どーも。

何かとやりたいことがたくさんあって、

何かとやりたいことができてない大五郎です(汗)




今まで、俺と同じように「手を合わせてから食べる」という

行動をする人を見たことは、数回しかなくて。

それも、いずれも難聴者だったり。

健聴者で「いただきます」ってする人は

ほとんど見たことないですねぇ・・・。

たまたま俺が意識して発見しただけのことかもですが、

そんな行動をしてる人を見つけると、ちょっと嬉しくなったり。





今日も絵空事の続きです。↓

長編絵空事『デパオクの楽園』 その1
長編絵空事『デパオクの楽園』 その2
長編絵空事『デパオクの楽園』 その3
長編絵空事『デパオクの楽園』 その4
長編絵空事『デパオクの楽園』 その5
長編絵空事『デパオクの楽園』 その6
長編絵空事『デパオクの楽園』 その7
長編絵空事『デパオクの楽園』 その8
長編絵空事『デパオクの楽園』 その9

長編絵空事『デパオクの楽園』 その10

長編絵空事『デパオクの楽園』 その11

長編絵空事『デパオクの楽園』 その12

長編絵空事『デパオクの楽園』 その13

長編絵空事『デパオクの楽園』 その14

長編絵空事『デパオクの楽園』 その15

長編絵空事『デパオクの楽園』 その16

長編絵空事『デパオクの楽園』 その17

長編絵空事『デパオクの楽園』 その18

長編絵空事『デパオクの楽園』 その19

長編絵空事『デパオクの楽園』 その20

長編絵空事『デパオクの楽園』 その21

長編絵空事『デパオクの楽園』 その22


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【注意】

再度、念のため書いておきますが、

この絵空事は、すべてフィクションです。

登場する人物、名称、建造物や出来事など

すべて大五郎の妄想です。作り話です。

理論や思想について、かなり偏見がある

お話も出てきますが、所詮は空想・・・

ということで、ご了承ください。

「ホンマでっか!?」という姿勢で

お楽しみいただけると幸いです(汗)


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今、エンディングの部分を執筆中です。

みなさん、納得のエンドとなりますように。


では、どーぞー。↓





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「私も、このチームでよかったと思うよ。
まさか、我々が、同時に『カルマ』を達成できるとは・・・。
まさに奇跡。これが『青い小鳥』の成せる技なのだろうな。」


紫色の小鳥がそう言った。


「え?」


神の使いって、このチームだけじゃないのかな?


「そのとおりだ。我々は偶然、この土地の調査を・・・
いや、これも必然だったわけだが・・・。
神の無作為な選抜によって編成されたチームだったのだ。
まさか、このような結果になるとは思っていなかった。」


紫色の小鳥が答えてくれた。
そうして、まだ泣いているボクのほうへ
近づいてきて、


「我々の『カルマ」を達成させたヒトのモノ、
お前も我々のチームの一員だ。お前がいなければ、
我々は、まだまだこの先もこの姿のままだったかもしれない。」


そう言った。
小鳥の姿になったのは、
『まごころのきいろいことり』が『しあわせのあおいことり』に
憧れていて、みんなで話し合った末に決まったことだと
聞いていたが・・・もしかしたら、
不都合な姿だったのかもしれない。


「いや、まぁ、その・・・うん。
この姿によって、見下してくるモノたちもいるのでな。」


紫色の小鳥がそう答えた。


「我々がこの姿でいることには、なんの不自由もなかったが、
やはり『神の使い』っぽい姿のほうが、
より早く『カルマ』を達成できたことも事実だ。
『良い行い』や『感謝』などに外見は関係ないのだが、
この世のモノたちは、『2割の法則』によって、
外見で判断するものが多いのでな。」


紫色の小鳥が、そう言った。
きっと、この場に『まごころのきいろいことり』が
いないから、初めて明かす苦労話なんだと思う。
でも、たしかに・・・
このかわいい姿で『神の使い』だと
信じれる人間は、そうそういないだろう。
何か良いことが起こっても、小鳥に
感謝する人間は、いない気がする。


