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2016-05-28 23:59:59

RED VALENTINO 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 

 はい。今日はRED VELNTINO(レッド ヴァレンティノ)の2016 SS のリポートをお伝えしましょう。

 

 

 プレゼンテーションの当日、表参道のブティックの2Fのサロンには真っ白な空間が用意され、その中に今季の甘くシャーベットのようなドレス達が飾られるという実にロマンティックな演出でございました。。。。。

 

 

 あれ?一人うさん臭いおっさんがおります。。。。。。失礼しました!!!!この日たまたまこんなホワイトのグレーの出で立ちでお邪魔しちゃいまして、仕込んで来たのか!と突っ込まれましたが、只の神様の悪戯です。。。。

 

 

 私が抱えている柔らかいカーフスキンのトートバッグは今季の新作で、『ペッティロッソ インタルシオ』というアイテムです。ヨーロッパ コマドリの羽根を広げる可愛らしい姿とブランドのロゴが施されていますが、これ実はインターシャのテクニックが使われています。。。。

 

 ステッチを一切使用していないので、こうやってボディに触れても引っかかり等不快な要素が一切なく、こういう機能的なアイテムにもアトリエの最高のテクニックが感じられます。

 

 あっ、、、、おっさんの太い二の腕で可愛いコマドリちゃんが全く見えませんねぇ。。。。是非、WEB等でチェックして下さいまし!!!!


 

  2016 SS COLLECTION、マリア・グラツィア・キウリとピエール・パオロ・ピッチョーリは、レッド ヴァレンティノを愛する世界中の少女達にとびきり甘くロマンティックなテーマを用意しました。

 

 それは2006年のアメリカ映画、Sofia Coppola(ソフィア・コッポラ)監督、Kirsten Caroline Dunst(キルステン・ダンスト)が主演を務め、世界中の乙女達のバイブルとなった『Marie-Antoinette(マリー・アントワネット)』。。。。

 

 世界一有名な王女の物語を、ドラジェのような柔らかいカラーで作られた映像や、ラデュレのスイーツやクリスチャン ルブタンのシューズで彩ったソフィア・コッポラは、これまでのアントワネット像をフレッシュで人間らしいものに変え、時代を越えた共感すら覚えた方も多かったのではないでしょうかぁ???

 

 

 まずここで、マリー・アントワネットについてのトリビアを少々お話ししましょうか。。。。。。。。まぁ、彼女についてはギロチン処刑で亡くなってから220年以上も経つのに、今だにファンが多く皆様相当ご存知の事と思いますので、ここでは敢えて視点を変えて、オーストリア皇女として生まれた彼女がフランスに持ち込み、現在ではフランスを代表するものとなったカルチャーについて少しお話ししてみましょう。。。。

 

 まず、入浴。。。元々フランスにはバスタブに浸かるという習慣が無かったのですが、オーストリアにはその習慣があり、母親マリア・テレジアから受け継ぎフランスでも日常的に行っていました。入浴の文化が宮廷に広まった事で香水も変化します。それまでムスク等強い香りで体臭を消さなければいけなかったのですが、バラやスミレ等優しい香りが大流行し、アントワネットも愛用していたそうです。

 

 続いてはフランスを代表するクロワッサン。。。これはアントワネットのお嫁入りの際当時ヨーロッパで評判の高かったベルギーのパン職人も同行し、デニッシュ・ペイストリーの生地で焼いたのが最初だと言われています。

 

 そして、クープグラス。。。。シャンパンタワー等で見た事ある方もいらっしゃるかと思いますが、丸みを帯びた横広がりのシャンパングラスです。縦長のフルート型に比べて空気に触れる面が多いので気化しやすく、乾杯等の短時間の際に使われる華やかなグラスでございますが、、、、こちら、アントワネットの左胸の形から生まれたとも言われています。。。。

 

 

 

 嗚呼!こういう話が一番楽しい!!!!ですが、本題へ戻りますよ!ロココの最も華やかかりし頃の、アントワネットや宮廷貴族達のローブ・ア・ラ・フランセーズのディテールは、いつもはお転婆で気まぐれなレッド バレンティノ ガール達の装いを優しくエレガントに変えます。

 

 カラーパレットはニュアスのある様々なホワイトから始まり、陶磁器に描かれるような優しいピンクやブルー。ラベンダーやスペアミント等実に美味しそうなパレットを中心に、ベージュやオペラピンク、シックなブラックまでもが用意されています。

 

 高めのウエストからフレアーやギャザーでスカートを拡げたスカートは、時にはミニ、時にはロングとなり、透け感のある繊細なトップスとドレスへとドッキングされます。またこのロマンティックなシルエットをシャツやスカート、時にはニットを取入れてアレンジさせているのも特徴的です。

 

 

 こちらの画像のように、こんなにもロマンティックな世界でございます。。。。。

 

 左のボディが着ているドレスは柔らかいメッシュを使用したドレスで、スカートのディテールにピンタックと部分的にボーダー状に施したポンジーのブラックのリボンをあしらいジオメトリックな印象です。

 

 そして胸元等に施されたスミレのアクセント。。。伝統的なフランス刺繍からインスパイヤされた今季のエンブロイダリーは実に美しく、手仕事好きの方々にも今季はオススメでございますねぇ。。。

 

 ラックにかかった右のドレスはアイボリーの繊細なレースで仕上げたミニドレスで、やはりスミレの刺繍のシャツカラーがアクセントになっていて、その横はブラックベースにスミレのプリントをあしらったシフォンのドレスでございます。。。。

 

 

 もぉ=!!!!爆発的にスイートでございます!!!!!

 

 

 

 こちらはアントワネットの気分をリアルなスタイルで楽しんだルックでございまして、温かみのあるベージュがなんとも素敵ですね。。。

 

 右はリブニットのトップスにベージュピンクのチュールのスカートのドレスでございまして、左はギャバジンを使ったオーバーシルエット気味のダブルブレストのトレンチコートでございます。

 

 アクセントになってるロマンティックなフラワーモチーフのエンブロダリーは、糸や小さな生地を駆使して立体的なモチーフになっていて実に美しく、さりげなくお姫様気分を味わえるアイテムになっていましたねぇ。。。

 

 

 フランス王室御用達の陶磁器メーカー、セーブルの美しいロイヤルブルーにホワイトを混ぜて作ったような優しいトーンのブルーも夏に涼やかな印象でしたね。

 

 右のドレスは18世紀のフランスで誕生したToile de Jouy(トワル・ド・ジョイ)のプリントを施したコットンボイルをベースに、マクラメのレースをトリミングするように飾ったミニドレスです。ボディーのサイドにはアイスブルーのグログランテープをあしらい、リラックスムードで楽しめるロココスタイルの提案でございます。

 

 左はアンティークのナイティーのようなセットアップでございまして、ストライプのコットンジャカードを使用したノースリーブのブラウスとスカートのセットアップ。。。ブラウスのフロントにはバイアスでカットオフしたフリルをあしらい、ヘムはブラックのグログランテープのドローストリングになっています。

 

 今季、リボンのディテールはベルサイユ宮殿やプチ・トリアノンに私達を誘ってくれるようです。。。。ロココの時代には高価なリボンは貴族達のステイタスの証でもあり、女子のみならず男子もこぞって装いに取り入れたそうですよ。。。

 

 

 ドレスが中心だった今回のコレクションの中で少し違う趣を見せたこちらのニットのルックは、大人女子でもトライ出来そうなアントワネットスタイルとして注目でしたね。

 

 トップスのノースリーブのニットはコンパクトなウエスト丈で、フロントにはジャカードとルレックスの糸の刺繍で立体的に表現したスミレのモチーフが大胆に施されています。

 

 スカートはスミレのプリントを施したシルククレポンのスカートの上に、ポワンデスプリをあしらったシルクチュールを一枚重ねたデザインで、ウエストベルトはグログランリボンで仕上げてありましたねぇぇぇ。。。

 

 

 ねぇ?一貫して、どっぷりとロマンティックでございましょう?????www

 

 芸術史上、ロココは18世紀のルイ15世の時代から孫であるルイ16世が在位していた時に勃発した1789年のフランス革命までを指します。ロココの以前、『太陽王』と呼ばれたルイ14世の時代に流行したバロックというスタイルは、『朕(ちん)は国家なり』と王の権威を威圧的に表現する芸術表現で、絶対王政がゆえの権威的で直接的なスタイル。。。。それに対してロココの時代には『朕(ちん)は国家の下僕なり』という啓蒙思想に基づき、その表現も間接的で柔和になります。

 

 私達はその柔らかい色使いやスイートな表現を単純にカワイイ!と思ってしまいますが、実はもの凄く他者の目を意識し、真実を柔和にボカした表現から生まれた文化でございまして、フランス革命に近づくにつれて『曲がった真珠=悪趣味』という意味を持つバロック以上に悪趣味な文化が水面下で横行します。

 

 今となってはフランスを代表し世界中の女子達が憧れる表現の一つですが、そういう時代背景が会った事を覚えておいて下さいませ。

 

 こちらのスペアミント カラーのドレスも実に可愛かったですねぇ。。。ブラウスとスカートに分かれているように見えますが一体型のドレスでございまして、ストレッチ シルク モスリンとチュールで仕上げてあります。

 

 なによりも素晴らしいのは胸元のチュールの部分に、まるでモザイクのように小さなビーズで施した唐草模様のエンブロイダリーでございます!!!!これは、ほんと綺麗でしたねぇぇぇ。。。

 

 当時の宮廷で流行った扇の形のクラッチバッグをコーディネイトしているのも、ホント、芸が細かいです!!!!

 

 

 今季は様々なレースを取り入れて、繊細なランジェリーのようなムードのアイテムも沢山登場していましたねぇ。。。

 

 右はイギリス刺繍を施したコットンポプリンのミニドレスです。深いVの胸元やさりげなく手首を覗くかせる七分袖が、若々しいセンシュアルさを表現しています。

 

 左は牧歌的なムードのレースのニットドレスで、フランスの伝統的なクロシェ編みを取り入れ、ウエストにはやはりアクセントでブラックのグログランリボンをあしらっていましたねぇ。。。

 

 

 今回コレクションの中にはこれまでご紹介した柔らかいムードとはまるで逆の、シャープなコレクションも数点ございましたよ。

 

 宮廷の貴婦人達が身につけたコルセットにインスパイアされたこちらは、レースアップのディテールとボディピッタリと貼り付くフォルムが実に美しかったですね。。。

 

 左は鮮やかなフューシャピンクの薄手のシルクツイルでボディーを仕立て、サイドにあえて皺を寄せたブラックのフロワセテープをあしらっています。

 

 右はフェティッシュなブラック1トーンが素敵なドレスです。コルセットの部分はレザーを使用していて、サイドにはリボンのレースアップが施されています。ブラックのスカートの上にポアンデスプリのチュールを一枚重ねて、少しだけ優しく仕上げているのも素敵でしたね。

 

 

 今季のシューズの中で気になったのはやはりロココの時代に大流行したミュールをイメージさせるこちらのバックストラップのシューズでございますね。個性的なトップのボウもモチーフと、美しいアーモンドトウのフォルムはテーンエイジャーだけに履かせておくのはもったいない程エレガントでございましたね。

 

 

 はい、元々学研少年の私、気になる事はすぐグーグルという事で、ミュールの歴史を少し調べてみました。これ、以外と奥が深い!!!

 

 起源はかなり昔の古代ローマ時代まで遡っちゃいます。ミュール(スリッパ)は元々ローマ各地に存在しておりまして、一部の身分の高い人のみ赤いスリッパを履く事が許されていました。これを『mulleus calceus』と呼びcalceusとは靴を意味し、mulleusとは日本で言う所の魚のカサゴの事。。。つまり直訳すると『カサゴ靴』という意味で、その艶やかな赤い色に由来しています。。。。。つまり、ミュール=カサゴって事。。。。

 

 踵がオープンになっているこの靴はすぐに脱げるという事で基本的に室内履きで、ベッドルーム等のプライベートな空間で着用する事からエロティックな意味が込められち行きます。なので一部の娼婦等は夜間に屋外でも着用にそたりしますが、基本的には男女を問わず今で言うスリッパとして使われ、このままロココの時代まで長い歴史を辿ります。

 

 17世紀後半になると一部の貴族階級の女性達の間に、カジュアルファッションが流行し、今で言うパジャマルック(もちろん今のスタイルとはまるで違います)のように室内着をアウターとして楽しむスタイルが登場します。トータルコーディネトの発想からかトレンドに合わせてミュールにもスポットライトが当たり、上質のレザーやシルク、リボンやレースが飾られて、よやくベッドルームの重い扉を開けることになります。

 

 公衆の面前でミュールを初めて履いたのはドロン伯爵夫人でございます。若い頃からかなり貞操観念がイージーな彼女は、1694年60歳の時に教会のミサにミュールを履いて行きます。本来貴族は跪いて祈りを捧げる際に小さなクッションを使って膝立ちの姿勢を取りますが、彼女は敢えての横座り。。。。スカートの裾からは赤いミュールとグリーンのストッキングの踵が露になったとか。。。。。

 

 18世紀になると貴族の間では一般的になり肖像画でも頻繁に描かれますが、この当時の貴族達の性生活はかなり乱れていたらしく常にエロティックなイメージが付きまといます。

 

 現在もミュールにはどこかセンシュアルなイメージが付きまとうのは、元々は部屋履きであり、あまり人様の前に晒す物では無かったというこの靴の歴史に裏付けされているんですね。。。

 

 今では全く関係のない話となってしまいましたが、きちんとしたビジネス会議やフォーマルな席に呼ばれる際は少し頭に入れておいて下さいまし。。。。wwww

 

 

 はい。ウエアのロマンティックなムードをそのまま反映した今季のアクセサリーもやはりスイートなアイテムが気になりましたね。。。。ここまでフェミニンなアイテムはなかなか登場しないので、パーティー用に一つ入手しておくのも宜しいかと思われます。

 

 カーフスキンに型押しでスミレのモチーフを描いた物やウエアと同じ繊細なモザイク刺繍を施した物、ラインストーンのバックルを飾ったりと可憐なデコレーションが注目で、特にロココの時代男女問わず大流行した『Ventaglio(ヴァンタリオ=扇子)』のフォルムのクラッチは可愛かったですねぇ~。。。。

 

 さて、扇子についてですが。。。。。。あっ、また長くなりそうなので、次回にしますねぇぇぇぇ。。。。。wwww

 

 

 

 

 

 フランス由来のロココの世界を現代的に再解釈したレッド ヴァレンティノの今回、スポーティーになってしまった昨今のトレンドに一抹の寂しさを感じている、可愛いを愛する皆様には『待ってました!』のコレクションではないでしょうか???

 

 只、気をつけなければいけないのはあくまでも軽やかにお願いしますね。今季、ルックブックの中ではガーリーなウエアにスニーカーをコーディネイトしたりして、コンテンポラリーに楽しんでいます。私個人的には真っ黒なショートヘアに赤リップ、ロマッティックなドレスを一枚サラリと着てホワイトのスニーカーなんて、ノンシャランと楽しむが今年っぽい気がしますね。

 

 

 ミルクティーブラウンの巻き髪やナチュラルストッキング、アンクルストラップ付きのプラットホームサンダルなんかに合わせると。。。。。それはもう10年前の話ですのでお気を付けあそばせ。。。。。

 

 

 

 マリーアットワネットはお菓子や生活習慣だけではなくもちろんファッションもオーストリアから持ち込みました。彼女は身長154cmにバスト109cm、ウエストは58~59cmというトランジスタグラマーでファッションアイコンとしても注目され、ローズ・ベルタンというデザイナーのドレスを好んで着用していたそうです。

 

 実はロココを代表する高く盛り上げたヘアスタルは彼女が流行らせたそうで、かつらに小麦粉で出来た白い粉を振りかけて、顔が全体の真ん中に来るプロポーションが美しいとされていました。中でも有名な船の飾りを乗せたヘアスタイルは、当時アメリカ独立戦争において、フランス軍が敵対していたイギリス軍を破ったニュースに由来していて、不器用な彼女なりの愛国心の表現だったとか。。。。その後宮廷で一大トレンドとなり現在でもジャンポール・ゴルチエやスティーブン・ジョーンズ等多くのデザイナーが自身のコレクションに取り入ています。。。

 

 

 オーストリアから来た少女がフランス宮廷で一大スターに、ファッションリーダーになったように、レッド ヴァレンティノのスイートなコレクションでファッションリーダーを目指してみてはいかがですかぁぁぁ???

 

 

 

 はい。船の飾りでございますが、。。。。。私もかつて、乗せた事あります。。。。。知ってる人に聞いて下さいまし!!!!!!!wwww

 

 

 

 

 

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 今回、リポートしたヴァレンティノのお話が掲載されている、現在好評発売中の私の初めての著書、『ブランド・パスポート』では、世界のセレブのお話や、スタッズ・コレクション等より深くヴァレンティノの事を知る事が出来ます。

 是非、書店にてお求め下さいね。


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2016-05-27 23:59:59

TOD'S, Roger Vivier 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 今日はイタリアが誇る、確固たるクラフツマンシップに裏付けされた素敵なブランドTOD'S(トッズ)と、フランスのHaute coutureの伝統を今に受け継ぐRoger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)の2016 SS COLLECITONをリポートして参りましょう。。。。

 

 

 まずはTOD'Sからです!!! 燦々と光が降り注ぐ、表参道のブティックの最上階の素敵なサロンで行われる恒例のプレゼンテーション。。。実は先日既に次の2016-17 AWの展示会も行われまして、宿題のハンパない溜まり具合にかなり焦っているDie-co★でございます。。。。

 

 

 

 私が持っているのは今季の新作のブリーフケースでございます。よ~くご覧になるとフロントにさりげなくブランドのアイコンでもある『ダブルストライプ』のディテールが施されているのがお解りになりますか???

