魔法


この言葉を言ったら 子どものぐずりが ぴたっとおさまる、とか
この ツボを押したら 夜鳴きをしなくなる、みたいな。
即効性を求めてしまう親の性…

私の主宰する子育てコーチングの講座では いろいろと コミュニケーションに関する 提案をします。
「こんな風に お話を聞くと、信頼関係が生まれますよ。」
「こんな風に お話をすると、子どもの心が 開きますよ。」
などなど。
でも、残念ながら それは 一瞬で 現状を変える 魔法のスイッチではないんですね。
「定期貯金」みたいなものかな~と 思います。
子どもが 自立したときが満期。
その間にも ちゃんと 利子がついていくのを見て、あ~、やってて よかった、みたいな。
たまにね、学んだ通りに声をかけてみたけど 何にも 変化がなかった、っていう話を聞きます。
話をよく聞くと、子どもが 自分の期待通りに 動かなかった、ということみたいです。
変化って いうと、
泣く → 泣き止む
ぐずる → 素直になる
みたいな ことばかりに 目を向けてしまいがちです。
親の都合の良いように 変わったかどうか、が 基準となっていますね。
もし、子どもに 効果的な声けをして まったく 反応がないとしたら、
言葉が 耳に入っていない ということです。
そのときは、親自身が 声のかけ方を 工夫する必要があります。
でも、よーく 観察すると、たいていは 反応があるんですよ。
泣き方が 変わったり、足を ちょっと動かしたり、表情が 一瞬変わったり、目が泳いだり、
動きが止まったり、体が すごく 固くなっていたり。
何かが 心に 伝わった瞬間ですね。
また、言葉では 拒否していても 心も拒否しているとは 限りません。
たとえば、
「うるせ~!」
という返事が 返ってきたとしても、落ち込まないで。
こっそりと、あなたの言葉が 子どもの心の奥に 大切にしまわれているかも しれませんよ

コミュニケーションは、相手をコントロールするためのものでは ありません。
自分の心を 伝えるもの。
もし、相手を 思うように動かそうとして 言葉を発しているとしたら、
子どもが 大きくなれば なるほど、見抜かれてますよ。
それは、反発か依存を 招くだけです。
★あなたにとって、コミュニケーションって なんですか?
自分を知りたい、コミュニケーションを学びたい方は こちら

場所:茨城県 ひたちなか市(4月中旬~)
お子さんが小さい方は、ぜひ 土曜日コースを利用してくださいませ~♪


参考記事







<講座内容>










(いずれも10時~12時)



連絡先 wakuda.mika@gmail.com
件名 ハートストリングス申し込み
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