EX of "Dior the legendary Images" Vol,2 !!! | ダイコ★ブログ

EX of "Dior the legendary Images" Vol,2 !!!



 さて、本日も引き続き、グランヴィルのクリスチャン デイオール美術館で開催されている、『Dior: The Legendary Images, Great Photographers and Dior』のリポートをお送りますね。



 美しいピンクの外壁のこの美術館ですが、美術館に入るとまずは上階に向かう階段がございまして、階段の裏側の天井には薄いブルーの空に白い鳥が羽ばたく天井画施されています。これはさながら日本画の世界で描かれる波間と千鳥をイメージさせ、ムッシュ ディオールは幼少の頃より、この絵を見て東洋への憧れを巡らせていたそうです。

 
 その階段を上がり2階(フランス式だと1階)に上がると、そこにはパリの情景が登場します。緻密に計算されたスタジオでの美しい写真と合わせて、クリスチャン ディオールの写真には沢山の美しい屋外を舞台にした名作がございます。


 前回御紹介した1957年、Willy Maywaldが撮影したニュールックの写真も屋外ですが、美しいドレスのバッググランドには当時のパリの情景や、人々の営みまで感じる事が出来る興味深い作品が沢山あります。



 こちらはそんなパリの町並みの中のファッションをテーマにしたブースで、街灯の灯りの下をパーティーに向かうような、はたまたカクテルから部屋に戻るかのような美しいドレスを纏った女性達がそぞろ歩きをするような素敵なチャプターでしたね。


 美術館の導線的には奥のブラックのドレスからアイボリーのドレスへと、ボディの後姿を見ながら進んで行くというプレゼンテーションで、まさにパリの街の中で美しい人々を見付けて、後ろからちょっと追いかけてみるような楽しい趣向が仕掛けられています。


 もちろん、手前には生き生きとした街の中で撮影された美しい写真が並べられ、ドレスと合わせて楽しむ事が出来ましたよ。。。




 2階の角にある子供たちの寝室に使われていた部屋には、こんなドリーミーなディスプレイが施されていました。この館で幼少期を過し、この部屋で夢を見たムッシュへのオマージュとして、ベットの上の小さなムッシュを中心に、その後めくりめくクリエイションを広げて行くクリスチャン ディオール ワールドを表現するような素晴らしいディスプレイでしたね。


 左の手前にあるのは1997 SS Haute Coutureでジョン・ガリアーノのデザインで、アフリカをテーマにしたシーンに登場したドレスです。ピッタリと身体に貼り付いたバイアスのシルクのマーメイドドレスに、当時余りにも強烈な印象だったタイの首長族のようなチョーカーとコルセットは、アフリカをイメージさせるレッドやターコイズ、鮮やかなイエローのビーズで作られています。


 右にあるのは1998 SS パリ・オペラ座で発表されたコレクションに登場したオペラコートで、ジョン・ガリアーノのデザインしたクリスチャン ディオールの中で、私が一番好きなショーでしたね。


 20年代の狂乱の世界を描いた作品はどれも美しいエンブロイダリーで飾られ、アトリエスタッフのプライドを強く感じさせる力作ばかりで、最後にモデル達がオペラ座の大階段に勢揃いして、そこに蝶の形の紙吹雪が降るという素晴らしいフィナーレの感動のコレクションでしたね。
 



 こちら、先に登場した、1997 Haute Coutureのアフリカン イメージのドレスを巨匠、Peter Lindbergh(ピーター・リンドバーグ)が撮影した一枚です。

 
 彼の名前を知らない人がファッションや写真を目指す人の中に居たら、とっとと志を変更して頂きたい程の重要人物でございます。1944年、ドイツ、リッサ(現ポーランド領)に生まれ、旧西ドイツのデュースブルグで幼少期を過ごします。美術学校で絵画を学び27歳でカメラを始め、写真家ハンス・リュックスの見習いの後、独立します。


 1978年からファッションフォトに専念する為にパリへ移り、VOUGEやハーパース・バザーの仕事を手がけ、人気ファッション フォトグラファーの仲間入りをし、現在も勢力的に活動しています。


 彼が大ブームとなった90年代、私は学生でした。リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、シンディー・クロフォードと名だたるスーパーモデル達を撮影し、美しさの中にアンニュイさを漂わせる静かな写真が大好きでしたね。必ずと言って良い程、その頃のヴォーグやハーパース・バザーの新年号には彼が撮ったスーパーモデル達が顔を並べ、華麗なる美の競演をうっとりしながら見つめていましたね。。。。


 そんなスーパーモデル達を撮影したドキュメンタリームービー、『MODELS(モデルズ)』もちょ~~有名ですね。

  