「だからこそ、今、『カルマ』を達成した
我々は、本当に嬉しいのだ。心の底から感動している。」


白い小鳥がそう言った。
今まで感謝されていたことが
感謝されなくなることは・・・きっと、相当、ツラかったと思う。
・・・外見、かわいいけど。


「外見で判断するなというのは難しいものだ。
すべての動物の本能でもあるからだ。
外見で『危険』を察知して身を守る本能に関係している。」


白い小鳥がそう言った。
なるほど。そう言えば、聞いたことがある。
ハチのように黄色と黒色の体を持つ生き物は、
他の外敵に『危険注意』を働きかけているのだとか。
だから、工事現場や信号などにも
その色が使われていたり。
赤色の体を持つ生き物には『毒』を持つ生き物が多く、
これもやはり外敵に『危険』を働きかけていたり。
外敵から襲われたら、体を大きくして見せて
身を守る生き物もいるらしい。



オチつき大五郎え日記

「そういうことだ。
我々の仲間にも、外見が
『禍々しい(まがまがしい)』というだけで
『邪神』や『魔神』として崇められてしまう
モノもいるくらいだ。
しかし、どんな事象にも言えることだが、
物事の『本質』は外見だけでは判断できないということだ。」



オチつき大五郎え日記

紫色の小鳥が、そう言った。
外見だけで判断しないこと・・・
これはけっこう難しそうだ。
『本能』も関係しているなら、なおさらだ。


「これも『バランス』が大切ということに繋がる。
『本能』に従って『外見』だけで判断しすぎると
残念な結果になりえるし、
『直感』ばかりに頼りすぎても結果が良くなるとは限らない。
すべては『バランス』なのだ。」


白い小鳥がそう言った。


「まさに我々の『カルマ』も、
その『バランス』をとることがカギだったようだ。
ヒトのモノが、ここに来たとき、
我々は外見で判断しそうになっていたわけだからな。」


紫色の小鳥がそう言った。
そういえば、ここにきたとき
「コイツで大丈夫か?」とか
「ほかにも理解できるヤツがいただろう」とか
さんざん言われていた気がする。


「そう、我々ですら外見で判断すると、
物事の本質を見誤ってしまうこともあるのだ。
『アノカタ』が頭の上に乗っていなければ
結界を張って、追い返すところだった。」


白い小鳥がそう言った。
『アノカタ』・・・『しあわせのあおいことり』のことか。
ボクの頭の上に乗ってたなんて
気づかなかったなぁ。

紫色の小鳥が、ボクに近づいてきた。


「さきほどから言っているように、
すべては『バランス』だ。
『エネルギー』にしても、『善悪』にしても、
『外見と本質』にしても。すべてだ。
そして、『2割の法則』が働くから、
つねに自分が「良い」と思うことを行わないと
あっという間に『8割』のほうへ傾いてしまう。
気をつけねば、ここで学んだことも
すべて無駄になるからな。」



オチつき大五郎え日記

紫色の小鳥が、そう言ってきた。
まるで、最後の念を押すように・・・。
そして・・・


「お前の中の「正しいこと」を行動に移す
『勇気』ある姿勢を、我々はいつまでも見守っている。
精進するがよい。ありがとう!さらばだ!」




カッ!!!!!



オチつき大五郎え日記


紫色の小鳥の体が強く光り、
ボクの前から消えていった・・・。
最後の言葉は、ボクの心に熱いモノを伝えてくれた。
「正しいこと」をするには、それなりの
勇気と覚悟が必要だけど、
今のボクなら、やっていけそうな・・・
そんな力強いメッセージだった。



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つづく。







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「外見と中身、バランスが大切」と「ことりーず」。


たしかに・・・俺、外見が残念だから中身を磨かねば(´▽`;)