 

 これまでイケイケにフィーチャーされてきたこの『ダブル ストライプ』は、今季実用的なアウトポケットの中にさりげなくあしらわれ、実にエレガントなムードです。ビジネスではもちろんジップをしっかり閉めて機密書類を隠しておかなければなりませんが、ジップを開けてサイドのフラップを外に出すとまた違う表情になるのも楽しかったですねぇぇぇ。。。。

 

 

 一緒に撮影させて頂いたのはヴィンテージのミリタリーウエアにインスパイヤされたパイロットジャケットです。使われているのはスペシャルなストレッチのナパレザーで、近くで見ると解る程度にディテールのエッジの部分に、ワックスのハンドペイントが施されています。

 

 ノスタルジックなアティチュードながら、ハイテク素材を駆使しユーズフルな一枚でございましたよ。。。

 

 

 

 では、まずWOMEN'S COLLECTIONから御紹介して行きましょうね。

 

 すっかりトッズの顔となったクリエイティブ・ディレクターAlessandra Facchinetti(アレッサンドル・ファキネッティ)による2016 SS COLLECTION、お得意のしっとりしたフェミニンさは今回一旦お休みして、アクティブでポップな楽しさに溢れています。

 

 テーマは『TOD'S BAND』。。。。例えばそれは良き時代のエッジの効いたロックやジャズ。。。音楽の楽しさを体現するかのようなコレクションには、ビートを刻むようなリズミカルな手仕事によるデコレーションや、フロウするヴォーカルのように軽やかな素材使いが感じられます。

 

 シルエットはコンパクトに納められたさり気ないシースラインが特徴です。多くのルックで登場するパンツは、ピッタリとしたローライズでも、タックの入ったボリューミーなアイテムでもクロプットで足首の繊細さを覗かせます。スカートは膝を真ん中にして約30cm程度を行ったり来たりと動きのあるレングスで、軽快なショートパンツも注目です。

 

 コーディネイトするトップスも実にユニークです。マニッシュなシャツをベースとしていますが、ミュージシャンの持つ独特の気怠さを表現するかのように肩をズラしてみたり、インナーのランジェリーをセンシュアルに覗かせたりとなんとも攻めています。

 

 グランジテイストをスタイリッシュに解釈するのに用いられたパレットは、ホワイトからライトグレー、グレーのグラデーションから少しだけのブラック、ナチュラルなレザーのブラウンやベージュ、ネイビーからブルーグレー、シャーベットカラーのシトロンやメタリックなシルバーがアクセントとなり、涼しげなワードローブを完成させます。

 

 

 では、コレクションをチェックして行きましょうね。。。。。こちらはエフォートレスでフェミニンなムードが漂うモノトーンのルックです。

 

 リブの部分にシースルー加工を施したブラックのニットにコーディネイトしているのは、ウエストに個性的なタックを施したハイウエストのスカートです。はい。。。。もちろん、トッズですもの、レザーでございます。。。。

 

 最高のテクニックで紙のように軽やかにトリートメントを施し、イレギュラーなドットのようなホールの際にはブラックのデコレーションをあしらっています。また、部分的にレザーのリボンを通しノットを作る事で、遊び心をプラスした実に個性的なアイテムです。

 

 現代彫刻のようなシルバーメタルのネックレスや丸いアイレットがポイントの細めのベルト、モノトーンで飾られた人気のバッグ『ケープ』には編み目のディテールを取入れ、ブランドを代表するシューズ『ゴンミーニ』にはピアノの鍵盤のようなディテールが施され、実に楽しいルックでございましたねぇぇぇ。。。。

 

 

 クリエイティブ・ディレクター就任以来、ファキネッティが特別な思いを込めてクリエイトしているバイカージャケットにも、今季の『TOD'S BAND』の軽快なリズムが感じられます。

 

 こちらはまさにキールックとも言えるアイテムで、バイカージャケットとギターの要素が融合された実にユニークなアイテムでございましす。アイボリーの軽やかなレザーのボディーの右身頃に大胆に施されたギターのデコレーションがインパクト大でございましょぉぉぉぉ。。。

 

 一見するとアップリケにも見えますが、そこはTOD'Sがやる事。。。。。。。お得意のインレイ(象嵌細工)のはめ込みで緻密に表現されています。。。。ギターに施されたアグレッシブなデコレーションやらホールの部分まで細かく表現されていて、左の肩の部分には柔らかいシャーベットカラーのインレイを施し、実にアーティスティックなアイテムでしたね。

 

 

 今回のプロポーションのトップスを決めているシャツは、台襟付きのダブルカフス等マスキュリンなデザインのものを、フェミニンに着崩す事でジェンダーレスな美しさを表現していてます。デイヴィッド・ボウイやアニー・レノックス等一流のスター達が持つ個性的なアンドロジナスなムードすら感じさせていましたねぇぇぇ。。。

 

 こちらはストライプのコットンのシャツをベースに、クラリックの襟元は大きくはだけ、ダブルカフスはだらんと伸ばしてグランジ風に着こなしています。このシャツをさらにラグジュアリーに昇華させているのが、その美しいフラワーモチーフのデコレーション。。。。こちらはファブリックの上にレザーのモチーフを飾り、全てインレイで表現された素晴らしいピースです。

 

 コーディネイトしているフラットローファーもレザーのストライプで、キラキラのビジューまで飾られて、メタリック レザーのクロップドパンツとも見事なマッチングでしたね。。。

 

 コーディネイトしているバッグは『ダブル T』でございまして、二つの『T』がクロージャーになった新しいシグネチャーラインのアイテムです。さらにこちらはギターのデコレーションのようなユニークなアップリケと、ビジューや星や月等のメタルパーツを鏤めビジューを飾ったギターのストラップ思わせる太いストラップ合わせ、実に楽しいルックでしたね。。。

 

 

 はい、ではお待ちかのバッグを御紹介して行きましょう。。。。

 

 今季、何と言っても注目なのがこちらの『WAVE』ではないでしょうか???波のように左右に流れるフラップが特徴的なこちらには、『ゴンミーニ』のペブルのディテールが施され新たな表情を見せています。

 

 ホワイトとシャーベットピンクのコンビで仕立てられたこちらには、バッグの角の部分にステッチとペブルがあしらわれ、クールなデザイン的にも、劣化意しやすい角の保護にも優秀なアイテムでしたね。。。

 

 その横にございますのが同じくシャーベットカラーの今季の『ゴンミーニ』でございます。バッグにも鏤められていた今季のテーマの『TOD'S BAND』を象徴するキュートなパーツを飾った何ともポップなアイテムでしたね。。。

 

 私がこれまでこちらのブランドのプレゼンテーションに足を運ばせて来た中で、一番テンション高い『ゴンミーニ』の一つに仕上がっていましたね。。。。こういう動き。。。。大好きです!!!!!

 

 

 先ほども御紹介した二つの『T』の文字をクロージャーにした『ダブル T』は美しいスクエアなフォルムのミニと、馬具製造の伝統的な儀技術を起源とするこのメゾンを象徴するような、馬蹄をイメージさせる嫋やかにラウンドしたマイクロの2つのデザインで登場します。

 

 繊細でエレガントな細めと、今季の気分を感じさせるギターのストラップのようなハードなアイテムを後からカスタマイズ出来るのも、使う人のオーケージョンに対応していて親切ですね。。。

 

 私はやっぱり今季のギタースタイルがもの凄く気になります!!!!どちらかと言うとベーシックでシンプルなスタイルが主流だったトッズにおいて、これだけ攻めている姿勢は同じクリエイションに携わる人間として嬉しく思いますし、一見インパクトのあるデザインですが、実際に肌に触れた時の滑らかなレザーのテクスチャーや、仕上げの美しさが奏でるラグジュアリーなムードは、、、、ホント堪りません!!!!!

 

 

 

 続いてはMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。

 

 こちらのコレクションでは熟練したアトリエのクラフツマンシップをベースにしながらも、ディテールに遊び心をプラスしたコンフォートなアイテムが展開されます。

 

 何処と無くヴィンテージのムードを漂わせる、落ち着いた成熟したムードの中にも、少年のような遊び心を落とし込んだコレクションは、温度のあるブルーのバリエーションやベージュ、ナチュラルなブラウンにグレーで表現され、落ち着いた中にも爽やかさを感じさせます。

 

 サルトリアルに基づいた確かなジャケットはピークドラペルにダブルフロントというオーセンティックなスタイルですが、カッティングや少しだけカーブを効かせた広めのラペルが非常にモダンです。またアドベンチャースピリットを掻き立てるパイロット ジャケットは実にユーズフルに登場し、アクティブな表情をプラスしています。

 

 まず、展示会で一際注目だったのが、こちらのオリジナリティー溢れるフィールドジャケットです。美しいブルーグレーのスエードをベースに、必要不可欠な複数の立体的なポケットのエッジやディテールに、グレーのインクのハンドブラッシングを施しています。

 

 遊び心溢れるアーティスティックなアティチュードが見ていて楽しかったですね。。。

 

 

 今季、メンズシューズの新たなシンボルとなるのはこちらの『LEO CLAMP(レオ・クランプ)』です。トップにあしらわれたメタルパーツはホットメタルの伝統的な手法で鋳造されていてシャープで男らしい印象ですね。。。パーツにさりげなく施されたブランドのロゴもエレガントでございます。

 

 それぞれ、スエードとパテントレザーを使用し、ハンドブラッシックでヴィンテージなムードに仕上げてありましたよ。。。。

 

 

 今季ウエアにも登場していたハンドブラッシングの手法は、確かに技術に裏付けされたトッズのアトリエだからこそ出来る技で、シンプルになりがちなメンズウエアにハッピーな楽しい要素をプラスしていて素敵でしたね。。。

 

 こちらのスニーカー。。。。。素敵でございましょうぅぅぅぅぅ?????実は、結構欲しいんですけど。。。。。www

 

 トップにベルクロを施したアイテムですが、こちらは最初に真っ白なレザーのスニーカーを製作し、そこにデザイナー自らハンドブラッシングを施し、さらにそれを解体してパーツのパターンを取り、一つ一つ手作業で染め上げてもう一度組み直したという実に手の込んだ行程により生まれたアイテムです。

 

 新たな若い世代にも人気になりそうな、クールなアイテムでございました。

 

 再度言いますけど。。。。。。マジで、欲しいです。。。。。。。wwww

 

 

 こちらも実にアーティスティックムードのレザーを使用したトートバッグでございます。

 

 スムース カーフ レザーの上にパレットナイフで大胆に彩色し、残った絵の具の立体感をそのまま生かしたような特殊な染色により表現されたテクスチャーは、まるでレザーに彫刻を施したような美しさで、初めて見る遊び心溢れるテクニックです。

 

 こちらはブラウンカラーのトートタイプですが、他にネイビーのカラーや、ビジネス対応のブリーフケース等でも登場しているのでオフィスでも楽しめそうでしたよぉぉぉ。。。。

 

 

 

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 続いてはPARISのエスプリ溢れる老舗メゾン『Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)』の2016 SS COLLECTIONをリポートしていきましょうね。。。

 

 

 今季、クリエイティブ・ディレクター、Bruno Frison(ブルーノ・フリゾーニ)がセレクトしたテーマは『SUMMER SWEETS』です。彼はここ数年ファッションの流れをガラリと変えたムーブメントを冷静な目で見ています。『レトロなフラワーモチーフ』、『溢れるカラーとクールなアティチュード』という要素は、今や全てのブランドで当たり前のように用いられるコードとなりました。この一大トレンドをメゾンのコードと結びつけてカラフルな楽しさや軽快さを追求しています。

 

 コレクションは平和を唱うようなピースフルなフラワーモチーフが溢れています。これはメゾンのアーカイブスから抽出したエッセンスであり、70'Sのスタイルが注目されている今だからこそ、特に注目のバージョンアップしたアイテムでしたね。

 

 デイのアイテムとしては、ロジェ ヴィヴィエ初となるスニーカー。。。快適さを求める現代女性の必需品でありながらもスニーカーに抵抗のあるラグジュアリーなターゲットに向けて、ハイヒールを履くのと同じくらいのエレガントさを提案しています。また、ナイトでは新登場となるスティレットヒール『SIN(シン)』が魅惑的です。カービーな横顔を見せる明快なセクシーは情熱的な夏を足元からエンジョイ出来そうでしたねぇ。。。

 

 

 

 最初に御紹介するのは、今季の気分を実にフェミニンに表現したこちらのシューズとバッグです。

 

 

 70'SのLOVE&PEACEのムードをアップデートさせたこちらのシューズは『ジプシーフラワーサンダル』です。ヌーデーなフロントにナチュラルカラーのパイソンのストラップ。対照的にしっかり踵を包みアンクルストラップを施したバックの部分と、二面性を表現するシルエットが特徴です。ピンクのバリエーションに染め上げたフラワーモチーフをシルバーメタルのアイレットで飾ったキュートなデコレーションもワクワクしますねぇぇぇ。。。

 

 今季も引き続きトレンドのヒッピードレスに、フラットサンダルをコーディネイトするのはどうも抵抗があるなんて方々にはピッタリでございますし、シックなパンツスーツに一箇所だけの女らしいアクセントとしても効果を発揮します。

 

 ナチュラルカラーのスエードで仕立てられた巾着タイプのポシェットは人気のアイコンでもあるプリズミックを施した『プリズミック バゲット』です。グラフィカルでモダンなこのアイテムも、今季はヒッピーテイスト満載なフラワーモチーフや存在感のあるタッセルを飾りボヘミアンなムード全開でございましたね。。。

 

 

 はい、、、、、。こちらが既に話題沸騰中のスポーツシューズ『スキニー ヴィヴ』でございます。。。。メゾンのアイコンでもあるバックルのビジューをあしらい、簡潔でエレガントなフォルムはスニーカーに抵抗のある方にはピッタリでございまして、上品で洗練されていましたねぇぇぇ。。。

 

 ホワイトレザーやブラックのパテント、左端のようなピースフルなフラワーモチーフ

も登場し、スニーカーブームの昨今のファッションシーンにおいて、別格なアイテムになりそうですねぇ。。。

 

 

 こちらも今季のキーワードである70'sの美意識を表現したプラットホームサンダル『キューブ』です。

 

 70年代初頭にメゾンが発表したアーカイブスをベースに、2016年に合わせてよりジオメトリックでモダンなアティチュードが特徴で、キューブをイメージさせるボリュームアップしたキャンキーヒールとプラットホームがユニークです。トップにはメゾンのアイコンのバックルを飾っていますが、サイドの小さな二つのバックルとのコンビネーションは素敵で、新たなリズムを生み出していましたね。。。

 

 こちらのようなナチュラルカラーのレザーや、ポップなプリントにフラワーモチーフを飾ったバージョン、シルバーやブラックのバリエーションもあり、自分らしいボヘミアンスタイルを楽しめそうなアイテムに仕上がっていましたね。。。

 

 

 こちらも最近登場して話題になっております『ピルグリム デイ』でございます。

 

 ロジェ ヴィヴィエとしては初めてとなる、デイタイムやビジネス等にも活用出来る収納力の高いバッグでございまして、ソフトなカーフレザーを使用し、表面のナチュラルなシボが実にエレガントです。

 

 レザーで包んだバックルとレザーのアクセントやサイドのベルト、『RV』のゴールドのイニシャルがあしらわれたキーホルダーまで、細部にまで拘りぬいた実に美しいバッグでございます。

 

 

 最初に御紹介したスエードにフラワーモチーフをあしらったバッグでも登場していた『プリズミック』でございますが、今季のテーマ『SUMMER SWEETS』を彷彿させるキャッチーなアイテムも見付けちゃいましたよ。

 

 ブラックのカーフレザーの上にカラフルなレザーをアップリケして作り出したこのモチーフですが、このシャーベットカラーのようなマルチカラーはトレンド感満載で、素敵でしたね。。。

 

 左はミニ ショルダーバッグでアクセントとなるゴールドのメタルパーツやチェーンがエレガントなアイテムで、右はオープンヒールのミュールタイプのサンダルで、安定感のあるチャンキーヒールがプリズミックのジオメトリックな効果をさらに倍増させていますね。

 

 今季、多くのアイテムでこのシャーベットカラーが登場しています。カラーブロックやフラワーモチーフでも登場しているので、カラーだけ合わせてアイテムはスニーカーなんかで少し外すってのも、レベル高めのコーディネイトで素敵なんじゃないでしょうかぁ????

 

 

 

 

 

 

 軽やかでエフォートレスなウエアに手の込んだキャッチーなアクセサリーを揃え、音楽の楽しさとエキサイティングなムードを楽しく表現したトッズのWOMEN'S COLLECTIONと、世界中の男子が胸に抱くアドベンチャースピリットと自由気ままなアーティストの精神を確かなクラフツマンシップで表現したトッズ MEN'S COLLECTION。。。。そして伝統と贅を極めたラグジュアリーなブランドだからこそ出来る、余裕のストリートテイストやユースカルチャーの解釈が実に楽しいロジェ ヴィヴィエ。。。。皆様気になる物はございましたか???

