●【音声公開】「東和空のスマイル会議」×伊東充隆医師
ブログにおこしくださり、ありがとうございます。坂本範子です。
RCCラジオ「東和空のスマイル会議」に、
伊東充隆医師がゲスト出演☆
先週の1月31日(日)と、
本日2月7日(日)の
2回のご出演です。
スマイルをテーマに、伊東先生の経歴や、意識・統合医療など、
深いお話しが展開されました。
内容の一部を、文字に起こして、ご紹介しますね。
桑原しおりアナ(以下、桑原):
伊東さん、いままで医師として講演家として活躍される中で、印象にのこるスマイルはありますか?
伊東充隆医師(以下、伊東):
セラピストになってから、代替医療で開業していた時に、
西洋医学では治らないという事で、わらをもすがる思いで、ある親子が来られたんですね。
娘さんが患者さんで、交通事故にあって、脳死状態くらいまでいって、
奇跡的に助かった20代の女性だったんです。
彼女が、もうしこし自立して、ちょっとでも歩けたり、
話せたりしたら嬉しいということで、
僕のところにいらっしゃって下さったんです。
診たときに、ちょっと難しいなと想ったのですが、できるだけの事はさせてもらおうということで、
しばらく治療に通って頂いていたのです。
が、そのなかでやはり、人生を呪う、みたいな、くらい感じだったんです。
あるとき、直感があって、彼女にこんな風に話したんですね。
「君は、病気が治った自分を美しいと感じるか、
もしくは、
病気があるがままのわたしを美しいと感じるか
どちらがより美しいと想いますか?」
と、自然に話していたんです。想うがまま。
そうしたら、彼女の琴線に触れたみたいで、わーっと泣き出して・・・たどたどしながらも
「なおったわたしが美しい というよりも、 いまのまま美しいです」
と、言ってくれたんですね。
それが僕も、非常に感動して、一緒に泣いちゃいました。
桑原: なかなか、こころのひだにまで入っていくのは、難しいですよね。
伊東: でもね、そのあと劇的に・・・
僕の信じていた通りだと想ったのは、心が緩んで開かれていくと、必ず身体にも影響があると。
そのことを機に、彼女の筋肉は劇的に元に戻ってきて、
もちろん完全ではないにしろ、よたよたではあるにせよ、
ちゃんと歩けるようになったんですね。
一気に回復していったんですよ。
非常に喜ばしいことでしたね。
桑原: 今日は、1週目にして沢山のお話を伺ったのですが、和空さん、いかがでしたか?
東ご住職(以下、東):
わたしも最近いろんなご縁を頂いて、グリーフケアという。
また、今年は地下鉄サリン事件から20年、JR福知山線の脱線事故から10年、
生き残った方はいろいろいらっしゃるんですけれども。
その苦しみや悲しみや、喜びに寄り添って、心が自立して身体が治った方は、
随分出てきていらっしゃるんですよね。
その実体の話を聴くと、これからの先生のご活躍は、凄い可能性があるな、というか、
聴いていて身体がアツくなりましたね。
伊東・東: ありがとうございます。
伊東先生は、大学病院時代に、実存心身医学会の立ち上げに関わられ
「夜と霧」の著者、ヴィクトール・フランクル博士を日本にお招きし、実存と医療の発展に尽力された経歴も。
このお話を聴きながら、こんなお医者さんにいろいろと相談できたら、どんなに心強いだろう・・・と感じていました。
そんな伊東医師に、直接いろんなことを聴けるのが、「青空禅フォーラム」。
2月は、意識のお話中心に。
3月は、意識と死生観、健康と病気・・・
ラジオと同様のテーマに基づいたお話をして頂くことになりました。
※こちらは、近日詳細を公開させていただきますね。
青空禅フォーラムは、講座の途中でいつでも、質疑応答して頂くことができます。
また、「一期一会の会」(オープンカウンセリング)は、
少人数制で、その場でわからないことを聴いていただき、しっかりとお答えしていきます。
この場にきていただけるからこそ感じるエネルギーを、ご体験頂けたらと想います。
■ RCCラジオ「東和空のスマイル会議」×伊東充隆医師 2016年1月31日放送
You Tube にも、放送の全内容を公開しています。14分程度の動画です。
よろしければご覧くださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
坂本範子