セイラ・マス ~兄思いのお姫様に人々は酔いしれる~ | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

※この記事は過去記事の再構成です



シャアに恋して ~ガンダムマニア~ 戦略★★

戦闘★★★

カリスマ★★★★★

かっこよさ★★★★★

 

 

 

参考文献

 

 機動戦士ガンダム

 機動戦士Ζガンダム

 機動戦士ガンダムΖΖ

 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 機動戦士ガンダム THE ORIGIN

 

 

鬼子なコラム

セイラ・マスのアムロ・レイへのおだてを検証してみた。

セイラ・マスのカイ・シデンへのビンタを検証してみた。  

鬼子な名言

セイラ・マスの名言 

セイラ・マスの名言 弐


 

人物評


兄であるシャアをひたすらに思い続ける、元ジオンのお姫様。アムロやカイ・シデンなど、彼女に思いを寄せる戦士が多いのは、つり橋効果であろうか。


また、その入浴シーンも、水戸黄門の由美かおるなみに楽しみなものであった。

 


時にはクールで、突然ぶちきれて突っ走る彼女に思いを寄せる視聴者も多く、フィギアやコスプレなどでも人気。

 

その癒し系の声を担当していた声優さんが逝去したのは惜しい。

 

ちなみに、彼女の名前の由来は、放送コードに引っかかるのでなぞのまま。

 

【▽】B-CLUB 1/7 セイラ・マス バスタオルVer. 機動戦士ガンダム

 彼女への信仰心を物語る偶像も販売していた


略歴

 


シャアに恋して ~ガンダムマニア~宇宙世紀0062年9月12日生まれ。

 

本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。

 

ジオン共和国の指導者ジオン・ズム・ダイクン の娘、「赤い彗星」シャア・アズナブル (キャスバル・レム・ダイクン)の妹。母はアストライア・トア・ダイクン

 

幼少時、父ジオンが突然、なくなってしまう。(ザビ家の陰謀説が有力)

 

 

次の支配を狙うザビ家に追われる彼女は、ジンバ・ラル (ランバ・ラル の父)の元に兄と共にかくまわれる。さらに地球へ逃げ、富豪のテアボロ・マス の養女となりセイラ・マスとなった。

 

※脱出する場面の記事は → こちら

しかし、そこにもザビ家の魔の手が。

そこでテアボロは、友人のロジェアズナブルを頼り、テキサスコロニーに移転した。

 

そこで運命が急転する。

 

 

そこに兄エドワウ・マス(キャスバル)にそっくりな男「シャア・アズナブル」がいた。

 

その「シャア」は軍に志願し、エドワウはともにサイド3へ向かう。しかし途中、キシリア・ザビの謀略によりエドワウは事故死してしまう。


ただしこの時のエドワウは「シャア」と入れ替えられており、ここから愛すべきヒール「シャア・アズナブル」は誕生する。

※シャアが生まれる場面の記事は → こちら

 

一年戦争にはいると、マス家を暴徒が襲撃、テアボロは死去してしまう。頼るべき人を失ったセイラは、サイド7へ移住していった。

 


そのサイド7が、皮肉なことに兄・シャア率いるジオンのザク部隊に襲撃を受ける。

 

セイラは戦火から逃げてホワイトベースに避難民として乗船するが、カイ・シデンをいきなり平手打ちし

「軟弱者!」

と名言を吐いたシーンで、視聴者の心をリンゴのごとくわしづかみにした。

 

その後は医療スタッフの手助けからオペレーターまでをこなし、アムロ・レイ に対し

 

「あなたならできるわ。」

などと声をかけることから、カイ・シデン から「おだてのセイラさん」などと言われていた。

 

しかしそんな彼女にも若さゆえの突っ走る行動が見られ、兄がシャア・アズナブルか知るべくがガンダムに勝手に乗り、失態を演じて独房に送られたりする。

 

 

戦時中、彼女は三度キャスバルと再会するが、結局退艦をせまる兄とは決別してしまう。

 

この場面で送られてくる、金塊入りのトランクを開けるシーンはあまりにも有名だ。

 

 

そして一年戦争も終盤、ア・バオア・クーの戦い。

  

アムロとシャアは、要塞内で剣で殺しあう。そこに駆け付けたセイラが制止に入る。

 

兄であるシャアと、戦禍を共にしたアムロの対決を、彼女はどんな思いで見ていたのであろう。

 

その心中はさっするに余りある。

 


そしてア・バオア・クーは、陥落し、爆発を始める。

 

セイラは、アムロの思念での誘導を受けてホワイトベースのクルーと共にア・バオア・クーより脱出した。


シャアに恋して ~ガンダムマニア~ (左写真)コスプレイヤーの集いでは、彼女に憧れる人々が、彼女の制服をあしらったコスチュームで集まる。

 


グリプス戦役に入ると、戦場からは姿を消す。史実にはわずかにクワトロ・バジーナ(シャア)が、ダカールで素性を明かしてまで行った演説の中継を、別荘で見ている姿が描かれているだけである。

 

 

第一次ネオジオン戦争には、完全な民間人として登場。しかしジュドー・アーシタ の妹のリィナ・アーシタ を救い、ハマーンの死後、リィナとともにかつての上官・ブライト・ノア の前に登場、力強い生き方をしていることが分かる。

 

 

ブライトによると、彼女は投資家として大成しており、また本人はまた兄・シャアの死を望んでいるようである。これは、ジュドーとリィナの関係とは対極であり、彼女の複雑な人生を考えざるをえない。

 

 

第二次ネオジオン戦争(機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)にはいると、彼女は完全に姿を消す。

 

しかし兄・シャアの懐には彼女のロケットが入っており、また彼の話によるとどこかのコロニーで暮らしており、アクシズ落としも危険は及ばないとのことであった。

 

 

 

 

 

 

 

過去の人物伝 もくじ)