 

 

 今、まさにこの季節を楽しめそうなアイテムが出揃いましたが、どれもキーワードは『軽やかさ』のようですね。。。。昨今のファッションのトレンドの中心にある『ノームコア』という飾らないスタイルを冷静に踏まえながら、アトリエが出来る最高のテクニックを駆使してフレンドリーなアイテムをクリエイトしてくるのは流石ですねぇ。。。

 

 

 私、最近感じるのですが、これだけファッションのトレンドが猛スピードで流れて行く昨今、そろそろ『ノームコア』はいいのかなぁ?と感じていますね。『人と違う物を着たい』、『昨日と違う物を着たい』というのは人間の本能であって、そこに個性が存在するからファッションは何処まで進化しても完全なオートメーションにはならないと言われています。

 

 90年代のクレイジーな時代のように、たいしてある筈もない自分自身のアイデンティティーを強調する時代では無くなったとしても、生活に余裕のある人達からより個性的なアイテムを少しずつ取入れる装いを最近街でも良く見かけますねぇぇぇ。そしてこの場合の生活の余裕というのは経済的なだけではなく、自分自身の生活を楽しめて、それを追求出来る時間の余裕のような気がします。

 

 

 

 丁寧な毎日を送り、ストレスから解放された自分らしいライフスタイルを送る。。。。現代人が今一番欲している物をハッピーに、そしてアイコニック表現したトッズとロジェ ヴィヴィエの2016 SS COLLECTIONには、その答えのような物の一つがあるように思えたプレゼンテーションでした。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 Reger Vivier 2016 SS RENDEZ-VOUS COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。

 

 Roge Vivier 2015-16 AW COLLECTIONの東京でのリポートはこちらからどうぞ。

 

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2016-05-21 21:23:59

3.1 Phillip Lim 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。今日は素晴らしいお天気の土曜日でございましたが、皆様如何過されまたか?私は明日5/22(日)が最終日となる、丸の内の三菱一号館美術館で開催されている『PARIS オ=トクチュール 世界に一つだけの服』という展覧会へ行って来ました。

 

 

 いつも見たい展覧会や映画が見れるのは、会期ギリギリになってしまいます。。。。トホホ。。。

 

 

 とにかく見逃さなように!と休日の朝からバタバタと出掛けましたので、あまり心の準備や過度な期待をしていなかったからか、始めは『ふ~ん。。。』ってくらいでしたが、段々とボディーブロウをくらったようにジワジワと痛みのような感動が。。。。。。

 

 恐らく、コレクションの為に製作されたショー用のピースと言うより、実際に顧客の為に作られたあまり見た事が無いデザインや、『え?このデザイナーが作ったの?』なんて意外性に溢れた作品が沢山見れたのは楽しかったですねぇ。。。。個人的に一番感動したのは、画像の真ん中のAzddine Alaia(アズティン・アライア)大先生のイヴニング ガウン。。。。大先生の作品はまず見る事が出来ませんので、軽く失禁。。。。。

 

 なんでも大先生は幼少の頃から修道女等が顔を隠す宗教的なヴェールに只ならぬ魅力を感じていたらしく、このディテールはシグネチャーとして幾度もコレクションに登場していますねぇ。。。

 

 そしてFrançois Kollar(フランソワ・コラール)が撮影したデザイナーや職人達の手の写真。。。。シャネルやスキャパレリやジャンヌ・ランバンの手の画像は、同じファッションに関わる人間として、なんだか背筋が伸びる説得力のある作品でしたねぇ。。。

 

 

 明日5/22(日)までの開催です。私は開館30分前に駆けつけて比較的スムーズに見る事が出来ましたので、早めの時間に行かれる事をオススメします。

 

 

 『PARIS オ=トクチュール 世界に一つだけの服』展のサイトへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 では今日は、私も日頃から愛用させて頂いている3.1 Phillip Lim(スリーワン フィリップ リム)の2016 SS COLLECTIONを御紹介させて頂きましょう。。。

 

 ブランド創立10周年のアニバーサリーイヤーを迎える事となった今回のプレゼンテーションはなんだかスペシャルなムードでございまして、清々しい日差しが差し込むプレスルームにダイナミックにグリーンを飾り、まるで公園の大木の下で、穏やかな気持で新作を見せてもらっているような素敵な午後となりましたよ。。。

 

 

 まず、私は袖を通させて頂いたのは2016 SS MENS' COLLECITONのブルゾンです。爽やかなパレットで彩られたコレクションは、まさにフィリップ自身が『初心に帰る』かの如くフレッシュで瑞々しく、洗練されたアティチュードの中に破壊と再構築という熱いテーマを秘めた素晴らしいコレクションでした。。。

 

 ホワイト、ライトグラリーン、バーガンディー等で描いたエスニックなボタニカルプリントでございまして、スポーツテイストのジップブルソンに落とし込む事で、このブランドの代名詞でもある『ウエアラブル』なアイテムに仕上げていましたね。。。

 

 

 持っているバッグはこのブランドのイット バッグの一つと言っても過言ではない『31 Hour(サーティーワン アワー)』でございますが、上質なホワイトのレザーをライナーなしの一枚仕立てで仕上げ、これまでよりより柔らかく、より軽量化した新作でございます!!!!

 

 

 3.1 Phillip Lim 2016 SS PARIS MEN'S WEAR COLLECTION のリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 

 10周年を迎えた今年、スリーワン フィリップ リムは1年間を通したグローバル コンセプトとして『STOP AND SMELL THE FLOWERS』というテーマを掲げています。

 

 『忙しい毎日の中でも時に足を止めて、そこに可憐に咲く花の香りを楽しもう。』という意味の言葉で、このブランドを愛する顧客達へ、ファッションに携わる全ての人達へ向けた、実に優しいフィリップらしい心温まるメッセージです。

 

 

 同様にその言葉はフィリップ自身へも向けられています。2005年同じ年のビジネス・パートナー ウェン・ゾウとこのブランドを立ち上げ、光陰矢の如くめまぐるしく移り変わって行くファッションの世界において、ビジネスを成功させ拡大させて行くのは至難の技だった事でしょうし。。。。また、コレクションは発表されるや否やすぐにSNSで世界中に拡散され、時には心にも無い野次罵倒もしばしばあったのではないでしょうか。。。。ひたすら走り続けて来たフィリップは自分の10年の軌跡を冷静に振り返り、『今この瞬間』を感じ、感謝しています。

 

 

 

 今回の2016 SS Women's Collectionのテーマとしては『Co-exist(共存)』というキーワードをテーマにコレクションをクリエイトしています。

 

 

 ニューヨークでコレクションが発表された工場跡のような広大な場所には、いくつもの『土』で出来たピラミッドのような山が配置されました。これはアーティストであり環境問題研究家のMaya Lin(マヤ・リン)氏と対話を重ねる事で、日常の中にある美しさを尊重する気持や、ありふれた物を特別に変えるという共通点を見出し実現したコラボレーションで、地球の貴重な資源でもある『土』はコレクション終了後アトリエのスタッフ達の手によって、もとあったニューヨーク市民農園に返されたそうです。

 

 

 

 アーティスティックな空間で発表されたコレクションは、地球上に生きるあらゆる生命と共存する事を目指したコレクションで、ブランドのアイデンティティーでもある『ユーズフル・エレガンス』の過去、現在、未来について探求しています。2016 SS MEN'S COLLECTIONでも登場した既成概念を覆すチャレンジ スピリットはそのままに、『シンプル』と『華やかなさ』という相反するテーマを融合しながら、ダイナミックでロマンティックなフィリップ リム ウーマン達の新しいワードローブを完成させます。

 

 

 コレクションにはグローバルコンセプトにも登場する『Flower(花)』が印象的に飾られます。オーガンジーを折り紙のように折って表現したカサブランカ、ローエッジの花びらや生地を解いて花心を作ったポピー、ドローイングのようにおおらかに描かれた野に咲く可憐なバビアナのプリント等、ハイブリッドなテクニックで可憐な表情を見せてくれています。

 

 元々テキスタイルには定評のあるこのブランドですが、アニバーアリーをお祝いしてスペシャルなファブリックが用いられた今回、最も注目なのは本来Haute coutureで使われる事の多いシルクガザール。。。。このファブリックはショートパンツやフーディー等デイリーウエアに落とし込まれていたのも新鮮でしたね。。。

 

 シルク ガザール(ガザル)はソワレに頻繁に用いられる素材で、イブニングの文化が希薄な日本においてはウェディング等で見られます。薄く張りのあるのが特徴で、ファンデーションを用いずに紙のように形出しする事が出来るので、軽やかでドラマティックな作品を作るのにとても効果的です。。。。が、扱うのにもの凄く高いテクニックが必要とされる生地でもあります。

 

 

 最初に登場するのはそのシルク ガザールを使用したルックです。柔らかいベージュのパーカーはさりげないオーバーシルエットのフォルムで、ゆったりしたスリーブやフードの内側にはホワイトのチュールをあしらっています。

 

 パンツはハイウエストのワイドシルエットで、太めのサッシュのドローストリングでまとめたウエスト部分が花びらのように可憐なディテールを作り出し、インナーには百合のモチーフを飾ったブラトップを合わせています。

 

 デイリーでイージーに楽しめるのに実にラグジュアリー。。。。。素晴らしい作品からコレクションはスタートしました。

 

 

 こちらが先ほどのブラトップに施されていたのと同じテクニックを用いて仕立てたトップスでございます。

 

 光沢のあるカーキのシルクをベースに、ホワイトのマットな生地で折り紙のように花びらを描き、ほんの少しだけブラックのステッチで押さえます。花心の部分にはブルーやイエローのチュールを飾り、全体にイエローのチュールで覆うという実に個性的なアイテムです。。。。

 

 今回様々なアクセントで登場するこの目の粗いチュールですが、これは主に婦人用の帽子やヴェールに頻繁に使われるものもです。シルク ガザールと言い、このヴェールに使うチュールと言い、ファションを目指す人なら誰しものが憧れるHaute couture由来のファブリックを多用している今回、、、、、。

 

 スポーティーでウエアラブルな作品が得意なフィリップも、実はそういう部分に憧れていたのかな?と思うと、同じHaute coutureに憧れて来た人間として嬉しくなりましたねぇぇぇ。。。

 

 

 一つ前の2016 PRE Springのコレクションでは、これまで愛してくれたファン感謝祭なみに、今まで人気の高かったディテールやアイテムをさらハイブリッドにして商品化したスリーワン フィリップ リム、、、、、。この経験を通して何が自分達の魅力であるのか、また何を自分達が大切にしなければイケないのかという事を再確認したようにも思えます。。。

 

 バイカーの要素もWOMEN'S、MEN'S共に人気のテイストでございまして、フィリップが作るこのアイテムは本来のハード過ぎる部分が緩和され、無理無く着られるアイテムとしていつも注目されていますが、今季はそのディテールがこんなエレガントなトップスとなって登場しました。

 

 ラムレザーのノースリーブのにはアンダーバストにホールを開けて肌を覗かせ、ギャザーをよせたペプラムのサイドにバックルを施し、シルクで仕立てた後ろ見頃へと繋がります。

 

 このバックル、実に気が効いていて、、、、、調節可能なんです。。。。。一度針を落とすとお治しが出来ないレザーアイテムですが、多くの女性達に快適に着てもらいたいという気持からデザインされた、用と美を兼ね備えた優れたアイテムでございましたねぇ。。。。

 

 

 こちらも実にフェミニンなアイテムでございましたねぇ。。。

 

 おそらくアヤメ科のバビアナやスパラキシスをモデルに、サラサラとドローイングで描いたようなフローラルモチーフは、優しく女らしいのに古くさいムードは全くありません。モチーフ自体をモノトーンで描いているのも実にクールで、フランスの伝統的なプリント、Toile de Jouy(トワル ド ジョイ)に見えるのもシャレが効いています。

 

 こちらは少しハリのある柔らかなシルクにプリントされていて、コンパクトなミニのボディーにワイドな袖のディテールが、個性的なシルエットを作り出していましたね。。。

 

 

 今シーズンのシルエットには『Fit and flow』をキーワードに、アクセントの効いたユニークなフォルムがさりげない女らしさを演出していましたね。。。

 

 こちらはそのテーマを忠実に表現したようなドレスでございまして、タンクトップ風のホワイトのパイピングを施したトップスと、アシンメトリーなスカートがウエストのフロントの部分でだけで繋がったというドレスです。

 

 写実的なジャカードで表現されたバビアナやスパラキシスはシルクベースのテクニカルファブリックで、スカートのフレアーの部分にはストライプのデニムが使われています。。。

 

 

 こちらは現在発売中の『InRed 6月号』で、松雪泰子嬢に着用して頂いたボクシーTシャツの上にノースリーブのニットを合わせ、ネイビーのワイドパンツをコーディネイトしたルックです。

 

 コットンのボクシーTシャツはヘムからサイドにかけてアシンメトリーなブラックのラインと、ラッフルのディテールが施してあり、ニットはローゲージで透け感のある編み時にブラックのラインを施した花びらのような襟がポイントです。

 

 パンツはワークウエアの要素を取入れたテイパードのシルエットで、ドローストリングや膝のスリット等のユーティリーのデイテールをデコレーションにしています。

 

 フェミニンXマスキュリンの絶妙なバランスに、スポーツテイストまで取入れた素敵なルックでございましたね。。。

 

 

 そしてこちらが今回のラストルックでございます。。。

 

 お得意のエレガントでコンテンポラリーなライダースジャケットはさり気ないオーバーシルエットで、オープンカラーの上にさらに小さなショールカラーを飾って個性的な襟元を演出しています。インナーに着ているかのように見えるウィンドブレイカー風のディテールは、ジャケットと一体型になっていてヘムや襟元に個性的なムードを描きます。

 

 オリーブグリーンのブラトップに、ベージュのシルクガザールで仕立てたベルボトムでクロップド丈のパンツで女らしさを演出していましたね。。。。。

 

 『ユーズフル・エレガンス』を追求した今回の、アニバーサリーコレクションを締めくくるのに相応しいスタイリッシュなルックでございましたねぇぇ。。。

 

 

 先シーズンから登場して話題になっている、ペーパークリップからインスパイヤされたメタルパーツが印象的な『ALIX(アリックス)』でございますが、右側のさらにエレガントなMinaudiere (ミノディエール)が今季の新作でございます。

 

 レザーをくるっと丸めてペーパークリップで止めたようなデティールは実に楽しくて、クラッチとしてはもちろんですが、華奢なショルダーチェーンが付いていますので、ポシェットとしても使えます。。。

 

 左は新色のGRASS(グラス・緑)で登場したフラップミニボディクロスです。しっかりとしたショルダーストラップが使い易く、Tシャツやデニム等カジュアルなアイテムにもマッチしやすいと人気のデザインです。

 

 

 

 

 

 さて10周年の記念すべきコレクションとなった今回のスリーワン フィリップ リムのコレクション、皆様いかがでしたか?

 

 恐らくフィリップに取ってあっという間であっただろう10年間には、誰にも言えない様々な犠牲や、身を削るように辛い状況を克服しながら乗り越えてなければならない時もあったのではないかと思います。

 

 私はこのブランドが誕生した当時から見ていますが、時代の変化に巧みにギアを合わせ、常に女性達が心から欲する物をクリエイトして来た姿は尊敬に値しますし、さりげなく静かなアティチュードの中に、アメリカ人特有の雄大なフロンティア スピリットを感じさせるそのスタイルが大好きです。

 

 

 そして以前インタビューに答えていた彼のこんな言葉を思い出してしまいます。

 

 

 『ラグジュアリーとは高価なマテリアルを沢山使い、プライスの高い商品をデザインする事ではない。例えそれがチープな物であっても、お気に入りのウエアに袖を通し、その日一日をハッピーに過せる気分や、好きなアイテムを身につける事で生まれるワクワクするエキサイティングな気持の事を言うのだ。私はそんな感情を引き起こすようなラグジュアリーなウエアをクリエイトして行きたい。。。。。』

 

 

 

 10周年おめでとうございます。。。。。そして私はこれからも、貴方のクリエションを、しっかりと見続けて行きたいと思います。。。。。

 

 

 

 

 


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2016-05-20 23:59:59

MARC JACOBS 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい、ではまずは掲載誌情報からお伝えしますね。

 

 現在発売中の『美ST 7月号』、P26で女優の松雪泰子さんのスタイリングを担当させて頂いています。

 

 松雪さんの美しい暮らしの様子が伺えるスペシャルインタビューのページでは、FENDI(フェンディ)やGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)の最新のウエアやTIFFANY&CO(ティファニー)のジュエリーを着用して頂いています。

 

 是非本誌をチェックして下さ~~~~い!!!!

 

 

 

 画像はその時の撮影の合間にフォトグラファーの下村一喜氏と3人で撮った写真。松雪さんのオフィシャル インスタグラムからのリグラムでございまして、私も時々乱入させて頂いてます!!!

 

 

 

 美STのサイトへはこちらからどうぞ。

 松雪泰子さんのオフィシャル インスタグラムへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 それでは今日はMARC JACOBS MEN(マーク ジェイコブス メン)の2016 SS COLLECTIONのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 まず、早速袖を通させていたのが、こちらの淡いペパーミントグリーンのジャケットでございます。。。なんと夏らしいミントのシャーベットのような爽やかさでございます。。。。着ている自分の暑苦しさを少しは軽減してくれているかのよう。。。

 

 こちらのジャケット、実に夏らしいコットンのシアサッカーを使用していて、少し広めながらもシャープなピークドラペルや、ホワイトのサテンのパイピングを施した胸ポケット等ディテールまでエレガントに仕立てられています。

 

 こちら、パンツもございましてセットアップで着用すると、それはそれはリュクスなムードのアイテムでございますよぉぉぉ。。。

 

 

 生粋のニューヨーカー、マーク・ジェイコブスがクリエイトする2016 SS COLLECTIONは、夏を謳歌するかのような奇想天外な要素から生み出されたオプティミスティックな作品が並びます。

 

 コレクションには相反するテーマが絶妙なバランスで共存しています。ハイ&ロー、フェミニン&マスキュリン、エレガンス&ワークウエア、ロマンス&アイロニー、、、、、、。それらは70'Sのミュージックシーンやストリートのムード、プールサイドのノンシャランとしたイージーな気分を表現していて、様々な表情を持つマーク ジェイコブス マンの一夏のワードローブを作り上げます。

 

 注目のファブリックは様々な表情のコットンです。私が最初に袖を通したジャケットに使われていた立体感のあるシアサッカーや、ざっくりとしたニット、イタリア『Masuterloom』社製の横地に太い畝のある厚手のオットマンは、美しい光沢をアイテムに加え新たな魅力を発揮しています。

 

 

 ホワイトとブラック、アーミーグリーンに様々なトーンのグレーのパレットに、レオパードや着物をイメージさせる繊細なフローラルプリントは今季の重要なアクセントとして登場します。パウダーピンクやミントグリーンとさりげなく個性を主張する彼らの為にオリジナリティー溢れる優しい色合いも注目です。。。

 

 

 まずファーストルックに登場するのはさらに着易くコンフォートに進化したジャケットです。ボディーを締め付けないリラックスしたシルエットながら、さりげなく漂う気品を感じさせ、余裕と遊び心のある男性像を提案しています。

 

 上質なジャケットにコーディネイトするのは僅かに裾が広がったベルボトム、これをクロップドして履く事によって、70'Sのロックンロールの香りを絶妙に漂わせています。

 

 細いスカーフをタイのようにぐちゃっと結び、着物プリントの鼻緒のトングサンダル、トライバルなリングをゴロッと飾って、様々な要素をミックスした華麗な男性像が表現されていましたね。。。。。

 

 

 実に繊細なペールピンク1トーンのルックもマーク ジェイコブスらしい遊び心に溢れた素敵なコーディネイトでしたねぇ。。。

 

