<アーカイブス>
序章 第1章(1日目序盤) 第2章(1日目中盤) 第3章(1日目終盤)
第4章(2日目その1) 第5章(厳島神社) 第6章(広島市内)
西日本への旅は、この日から後半です。
午前7時少し前に起きた私。
朝食は、ホテルでバイキングでした。
結構久しぶりだったりします。
そして、身支度を済ませた後は、広島の中心街 にあるホテルから、徒歩で駅へと向かいました。
この間、前日に野球を見に行った広島市民球場の前も通りました。
前日の熱気とは裏腹に、この日はとても静かでした。
まさに「夢の跡」といったところでしょうか。
さて、広島といえば忘れてはならないのが、原爆ドームです。
球場の近くに原爆ドームがある(さらに言えば、球場と原爆ドームは、最寄りの電停 が同じ)ので、球場から少し歩いたところにありました。
お盆休みの真っ只中ということもあり、広島の街は静かでしたが、ここは特に静かでした。
そして、原爆ドームはいつみてもインパクトがあります。
都市の真ん中にあることもあり、改めて戦争の悲惨さを感じました。
さらに歩き、原爆が落とされた時刻と同じ8時15分には、自分は平和記念公園 の中にいました。
鐘が鳴り、自分は不意に空を見上げました。
実際に公園の中で空を見上げると、空は晴れ渡っていました。
きっと、1945年8月6日のこの時間も、きれいだったのでしょう。
公園の中を歩いたあとは、平和大通をひたすら西へと向かいます。
道中では、広電を見たり、太田川に架かる橋を渡ったりと、いろいろな景色を見ながら歩いていきました。
こちらがそのときのコース です。
いつもなら暑いと感じる夏の日差しも、この日は心地よく感じました。
スタートして45分、この日の出発駅となる西広島駅 に着きました。
隣には広電の駅があり、ここで路面電車から普通の電車へと切り替わるそうです。
例えてみれば、かつての名鉄岐阜市内線・忠節駅のとなりに、JRの線路がある、というところでしょうか。
この日はここから電車で西へと進みます。
【列車13】 9:07西広島駅-(JR山陽本線)→13:08下関駅
午前9時7分、定刻通り電車に乗りました。
行き先は下関、自分が立てていた予定通りの列車です。
電車の中では、乗る前に買ったスポーツニッポンを読んだり、外の景色を見ながら過ごしました。
そんな中、前日に見た絶景が飛び込んできました。
曇り空だったこともあり、うまく撮影はできていませんが、この景色はとてもいいものでした。
東名高速の由比付近と同じぐらい、薦める価値があります。
ただ、山陽本線は、海の景色だけでなく、山の景色もいいです。
自分は海側の席に座っていたので、写真は撮りませんでしたが、きれいな景色が楽しめます。
下関まで4時間かかりましたが、それも苦になりませんでした。
昼過ぎに下関に着きましたが、昼食をとらずにどんどん西へと進みます。
【列車14】 13:11下関駅-(たぶんJR山陽本線)→13:25小倉駅
関門海峡をトンネルで渡っても、気にせずにとにかく西へ。
【列車15】 13:36小倉駅-(JR鹿児島本線)→14:40博多駅
九州に上陸しても、電車を乗り継いで、とうとう博多まで来てしまいました。
(続きは第8章 でどうぞ。)