アメミミかコナミミかで祖先がわかる? | 春月の『ちょこっと健康術』

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おはようございます ニコニコ


最近の耳かき、↓こんな形のがあるんですが、ご存知ですか?左側の黒いのです。


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耳かきの定番は右側、竹製ですよね。黒いのは、硬質ゴム製です。使ってみましたけど、私はやっぱり定番のがいいなぁ。


耳かきが必要な私は、そう、コナミミ(乾燥性耳垢)。以前「耳垢で難聴?」 でお話ししたように、日本人の8割近くがコナミミらしいので、多数派に属しております。


『日本人の事典』によると、アイヌ民族は87%、琉球民族は40%、この二つの民族を除く日本人は17%がアメミミ(粘着性耳垢)だそうです。朝鮮半島の方々は8%、中国本土では4%で、ミクロネシアは60%がアメミミ。


ここから見えてくるのは、古くから日本にいた縄文人と、弥生時代に中国大陸から渡来した弥生人、骨格だけじゃなくて、耳垢にも違いがあるってことじゃない?


「脳の重さは頭の良さに影響する?」 で、人類の進化はネグロイド→コーカソイド→モンゴロイドで、脳の重さも微妙に異なる話をしましたが、アフリカやヨーロッパの人たちのほとんがアメミミとなると、人類の祖先はアメミミだったんですね。


アフリカ大陸から東南アジアを経て日本にたどりついた縄文人はアメミミで、アジアの北へ上がった人々はコナミミとなり、弥生人として入ってきて大勢を占めたってところかしら。


アメミミかコナミミかで、人類の歴史もみえてくるなんて、人間のからだっておもしろいなぁ。家系図に耳垢情報を足していくと、祖先が見えてくるかも?


とはいえ、我が家のように家族の中でも異なると、縄文人だの弥生人だのといっても、もうすっかりごちゃまぜになってるのよねぇ。


ちなみに、遺伝学的には、アメミミのほうが優性遺伝らしいです。となると、母はアメミミでも、母の両親のどちらかはコナミミだったんでしょう。じゃなければ、私がコナミミになるはずないもの。


昨夜は、耳そうじしたことから、先祖に思いをはせた一夜でした。一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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