●整体をはじめた私 その4
私が整体を始めるまでに、参考になった治療院、整体院を紹介します。
特に印象に残っているところは、今のベースになっています。やっぱり自分でいいなぁ、と思ったことをやっているものですね。
もし、興味がありましたら読んでください。
シリーズで書いています。
今回も群馬からお伝えします
のどかな畑が広がる平地。ある農家の一室で整体をしています。
その先生? は、おそらく事業者登録していないでしょうね。本業は農家ナわけですから。
お昼に家に帰ってきたときに、来た人を順番でみています。
主に捻挫や打撲など外傷が多い
都会に住んでいれば病院は沢山ありますし、整骨院も沢山あります。捻挫したらすぐに行けますね。
ところが、田舎はそうは行きません。また、ちょっと捻挫したぐらいじゃほっておく人がほとんどです。
僕も新潟にいた頃、捻挫したって、怪我したってほっておきました。
もし近所に心得がある人がいたら
もし知り合いや、近所に、体のことに詳しい人がいたら?「ちょっと、見てもらえない」となりませんか?
その先生はどこで覚えたのか、その家に代々伝わるのかわかりませんが、骨も接げるし、捻挫も整復できるらしいのです。そういう術を持った人が近所にいたら便利ですよね。
村の人たちは、調子が悪くなると昼にこの家に集まってくる。ちょっとみてもらえない?という雰囲気だから、料金が決まっているわけでもないし、いつやっているかもわからない。
お菓子の箱にお礼を入れる
私は行ったことがないのでわかりませんが、お礼と言うことで1000円を箱に入れるらしい。
いつの間にかそういうシステムが出来上がって、みなさん終わると入れていくそうです。
べつに決まっているわけじゃないけれど、みんなそうするから入れていく。
昔はお裾分けや食べ物なんかをお礼にしていたのかな?
整体の整復だった
実際に行った方は整体を修行している同門の人で、捻挫の整復は習っていたので知っていました。
自分が捻挫してしまったとき、仲間にやったもらおうとしたが遠いので、うわさを聞きつけ行ったらしいのです。
すると、整体で習った足首のはずしや、太股の引き締めなど、あれは整体操法だといっていました。昔にどこかで習ったのだろうか?
さっと5分ぐらいで終わる
農家のおじさんですから、それで儲けようとか、稼ごうという気はないらしく、来たからちょっとみたというぐらい。
受けに来る人も、治してもらおう!という期待ではなく、ちょっとみてもらおう、という気持ちなので、お互いの気が通じていると思います。
治療院として構えると、患者は治せと来るし、術者は治そうと気張ります。そういう気の狂いがあると治療はうまくいきません。
これはうらやましいなと思いました。
おそらく本人が望んでそうなったわけではないと思いますが、治療院もいまやビジネスです。あれよこれよと集客してきます。
本来の治療の姿をみた気がして、うらやましいと思いました。私も理想としてはこうありたいと思っています。
やってもらいたい、みてもらいたいと思ったときに、来てくださればいいと思っています。ほんの少しでもお礼を下さると言う“気持ち”が嬉しい。それでいいじゃないか、と思っています。 ≫その5に続く
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