 トップスはコットンのニットでございます。少し粗めの編み地で襟元は編み地の端をそのまま生かしたロールアップ、カフスやヘムのリブもゆるゆるでして、こちら展示会で試着させていただきましたが、かなり楽~な仕上がりでございました。。。

 

 コーディネイトしているパンツはホワイトのパイピングを即賞に見立てたサテンのパンツ。リラックスしたトップスに少しフォーマルなムードのボトムスを合わせる部分に、今季のハイ&ローのエッセンスが伺えましたね。。。。

 

 

 今季様々なスタイルで登場するカーキのアイテムは、装いにミリタリーやワークウエアのアクティブさをプラスするアイテムとして効果的に登場しています。

 

 こちらは美しいカーキのスエードで仕立てたコートでございまして、ピーコートのようなマーチンゲールやダブルフロントのディテールを取入れて、男らしいアイテムでございましたね。

 

 パンツはイタリア『Masuterloom』社製のオットマンを使用していて、今季この光沢のあるフォーマルな素材が、カジュアルなアイテムに落とし込まれていて、ギャップを楽でいましたねぇ。。。

 

 

 コレクションの要素の一つに登場するのが70'Sのロックンロールのムードでございますが、マーク ジェイコブスの手にかかるとレザーのアイテムもこんなにエレガントに解釈されておりますよ。。。

 

 まずは何とも言い難いこの赤褐色のレザー。。。。。トレンドのヴィンテージのムードを取入れながらも、カッティングやポケットのディテールなど実にシャープでコンテンポラリーに仕立てられています。

 

 ダメージの具合も実に上品。。。。。ワードローブにすぐにでもマッチする、使い易いアイテムでございましたね。。。

 

 

 このブランドでは毎シーズン楽しいプリントが人気でございまして、WOMEN'Sでも素晴らしいコレクションをクリエイトする彼ならではの、時にはフェミニスティックなまでにエレガントなパターンが、他のMEN'S Wearにはない個性を生み出していますねぇぇ。。。

 

 今季注目なのが何と言っても着物の柄のような和風のモチーフでございます。どちらからというとアロハシャツ等に使われるヴィンテージの古典柄を多用してしていて、取入れ方もリゾート感満載で本来の着物のスタイルとは少し違う解釈で登場しているのもユニークでしたね。。。

 

 こちらのコーディネイトはあえて上下を違うカラーで楽しんでいますが、同じ色にしてショートスリーブとショーツのパジャマスーツとして楽しむのも個人的にはアリかと感じましたね。。。

 

 

 こちらも和柄の一つで『竹』でございます。やはり外国の方が解釈すると日本人が生み出すものより、何処と無く軽やかに仕上がっていましたね。。。

 

 左は小さめのゲージで葉を密集させたもので、右は空間を生かし枝ぶりを楽しんだパターンでございます。。。個人的には右が好き。。。しかも、こんなガウンなんて作っちゃうあたりが、実にマーク ジェイコブスらしいなぁ~と嬉しくなっちゃいましたねぇぇぇ。。。

 

 

 マーク ジェイコブスのメンズウエアは最後にきちんとフォーマルスタイルを提案していて、晴れやかな席が多いニューヨーカーのライフスタイルを意識しています。

 

 シーズンのテーマを色濃く表現したスタイルはルールの多いフォーマルシーンの中で一際注目を浴びるような個性的なアイテムが多く、時には勇気を持ってルールを破ってしまうのもマーク自身のフォーマルシーンへの挑戦する姿勢が伺えます。

 

 一見するとシンプルなタキシードに見えますが、エレガントなムードに粗野な男らしさを感じさせる絶妙なバランスのルックです。シャープなジャケットはシャンタンを使用していて、近づくとその立体的なテクスチャーがリッチです。ラペルの部分や箱ポケットの際に施したパイピングにはサテンを用い、ちゃんとしたフォーマルでも大丈夫な仕立てになっています。

 

 パンツはノータックのストレートですが、あえて裾を長めにブルゾンさせる事で少しハズしていて、インナーのフリルのディテールのシャツもボタンを多めに開けてワイルドな印象です。

 

 これは、自分に自信があり、確固としたアイデンティティーをお持ちの方にピッタリのフォーマルスタイルではないでしょうかぁ???

 

 

 袖を通させて頂いたこちらは、マーク ジェイコブス自身のアウトフィットからインスパイヤされたショートスリーブのニットです。

 

 様々な画像の中で頻繁に彼自身が着用しているどこにでも売っているようなコンフォートなブルーのTシャツを、なんとカシミアで作ってしまったという代物。。。。今季のハイ&ローのムードを一番明確に表現しているアイテムに思えましたね。。。

 

 スエードのコンビのトートとオーロラのサングラスを合わせ、実にシンプルな、でも実にラグジュアリーなデイリースタイルの提案でございましたよぉぉぉぉ。。。。

 

 

 シューズも毎シーズン大注目で、私は去年、ウエアでも登場していたフラミンゴのプリントの生地を使ったスリッポンを購入させて頂いてPARIS Haout couture COLLECTONにも連れて行きましたね。。。。

 

 今季はキーワードの一つとして登場する和風のディテールを施したこんなスニーカーが可愛かったですねぇ。。。皆様これ、何だか解ります?スニーカーのシューレースを外し、キュッと結んだのは柔道着等に見られる黒帯のディテールなんです。あえてサテンでエレガントに仕上げリュクス感をプラスしているのも見事!!!

 

 これは、欲しいで~~~~す!!!!!

 

 

 

 

 様々なオケージョンの中で、より自由に自分らしいスタイルを追求する現代のマーク ジェイコブス マンの為に用意された今季の装いは、キャッチーでユニークな要素を鏤めながらも、しっかしりとした芯の強さを持つ男性達に向けた遊び心溢れるアイテムが揃いました。

 

 女性がその日の気分でアウトフィットを自由に楽しめる喜びを、男性にもお裾分けするかのように、セレクトするアイテムで全く別の表情を見せる可能性に溢れたアイテムが注目でしたねぇ。。。

 

 

 

 私はやはり日本人としての感覚からなのでしょうか、逆輸入的に取入れられていた和風のモチーフが気になりましたね。外国人が軽やかに纏うのとは違い、やはり日本人の血を引く私たちには少し違う解釈になるもの。。。。

 

 敢えて外国人が憧れる、ハリウッド映画に登場するような間違った日本人のように、ピッタリとジェルで固めたヘアに黒い丸いサングラスで、このモチーフを楽しんで見るのも楽しいんじゃないかと思いました!!!!

 

 

 

 

 

 MARC JACOBS 2015-16 FW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。




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2016-05-19 23:59:59

Viviennne Westwood 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 

 今日の東京は初夏のような強い日差しの一日でしたが、皆様のお住まいの場所ではいかがでしたか?

 

 

 沖縄は梅雨入りしたようで、すっかり雨の季節へ少しずつシフトチェンジしているような気がしますねぇ。。。。日本人にとってはジメジメした嫌な季節ですが、先日別件でお会いした、オーストラリアのSimplicite(シンプリシテ)というラグジュアリー オーガニッッコスメの代表、David(ディヴィッド)によると、この湿度の高い季節があるから日本人の肌は世界で一番美しいなんて言っていましたね。。。。

 

 

 オーストラリアはカラカラで乾燥してして、それでいてオゾン層が破壊され気味の強い日差し。。。。憧れるのも無理もないですねぇ。。。

 

 

 

 とかく他人の芝生は青く見えるもの。。。環境の違う所で違う文化で暮らす人々と情報をシェアし、お互いの良い部分を持ち寄って最高の物を作り上げる。。。。ワールドワイドが当たり前の昨今、これが一番の世界平和であり、全体幸福だと、私には思えてなりませんねぇ。。。。

 

 

 

 

 では、今日はそんな世界平和や環境問題に真っ向からアクションを起こしているクリエイター、Vivienne Westwood(ヴィヴィアン ウエストウッド)のリポートをしていましりましょうね。

 

 

 まず、私が袖を通させて頂いたのは、こちらのカラフルなマルチストライプのジャケットでございます。張りのあるサテンで仕立てられたこのジャケットはかなりのオバーサイズでございまして、一応こちらはWomen's COLLETIONで発表された物です。

 

 ここ数シーズン、このブランドはユニセックスというテーマを強く押しています。回を重ねる毎にこなれ、またより難しいファッションのジェンダーを越えようとする強い意志も見受けられますね。。。。

 

 

 男女の差。。。。最も原始的でありながら、最も根源的に根深く続く差別の一つ。。。男女が同じ物に袖を通す事でお互いの新たな魅力を発見したり、同じ物をシェアする事でより心の距離を近づけたり。。。。世界平和と素晴らしい未来の実現を訴える彼ららしいスローガンを、プロフェッショナルであるファッションで発揮しています。

 

 

 まずは、このブランドのデミクチュールで、PARISで発表されているVivienne Westwood Gold Label(ヴィヴィアン ウエストウッド ゴールドレーベル)からリポートして行きましょうね。

 

 今季彼ヴィヴィアンが掲げたテーマは『Mirror the World』。。。。。今、実際に進んでいる環境破壊の縮図を最も顕著に現れた場所としてイタリアのヴェネチアに注目し、『世界の鏡』として最も美しく危うげなこの街テーマにコレクションをクリエイトしました。

 

 

 ヴェネチアはイタリア、ヴェネト州の州都、ヴェネチア県の県都でもこの街はヴェネト湾に広がる干潟の上に作られた人口都市を中心とする数多くの島々で形成される都市です。元々は5世紀にゲルマン人がイタリアの侵略から逃れ、ヴェネチアで最も古い島と言われるトルチェッロ島(猫の島と言われますが、実際には1匹しかお目にかかれませんでした。。。)に住み着いた事からその歴史が始まります。

 

 アドリア海に面した豊かな自然に溢れたこの干潟は、時代時代の権力者を夢中にさせ、やがてそこには数多くの丸太や葦を打ち付けて作られた人口の島が誕生し、東西貿易の要となり発展します。中でもルネサンスの後のバロックの時代、ヴェネチアは文化の中心地となり多くの画家達がその拠点とし、現在もGiovanni Bellini(ジョヴァンニ・ベリーニ)、Giorgione(ジョルジョーネ)、Tiziano Vecellio(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ)等ヴェネチア派と呼ばれる偉大なる画家達の作品を街のいたる所で見る事が出来ます。

 

 私も10年くらい前にこの街を訪れた事がありますが、世界に類を見ない美しい街です。ビザンチン様式で有名なサンマルコ大聖堂や世界で一番美しい広場と言われるサン・マルコ広場、ミラ・ジョボヴィッチの『バイオハザード』にも登場するリアルト橋や、海の上に浮かんだように建設されたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂等ため息が出る程の美しい建造物が街に溢れています。またルキノ・ヴィスコンティ監督の作品『ベニスに死す』の舞台にもなったリド島、ガラスで有名なムラーノ島等周辺の個性的な島々もその魅力の一つと言えるでしょう。。。。

 

 

 私がその時強く感じたのは、温暖化による海面上昇で大潮の時など水浸しになってしまうサンマルコ広場や、宿泊したホテル『ダニエリ』の本来正方形だったはずの吹き抜けが台形になっていた事。。。朝食を食べながら見たサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の明らかに傾いた外観等その劣化の著しさでした。ベネチア本島からは現在多くの住人が周辺に移住しているという話を聞き、この街の劣化と環境破壊が深刻な問題を及ぼしているという事を肌で感じましたね。。。。

 

 

 そんな世界の環境破壊の縮図と言われるヴェネチアにコンシャスした今回のコレクションは、この街が育んで来た長い歴史と耽美な文化を、ヴィヴィアンウエスト・ウッドと夫でもありクリエイティブ・ディレクターのAndreas Kronthaler(アンドレアス・クロンターラー)らしいユーモアとアーティスティックなアティチュードで、カーニバルのように華やかに表現しています。

 

 

 毎年2月に行われるヴェネチアのカーニバルは、イタリアの都市Aquileia(アクイレイア)の総主教との交戦で勝利したヴェネチアの人々が、サン・マルコ広場に集まり勝利を祝って踊った1162年を起源としています。

 

 仮面を付ける事により、人々は真実の身分や職業、年齢や国籍、性別すらをも隠し、しばしの過度な享楽に溺れます。これは再生の季節、春を迎える前に自らの罪が許されるという思想に基づいていているそうです。

 

 マスクを付け、身分を隠すというこのカーニバルの特徴を反映した今回のコレクションは、女子のモデルにマスキュリンなジャケットを、男子モデルにドレスをというユニークなアイディアや、仮装と呼べる程エキサイティングなディテールやドラマティックなコスチュームがランウェイを飾ります。

 

 まず、冒頭に登場するのはこんなミニマムなスタイルです。ローエッジの生地をパッチワークして仕立てたブラトップとプリントのショーツ、サングラスに拳銃のデコレーションを施したキャップと『どこがヴェネチアのカーニバル?』とでも突っ込みたくなるようなスタイル。。。。。

 

 

 いえいえ、物語はここからスタートなんですよ。。。。下着のようにヌーディーなルックから、一枚ずつ纏って行こうじゃないですか!!!!wwww

 

 

 ヴィヴィアン・ウエストウッドの唯一無二の生地扱いを感じさせるこちらのドレスも実に美しいですね。。。

 

 ストラップのショルダーに大胆に前身頃を配し、ちょちょいのちょいとピンワークでまとめてしまったようなデザインには、彼女の絶対的な個性と才能が現れ、このブランドの究極のミニマムの表現なのかも知れません。

 

 こちら、コレクションではウエストのベルトの無い状態で男子モデルが着用して登場していましたねぇ。。。ベルト一本で性差を越えてしまうというアイディアも素晴らしかったですね。。。。

 

 

 古くからイタリアに伝わる即興喜劇Commedia dell'arte(コンメディア・デッラルテ)の中で重要な役割を果たす、軽業師Arlecchino(アレッキーノ)はヴィヴィアン・ウエストウッドがこよなく愛するモチーフで、これまでも数多く登場して来ました。

 

 カーニバルの仮装の一つとしても人気のアレッキーノのスタイルは今回こんなルックに落とし込まれます。バロックのフレームのようなプリントが施されたシャツに、私が最初に試着していたマルチストライプのジレ、コサージュのようなチュールのラリエットを飾っていますが、ボトムスはアレッキーノをイメージさせるマルチカラーのストッキング一枚。。。。。うーん、実にシュール且つ攻撃的。。。。シャツのヘムをぐちゃぐちゃにストッキングに押し込んでいるのもポイントでございましょう。。。。

 

 他にアレッキーノの要素はレッドXブラックの大胆なダイヤ柄のスーツ等でも登場していましたねぇ。。。

 

 

 はい。。。。。もう、大好物!!!!!今回の作品の中で一番ド肝を抜かれたのが、こちらのアウターを桃太郎侍的(解る人だけ解ればイイす!)に着用したスタイルでございます!!!

 

 これ、仕掛け的には方に専用のケージのようなファンデーションを装着し、その上にコートを着せ付けるとという実にユニークなアイディアでございます。マスクのようにアウターを使って身分を隠すというスタイルがカーニバルを表現していて、こちらはホワイトのダブルのジャケットとクロップドパンツのスーツの上に、かつてイスラムとの貿易に中心地だった、ヴェネチアのラグジュアリーの邸宅の壁面を飾る壁紙のような、オリエンタルな花々がジャカードで表現された生地のチェスターコートを着用しています。。。。

 

 いやぁ。。。。。こ、これは、、、、一度着てみたいです!!!!!

 

 他にこのアイディアはドレスの上にクラシカルなオーバーサイズのジャケットを被ったり、ガーランドを飾った顔まで覆うケージで作ったドレスを、ビキニパンツ一枚の裸の男子モデルに着せたりと実に楽しく登場していました!!!!

