<アーカイブス>
序章 第1章(1日目序盤) 第2章(1日目中盤) 第3章(1日目終盤)
第4章(2日目その1) 第5章(厳島神社) 第6章(広島市内)
午後3時前、JR博多駅に着きました。
夜行列車の出発まで5時間ほどあるので、街中を歩くことにしました。
が、それよりも先に目についたのが、福岡ソフトバンクホークスの遊撃手・川崎宗則選手のポスターでした。
前日にも、夜行列車を降りた小倉駅で見つけたのですが、博多駅の構内には、さらに多くのポスターがありました。(このポスターの裏も、これと同じポスターでした)
一昔前は、プロ野球の選手のポスターが貼ってあるというのをあまり見なかっただけに、ここ数年での変貌はすごいものですね。
博多の駅からは、まずは天神の方へと向かいました。
が、大阪のときと同様に、福岡でも道に迷ってしまいました。
広島では、ホテルから難なく駅へと行けたのですが、どうして福岡や大阪では道に迷ってしまうのでしょうかね?
ということで、たった数十分後に何とか地下へと入り込み、博多駅を出てから1時間ほどで、駅に戻ってしまいました。
その後、駅では何かを忘れていることに気付きました。
学校の友人たちへのおみやげです。
ということで、博多駅で目に付いた、ホークスのグッズを買うことにしました。
目的からして、広島で買うべきだったかもしれませんが、さすがにドラゴンズの本拠地がある県(愛知)の人々に、中日と同じリーグのチームのを買うのは、ちょっと考えてしまいます。
さて、学校の友達用のお土産を買った後は、一度書店へ行き、博多の街の概要を掴みました。
こういうのは、駅を出る前にやるべきでしたね。
そして、さすがに昼食抜きでは厳しくなってきたので、おやつ程度にハンバーガーを食べました。
ここからまた、博多の街へと繰り出します。
が、いざ外に出てみると、博多は想像以上にショボかったですね。
つまらなかったので、中洲で本場の博多ラーメンを食すことにしました。
ところが、お盆休みの真っ直中ということもあり、ラーメン店はどこも開店していませんでした。
これでは博多に来た意味が全くありません。
そこで、中洲は諦めることにして、博多駅の構内で探すことにします。
そんな窮地に追い込まれた自分に、1通のメールが届きました。
相手は、おなじみMiyaでした。
博多の街でテンパっていた自分に、容赦なく送ってきたので、返信したメールに「全く、人様がテンパってるときにメールしやがって…」と題をつけて送ってやりました。
が、Miyaはサークルの遠征で、北海道にいたそうです。
自分がいた博多の街は、その時にはまだ日が暮れてはいませんでしたが、Miyaがいた北海道(夕張にいたらしい)は、すっかり日が暮れていたらしいです。
こうして見ると、日本は南北だけでなく、東西にも長いことがよく分かります。
博多ラーメンはというと、結構歩いた後に、駅の構内で何とか見つけました。
店を見つけた時には、何故か涙が出てしまいました。
もちろん、ラーメンは大盛を頼みました。
こういうときの食事というのは、めちゃくちゃおいしいものです。
その後は早めにホームへ行き、電車を待ちながら日刊・今日の浜を書きました。
そして午後8時39分、ここからはムーンライト九州に乗って、東へ戻っていきました。
【列車16】 20:39博多駅-(JR鹿児島本線・山陽本線・東海道本線)→(翌朝)大阪駅
(次は4日目、第9章 でどうぞ)