飼えなくなってしまったら・・・
飼えなくなったから保健所に連れて行けば、もらい手を探してくれると勘違いされている方は、いまだに少なくないようです。
それは、間違った知識です。
非常に多くの保健所・愛護センターでは、飼い主の持ち込みは迷子収容犬より先に殺処分対象になります。
シェルティを飼えなくなってしまったら、保健所や愛護センターに持ち込む前に、ご連絡ください。
事情をお伺いした上で、そのシェルティにとっての最善の方法をお探しします。
*犬を家族に迎えたら、本来は、引っ越す場合は必ずペット可物件を探すのが当然です。
探さないで犬を捨てるのは、飼い主の身勝手です。
ですから、飼い主さんにとって最善の方法は探しません。
あくまでもシェルティにとって最善の方法を探します。
*飼っていた親御さんが亡くなって、相続人である子供が保健所・愛護センターに持ち込もうとするケースもあります。
この場合、相続人に飼われたところで安全が確保できる可能性は低く、犬が幸福でいられる可能性はさらに低いものと考えます。
親の遺したシェルティは飼えないということでしたら、ご連絡いただければ、私共で新しい飼い主さん探しをいたします。
*家族がアレルギーになったから飼えなくなった・・・事情はわかりますが、それで保健所へ持ち込むのは最悪レベルの行いと考えます。
アレルギーには確かに命にかかわるものがありますが、まず犬をペットホテルなりどこかに預けてから、犬のために新しい家族を探せば良いだけの話しです。ホテルに預けるなどすれば、それはお金はかかります。費用を惜しんで保健所や愛護センターに頼んで、今まで一緒に暮らしてきた犬を殺すのでしょうか。
条件の良い若い犬でも、信頼に足る新しい飼い主さんと出会うのには1ヶ月くらいはかかるものです。その間にかかる費用くらいは、最後にかけてあげて下さい。
新しい飼い主探しの方法につきましては、ご相談いただければ、お力になりたいと存じます。
ご支援金について
ご支援をお願いするにあたりまして、少々ご説明をさせていただきたいと思います。
健康なシェルティを1頭保護し譲渡するまでに、おおむね以下の費用がかかります。
*不妊去勢手術の費用。入院費や薬代を含みます。
*ワクチン・マイクロチップの費用
*トリミングの必要な場合はその費用
*遠方からのレスキューの場合はその輸送費用
このうち、輸送費用以外の部分は原則的に新しいご家族にお願いすることになります。従いまして皆様からの援助金の一部分は、レスキューの口座に戻ってくることになります。
そのため、健康なシェルティを保護する分には、以上のような費用以外がかかることはありません。
問題は健康でなかったとき・・・手術が必要な場合、あるいは極端に遠い場所から輸送を伴うレスキューする時です。
この場合は、その子その子のお顔を皆様にお見せして、しっかりと預かり報告をしながら、その子に対して別の援助をお願いいたします。
顔の見えない相手に対して援助をするということには、自分がその立場であれば疑問に思うからです。
また、オフ会などのイベントで、救助した子の姿を見ていただき、一緒に楽しんでイベントに参加していただきつつ、お小遣い程度のチャリティ募金をお願いすることもあります。
いずれの場合もできるだけ一方的でなく・・・とはいえ、できるお返しは「笑顔」だけですが・・・お返しをしつつ、双方向のやりとりとしてのご支援をお願いしたいと考えています。
救助された状況は確かに悲しい状況ですが、目的は笑顔に変えることです。
ご支援によって笑顔の輪に加わっていただけるなら、大変嬉しいことと思っています。
経済的ご支援以外にも、笑顔の輪に加わっていただける方法はあります。
どうぞお問い合わせ下さい。
悪質ブリーダー、ペットショップの通報
このブログのコメントは承認制になっています。
悪質なブリーダーやペットショップを見かけたら、この記事の下にコメントをお願いします。
住所・電話番号を入れても、管理人が確認するまでは公開されませんので、詳細を書き込まれても構いません。
シェルティ・レスキューでは悪質なブリーダーとショップの情報を集めて追放あるいは囲い込み、状況によっては法的手段を用いても、これを駆逐するべく動いてまいります。
迷子のシェルティを保護された場合
迷子のシェルティを保護された場合についてお知らせします。
2010年現在、迷子犬が保健所や動物愛護センターに収容された場合、その命は殺処分までの「期限付きの命」になってしまいます。
その期限は短いところで数日、長くても1~2ヶ月がほとんどです。
あまりにも短い収容期間のため、飼い主さんが探し当てたときには、もう処分済みというケースもいまだにあるようです。
万一、シェルティを保護されたら、可能であればお手元にお預かりいただけませんでしょうか。
この場合、保健所と警察への届出だけは必ずしていただいて、お預かりいただく形になります。
事情があって預かることができない場合、恐縮ですが当方宛ご連絡下さい。
預かり家庭の確保に全力を尽くします。
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
シェルティ単犬種のレスキューについて
単犬種のみのレスキューについて、お話すべきことがたくさんあります。
現在の日本では、単犬種のレスキュー団体が、確認できるだけで17団体あります。
どの団体も、その犬種を愛して止まない人たちの集まりです。
その犬種を愛しているから、その犬種の性格や特徴について、ほとんどの場合は自分の愛犬を通して知ろうとし、勉強をしようとする人ばかりです。
性格について、体型について、病気について等等、犬種ごとに見られる傾向を、単犬種愛好家は大なり小なり理解しています。
こうした基礎的な知識と経験を生かしながら犬を保護できるのがブリードレスキューの強みです。
ブリードレスキューのことを、一部のチョット意地悪な動物愛護関係の方が「ブランドレスキュー」と呼ぶことがありますが、それは違います。
犬種はブランドではありません。成立した背景には文化どころか歴史的遺産になりつつあるものすらあります。ブリードレスキューは良心ある、きちんと勉強している真面目なブリーダーとともに、このような文化を守っていく存在です。
ですから、真面目なブリーダーの足をひっぱる悪質なショップやブリーダーの存在を許すことはできません。彼らが商品として廃棄しようとした命を救い上げ、もともと正しい繁殖に向かない家庭犬として、温かく安らかな一生を終えさせることも使命です。
純血種以外の犬は助けないのか、倫理的に偏っているのではないかと考える方もいるかも知れません。
余裕があり、その犬を扱える自信があれば、どんな犬種でもMIX犬でも救護は可能でしょう。
動物愛護団体も増えてきているようですが、一方で崩壊寸前とされるほど多くの救護犬を抱えてしまった愛護団体もあります。こうした団体については行政も懸念しており、「かわいそうだからと多くの犬を抱えすぎないように」との指導もまた増えてきています。
犬を抱えすぎて共倒れにならないために、なんらかの形で線引きをしないといけないとしたら、単犬種であることも線引きのひとつになります。
そして、なによりも、シェルティレスキューのメンバーは、現在または過去にシェルティと暮らし、シェルティを心から愛している人ばかりです。
まるで自分の愛犬の面影を見るような、もとをたどれば同じ血を引く犬が、明日をも知れぬ命の終わりに震えていることを放っておけない。
そんな気持ちだけが動機でも、活動を行うためには十分だと考えています。
シェルティレスキュー代表ボランティア
mikalovesally
チェッカーさん用
シェルティレスキューメンバー
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・すーさん ミニチュアシェルティいっぽとすーさん日記
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