整体をはじめた私 その9 | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

●整体をはじめた私 その9


私が整体を始めるまでに、参考になった治療院、整体院を紹介します。


特に印象に残っているところは、今のベースになっています。

やっぱり自分でいいなぁ、と思ったことをやっているものですね。


もし、興味がありましたら読んでください。


シリーズで書いています。

その1を読んでいない方はこちらからご覧になれます。




経絡指圧の先生のこと

リラクゼーションのお店は自分に合っていないと判断した私は、指圧のお店で働き始めます。


大きな体の院長でした。指圧の先生で「経絡指圧」と言っていました。


体に沢山あるツボに沿って押すだけではなく、きちんと理論的に治療をする人でした。


ここに圧痛があるのなら、胃潰瘍ではないか?とか体を探りながら治療していきます。


中国の推拿という治療法に興味があった私は、ツボという共通点があったので、毎日この先生に経絡指圧を教わります。



整体の勉強も続けていました

整体は修行中。稼ぎは体の勉強をしながら。というプランでした。

なんでも吸収してやろうという気持ちが一杯でしたので、指圧の先生の言うとおり本を買って勉強して、毎日手技の練習をしました。


そのお店は指圧をやっていますが、形上はリラクゼーションのサロンです。

当時はこうしたマッサージサロンが流行っていて、時代の流れで大手の電気会社がオーナーでした。


責任者に資格を持った人を雇って運営していました。


なので経営的にはどうかな?という面がありましたが、雇われている我々は、治療することしか考えていないのでとてもいい環境でした。

(現在はこのお店はありません。時代の流れで、会社が撤退しました)


どうみても治療院

やや緑が入った白衣を着てやりますので、治療院の雰囲気が強かった。
はたけやま整体の日報-横須賀で大切なお体のケアは、ボロくて古い久里浜のはたけやま整体へ
(こんな感じの白衣を着て)


ベッドの仕切りは病院で使っているもの。
はたけやま整体の日報-横須賀で大切なお体のケアは、ボロくて古い久里浜のはたけやま整体へ
(こんな感じのパーテーション)


患者さんも若い人より、中年の女性が多かったです。


9時~21時の営業で休み時間は特になし。


患者さんがいないときに休んだり、洗濯したり、練習したりしていました。



とにかく練習しました

この当時の私は、患者さんを診ていないときはずーーーっと練習していました。うまくなりたいの一身で、店がヒマなときは一日中練習です。


院長がツボの名前を言ってそこを押します。この先生いわく、「本で書いてあるのは目安で、みんな場所は違うから感覚で覚えた方がいい」と言っていました。


まず院長が場所を教えてくれます。これがそうだとやってくれるのです。


「自分の体でわからないと出来ないよ」と、治療でよく使うツボを押してくれました。


それから交代して押すわけですが、押し方が「ダメの太鼓判」で、まずは基本的な押し方をずっとやらされました。


このときに“押す”とはどういうことか?わかった気がします。


整体は押しているように見えるけれど押していません。集めています。


正確に急処に当たる為に強く感じますが、決して押していません。


この指圧の先生も押しているというより、ものすごく正確にツボに当てているという感じでした。


つぼに当たると痛くはなく心地がいいのです。ところがツボの角度が違ったり、関係のないと所を押すと痛い。


この違いがわからないと治療にならないと言うことでした。



ツボの名前を覚えた

たくさんあるツボの名前と効果をただ暗記しても意味がありません。


使うツボだけ覚えて、効果と、実感と、押せるかどうかで体で自然にツボの名前も覚えていきました。


治療家はお金をもらって勉強したほうがいいと思います。責任を持って、治すと言う使命感を持ってやれば、覚えない方がおかしいぐらいです。


患者さんも「それはツボですか?」とよく聞いてきます。


「〇〇って言うんですよ」など、ツボの話で話が弾みました。一貫して方針が整っていたのでいい治療院だなと思いました。



お店のやり方

患者さんに座ってもらってどこがつらいのか聞きます。


それに沿ってやるのではなく、参考にしつつ、体を診ながらここがおかしいと言うところを集中的にやると言う流れでした。


時間は40分以上から。


頭の「天柱」というところからはじめるのがこの先生のやり方で、まずは背中をずーっと押していきます。


背中のこり具合内臓の弱りを指摘して、関係するところを治療する。大体こんな感じでした。


わたしもひとつの指針を頂いた気がして、この先生の通りに施術をしていました。


気持ち的に道があると楽で、自信を持ってやっていました。


練習もかなりやっていましたので、それが不安をかき消してくれた気がします。


今もマッサージしてくれと言われたら、この先生に習ったやり方と推拿をあわせたような手技になります。


これが後に行く新しいお店で役に立つのです。≫その10に続く




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