したもの)のふちが耳たぶのように張り出していることが和名の由来。(上の写真を見ると、仏炎苞の左右の下部が下に折り返されたようになっています。これが、「耳たぶのような」と言われる部分だろうと思うのですが...。)

 

「天南星」は夜空に広がる星のことを表す中国の言葉で、葉の広がる様子を例えたものです。

 

低い山の落葉樹林の下やその周辺に生えています。

 

よく似ているマムシグサも、テンナンショウの仲間です。

 

仏炎苞は、黒紫色、紫褐色または黄褐色で白い縦条が目立ち、葉を広げる前から伸び始めます。

 

葉は楕円形で、ふちには不規則な鋸歯があります。7~11枚の小葉がひと組になったものが2つついています。

 

葉の柄は花の時期は短いですが、花が終わると伸びます。

 

同じ個体で雄株から雌株へと転換します。