 

 

 コレクション全体を通じて感じるのは、ヴェニスの街やカーニバルの情景が生み出す非日常的なムードでございまして、彼女に取っては絶対的にお得意な世界。。。1点1点が仮装コンテストのような華やかなムードで表現されています。

 

 ヴェネチアを訪れた方の中には『なんて、ボロボロの街!!!ガイドブックは嘘ばっかり。。。』なんて感じた方もいらっしゃるかも知れません。。。。。

 

 私は、劣化し歪んだ教会や曲がった橋の欄干を見た時に、年月を帯びて生まれた奇跡的な『頽廃』に感動しない訳には行きませんでした。ヴェネチアが栄華を極めた時代、この街にはヨーロッパ中の財や資金、最高の技術や娯楽、そしてヨーロッパ中の娼婦が集まって来ました。

 

 後にペストによって多くの人々が命を失ったというダークな歴史も混ざり合い、この街が世界の何処にもない、ローマやパリとも全く違う独自の文化を育んで来た背景を強く感じ、街の至る所に見られる闇の部分にゾクゾクしていまい、一瞬でこの街に魅了されてしまいました。

 

 こちらは美しくも退廃的なヴェネチアの街そのものを感じさせるようなドレスです。中世のネグリジェをイメージさせるアイボリーのドレスは、直線的なキモノスリーブ、Vの胸元にアンダーバストにシャーリングを寄せ、スカートは同じく直線的なフリンジのの上に、裂いて劣化させたリキッドオーガンジーをボリュームたっぷりに飾っています。

 

 こういう何気ないのにもの凄く洗練されたドレスに、いつも感動してしまいますねぇ。。。こういうヴィヴィアン ウエストウッドらしい作品の日本での商品化を心より懇願しますねぇ。。。

 

 

 ニットには只ならぬ拘りを見せるこのブランドですが、こちらの作品も素晴らしかったですね。。。フィッシュネットに様々なガーランドを飾り、まるで鱗を濡らした人魚姫のようですね。ディテールにワイルドなロープも用い、片方の袖だけが人魚のヒレのように床まで流れています。

 

 このニット、先日発表された2015-16 AW MEN'S COLLECTIONのフィナーレで、ヴィヴィアン本人が着用していまして、それだけ思い入れの強い作品と思われます。。。

 

 

 このブランドのラシカルな宗教画や肖像画のプリントをこよなく愛する私的には、今回登場したバロック調のフレームのプリントには心躍るものがありましたね。

 

 先に御紹介した男子モデルがアレッキーノスタイルで着用していたシャツのプリントもそうなんですが、ゴージャスなゴールドのフレームをモノトーンのベースに乗せ、ジオメトリックにデザインしたパターンは魅力的でしたね。

 

 ランウェイでは、薄手にシフォンにプリントし、フロントは膝丈でその上にストールを巻き、そのままそれがトレーンを引くなんてドラマティックなドレスでも登場していましたよ。。。。

 

 

 

 

 

 さて、続いてはMEN'S COLLECTIONをリポートして行きましょうね。いきなりハレンチなルックで大変申し訳ありませんが、こちらが今回のファーストルックでございます。。。。

 

 ヴィヴィアンウエスト・ウッドとアンドレアス・クロンターラーは今回テーマとして、彼らの新たな活動を掲げています。名付けて『Politicians are Criminals Campaign』。。。。。政治家は犯罪者である、政治家に対して『犯罪者』と声に出そうというキャンペーンで、Transatlantic Trade and Investment Partnership (TTIP:環大西洋貿易投資パートナ ーシップ)に代表される一部の政治家と企業、銀行等が結託して利益を独占し、その結果、地球温暖化等の環境問題を引き越すという事実に基づき、政治家や大企業へ警笛を鳴らしています。

 

 常に熱い反骨精神を胸に抱え、多くの反体制の活動に力を注ぐヴィヴィアン・ウエストウッドとアンドレアス・クロンターラーは、現在、一年の必要最低限の数ヶ月のみをコレクション製作の時間に取り、その他の多くの時間を彼らの活動に費やしています。活動の期間はアイディアを収集する時間でもあり、社会に対して実際にアクションを起こす事がそのままコレクションのアイディアへと結びついています。

 

 その名の通り今季のMEN'S COLLECTIONの中では『犯罪者』というキーワードが伺えます。オープニングの一見するとちぐはぐにも見えるショート丈のTシャツとビキニパンツのスタイリングも、着の身着のままで脱走して来た囚人を表現していて、この種のセダクティブにも見えるルック達はコレクションの前半や中盤に、印象的に登場します。

 

 他のルックにおいてもミスマッチを通りこした斬新なコーディネイトは目を引きます。アースカラーやブルー、アクセントにホワイトやレッドのパレットに、斜めにズラしたチェックや、更にそれをデジタル加工したもの、ピンストライプやアニマルパターンのオーセンティックとも言えるモチーフも、個性的な『ちぐはぐ』なスタイリングによって楽しく解釈されていましたね。

 

 因みにこちらのギリギリのショーツ、今季のキャンペーン広告ではアーティスト、モデル、ポルノスターのColby Doesが着用していて、一部では熱狂的に話題になっていましたね。wwww

 

 

 ちぐはぐや着の身着のままというスタイルは、結果的に実にユニークなアウトフィットを生み出します。

 

 脇にホールを施してケープのようにも羽織れるカーディガンはヴィンテージの味わいを施し、左胸には今季の『Politicians are Criminals Campaign』のアイコンのワッペンが施されています。やはりスローガンを掲げたゆったりしたタンクトップには、同じくキャンペーンのバッジまで飾っています。

 

 注目なのはボトムのレギンスでございます。。。。こちら、様々なテディベアの写真がプリントされた生地で実にキュート!!!!このプリントのタンクトップをアンドレアスはコレクションの最後に着用して登場していましたね。

 

 まさにクマがクマを着る。。。。。的な。。。。www

 

 

 囚人をイメージさせるボーダーも今季は象徴的に登場します。先ほど御紹介したようなザックリとしたニットに大胆に用いられたり、マルチボーダー等も登場していましたね。

 

 こちらはサックスXホワイトのボーダーを大胆にデニムに施したセットアップでございます。ベーシックなアイテムに落とし込んでいるので大胆なモチーフをノンシャランと楽しめそうですね。

 

 インナーにはあえてのチェックのシャツ。。。。こういうちょっとした所にも、さりげないちくはぐ感が効いていて、いや~、、、粋でございましたねぇ。。。

 

 

 ヴィヴィアン ウエストウッドが得意とするエレガントで貴族的なスーツも沢山登場していた今回ですが、個人的にはこんなホワイトのピンストライプのイタリアン マフィアのようなちょい悪なルックが注目でしたね。

 

 ワイドなショルダーに胸の下からウエスト部分をコルセットのように締め付けるボディーライン、さりげなく広がるヘムの部分はエドワーディアンスタイルをベースとしながらもアップデートを続け、展示会の度に袖を通させて頂いてますが、実にエキサイティングな気分にさせてくれます。

 

 このブランドのジャケットは、日本ではスレンダーでフェミニンな男子が好んで着ているようですが、実はマッチョには最高のジャケットでして、しっかり背筋や大胸筋がある人が着るとピッタリとボディーに貼り付き素晴らしいですね。。。

 

 WOMEN'Sのドレスもコルセットのようにキュッとウエストを締め付るらしいので、同じような体験を男子も出来る素敵なジャケットでございますよ。。。。

 

 

 今季、風にたなびくスコットランドのキルトスカートをプリントしたような、流動的なチェックのプリントもございましたね。コレクションではペールピンクにプリントしたコンパクトなテーラード ジャケットで登場していましたが、こちらは注目のミリタリーのディテールを施したジャケットに落とし込んでいます。フランス革命の際に革命軍が着用したようなデザインでございまして、上のボタンを外すとテイラードジャケットのようにも楽しめます。

 

 今年の秋冬はミリタリー一色となる予感でございますので、少し早めにそのエッセンスを取入れてみるのも素敵かと思われます。。。。

 

 

 

 

 

 さて、既に発表されている2016-17 AW COLLECTIONから、今日御紹介したVivienne Westwood Gold Label(ヴィヴィアン ウエストウッド ゴールドレーベル)はAndreas Kronthaler for Vivienne Westwood(アンドレアス クロンターラー フォー ヴィヴィアンウエスト ウッド)に、そして日本でも比較的数多く販売されているVivienne Westwood Red Rabel(ヴィヴィアンウエスト ウッド レッドレーベル)はVivienne Westwood Red Rabel(ヴィヴィアンウエスト ウッド)に改名しました。

 

 

 長年に渡り、共にクリエイションを手がけ、最も良き理解者であるアンドレアス・クロンターラーへのリスペクトと、常にフラットな立場でありたいというヴィヴィアンの思いによりブランド名の変更となりました。

 

 

 常に世界情勢へ目を向け、今何が起こっていて何が問題なのかを真摯に受け止め、自身の活動を通してコレクションを作り上げ、さらに作った作品達が新たなメッセージを唱いながら世界に広がって行くという、他に類を見ない独自のスタイルでクリエイションを行うこのブランドですが、ヴィヴィアンやアンドレアスのユニークなライフスタイルがあるからこそ、この唯一無二のクリエイションが生まれるんだなぁ~とつくづく思いますねぇぇぇ。

 

 

 個人的には大好きなヴェネチアをテーマにしたWomen'sは、ホント堪りませんねぇ。。。。。カーニバルの時期にはまだ行った事がないので、是非その時期に訪れてみたいなぁーと思ってしまいました。。。。

 

 

 もちろん、今季の顔を覆うような、肩から飛び出すジャケットのルックで参上でございましょうねぇぇぇ。。。。え?メンズのファーストルックのビキニパンツ????それもアリ。。。。。。いやいや、2月ですから!風邪引きますから!!!!!!

 

 

 

 

 Vivienne Westwood 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

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2016-05-16 05:25:31

BOTTEGA VENETA 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。今日はまず、告知をさせて頂きますね。

 

 

 ここ数年お仕事をご一緒させて頂いて、親友でもある台北在住、ブランディングのお仕事をするSeven YCH(セブン・ユウ)氏とELLE 台湾.comでコラムを始めました!!!!!

 

 セブン氏とはPARISや東京、台北やバンコクと世界の至る所で年に数回顔を合わせて、お仕事したり食事したりと楽しい時間を過させてもらっていますが、そんな二人のおしゃべりがそのままブログにならないものかと、虎視眈々と考えていたそうです。。。。

 

 コラムのタイトルは『T.T.Lounge(T.T.ラウンジ)』。。。東京と台北をベースに私達がアルファベットの中から無作為に選んだ文字から連想するキーワードに付いて、トーク形式で語るという物語です。

 

 今後、月2回のペースで更新して行く予定ですので、是非、チェックしてみて下さいね。最初の文字はSeven氏の名前から『S』という頭文字から連想する言葉、私の仕事、『Stylist(スタイリスト)』、またSeven氏が仕事上最も大切にしている『Signature(シングネチャー・署名、特徴)』という二つのボキャブラリーをテーマに語っております。

 

 

 こちらの画像は先日台湾出張の際に、台湾のフォグラファーJoshこと沈志煒(Tezuka Shin)氏の撮影によるもので、Seven氏イケメンでしょぉぉぉ????

 

 

 ただ、一つお詫びがございまして。。。。。こちら中国語でございます。。。。。私も彼と英語でトークした内容を翻訳しております。。。。これを機会に中国を勉強しなければと心から考えております。。。。。

 

 

 

 ELLE TAIWAN.comでの私達のコラム『T.T.Lounge』はこちらからどうぞ。

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 フォグラファーの沈志煒(Tezuka Shin)氏Facebookへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 では、今日はいつも御贔屓にさせて頂いているMILANのブランド、BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)の2016 SSのリポートへと参りたいと思います。

 

 

 恒例の銀座のブティックの上のサロンで行われた展示会でございますが、まずはMEN'S COLLECTIONのアイテムに袖を通させて頂きましたよ。こちらはフードが付いたジップブルゾンで、薄手のパットを入れたテクニカルファブリックのボディーには部分的に大きさを変えたダイヤ柄のキルティングを施し、クリーンな中にも遊び心を感じさせます。

 

 カフスとウエストのリブのペールブルーの部分はウールとリネンの混紡素材で、厠かな肌触りが涼しげでしたね。

 

 右側のボディーが着ているのもフーディーでございまして、コットンジャージーのアイボリーのボディーはあえてシンプルなステッテでまとめ、ライトブルーのナイロンのスリーブには、自然界からインスパイアされた砂や水の波紋のような流動的なキルティングを施し表情のあるアイテムに仕上げています。

 

 コットンのジョギングパンツをコーディネイトして、かな~り緩くてリラックスしたムードのMEN'S COLLECTION。。。。。後ほど、ゆっくり解説して参りますねぇ=!!!!

 

 

 さて、まずはWOMEN'S COLLECITONから御紹介して参りましょうね。

 

 『私にとって郊外で過ごすひとときは最も大切な時間です。都会から離れれば離れる程、その喜びは増していきます。今回のコレクションはアウトドア、ハイキング、セーリングなどの、大自然と関わるというところから始まっています。』

 

 今回プレスリリースの中でクリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーはこんな風に語っています。都会で仕事をし、ストレスにまみれハードワークをこなす現代人に取って自然は数少ない自分をリセットしてくれる場所。。。。世界中で仕事で成功しているエグゼクティブには、週末は自然豊かな別荘で親しい人達だけでゆっくり過すなんて人も多いようです。

 

 今季、おそらくそういうライフスタイルを送っているであろうトーマス・マイヤーは、コレクションの中に自然とリンクする様々な要素を登場させています。アウトドアで使用される軽くて機能的なバックルやパーツ、エマージェンシーとしても役立つカラフルなハイキングロープ、様々な留め具や金のハト目まで、装飾として個性的に作品を飾ります。またセーリングの要素は風を孕み表情豊かな動きを見せる帆をイメージしたスペシャルなアイテムで登場します。

 

 シルエットはリラックスやユーティリティーをキーワードに快適でフレキシブルなスタイルが注目です。カッチリとしたジャケッと言うよりカジュアルなジップブルゾンやカバーオールが目に付き、合わせるボトムもクロップドパンツやスウェットパンツ等、限りなくストレスフリーなコーディネイトが注目です。

 

 お得意のコンパクトなドレスは少し短めのヘムでより活動的になり、一枚でサラリと着ても成立するように、アウトドアというキーワードをベースにアーティスティックな手仕事が施されます。アニマルモチーフやキダーシャのファーはワイルドさをプラスし、クラシカルなボタニカルモチーフは時間の経過を加えたようなユニークな表現がシックで素敵でしたね。

 

 

 ではまず、こちらのカクテルドレスから御紹介して行きましょうね。緩やかにボディにフィットするAラインのシルエット、ノースリーブにクルーネックというプレーンなドレスに施されたデコレーションの美しい事!!!!!

 

 立体感のあるホワイトのコットンにクロシェ刺繍でターゲットのようなラインを描き、部分的にブラックのメッシュをあしらい、その上からカラフルなハイキングロープを有機的に配置し、さらにハンドステッチで留め付けるという実に凝ったテクニックが使われています。

 

 トーマス・マイヤが得意とする、まるでアートピースのようなドレスの中にも、今季のテーマでもあるアウトドアのテイストや自然との関わりを感じさせる作品でしたね。。。。

 

 

 こちらが今回のコレクションのファーストルックです。

 

 マルチカラーのプリントには、古の中近東の神殿の内部に描かれた壁画が時間の経過と共に剥がれ落ちたような、はたまた使い込んで劣化したペルシア絨毯のような、エキゾティックでアンティークなムードが表現されています。

 

 一見するとシックなテイストですが、アイテムとしてはスウェットのセットアップという実にコンフォートなアイテム。。。テクニカル フリースのジップ付きセーターは襟の部分にレオパードを使用し、袖にはシャーリングを施しています。

 

 コーディネイトするパンツも同じ素材のスウェットパンツで、膝の内側の別布のパッチや裾の持ち出しに乗馬のディテールを取り入れていて、少しくしゃくしゃと丈を上げて履く事でさらにスポーティーなムードで楽しんでいましたねぇ。。。

 

 

 こちらのスネークを使用したコートも素らしかったですねぇぇぇ~。。。。

 

 コートとしても、一枚でドレスとしても着用出来るこちらは、いつかの種類のアイヤーズ(水蛇)を垂直水平方向に細かくパッチワークして仕立てたラグジュアリーなアイテムで、切り替えの部分にレッドのハイキングロープを手仕事で留め付けています。

 

 エレガントになり過ぎてしまう、この種のエキゾティックレザーを使用したアイテムですが、カバーオールのようなデザインやベルトやカフスの切り替え、フラップ付きポケットや箱ポケット等、機能的なデザインを多用する事で軽やかに表現していましたね。

 

 コレクションではコートと同じ鮮やかなルビーレッドのクロコダイルのクラッチとコーディネイトしておりましたよぉぉぉ!!!

 

 

 今季、表情豊かな数多くのコットンが登場し注目のファブリックでございましたが、こちらは爽やかなホワイトを使用し、ライナーなしの軽やかなドレスに仕立てていましたね。

 

 ホワイトのボディーには、ブラッシッグで描いたようなアイボリーのテープを大胆なジグザグステッチで施し、アシンメトリーな表情を描いています。また、歩くと張りのある生地が奏でるサラサラとした音が聞こえて来くるのも楽しいアイディアでございますねぇぇぇぇ。。。。

 

 コントラストカラーのブラックのセルフタイベルトが繊細なアクセントとなり、まさに海辺やリゾートでは主役になりそうなドレスでございましたねぇぇ。。。

 

 

 こちらも風を孕むセーリングの帆をイメージした作品で、スカートに施された個性的なボリュームが海の気分を感じさせますね。

 

 実にユニークなこのドレスは胸元のアイレットに通したノットを作ったロープや、熱圧着で施したマットブラックや玉虫色のラバーのストライプ、プラスティックのバックルを施したユーティリティーの要素が感じられるウエストベルトや、アウトドアで用いられる留め具により生まれる独特のボリューム等が唯一無二のデザインを生み出しています。

 

 これだけ沢山の要素が含まれているのに、そのアティチュードは実にさりげなくてエレガント。実にボッテガ・ヴェネタらしいドレスでございます。。。

 

 もちろん、歩くと実に個性的な動きを見せるので、是非、下のリンクよりムービーでご覧頂ければ幸いです。

 

 

 シューズでは昨年くらいからトレンドになっているフラットでマニッシュなサンダルが注目でしたね。

 

 ブラックのカーフスキンを使用したこちらは、ソールの周囲にブランドのアイコンでもあるイントレチャートを配し、アイレットを施した二つのストラップをマルチカラーのロープモチーフにノットを作る事でアウトドアやエスニックなムードも感じさせるアイテムに仕上げていましたね。

 

 アイレット同士をロープで留めているのは、長い旅の間で行った補修の記憶まで表現しているそうです。。。

 

 他に刺繍やアイレットをデコレーションしたサボやフラットサンダルなど、ビーチリゾートにも持って行けそうな軽やかなアイテムが沢山登場していましたよ。

 

 

 

 

 さて、続いてはMEN'S COLLECITONをリポートして行きましょうね。

 

 

 トーマス・マイヤーはこちらでもWomen'sと同様に、自然にインスパイアされたテーマを掲げ、『自然に包み込まれるような環境』をキーワードに、快適で着心地の良いコレクションを見せてくれました。

 

 安らぎを得られるような、自然回帰の旅への憧れを描いたコレクションはダークカラーを中心としたカラーパレットで、グリーン、ブルー、レッド等をメランジェさせたニットやシックなマルチストライプ、また軽く柔らかなコーデュロイのようなスエードの落ち着いた色調は、色あせた石や鉱物等からヒントを得ています。

 

 最新のユーティリティーに基づいたテクニカルファブリックのフリースやキュプラ、ハイキングロープのディテール等の最先端の部分と、中近東等の砂漠で暮らす人々のエスニックな機能性が混ざり実に個性的でユーズフルなコレクション。。。。それは、都会の中でも浮かないスタイリッシュさを兼ね備え、実に快適なアイテム達で構成されています。

 

 

 こちらのジャケットは今季のムードを強く印象付ける、ハイブリッドとエスニックが融合されたアイテムです。驚く程軽くてシルキーなキュプラにブルーやレッド、グリーンのトライバルなマルチストライプを施し、ノッチドラペルのテイラードジャケットに仕立ててありますが、カッティングの見事さと肩に少しだけ薄いパッドを施す事で、タウンでも違和感のないジャケットに仕上げています。

 

 あばら骨が立体的な私が着るときっちりとしたテーラリングで仕立てられているように見ますが、脱ぐとウエストにくるりと巻ける程の軽やかさ。。。。。こういうアイテム、日本の蒸し暑い夏にはホントサイコー!!!!