 この写真には実に面白いエピソードがあります。2013FW Haute Coutureの作品を撮影したものですが、この作品、実はコレクションが開催されるその日の朝に撮影されたものです。


 ラフ・シモンズがクリエイティブ ディレクターに就任して3回目のコレクションとなるこのシーズン、世界中の女性達にHaoute Coutureを!というテーマで、作品は、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカという4つの大陸をテーマにクリエイトされます。


 この日会場となったアンヴァリッドの巨大なテントの中には、一面に花を飾られた壁が用意され、それぞれの大陸のドレスをPatrick Demarchelier(パトリック・ ディマルシュリエ)や、お騒がせカメラマンとしても有名な奇才、Terry Richardson(テリー・リチャードソン)、Willy Vanderperre(ウィリー・ヴァンデルペール)らが撮影し、それをそのままその日の午後に行われるコレクションで映像として流してしまうという実に画期的な試みで、背景に登場する写真のモデルがそのままキャットウォークを歩くという、デジタル技術が進化した今だからこそ出来る、実にライブ感漂う企画でした。


 こちらはアジア大陸をイメージしたドレスを撮影した、Paolo  Roversi(パオロ・ロヴェルシ)の作品です。1947年、イタリアのラヴェンナに生まれたロヴェルシは20歳でポートレートカメラマンとしてデビューし、1973年、パリに移りアシスタントを経て活動を開始します。


 彼の作品は8X10インチのポラロイドで撮影するという独自のスタイル。ポラロイドで撮影する事により、肌の色が少し白くなる独特の色合いを生み出し、この展覧会でも作品が飾られていた、40、50年代に活躍したフォトグラファー、Erwin Blumenfeld(アーウィン・ブルメンフェルド)の世界を彷彿させます。


 ノスタルジックでロマンティックな世界を撮らせるとまさに世界一!!!実は以前ミハラ ヤスヒロのパーティーでご本人と2ショットさせて頂きました!!! お宝画像はこちらからどうぞ。


 
 こちらは1960 SS Haute Cotureから『Nuit de Singapour(シンガポールの夜)』、『Nuit de Rio(リオの夜)』と題された2点のドレスを撮影した写真です。


 撮影したのは、こちらもまたあまりにも有名過ぎるファッションフォトグラファー、William Klein(ウィリアム・クライン)。。。1928年ニューヨークに生まれ、大学へ進みアメリカ陸軍に入隊し、その後ソルボンヌ大学へ進み絵画を学んだというスロースターターの巨匠です。


 彼の才能は特に60年代に花開きます。60年代のエキセントリックなカルチャーにフィットしたグラフィカルな作品や、美しいハットを被り煙草をくゆらせるヴァンプ的な女性像も彼のお気に入りの被写体でした。


 また映画監督としていくつかの作品を制作していますが、中でも1966年のフランス映画『Qui êtes-vous, Polly Maggoo ?(ポリー・マグーお前は誰だ?)』は60年代を語る上ではなくてはならない作品で、当時実際のスーパーモデルだったDorothy MacGowan(ドロシー・マクゴワン)を主演に、ファッション界の空騒ぎをコミカルに描いた作品です。


 こちらは2012 SS Haute Cotureで発表された美しいレッドのグランソワレで、お召しになっているのはもちろんケイト・モス嬢でございますね。このコレクションはアヴェニュー モンテーニュのサロンを使って、創業当時のムードを味わうかのようにエクスクルーシブなサロンショー形式で発表され、このドレスも手に触れれるような近さで私の目の前を通り過ぎたのを、今でも鮮明に記憶しています。


 撮影したのは1970年イギリス生まれのフォトグラファー、Tim Walker(ティム・ウォーカー)。もちろん私も大好物でございます。。。過剰なまでのロマンティックな作品を得意とし、世界中の独特なムードを漂わせる場所を選び、さらにそこにありえないような美術を用意し、独自の世界観を追求します。


 実際のお花畑に造花を植えたり、着ぐるみや人間より大きなマリオネット、自動車や電柱はアイリッシュニットで覆い、巨大なハイヒールやパールのネックレス等、そこには独特の甘美な世界と程よい匙加減の毒が見事で、昨今大人気のフォトグラファーですね。




 はい、そしてこちらがそのドレス。実に細かいオーガンジーのフリルが幾重にも重ねられ、独特の丸みを生み出した見事なドレスで、コントラストを描くようにトップスのビスチェ部分はコンパクトに仕上げられています。


 このドレス、私個人的に大好きでして、コレクションの画像は私の著書『ブランド・パスポート』の中でも使用させて頂いています。


 こんな素敵なバルコニーまで用意されておりましたので、ロミオ&ジュリエットの気分でパシャリ!させて頂きました!!!!




