９８号室　カリホルニウムっち　元素っちキャラクター紹介（爆発物の検査用）

元素っち周期表マンション　メゾン　ド　エレメンツ９８号室の住人。
アクチノイドブラザーズの一員であり、超ウラン元素っちである。
彼は他の超ウラン元素っちと同様、自然界には存在せず、存在したとしてもすぐに崩壊する。

ウランっちやプルトニウムっちよりも小型の核弾頭を作れる可能性があるため、ＳＦなどでは割と頻繁に名前が出る元素っち。
実際には彼を作るためには、キュリウムっちにアルファ線をぶつけて作らなければならず、そのキュリウムっちも高価であるため、彼の地球上での価格は非常に高い。
彼は自発核分裂を起こし、中性子ビームをがんがん出すため、爆発物の検査に用いられている。
航空貨物の中の爆発物を、何も破壊せずに検知できるため、高価とはいえ、その有用性は高い。
中性子線を当てると、元素っちの種類ごとに異なるエネルギーの減衰が起こる。
爆発物には他の物質よりも窒素っちを多く含むため、窒素っちの割合が高いものを調べるとよい。

彼はカリフォルニア州の州旗に書かれている熊の姿をしている。
サーフィンをしている熊とは、いかにもカリフォルニアらしい（え？？）
彼が発見されたカリフォルニア大学バークレー校にちなんでいる。
おとなりのバークリウムっちの出身地でもある。

ちなみに、州旗の絵のカリフォルニアグリズリーはすでに絶滅してしまっており、寿命の短いカリホルニウムっちそのものを表しているようである・・・。