 

 

 同じく着用しているバッグはセーラーのバッグからインスパイヤされたアイテムで、ネイビーのテクニカルコットンとエスプレッソのカーフレザーをコンビで用いたトートバッグです。

 

 ハンドルの付け根の部分にスクエアなイントレチャートがこのメゾンのDNAをさりげなくアピールし、こうやってサッチェルとしても楽しめますし、付属のショルダーストラップを使うとボディーバッグとしても使える出来る子ちゃんでございましたね。。。

 

 他にダークサージェント(薄手のカーキ)のコットンとニューライトグレーのカーフレザーのコンビのバージョンも登場していましたよ。

 

 

 ダークでエスニックなカラーと共にコレクションでフューチャーされていたのは、様々なホワイトのグラデーションです。ホワイトの染料に一滴だけグレーやカーキ、ベージュやブルーを落として作り出したようなニュアンスのあるカラーは目に優しく、また絶妙に違いのあるカラーで1トーンのコーディネイトを楽しむところにも、只ならぬトーマス・マイヤーのセンスの良さを感じます。

 

 左側は爽やかなコットンをベースに使用したカバーオールのルックで、ショルダーからボディーのサイドと襟に太めの幅のコーデュロイを使用して変化を付けています。カフスに施したエスニックな波形の刺繍やドローストリング等ディテールまで実に緻密に仕立てられてられ、インナーのプルオーバーのヘムの部分にはオレンジのハイキングテープのデコレーションを施し、セットアップする事でディテールが際立つスタイリッシュなアイテムになっています。

 

 右側は今季の特徴でもある自然由来のアイディアを感じさせるアイテムで、ビスコースのフリースを使用しています。スウェットシャツの身頃には砂の波紋や揺らめく水面を表現したような有機的なキルティングのディテールがアーティスティックに施されています。

 

 ホワイトベースのスタイリングの中にプリミティブなエンブロダリーが施されたダークブラウンのサンダルを合わせ、足元のちょっとの部分だけ色を外すあたりも、実にニクい演出でしたねぇ。。。。

 

 

 リラックステイストを謳歌するかの如く、今季はカットソーやニット等伸縮性のあるアイテムが実に豊富です。こちらはまさにアウトドアスポーツとエスニックな要素が混ざり合ったようなニットで、一見すると中央アジアの山岳民族に受け継がれる伝統的な民族衣装のような親しみ易さを感じさせてくれます。

 

 が。。。。。。。。はい、またもや拘りのテクニック満載でございますから。。。。

 

 ビスコースとウールの混紡の糸でしっかしりとした重みを表現したこちらは、まずラグランで切り替えた身頃の部分のジオメトリックなパターンが特徴的です。ダイヤ柄にマルチカラーのステッチを効かせ、ジオメトリックながらも温かな印象も感じさせます。

 

 ネックやスリーブ、リブの部分はマルチカラーで仕上げ、ショルダーやスリーブにはスポーツから着想されたラバーのプリントがラインで施され実にユニークでしたね。。。。これだけ多くの要素を織り交ぜながらも、こんなにオシャレにまとめてしまうなんて!!!!流石です!!!!!

 

 

 こちらのジャケットも素晴らしかったですね。。。

 

 様々なコットンベースのストライプをパッチワークして仕立てたジャケットには、全体に薄手のパットを入れキルティングで仕立ててあります。パーツ同士を切り替えた部分にはアウトドアテイストのコットンのリボン、左胸にはミリタリーのネームプレートをイメージさせるファーのアップリケ、ポケットは立体的な仕様でジップまで施すという拘りようでございます。

 

 今季、こちらのようにジャケットとニットの垣根を越えるような作品は多かったのもユニークでしたね。快適さを追求する為に男子もオケージョンを越える時代。。。。もちろん洗練されて無ければ容易に出来る事ではありませんがねぇ。。。

 

 

 はい。こちらのシューズ!!!素敵でしょぉぉぉぉぉ????私、ゲットしちゃいました!それも色違いで!!!!

 

 リラックスしたウエアの足元もまとめる今季のシューズは、トレンドまっただ中のスニーカーが中心で、アウトドアのテイストのこちらのハイカットが注目でしたね。。。

 

 トップの部分はテクニカルファブリックを使用しメッシュのような織りが特徴で、レースアップの部分やラインにはスエードが使われています。レースアップの下に来るタンの部分にイントレチャートをさり気なく用い、シューレースはアクセントカラーのイエロー。ソールにレッドを加えてマルチカラーながら実にバランスの良いアイテムに仕上げています。

 

 こちら、ブルーバージョンも登場していて、そちらはネイビーやマリンブルー、ターコイズ等ブルー系のカラーでオシャレですよぉぉぉぉ。。。。

 

 既にヘビロテしていますが、履き心地抜群!!!!ホントにハイキングとか行けちゃいそうな程軽くて、また幾つかのカラーが入っているので、ウエアの色をあまり考えなくてコーディネイト出来るのもオススメです!!!

 

 

 

 

 

 ユーテリティーやアウトドアという人体工学に基づいたハイブリッドな要素と、長い歴史の中で劣悪な環境の中で暮らして来た民族が、生活の中から生み出して来た真実の快適さを合わせたコレクションの中には、現在と過去が交差し、よりリラックスした理想的な未来のスタイルを追求してしているかのように感じさせてくれた、トーマス・マイヤーによるボッテガ・ヴェネタの2016 SS COLLECTION。。。。

 

 

 人と同じスタイルやトレンドのアイテムを必ず着なくても良くなった昨今、これまで消費の多くの部分を支えていた『見栄』というニーズはすっかり無くなり、着る人それぞれが自身の価値観でブランドからプライス、オケージョンまで自由に選択する多義的な時代へとファッションは突入しています。

 

 

 一つそこで重要な方向としていかにライフスタイルとリンクするか。。。。トゥーマッチなファッションに嫌悪感を抱く一部のファショニスタを中心に『Normcore(ノームコア)』と呼ばれる飾らないスタイルが注目されている中、SNS上でもどんなに高価な物を買ったという投稿より、どんな素敵な場所に行って楽しんでいるかのほうに『イイね!』が付くというのが現実です。

 

 

 大自然とリンクする今季のボッテガ・ヴェネタはそんな昨今のファッションの状況をも意識してか、飾り過ぎない、無理のないストレスフリーな中にも、自然回帰の旅への憧れを表現したロマンティックなムードを感じさせてくれましたねぇぇ。。。。

 

 

 そして、仮に旅へ出掛けなくても、都会の中で自分の心だけでも何処か遠くに羽ばたく事が出来る。。。。そんな力を持ったコレクションのように私には思えてなりませんでした。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016-05-10 23:59:59

Dsquared² 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。また暫く更新しておりませんでしたね。。。

 

 

 生きてますよ!残念ながら!!!

 

 

 

 すっかりゴールデンウィークも明けてしまい、また地獄の日常がスタートしましたが、皆様如何お過しでしたか?休みボケで凡ミスなんか出したりしてるのかしら?。。。。

 

 

 これは知り合いの能科学の研究者が話していたんですが、人間って新しい環境に行くと脳が全てをリセットしようとする本来の機能が働くそうです。新しい部署に配属された直後、前はもの凄く仕事が出来たのに何でこんなに出来ないんだろう?なんて感じる方もいらっしゃるかと思われますが、これはリセット機能が働き、実際の60~70%しか能が働かないそうです。

 

 長い連休を取られた方にとっては久しぶりにスーツに袖を通している筈。。。。大丈夫、恐らくリセット機能が働いているだけ。。。。貴方はちゃんと仕事出来ますから!!!!

 

 

 

 なんて、私のほうも、連休前の怒濤の撮影ラッシュから連休前半の台湾出張、その後少しのんびりして、今週から始まる展示会ラッシュの東京の生活を再びバタバタと動き回っています。

 

 私の場合、このアクセントのある日々が良いようですね。。。。毎日、同じ場所に同じ時間に行って、同じ人間と顔を合わせる事が死ぬ程嫌いな性分なんで。。。。。学生時代は何度遠くに逃亡しようかと毎日頭の中で妄想していましたね。。。www

 

 

 

 

 さて、まずは掲載誌情報をお伝えさせて下さい。

 

 

 現在発売中の『InRed 6月号』、綾瀬はるかさんの表紙のこちらのP40で松雪泰子さんのスタイリングを担当させて頂きました。

 

 スニーカー特集の今回、いくらスニーカー大ブーム中と言えども、大人としてエレガントで、女らしいアウトフィットを目指したいもの。。。。そこでスポーツクチュールな着こなしをお召しになって頂きました!!!!

 

 注目のスニーカーはChristian Louboutin(クリスチャン ルブタン)、ウエアは3.1 Phillip Lim(スリーワン フィリップ リム)でございますよぉぉ~。。。。詳細は是非本誌でチェックしてみて下さいね~。。。

 

 InRedのサイトへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 さて、久しぶりの更新はイタリア発のHappyでアゲアゲなブランド、Dsquared² (ディースクエアード)のリポートと参りましょう。

 

 まずはこちらのレザージャケットに袖を通させて頂きましたよ!上質なシープスキンのレザーを使用したボディーにはリゾート感満載のパームツリーのデコレーション。。。こちらカットアウトしたボディの裏側からブラックのレザーを施しているのですが、ブラックのパームツリーの後ろにボディーと同じタバコカラーのカットワークを二重に施していて、まるで影のように見える凝ったテクニックが注目ですね。

 

 パナマハットと合わせて、是非この夏のビーチリゾートには連れて行ってあげたくなうようなアイテムでございまして、ヴィンテージのムードが漂うのも今季のトレンド感満載ですね。。。

 

 ってか、安定してのこの悪い感じ。。。。。湘南のチンピラではありません。。。いや、今時は彼らももっとスタイリッシュなのかも、、、、。ってか安定の昭和感なのかなぁぁぁ????

 

 

 まずは彼らが1994年、最初にミラノコレクションでキャリアをスタートさせた、 MEN'S COLLCETIONからリポートして行きましょうね。

 

 双子のDean Caten(ディーン・ケイティン)とDan Caten(ダン・ケイティン)が手がけるアゲガゲMAXなディースクエアードは、今季のテーマに『#DEEPSURF』というキーワードをセレクトしました。。。。

 

 SNS時代を意識したこのテーマを掲げ、大海原をサーフボードでドライブするかのようなスピーディーでアクティブなコレクションは、彼からが得意とするオプティカルでエクストリームな要素が随所に鏤められます。

 

 シルエットはサーファー達の自由で何事にも捕われないムードを反映した折衷様式が気になりましたね。。。彼らのユニフォームでもあるショートパンツがキーワードとなりながらも、スポーツテイストのトップスやカットソー、スタッズを施したレザーのジャケット、お得意のデニムはさらに手の込んだダメージを加え、ノマド的なディースクエアード サーファー達のアウトフィットを飾ります。

 

 

 カラーはまるでおもちゃ箱をひっくり返したかのような賑やかな楽しさに溢れています。深海の底のディープブルーから、太陽に照らされた波しぶきの泡のようなホワイトまでのバリエーションに始まり、ヴィンテージムード漂うブラウンやベージュ等のナチュラルカラーや、サーフボードやスイムウエアに施されるような様々なビビットカラー、さらにはお得意のピンクやイエローももちろん必須です。

 

 

 今回スタイリングに見られる個性的なレイヤーが、ルールに縛られないサーファー達の気分を見事に表現していますが、こちらのファーストルックのように一体どうなってるの???とスタイリスト的には思ってしまうような、ユニークなコーディネイトには目が離せなかったですね。。。

 

 

 まず、アウターに羽織っているのはコットンギャバジンのトレンチコートです。トレンチと行ってもディーンとダンがやる事ですから、そこに捻りが加わるのは当然で、機能的なアウトポケットやレザーのディテール、ドローストリング等を加えてウエアラブルなアイテムに仕上げています。

 

 インナーはパームツリーの画像をカットしてコラージュしたようなグラフィカルなプリントが施されたノリーブで、鮮やかなオレンジのパンツはレザーをボンディングしたユニークな素材です。さらにその下に裾にファスナーが施されたウェットスーツのようなレギンスを合わせ、カラフルなアウトドアテイストのループが施されたスニーカーを合わせます。

 

 ジャラジャラと飾ったトライバルムード漂うネックレスや、ウエストか覗く、昨夜のラブ・アフェアーをイメージさせるWomen'sのブラックレースのパンティー、ショルダーから少しだけ覗くタトゥープリントのメッシュのインナーと、今季のディースクエアードサーファー達のライフスタイルの全てを物語るようなルックでしたね。。。

 

 

 ダメージを加えて個性的な『味』を表現したデニムは彼らのシグネチャーとも呼べるアイテムですが、毎シーズンハイブリッドな進化を遂げていてこのブランドのデニムのコレクターも居る程です。今季はこちらのように太ももでバッツリ、ブラッシングでディップ ブリーチしたようなアイテムが素敵でしたね。。

 

 ヴィンテージテイストのレザーブルゾンは、幾何学的なカッティングとアンティーク調のスタッズ、エルボーパッチを施しレトロチックに仕上げ、そのインナーにはデニムのブルソン、さらにメッシュのブラックのカットソー、んでまた下にホワイトのカッソトーとSSシーズンに大丈夫?と突っ込みたくなる程のレイヤーが、実に楽しいアイティチュードでしたね。

 

 ストリートムードたっぷりのニットキャップも今季を象徴するアイテムで、このデフォルメ感が溜まりません。。。。。何処と無くコンドームに見えてしまうのは、彼らなりのユーモアなのか、私の心が不純なのか。。。。。どっちなんでしょう。。。。www

 

 

 今季、サーフスタイルをベースにしながらも、そこにはアメリカの西海岸的にな様々なユースカルチャーを感じる事が出来ます。オーセンティックなロングボードを乗りこなすサーフスタイルや、現代のハイブリッドなスポーツウエアで楽しむボディボード、海岸線の歩道を牛耳るストリートスケーターや、穏やかな気候の中で生き生きと成長する草花のトロピカル テイストやネイティブ インディアンやカリブ海のトライバルな要素まで濃厚にミックスされています。

 

 こちらはその濃厚なテイストに、さらに彼らが得意とするタキシードの要素をプラスした実にユニークなスタイルです。美しいカッティングのブラックジャケットにコーディネイトしたのは、サーフテイストのパームツリーのグラフィックのTシャツ、ハイテク素材のショートパンツやベージュのレギンスと既に濃厚。。。

 

 さらにトライバルなアクセサリーやサンダル、バックパックまでプラスして、世界の何処にも居ない、ディーンとダンが理想とする独特なサーファー達のトラベルスタイルをアゲアゲに表現していましたねぇ~。。。。

 

 

 こちら展示会で発見したキュートなアイテムでございましたよ。

 

 オペラピンクはこのブランドが愛して止まない特別なカラーで、毎シーズン様々なアイテムで登場しています。今季はこんなストリートなアイテムで登場していましたね。。。

 

 タンクトップは襟元から胸元までブラックレザーを使用し、ブルーのパイピングとかなり大きめのインパクト大なスタッズが飾られています。ボディーのピンクの部分はメッシュでフロントにはパームツリーのアップリケ。。。。ホント、どこまで盛るんでしょうかぁ。。。。

 

 もはや熱帯と化している日本の夏には、一枚で羽織ってお洒落に見えるアイテムは嬉しい限りでございますねぇぇ。。。。が、こちら、一枚で着るとモロ出しになってしまいますね。。。。インナーにホワイトのタンクなどお召しになる事をオススメします。。。

 

 

 コレクション後半はさらにエキサイティングなアイテムがランウェイを飾ります。ベルトにポンチョを通し、スカートのようなボリューミーなボトムを楽しんだり、インナーのタトゥーの鮮やかさを強調すようなヌーディーなタンクトップ等凝ったレイヤーやシースルーを繰り返しテンション上がりましたねぇぇぇ。。。

 

 ラストルックのメッシュのタンクトップには、women'sのドレスに施されるような美しいリーフモチーフのエンブロイダリーがブルーのグラデーションで濃厚に表現されています。。。。。が、あくまでもスタイルはサーフ、ニットキャップやレザーのポケットが施されたスイムパンツのようなショーツ等とアクティブにコーディネイトします。

 

 

 さて、皆様気になっていらしたかと思いますのが、今回全てのモデルはタトゥーのプリントが施されたメッシュのトップスとレギンスをボディースーツのように着用しています。このユニークなアイテムを一枚合わせる事で想定外のエキサイティッグなスタイリングが完成し実に楽しかったですねぇ。。。

 

 さらに、フィナーレでは全てのモデルがこのタトゥーのインナ一枚で登場するという嬉しい仕掛けが!!!! もう、自分達の為にコレクションしてるんじゃないかと突っ込みたく楽しい演出に、SNS上でも大フィーバーしましたねぇ。。。。wwww

 

 

 はい、こちらちゃんと販売されています。。。気になる方はチェックしてみて下さいね。。。。正直、私もかなり気になっています!!!!!!