 さらに階段をあがり3階へ。こちらはまたユニークなプレゼンテーションを見る事が出来ます。実際に撮影を行っているスタジオをイメージしたチャプターを用意し、ファッションフォトが出来る迄の、最高の瞬間を一緒に味わえるようなディスプレイが印象的でしたね。


 背景にバック紙を飾り、撮影用のライトやバー等も飾られ、一瞬普段のお仕事を思い出して現実に連れ戻されそうになりました。。。。が、そこに登場するのはもちろんクリスチャン ディオールの歴史的名作でございます。手前のタブレットを覗き込み、今撮れた写真を確認しているかのようなポーズを撮っているマネキンが着ているのは、1956 SS Haute Coutureで発表された『Bal champêtre evening Dress』というオーガンジーに野に咲く小さな花々をブーケにしたようなエンブロイダリーが美しいドレスです。


 右奥に次に撮影される順番を待っているかのようなドレスは、1953 FW Haute Coutureで発表されたドレスです。モール糸で編んだモチーフをドレスに刺繍し、ラインストーンまで飾ったオリエンタルな美しい作品ですね。


 50年代のドレス達が現在の撮影機材の中で撮影していうのもウィットに富んでいますよね???




 はい。こちら、実に興味深いドキュメントです。かつては雑誌に掲載する画像や、写真の焼き方等の支持を全て手仕事で行っていて、その過程が伺える作品です。綺麗に切り取ったモデルの写真を別の風景の画像にコラージュしたり、写真のすみにはその支持迄残されていて、さながらアナログのフォトショップってとこでしょうかねぇ?www




 クリスチャン ディオールはファッションと同じように、コスメティックでも斬新でスタイリッシュな写真を残して来ました。フェイス廻りに特化されるためそのイメージはさらに濃厚で、パフュームに関しては香りという形の無い物を実に巧みにイメージで表現しています。


 まずは1983年からクリスチャン ディオールのクリエイションに深く関わって来た、ヘアメイクアップ アーティストのTyenの代表的な作品に出会えます。顔をパレットに目立て、自由自在に絵画を描くようにクリエイションを行う彼のスタイルは美しくインパクト大で、現在ヘアメイクアップアーティストの仕事をしている人々の中にも、憧れてこの仕事に就いた方々も多いようですね。



 はい、会場では私の大好きなSerge Lutens(セルジュ・ルタンス)の作品にも出会えます。ほんと私は大好きでして、小学生の頃にしてたスクラップブックに、当時の家庭画報から切り抜いた右端の楽譜の帽子の画像が最初のページに今でも残っております。。。


 1942年フランスのリール生まれで、カメラマン、ヘアイメイクアーティスト、アートディレクターをこなすマルチアーティストで、一切の人間性を排除した絵画のような作品、アヴァンギャルドでデカダンス漂うメイクアップ、時折登場する小道具やアクセサリーまで全てが実に美しく、今でも私のアイドルです。セルジュ・ルタンスはかつて行われたクリスチャンディオールのエキシビジョンのアートディレクションを行ったそうで、実に縁の深いアーティストです。


 パリのパレロワイヤルに彼がプロデュースしたパフィームのブテックがあります。インテリアからルタンスの世界観を表現したこのショップでは様々なフレグランスを買う事が出来ます。個人的にはアイリス(百合)がお気に入りです。



 はい。こちらも実に有名過ぎる写真ですね。1987年Dominique Isserman撮影によって撮影された、クシルチャン ディオールのメンズフレグランス、『Eau Sauvage(オー ソヴァージュ)』の広告写真です。


 野生の水を意味するタイトルが付いたこの香水は、爽やかで清々しい香りで発表された1966年には革新的な香りだったそうです。私も若い頃愛用していました。評判良かったですよ。。。


 近年、若かりし頃のアラン・ドロンの映像を使ったコマーシャルも話題で、ワイルドな野性味とエレガンズが兼ね備えた、現在のDIOR HOMMEが追求する男性像ともリンクしますね。。。




 3階の最後の部屋には床にも天井にも、これまでにクリスチャンディオールが飾って来た雑誌の表紙をコラージュしたスペースとなっています。VOGUEやELLE、LIFE等名門雑誌の表紙を美しく飾った表紙で埋め尽くされ、今回のツアーの記念にもなった素敵な小部屋でしたね。。。


