どーも。

思わぬところへヤツが侵入していて、

ある日突然、それが姿を現す・・・

本の間から陰毛が出てきて驚いた大五郎です!(爆)


「これをしおりにしてたのだろうか?」

と妄想すると、ウケるね!(笑)いやいやいやいや┐( ̄ヘ ̄)┌


いきなりシーモネーターで申し訳ないですが、

アレって、ビックリするような場所に

必ずありますよねぇ~(´▽`;)ない?

ある時は手も届かないようなタンスの上とか、

ある時は、大事な財布の中とか。(´д`lll)

1人で見つけたら「いつの間に(笑)」って

笑い話で済みますが・・・

人前でお金を出したときに

いっしょに出てきちゃったり!Σ(゚д゚;)

お客さんに「こちらです」って資料を

出したときに、いっしょに出てきちゃったり!( ̄□ ̄;)


「悪の組織のワナに違いない!」

と思うように・・・しちゃいけませんよね(汗)

つねに清潔に、こまめに掃除を

こころがけましょう~・・・(汗)





今日も、この絵空事の続きです。↓

長編絵空事『デパオクの楽園』 その1

長編絵空事『デパオクの楽園』 その2



では、どうぞ~。


 ↓ ↓ ↓








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はぁはぁ・・・ふぅふぅ・・・。



冬の廃ビルの中は、
ただただ広く、寒さは外と変わらない。
ボクの吐きだす息が少し白くなっている。

ビルの中は、案外、キレイだった。
蜘蛛の巣がアチコチにあるし、
フロアはホコリだらけだけど、
予想以上に荒れていなかった。
というか、スッカラカンで、物がないから
スッキリしている。
もしかしたら、ここの管理業者が
たまに訪れているのかもしれない。
フロアのホコリには、靴の足跡が
いくつもあったからだ。



ぜぇ・・・ぜぇ・・・。



1階のフロアには、すでに
解体工事用の機械が運び込まれていた。
しかし、2階へ登ってみると何もない。
フロアや階段はホコリがたまっている。
誰の足跡もないところを見ると
人が来なくなって何年も経っているようだ。



ふぅ・・・ふぅ・・・。



3階から4階へ登っている間に、
ボクは少し後悔し始めていた。
ビル内は、早朝のため薄暗い。
当然、電気が通っていない。
明かりは点かないし、エアコンも、
エレベーターも、エスカレーターも動かない。



はぁ・・・はぁ・・・おぇ・・・。



毎週のジョギングで
少し体力に自信があったのになぁ。
やっぱり体重が重すぎるみたいだ。
このビル、何階あったっけ?



オチつき大五郎え日記


ボクが、そう思いながら、
5階を過ぎようとしていた時、
上のほうが、ほんの少し明るくなっている気がした。
きっと屋上は、この上だ。



その時!!!



「ようこそ、ヒトのキミ。」


それは突然聞こえてきた!
上から声がした気がして、ボクは
とっさに上を仰ぎ見た。

そこには・・・!!!


「・・・鳥!?」





オチつき大五郎え日記


ボクが上を見たときには、
屋上へ通じる扉が開いていて、
そこには、小さな鳥のシルエットが
5匹ほど見えた。
鳥たちは、まるでボクを待ち構えているように
並んで、ボクを見下ろしている。


「おぃ、コイツ、ダイジョウブか?」


「本当に、コイツなのか?」


「間違いないよ。
アノカタに導かれた、選ばれしヒトの者だ。」


ボクが、ボー然と小鳥たちを見上げていると、
また、さっきのように上から声が聞こえてきた!
上から・・・というか、
まるで、ボクの頭の中で他人の声が響く感覚だ。


「アノカタが頭の上に乗っていらっしゃった。
我々の声も聞こえているようだし、間違いなさそうだ。」


「ふふふ、『ヒトワミカケダオシ』だな。」


「いや、それを言うなら
『ヒトワミカケニヨラズ』だ。」


「分かってるよ。
今のは『コトバノアヤ』だ。」


「言葉で遊んでいる場合か。気をつけろ。
我々の言葉にはチカラがあるのだからな。」


次々に声が頭の中に響いてくる!
なんなんだ、これは!?
ボクが体を硬直させて、頭の中の声に
驚いていると、小鳥の中の1匹が、
パタパタと飛んで、ボクの目の前まで
降りてきた。そして、また声が頭の中で響き、
小鳥がそれに合わせて動いた。
まるで、その小鳥が話しているかのように・・・!


「今一度、言おう。ようこそ、ヒトのキミ。」




オチつき大五郎え日記


これは・・・夢・・・じゃない!
他に人の気配もない。
間違いなく、目の前の・・・
頭の上に白い花を咲かせた
白い小鳥が、ボクに話しかけてきたのだ!




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つづく。












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うん、増えてるねぇ~(´▽`;)