 

 

 

 

 

 ではここからは、Women'sのコレクションへと参りましょう。。。

 

 こちらのテーマは『#DIAMONDHEAD』。。。。ハワイのオアフ島のシンボルでもあるこの言葉をキーワードに、スポーツとクチュールを融合させた楽しいスタイルが発表されました。

 

 ディーンとダンが得意とする女性のボディラインを極限まで表現するスタイルは、ボディーコンシャスのシルエットやマイクロミニのスカート、細いシガレットパンツ等で登場し実にセクシーですが、そこには強烈なオプティミニステックなムードが感じられます。

 

 スポーツの要素は様々伸縮性のあるファブリックの多用です。カラフルなストライプのエラスティックのバンドを繋ぎ合わせたボディコンシャスのドレスや、ユニークなカッティングのスイムスーツ、スポーツのユニフォームのようなカラフルとホワイトのバインディングのタンクトップは、まるでずらしたり歪めたりして着用したときのようなユニークなディテールを作り想定外の楽しさを生み出します。

 

 クチュールの要素は確かなカッティングとシルエットに見事に反映されます。ストレッチレザーを包帯を巻くように締め上げたドレスやスキニーパンツはまるでウェットスーツのようで、ブルーのグラデーションと手仕事で複雑なデコレーションを作り出した聖職者のようなトップスやドレス、ネオンカラーで描かれたカラフルでパライダスなプリント上に刺繍を施し、目眩くディースクエアードワールドが美しく花開きます。

 

 

 ファーストルックに登場するのは皆様ご存知のマリア.カルラ嬢でございまして、こんな一見するとシックなスタイルからコレクションはスタートします。が。。。。お嬢がお召しになっているトップスはなんとスイムウエア。。。。胸元やネック、ウエストのカッティングの美しさに彼らのテクニックの高さが伺えます。

 

 コーディネイトしているのは何ともハンサムなヴァージンウールとシルクを混紡した素材のクロップド丈のパンツ。しかも胸元のカラフルなコードのデコレーションはハーネスとしてレイヤーし、同じコードのハイヒールとプレキシグラスの玩具のようなイヤリングを飾っています。

 

 つまり、水着の上にレイヤーしてスタイリッシュにまとめたルックでございまして、プールサイドでのパーティーを意識してか、パンツを脱ぐとそのままプールへというプレゼンテーションも実にユニークでしたね。

 

 

 はい。こちらはウエットスーツを意識したビッタビタのスキニーパンツです。

 

 左はネオプレンを使用していて、スポーツ由来の人体工学的なカッティングカッティングをデコレーションとしてあしらい、同じくカッティングのように施されているキラキラの部分はなんとクリスタル!!!鎖帷子のように敷き詰めたクリアーのクリスタルの縁にブラックのストラスをあしらい、インパクト大なルックです。

 

 右は同じウェットスーツのムードをストレッチのラムレザーで表現した物で、テーピングを巻き付けたように繋ぎ合わせ、ウエスト部分の稼働率の高い部分にはエラスティックのバンドを取入れた実にユニークなデザインのアイテムです。

 

 ランウェイではこれに、小さなエンブロイダリーのブラトップをコーディネイトしていて、リゾート地で焼けた肌を手に入れた後には最強となりそうなルックでしたねぇ====!!!!
 

 

 続いてランウェイを飾るのは、スポーツウエアに着想したエラスティックのバンドで作り上げたハブリッドなデザインのドレス達です。

 

 アスリートのウエアに用いられるようなブレードを繋ぎ合わせる事で作り出したこのアイテムは、ブレード一つ一つに違うストライプを施し、それらを組み合わせてマルチストライプを作り上げたユニークなピースです。

 

 ブレードからインスパヤされた直線的でグラフィカルにボディーを横切るディテールも実に楽しく、トライバルなムードも感じましたね。

 

 Jamie Bochert嬢がお召しのこちらはマルチストライプのミニドレスの上に、シフォンにプリーツ加工を施したクチュールのような華やかなスカートをコーディネイトしていて、スポーティーなアイテムに一枚このアイテムをプラスするとイヴニングに早変わりという便利なアイテムでしたね。。。

 

 MEN'S COLLECTONで一際大注目だったタトゥープリントのボディーウエアでございましたが、こちらのWOMEN'Sでも登場していましたね。やはりこのオーセンティックなタトゥーモチーフはコレクションをよりエキサインティングにしてくれています。

 

 こちらはそのタトゥーモチーフをエンブロイダリーで表現したドレスです。スイムスーツのようなカッティングの胸元にはハイビスカスのモチーフ、そこからメッシュ素材にタトゥーのエンブロダイリーを施し、V字にカットした胸元からはハンカチーフを垂らしたようなAラインのボディーが実にチャーミングです。。。。。

 

 全て、手作業の刺繍によるアイテムでございますよぉぉぉぉ。。。。。。

 

 

 こちら、個人的に今回のコレクションの中でバツグンに大好きなルックでございます。はい、、、地味派手好きでございますので。。。。

 

 一見するといくつかのデニム素材のフリルで作り上げたように見えるデコレーションは、メタルパーツやマクラメ、細いリボンやシルクの糸を複雑に手仕事で繋げたテクニックが用いられ実に美しかったですねぇ。。。

 

 スポーツウエアに見られる流線的でグラフィカルなラインを、伝統的なテクニックで表現しているのもユニークで、クロップドのワイドパンツとコーディネイトしていますが、ダークなネイビーのボディーにホワイトの宝貝のモチーフのネックレスを飾る事で、カルヴェン派の聖職者のようにも見えて素敵でしたねぇ。。。

 

 

 コレクションは後半に向けてさらに濃厚なテイストになって参ります。ネオンカラーをプラスしたカラフルなパレットはまさに開放的なパラダイスのムード満載で、是非、リゾート地ではこのくらい着て頂きたい物です。

 

 流星形のカッティングのドレスには、オウムやキングプロテア、南国の草花をプリントしたファブリックをベースに、クリスタル、PVCのフリル、羽根を広げる鳥のエンブロイダリーまで施されています。。。もう、、、お腹一杯。。。。。www

 

 女性にとっても女性を演じているような今回の華やかなドレス達は、現代女性のオジサン化への警告として、ワードローブに一枚加えておくのもアリかもしれませんねぇぇぇ。。。

 

 今回コレクションを飾るシューズはWomen'sもMen'sもマルチカラーのロープが特徴でしたね。スポーティーでトライバルにも見えるこのマテリアルは今季実に注目で、Men'sのスニーカーには『Bungy Jump(バンジー ジャンプ)』という名前が付いていて、実に楽しかったですね。。。

 

 そしてWomen'sのこのサンダルには『Ariel(アリエル)』という名前が付いています。。。まさにリトル マーメイド!!!!お土産のサンダルに着想されたような編み上げで作り上げたフロントには、これでもか!といういうくらい高くて細いスティレットヒールが施されています。

 

 ここが素晴らしいところ!!!!だって、これが便利なフラットサンダルだったら、つまんないし、似たような物は何処かで見た事あるかもしれませんよね???

 

 リゾートのシーンでもフェミニンさを忘れない!そんな、シューズにうっとりしていまいました~。。。。

 

 

 

 

 

 オプティミスティックなシーサイドの、自由で開放的なスピリットを表現した今季のディースクエアード、同じモチーフやテーマをMen'sではよりストリートでアクティブなムードに、Women'sではラグジュアリーでセクシーに表現し実に楽しかったですね。

 

 

 

 海外のリゾート地等で良く見る光景なんですが、何故が日本人女子達はズルズルと引きずるヒッピードレスを着ている方が多いんですよね。背の低い日本にとってあのボリューミーなアイテムを一枚で着るのは至難の技、、、。しかも、おそらく東京で買ったであろう微妙なピンク ベージュのカラーはビーチの強い太陽の下ではハレーションを起こしてしまいます。はたまたいきなり現地で買ったお土産のアイテムをそのまま来ちゃって、顔と釣り合わないとか。。。

 

 男子は男子でいきなり真っ白な肌にアロハシャツとショートパンツとか。。。。突然パナマ帽を被っても、普段から被り馴れてないのがミエミエで、見ているこっちまで恥ずかしくなる事が多々です。。。

 

 

 

 実は、開放的なリゾート地って案外出会いのチャンスだったりするんです。『海だからイイか!』なんて思っているのは自分だけで、回りはちゃんと見ています。ビーチシーンでは開放的でも構いませんが、せめてディナーの時にはちんとしたドレスにハイヒールをおすすめしますね。私も屋台とかじゃない限り、長いパンツに襟付きのシャツで出向くようにしていますねぇ。焼けた肌に鮮やかなカラーの麻のシャツなんて実は最強の武器だったりしますし、何度もイイ思いもさせて頂きましたね。。。。www

 

 

 あえて東京では出来ない攻撃的なスタイルや、あまり使った事のないカラーのアイラインやネイル等、心まで解放されているからチャレンジ出来るスタイルを挑戦するのも、リゾートでの醍醐味ではないでしょうかぁ????ただ回りはちゃんと見ています。ここがビーチなのか、ラグジュアリーなレストランなのか、5つ星ホテルのロビーなのかのPTOをちゃんと考えてアウトフィットを考えて下さいまし。

 

 

 ほんと、プーケットなんかでは、何処から見ても日本人!!!って感じのカップルとか居るんですよ。。。。思わず財布盗んだろか~???なんて思っちゃう程の。。。。いや、ないない。。。。

 

 

 

 リゾートのムードをモードに、スタイリッシュに楽しむディースクエアードの2016 SS COLLECTION。。。。。是非、この夏のバカンスのスケジュールを調整中の皆様は、ラゲージの中に加えてみてはいかがですか????

 

 

 

 

 

 

 


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2016-04-27 23:59:59

VERSACE 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 今日御紹介するのは、こちらも私の大好物(というか、好きなブランドしかここでは紹介しておりませんが。。。)、VERSACE(ヴェルザーチ)の2016 SSのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 皆様の中にはヴェルサーチと言えばグレタパターンでお馴染みの、派手派手な印象?と思っている方もいらっしゃるでしょうが、厳しいファッション業界において常にトップランナーの位置をキープするのは至難の技。。。。同じものだけ作っていてはすぐに振り落とされてしまいます。。。。

 

 今夜はイタリアを代表する、ビジネス的にも益々拡大し、現座や青山にどんどんショップをオープンさせる程勢いのあるこのブランドの、進化を続ける姿をお伝えしましょうね。。。。

 

 

 

 

 まず、展示会で早速私が袖を通させて頂いたのは、こちらのなんともヴェルサーチらしいジャケットとシャツのセットアップでございます。『Tie Print』というタイトルのこちらは小さな小花のモチーフを規則的に配したドット模様が印象的なアイテムで、ジャケットはジグネチャーでもあるメドゥーサのモチーフのゴールドのボタンがアクセントになっていますね。

 

 インナーに着たシャツはジャケットの裾からかなりの長さでヘムを覗かせるロングシャツで、前立てやヘム、襟の部分にはドッドのモチーフの小花でグレカ パターンが施されています。

 

 

 エキゾテックな中東のムードを感じさせる、いつもより少しシックなセットアップでございましたねぇ====。え????私そちらの血も入ってませんよ!純然たる日本人ですから!!!!

 

 

 

『これは女性達が今日に生きる為のコレクションです。テーラーリングにスポーツウェアや、何気ない女性らしい魅力をミックスしています。』

 

 プレスリリースに書かれた彼女自身の言葉が物語るように、今シーズンのヴェルサーチ ウーマンはまるで都会というジャングルに解き放たれたしなやかで美しい肉食獣のようです。

 

 

 エレガントとユーティリティー、セクシーとアクティブ等様々な要素が鏤められたコレクションは実にウエアラブルに落とし込まれ、このブランドらしいセクシーさを漂わせながらもミニマムなアティチュードを描きます。

 

 

 今季のシルエットは艶やかさを感じるスクエアなフォルムで、ピッタリとボディに貼り付くようなフェニミンなジャケットやウエストのくびれたドレスは、マイクロ ミニ丈に落とし込まれ軽やかな印象です。反対にミリタリーやアウトドアのムードを漂わせたウエアラブルなアイテムは、思う存分ルーズフィットを楽しみながらも、トランスペレントのアイテムとコーディネイトして、想定外の肌の露出を楽しみあくまでも官能的です。

 

 カラーパレットの中で一際重要なのが様々なアシッドカラー。ジャングルのようなグリーンはアスファルトと混ざりアミーグリーンへ、砂漠の砂のようなベージュも今季のベースカラーです。ジャングルで生い茂る木々のような鮮やかなヴィヴィットトーンから蛍光までの表情豊かなグリーンのグラデーションや、オレンジやイエロー、バイオレットはまるで夜の闇の中に煌めくシグナルやネオンのようにドラマティックで、強い意志を持つ女性達には必要不可欠なパレットを構成しています。

 

 

 

 シャープでコンテンポラリーなムードを物語るように、ファーストルックはこんなジャケットからスタートします。

 

 美しいテイラーリングで仕立てられたこちらのジャケットはシルクブレンドのファブリックを使用していて、カッチリとハンサムに仕立てられたショルダーやラペルに対して、シャープさを強調する為に合えて多くのダーツで縦の線を強調しながらボディにフィットさせた美しいシルエットが特徴です。

 

 ユーテリティーを感じさせるフラップ付きのポケットには、ナチュラルカラーのレザーのパイピングをアクティブな印象で、幅広のエラステックのベルトにはもちろんメドゥーサのエンブレムをあしらいます。新しいアシッド カラーの『Pazzo Empire』バッグ等アクセサリーも1トーンにまとめています。

 

 いやぁーこんな女豹のような女性がビジネスシーンに氾濫すると、男性の皆様にとっては会社に行くのも楽しくなるのでは。。。。www

 

 もちろん、ビジネスシーンには刺激的過ぎるので、これにピッタリとしたペンシル トラウザー等を合わせると、ハンサムXセクシーな『仕事の出来る良い女』に瞬時になれるのは間違いないですねぇ。。。

 

 

 『アーバン ジャングル』をテーマにして今回、アニマルモチーフは今季のメインのモチーフとして繰り返し登場します。レオパードやゼブラ、時にはアブストラクトなアーティスティックなモチーフでさえ、ダイナミックに扱われているのが印象的でしたね。。。

 

 こちら、実にヴェルサーチらしい華やかなルックですが、一体何が行われているかお解りになりますか?アニマルパターンのパッチワークのジップジャケットとスカートでございますが、ベースとなっているのはスエードです。それぞれのパーツにボンディングやプリント、ハンドステッチ等のハイブリッドなテクニックを施し、最終的に衝動的なまでの大胆なパッチワークにしてしまうという珠玉のルックです。

 

 グリーンのゼブラモチーフの部分等は黒い斑の中に少しだけパテントレザーを混ぜ、光沢の奥行きを表現していて、このレオパードもゼブラも一緒に使っちゃうセンスは、さすがですねぇ。。。

 

 同じトーンのスカーフやバッグをあしらい、クラシカルなマダムチックにスタイリングしていうのもコケティッシュで素敵でしたね。。。

 

 

 コレクションにはスポーツウエアのエレメントも登場していましたねぇ。

 

 スニーカーが一大トレンドとなっている昨今、デイリーのアウトフィットの中にも、より快適なスタイルを求める人々は、さりげなくスタイルの中にスポーツアイテムを取り入ていますよね。ラグジュアリーブランドが機能性を考えたアイテムを沢山発表したり、スポーツウエアのブランドもファッション性を追求したりと、そのジェンダーはますます曖昧になっているように感じます。

 

 今回登場したのはこちらのポロシャツ。。。。。90'S、白いポロシャツの襟を立て、パンツインして着ていた大人達を知ってる私からすると、すご===く、抵抗があります。。。。中には襟を立たせる為にノリを効かせていた拘り派も居ましたねぇ。。。www

 

 ゴルフやコンサバティブなイメージあるポロシャツですが、ヴェルサーチの手にかかると。。。。。。はい、そんなムードは一体何処へ????。。。。。先ほど御紹介したスエードのパッチワークのルックのように、大胆なカッティングが施されたアイテムになって登場です。グラフィカルに解釈されたレオパードやゼブラ、フラワーモチーフ等もミックスされゴージャスです。

 

 コレクションではレオパードのハンサムなワイドパンツとコーディネイトして、レトロチックな紳士のように楽しんでいましたね。。。そして、良くある左胸のアイコンの刺繍の部分にクリスタルのブローチを飾っていたのも、チャーミングでしたね。。。

 

 

 はい、リカルド・ティッシのミューズでもあるマリアカルラ嬢がお召しになっているこちらのルックも素敵でしたねぇ。。。1トーンでまとめていますが、明らかにヴェルサーチ以外の何物でもない、強烈なDNAを感じさせるルックです。

 

 全てのアイテムをアシッドグリーン1色にしたこちらですが、素材やテクニックは実に様々です。機能性を追求したジャケットはスクエアなフォルムに、フラップ付きのアウトポケットやステッチを効かせて軽やかです。こちらに使用されている素材はラミネート加工されたブークレで、シルクシフォンのフリンジをあしらい、クラシカルなツイードのカーディカンジャケットのムードも感じさせます。

 

 ブークレ(bouclé)とはフランス語で『輪』を意味し、表面に輪状のループを施した糸の事を指します。英語ではネップヤーンとも呼ばれますね。この糸で織った生地の事も同じくブークレと呼び、アストラカンのような畝のある美しいテクスチャーが特徴です。

 

 インナーに合わせたのはメッシュのトップスです。全体のミリタリーテイストから陸軍などで使用されているメッシュのタンクトップに似せているのもシャレが効いていますね。そして超=幅の狭いブラとスターのアクセサリー。。。

 

 スカートはローエッジ(切りっぱなし)に深いスリット、ソックスにプラットホームのサンダル、ボディバッグのようなクラッチ。。。。。うーん、ワイルド!!!!

 

 リアルクローズの要素のみでコーディネイトされたルックですが、その中にタフなムードやさりげないラグジュアリーが伝わるのは、流石ですねぇ。。。。。

 

 

 はい、こちら、私、今回のコレクションの中で一番好きなルックでございます。。。。私の琴線触れるものって基本マニアックでございまして、コレクション全体のストーリーを見事に表現しているアイテムとか、ストロークの強いルック、そして基本地味派手好きなので、ついついこういうルックになってしまします。。。。。にしても、これは秀作!!!!!