 
 さてこのエキシビジョンのでは、こんな素敵な写真集も発売されましたよ。まさに今回の展覧会をいつでも好きな場所で楽しめるこの一冊で、ファッションフォトの歴史から、クリスチャン ディオールというメゾンが、これまで生み出して来た夢の形を再確認する事が出来ます。


 バカンスにこの美術館を訪れる方はもちろん、この美術館のミュージアムショップで購入する事が出来ますし、行けない方もせめて本だけでもお手元に置いて、優雅な時間を楽しんでみて下さい。


 私はすっかり最近、寝る前にこの本をめくりながらワインを飲むのがお気に入りの時間になっております。。。。



 写真集:“Dior,The Legendary Images”
 出版:Rizzoli
 発行:2014 年 4 月
 編集:Florence Muller
 序文:Jean-Paul Claverie
 価格/取扱い:書店により異なります。

 クリスチャン ディオール カスタマーケアサービス電話番号:0570-200-088





 
さて、二回に別けてお伝えして来た、グランヴィルのクリスチャン デイオール美術館で現在開催されている、『Dior: The Legendary Images, Great Photographers and Dior』のリポート、いかがでしたか?言わずとも知れたフランスファッションのリーダー的メゾン、クリスチャン ディオールですが、常に時代の気分を敏感に捉え、写真の分野でも才能溢れるアーティスト達と供に素晴らしい作品をクリエイトし、伝説を創り上げて来ました。

 作品を見ていて感じる事は、ムッシュ ディオールがそしてメゾンがクリエイターを実にリスペクトし、自由なクリエインションを楽しんでいる所です。お互いにリスペクトする事でそれぞれの才能はさらなる科学変化を遂げ、今迄誰も見た事無いような素晴らしい作品が生まれます。


 未来は誰にも解りません。冒険を行う事は誰もが恐れ、嫌うものです。もちろんここに飾られている発表された当時、かなり斬新だっただろうと推測される作品をクリエイトするにもいろんな人のいろんな意見があったとは思います。でも最終的に『何が一番美しいか。。。』をきちんと見極め、たとえそれが時には無謀にも見える挑戦でも信じた道を突き進むという姿勢。。。。それがあるからこそ、アーティストもメゾンの為にあらゆる力を発揮し、こんな煌びやかなエキシビジョンを開催する程の名作を残しているのかもしれません。。。。


 いやぁ~、東京に居ては、おそらくこんなシビレるような仕事は出来ませんねぇ~、、、リスク回避や責任逃ればかりしている広告関係者からすると天文学的に遠いお話。。。私もいつかこんな、純粋に美しい物だけを追求し、クリエイション出来るような仕事が出来たらと妄想しながら、今回のリポートを締めくくりたいと思います。



 間違いなくモチベーションが上がります。特にやる気を無くし気味のクリエイターの皆様。美しい事にこれだけの力とエネルギーが溢れている事を再確認して下さい。そして、お時間があれば是非、ノルマディーにあるグランヴィルまで足を運んで、生でこの感動を味わう事をオススメします!!!!



 さて、エキシビジョンのリポートは今回で終了ですが、次回はこちらも見逃せない、素晴らしいガーデンのお話や今回も最高だったランチのお話等、楽しいお話をリポートしますのでお楽しみに!!!




“Dior: The Legendary Images, Great Photographers and Dior”

 開期:2014年5月3日-9月21日 10:00-18:30 (最終入場 18:00) 休:無
 入場料:7€ (各種割引有)
 住所:
Christian Dior Museum 
 
1 Rue d'Estouteville, 50400 Granville,
 Christian Dior Museumのサイトへはこちらからどうぞ。
 




 『Dior, the legendary Images-Great Photographers and Dior』のリポート、Vol,1はこちらからどうぞ。


 昨年のChristian Dior Museum でのエキシビジョン『IMPRESSION DIOR(インプレッション ディオール)』のリポート、Vol,1はこちらからどうぞ。

 昨年のChristian Dior Museum でのエキシビジョン『IMPRESSION DIOR(インプレッション ディオール)』のリポート、Vol,2はこちらからどうぞ。



 2014-15 FW Christian Dior Prêt-à-Porter 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ 

 2014 SS Christian Dior PARIS Haute Couture COLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。


 2013-14 FW Dior FINE JEWELRY @PARIS Haute Couture COLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。
 

 2014-15 FW DIOR HOMME PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ 
 2014 SS DIOR HOMME PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ 


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 今回のリポートしたChristian Diorの素敵なお話も掲載されている私の初の著書、『ブランドパスポート』は、現在絶賛発売中です。シグネチャーのバッグのMISS DIOR、バージャケットのお話等も楽しめます。


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