【転記】強行採決~民主主義とは何か? | 矯正知力〇.六

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メモ的ブログ

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『安保法案の強行採決目前にて』

TBSの国会取材記者が
強行採決は民主党時代も乱発されていて
多数決なのだから、民主主義である

テレビ観てたら、んな事いってたが
アホやろ
小学校の社会科の教科書を読んでみ?
義務教育の水準も満たしていない


ますは算数の話し

「民主党がやってたから」
という理由で
「自民党もやってよい」
とはならないだろ

この論理レベルは算数だ


次に社会科の話し

民主主義とは、多数決の事じゃないよ!
多数決は、手段であって
その本質ではない


民主主義って言葉を良く見てみ? 漢字をよく見てみ?

「民が主」
要は、主権が人民(こっちの方が正確な言葉)にあることが
民主主義であって
主権者である人民が、主権を行使するときの
一つの手段として採用されているのが多数決


直接、全員で政治する訳にはいかないので
政治的主権の行為を、選挙で選んだ人に委任している訳だ

だけど、民主主義を考えてみ?

委任されたから、何をしてもいい訳じゃない
代弁者でしかないのだから
常に、主権者の意向に沿うように政治を執り行わないといけない


主権者の多くが反対し、大多数が説明不足と言っているのだから
その意向を取り入れて、国会運営をするのが民主主義だ

いま議席は多数派だ
チャンス!
何でもやっちゃえ!

これは、ただの政治権力の暴走でしかない!


んなもん、マジで小学校の社会科で習うレベルの話しだろ!


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【転記】+「国民」や「国民主権の原理」ついての原理的解説 社会とは何か+
民主主義の解説

法治主義とは何か?→【転記】集団的自衛権・自衛隊合憲論を斬る~法治主義とは

【転記】+デモでは社会は変わらない+
安保法制を取り巻く状況 戦局全体としては護憲側の負け戦
【転記】+有事を煽る目的~改憲と格差社会+
【転記】日本がどこかの国に侵略される可能性は絶対にない


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『民主主義とは何か?』

マイミクさんが、辺野古の基地問題で
反対意見が多いことを前提にして
「民主主義とは 民意を尊重することだ」と仰った

これはとても危険な誤謬を含んでおり
その方だけでなく、世の大半の人が理解していないと思われるので
物凄く危機感を覚えた

以下、そこで私が投稿したコメントを転載する


仰りたい事は分かりますし論旨にも同意致しますが、民主主義とは民意を尊重する事ではありません。 民意であるなら何をしても良いとはなりません。

例えば、マイノリティーの人権侵害を多数が望む時、民意だからと言って それが通るかといえば、逆に民主主義の侵害になってしまいます。 民主主義とは主権在民の事だと捉えると分かりやすいです。

「主権」であるがゆえに、何人も不当にそれを侵害する事は出来ません。 意見の大小は、民主主義とは関係ありません

現に、安部の自・公政権が、大勝した選挙結果を元に 自らの悪政を「民意だ」とのたまっております。 重ねて申し上げますが、民主主義とは、意見の大小ではありませ



よく古代ギリシャとかでも、「民主主義」なんていうバカもいるが
古代ギリシャは民に主権がないジャン!
軍人や「市民」と称する、特権階級に主権の一部が付与されてるだけジャン!

当時のポリスの階級別人口比をみると
半分くらいが奴隷
奴隷には主権がない

古代ギリシャは、奴隷の労働を搾取する事によって成り立つ社会
民主主義ではなくて、奴隷制社会だ



発言者をディスる意図は全くなくて次のことを言うのだが
これは義務教育の水準!

だけど、ほとんどの人が理解していない

そこに、非常に強い危機感をおぼえる



意見の大小、多数決とは
民主主義を実現するのに適した「手段」であって
手段は本質ではありません

「民が主」であることを忘れると
ナチスのユダヤ人虐殺だって、民主主義となります


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結局、どういう立場、意見、好き嫌いであろうが
共産党が国会で多くの議席を得る以外
社会は良くならない

【転記】共産党以外に投票する政党がないんだが?


安保法制が強行採決される理由。 俺が生まれたくらいや小さな仔猫くらいの頃なら、これだけみんなが反対すれば、絶対に廃案になってた。 「反対運動が盛り上がってる、若い人も立ち上がってる」 なんて言うが、昔と違って 「質」が大きく異なる。

今は明確な、中身をともなった「反自民」の政党は共産党しかなく 俺が仔猫の頃は社会党に反自民の幻想が広くあった(実質は今の民主と同じで反自民じゃなかった)。 昔は自民が暴走すると、社会党が政権を取ったり、共産党が票を増やし、連立政権に加わる危機があり 本当に社会が変わるという危機感が財界と自民にあった。

今はどんなに自民が負けても、根本のところでは同じ政党に票が流れるだけで 反自民の人たちの間でも、反共産党が少なくない。 昔から選挙は、共産党の議席数に関わらず自共対決だった。 選挙の構図が、自民か共産の政策を支持するかというのではなくなったので
自民党、そして彼らの親玉である財界にとって 自民政策の反対運動なんて何も怖くない。 実際、社会党が政権を取っても自民と連立し、民主が政権を獲ってもやった事は自民と同じ。 自らの経済力で自民を勝たせている財界にとっては、何にも怖くない訳だ。


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