 

 今回ディテールとしてボウのモチーフが登場しています。ヴィクター&ロルフやアレクシ マビーユ等ボウをシグネチャーにしているブランドは数多くありますが、こちらで登場するのはそれらの何処とも違うオリジナリティーを感じさせるものです。

 

 どちらかと言うとまるでノットを作ったようにワイルドにキュッと締めたもので、こちらのようなジャケットからドレスにまで今回様々に登場し、ワイルドとエレガントの両方のムードを表現していましたね。

 

 ヴァージンウールに表現されたピンストライプは、動く度に現れたり消えたりする実にユニークなテクニックが使われていてます。そして何よりこのブランドにしか表現出来ない、ウエストの見事な砂時計のシルエット。。。。美しいですねぇ。。。

 

 往年のHaute coutureのようなエレガントなスタイルをこんなにもモダンに解釈してしまうなんて!!!!シガレット パンツやペンシル スカートと合わせて!なんて野暮な事はやめて、このパーフェクトなシルエットを一枚で楽しんで頂きたいですねぇ。。。

 

 

 今回発表されたコレクションは比較的ミニやコンパクトなシルエットの物が多かったのですが、55体のルックはヴェルサーチ ウーマンの為の、一夏のパーフェクトなワードローブが用意してありますので、こちらのようなロング ドレスももちろん登場します。。。

 

 いやー。。。素敵です。。。。アシッドカラーにパープルやオレンジ、ブラックで表現されたアニマルモチーフは、オブ・アートのようにジオメトリックで、素材はリュクスなシルクシフォンです。

 

 敢えてローエッジのディテールで今季の特徴でもあるボウのモチーフを肩やウエストにあしらい、そこから広がるドレープも美しいですね。また、スカートは身体のラインにピッタリと沿いながら、床に着くようにウエストでボウに結ばれています。

 

 左身頃には内側に施したゼブラのトランスペアレントが、素肌にそのままモチーフを飾ったようにセンシュアルに表現され、同じモチーフを施したPVCのネックレスやブローチを飾り、ドラマティックでございましたねぇ~。。。。

 

 

 そして、やはりアトリエ ヴェルサーチというHaute coutureのコレクションを持つこのブランドらしい、手仕事のピースも見逃す訳には行きませんねぇ=。。。今季の特徴的なスタイルの、衝動的なまでに様々なアニマルパターンをミニマムなフォルムの中に詰め込んだこちらのミニドレスは美しかったですよ。。。。

 

 ボディーの上にエンブロイダリーのパーツを乗せてそのまま留め付けたようなカッティングは、ブラック チュールの上に刺繍のパッチ、またプリントの上からさらに刺繍を施したパーツ等様々なバリエーションが楽しいですね。ここまでグラフィカルに解釈されると、只でさえアイコニックなアニマルモチーフはもはやアートのようです。。。

 

 また、今季のシューズはラバーソールのプラットホームが中心でしたね。アイランド型のソールと床に向かって少し広がる個性的なチャンキーヒールに分かれていて、ユーティリティーの要素を取入れた、しっかりとしたベルトとバックルでセーフティーです。こちらオープントウのアンクルブーツも登場していて、そちらも素敵でしたよ。。。

 

 

 はい、人気のバッグも御紹介しますねぇぇぇ。。。。。今季はウアエの世界観とマッチしたアシッドカラーや、アクセントカラーのグリーンやバイオレットを中心に、SSシーズンをシックでアイルドに楽しめそうなアイテムで注目でしたね。

 

 右上はヴェルサーチのイットバッグでもある『Pazzo Empire』で、今季のウエアに合わせてアシッドカラーで登場しています。フロントにはシグネチャーのメドゥーサを飾って艶やかでございますが、このバイカラーは実にエレガントでビジネスなんかにも良いかと思いましたねぇ。。。他にシックなブラックや、もっとドラマティックなアイテムをお望みの方にはバイオレットXオレンジXブラックのマルチカラーなんてのもございますよぉぉぉ。。。

 

 左のバックパックは今季のカムフラージュとレオパードをミックスした『Camoupard』というプリントが施されたレザーのピースです。やはりメドゥーサのパーツが光輝いていますが実に機能的で、カジュアルにも楽しめるアイテムですね。リュックサックとしてだけではなく、後ろにメタルチェーンが付いているのでショルダーとしても楽しめます。

 

 そして真ん中はウエアと同じプリントのフラットタイプのクラッチ。。。クラッチ男子的の私としては、ほっ、ほっ、欲しいすねぇ~~~~~~。。。。

 

 

 

 

 続いてはMEN'S COLLECTIONをリポートして参りましょうね。

 

『ヴェルサーチの男性像はアドベンチャーや着る服に関しても挑戦を続ける男性。今回のコレクションはいろいろな分野でパイオニアとなってきた勇敢な男性をイメージして作りました。』とドナテラ・ヴェルサーチはプレスリリースで語っています。

 

 砂漠のトーンランウェイの中心にテントのような布が飾られたランウェイ。。。良く見るとその布はヴェルサーチのスカーフを繋ぎ合わせたパターンです。熱風に煽られはためくそのハーレムの入り口から、今回のヴェルサーチ マン達が一人、一人と登場して来ます。

 

 会場のインテリアからもお解りのように今季の舞台は中近東。。。。劣悪な環境に生きる逞しい彼らへのオーマジュは、肉体的な強さだけでは無く精神的にもタフな姿勢、あえていつもよりシックに肌の露出さえ控えたスタイルで男らしく描いきます。

 

 

 カラートーンは砂漠の中に消えてしますような表情豊かなサンド。砂丘の影のようなブラウンから、太陽に照らされハレーションを起こしたようなホワイトまで美しいグラデーションを描きます。そのパレットにピンクを一滴落としたようなピンクグレーからアシッドカシスも今季注目のカラーで、ブルーやネイビー、レッドなどの力強いカラーも奥行きを与えています。

 

 

 では、早速リポートして行きましょうね。。。。。

 

 まずはこちらのブラウン1トーンのルックでコレクションはスタートします。ヴェルサーチらしいビッグショルダーのジャケットは、今季少しボックスシルエットへと変化し、官能的というよりタフな印象です。ジャケットとワイドパンツに使用されているのはストレッチウールで、そこに所々こすって消したようなユニークなピンストライプが施されています。

 

 そして注目なのがインナーのコットンポプリンのシャツの丈の長い事。。。。。最初の画像で私が着用していたセットアップもそうでしたが、今季はこのヘムから覗かせたアンダー レイヤーが注目で、こういったスーツスタイルだけではなくニットのコーディネイト等にも登場していましたね。まさにアラビックですねぇぇぇ~。。。

 

 因みにこのシャツ、着用した時にインナーのシャツが着崩れしないように、ウエストにベルトが施してあるんです。。。。これ、凄い頭良いアイディアでしたねぇ。。。感心、感心。。。。

 

 

 こちら、今回注目のピンクグレーとアシッドカシスの1トーンでまとめたコーディネイトです。

 

 男子的にはピンクを着る事にまだまだ抵抗がある方もいらっしゃるかとは思いますが、このトーンなら行けそうな気がしますねぇ。。。甘く可愛らしいピンクもこうやってカラーをコントロールして、あくまでもワイルドで男らしいムードに仕上げています。軽やかなファブリックのジップブルゾンと、センタープリーツをピシッ!と施したワイドパンツ、インナーのカットソーはやはり長めのヘムが特徴です。

 

 この絶妙なカラーは今季、美しいテーラリングのジャケットやシャツ、スポーティーなスタジアムジャンパーやショートパンツ等幅広いバリエーションで登場していて、バッグ等のアクセサリーもありましたね。。。。

 

 キーカラーになりそうなのでチェックしといて下さいませ!!!!

 

 

 いつものドラマテッックなバロック調のプリントが影を潜めた分、今季はヴェルサーチ初心者の皆様にも取り入れ易そうなウエアラブルなパターンが注目でしたねぇ。。。

 

 小さなモチーフを規則的に並べたマスキュリンなプリントが中心でございまして、使われているのはブランドの家具のコレクション、『ヴェルサーチ ホーム』のアイテムが手描きのイラストによりプリントとして再現されています。ちなみにドットのように見えるこちらのプリント、、、。クラシカルな椅子でございまして、このブランドの広告ビジュアルや、エディトリアルなんかで見覚えのあるアイテムかもしれませんねぇぇぇぇ。。。。

 

 プリントももちろんですが、一見カジュアルに見えるこちらのシャツ、構造的にも実に緻密でメカニックに仕立てられています。ポケットの部分にV字のスリットとメタルパーツを飾り、フロントの比翼は胸の中心の部分だけえぐれたようなディテールを施し、メデューサのゴールドのボタンを見せる等、随所に細かいアイディアが鏤めています。

 

 デニムタイプのパンツにはヘッドボタンやリベットのディテールにまで、ゴールドのメドゥーサのモチーフがあしらわれているのもニクいですねぇ。しかもこちら、ストレッチ コットンですので、快適な着心地でございます!!!

 

 

 はい、んで調子に乗ってさらに袖を通したのがこちらのフーディーでございます。万華鏡を覗いたような、南ヨーロッパの家々の壁や床を飾る美しいタイルのようにも見えるこちらですが、皆様一体何だと思いますか???

 

 こちらも先ほどの椅子のプリントと同様に『ヴェルサーチ ホーム』のアイテムにインスパイヤされているんですが、、、、クッションなんです。。。やはり手描きで細かいところまで再現されているので、近くで見るとまるでネットショッピングの画面のような。。。。思わずポチッと!!!!な、訳ないですけど。。。

 

 他にこのプリントはオーガンジーのような軽やかなシフォンに施され、ガウンのようなロングシャツに施されたり、バリエーション違いでサンドベージュをベースにしたブルゾン等も登場していましたよ。

 

 

 

 

 

 


 アーバンジャングルでしなやかに、そしてワイルドな美しさを主張するWOMEN’Sと、中近東の砂漠に生きるタフな男たちをイメージした堂々としたメンズコレクション。。。皆様如何でしたか???

 

 

 

 

 さて今回のコレクションを通して私が感じた事は、その表現が実にミニマムになったという事です。余計なデザインを出来る限り削ぎ落とし、伝えたいストーリーをより明確にしたアイテムは力強さと親しみ易さが増し、その残像は網膜に焼き付く程ほど印象的です。

 

 

 デコレーションやプリント、、、、どちらからというと足し算でデザインを構成する事の多かったブランドが新たな引き算というテクニックにチャレンジしているのは、未だ光すら見えない世界情勢や驚異の天災等、誰もがイメージする事が出来ない世界情勢の今、より明確に、よりシンプルに自身の在り方について姿勢を正したドナテラ・ヴェルサーチ自身の心象を見事に表現しているのかもしれません。。。

 

 

 

 

 

 さぁー、こうなって来ると、男子も女子もよりトレーニングやエクセサイズが重要となりますねぇ。。。。大丈夫、夏まではまだあります。。。1cmウエストが細かったら人生は100倍楽しくなるのは当たり前。。。ミニマムでストイックなウエアだからこそのパーフェクトボディーを手に入れて、今季のタフで力強いヴェルサーチのアイテムを颯爽と纏ってみてはいかがですか???

 

 

 


 はい、そんな私も、もっか炭水化物カット、、、、、スタートしております!!!!!

 

 
 
 

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2016-04-25 23:59:59

sacai 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。では、今日はsacai(サカイ)2016 SS Women's collcetionのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 

 

 毎度恒例の展示会荒らし。。。。。今回はコレクションの中でも特に気になったオーガンジーに刺繍で模様を描き出したバンダナを着用してみました!!!

 

 こちらはさらにいろんな種類のスタッズが施してあってメチャメチャカワイイです!!!私が着用しているのはバンダナですが、こちらファブリックとしていろんなルックに登場していましたね。。。。

 

 

 またもや営業妨害的なギャングスター風でございます。。。。大丈夫でしょうか????

 

 んで、これ、買っちゃいました!!!!!次のPARISには連れて行く予定でございます!!!!

 

 またまた、何を合わせるか。。。。嬉しい悩みが増えましたねぇぇぇ。。。

 

 

 

 ここ数シーズンさらにその作品が魅力的になり、益々人気に火が付いている感のある、デザイナー阿部千登勢さんによる唯一無二のクリエイションがお馴染みのサカイでございますが、このブログをご覧の皆様の中でもファンの方が多いなぁ~と肌で感じますねぇ。。。。

 

 パリコレのスケジュールの中でも、発表されると同時に彼女が何を見せてくれたかいち早く世界中に配信され、SNS上はジャック状態。。。。同じ日本人としても、ファッションに携わる人間としても、これはもの凄く嬉しい事ですね。

 

 

 今季彼女がキーワードにしたのは『Distortion』。。。歪みやねじれをコンセプトに新たな価値観に挑戦し、そこから想定外の美しさを生み出しています。

 

 

 例えばブロカントやセカンドハンドショップで宝物を見付けた時の素朴で可愛らしい感覚、旅行先のお土産物屋で自身の旅を象徴するようなアイテムを見付けた時、そんな日常の中に訪れる、ささやかながらもこの上なく愛しい感覚を『ねじれ』というフィルターを通しながら構築して行きます。さらにモダンでコンテポラリーなムードやHaute coutureのような繊細なディテール、相反するメンズウエアの要素もミックスされ、SSシーズンを個性的に彩るチャミングなルックが完成します。

 

 ネックライン、ショルダー、ウエストはカットされ解体と歪みにより新たな息吹が吹き込まれます。ヴィクトリアン調の繊細なレースやヴィンテージのカーディガンのビーズ刺繍のようなスタッズ使い、シグネチャーでもあるリボンのディテールはさらにダイナミックにアップデートしていましたね。また、2016 SS MEN'S COLLECTIONでもフィーチャーされていたN.Yの伝説的クラブ『Paradise Garage(バラダイス ガラージ)』のグラフィックがさりげなく世界平和を歌い上げていたのも嬉しかったですね。。。。

 

 

 では、早速ファーストルックから解説して行きましょうね。こちらのドレスはスーベニアースカーフ(お土産のようなその都市の観光名所が描かれているスカーフ)がベースとなったドレスで、ボディーに使われているのは、さらにそのファブリックに百合のモチーフのカットワーク刺繍まで施した手の込んだ素材です。

 

 ショルダーをカットアウトすることで肩のシルエットはねじれてドロップし、首回りにユニークな表情を生んでいます。絶妙なバランスでコントロールしたAラインのシルエットは、ミドルヒップにベルトのディテールを施し、アクセントを付けてインナーにラジェリー風のドレスをプラスしてレイヤーも楽しんでいます。

 

 独創的なのに実にイノセント。こんなハッピーで可愛らしいルックから今回のコレクションはスタートしました。。。

 

 

 

 こちらのスカートをご覧頂けると、スーベニアスカーフだと言う事が良くお解りになると思います。歴史的建造物や遺跡、花や鳥のモチーフ等も描かれていて実に楽しげです。

 

 はい、私、かつて伝説の雑誌Olive(オリーブ)で大人になったオリーブ男子ですので、もうこんなアイテムは嬉しい限り!!!!!理由は身近なオリーブ少女や男子を探して直接聞いてみて下さい。

 

 ユリのカットワーク刺繍のトップスとスカーフを巻いたようなスカートのセットアップに見えますが、こちらコンバータしたドレスでございまして、サカイらしい個性的なデザインです。

 

 こちらもう一つユニークなのが、フロントではインナーに施されているランジェリーのグリーンのレースのディテールが、バックでは表面に施されています。これもねじれのアイディアからインスパイアヤされているそうで、実に興味深かったですねぇぇぇ。。。

 

 

 サカイのシグネチャーの一つでもあるリボンのストライプのアイディアは、今季グラフィカルで大胆な印象です。

 

 太めに幅のリボンをボーダー状に繋げ、左身頃にいくに従って縫い合わされていたリボンが解体され、フリンジのような予測不能な楽しい動きを見せています。

 

 こちらはホワイトのサテンとシフォンを繋げてパターンを描いたバージョンで、トップスの部分はTシャツ風のクリーンなデザインで裾に行くに連れて、解体されたリボンがヒラヒラと風なびき、インナーのランジェリー風のディテールが露になるという面白いディテールのドレスです。

 

 胸元に透けたようにリボンストライプの間からさり気なく覗く、『Paradise Garage(バラダイス ガラージ)』のグラフィックも素敵でしたねぇぇぇ。。。

 

 

 こちらは、冒頭で私が着用しているバンダナの生地を用いたドレスでございますが、このコレクションは、アメリカのバンダナプリントのメンズのタンクトップからインスパイアされているそうです。

 

 コットンにプリントで描かれるカジュアルなムードのこのアイテムを、オーガンジーのにエンブロイダリーで表現する事でフェミンなムードに昇華させていたのも技アリでしたね。。。

 

 こちらはバンダナをひらりとボディーにかけたようなオーガンジーのドレスに、フューシャピンクのランジェリーレースを施したスリップドレスを組み合わせたルックになっています。

 

 

 オーセンティンクなアイテムを絶妙なのセンスで再構築するテクニックは天才的な阿部さんでございまして、こういうピースを見ると女子って良いなぁ~と羨ましくなったりもします。。。

 

 こちらはのホワイトベースにブラックのプリント、またホワイトのオーガンジーの上にホワイトの刺繍を施したさらにノンセントなムードのルックです。レースを使用したトップスはTシャツのようなカジュアルなデザインですが、素材の上質さがリュクスなムードでしたね。

 

 キルト風のスカートとネックに巻いたバンダナはホワイトXブラックのプリントで、こうやって刺繍とプリントのアイテムをミックスする事で、さらに奥行きのあるスタイリングになっていましたね。。。

 

 

 こちらはペルーのヴィンテージのラグからインスパイヤされたストライプで、フォークロアなマルチカラーがLOVE & PECEなレインボーに見えて、とてもハッピーな印象でしたね。

 

 厚手のしっかりした生地に織りでカラフルなストライプを表現し、さらにプリントでもストライプを加えた手の込んだ生地のタックトップ型のドレスの下に、同じマルチカラーのストライプを軽やかなシフォンにプリントしたヴィクトリアン ドレスを着たかのようなデザインでございます。

 

 内側のドレスはあえてねじれたようように着せ付け、バックサイドはやはりインナーがアウターに飛び出しているというアーティスティックなディテールが施してありましたねぇぇ。

 

 フロントとバックの景色が全く違う、360℃楽しめるドレスでございます。。。

 

 

 クラシカルでラグジュアリーなムードのクロコダイルのパターンも、新しい解釈でウエアを飾っていましたねぇぇ。。。

 

 こちらのドレスのスカートの部分に使われているファブリックがその一つですが、ナイロンに熱を加えたクロコダイルパターンのプリントを施す事で、プクプクと立体感のあるテクスチャーが実にユニークでしたね。

 

 インナーにスリップドレスをドッキングさせて、シック且つセンシュアルなドレスで素敵でしたね===。。。

 

 

 既に御紹介している通り刺繍や素材等、表面効果にも独創的なアイディアの宝庫だった今回、こちらのメタルスタッズのデコレーションは、ヴィンテージのカーディガンに施されるビーズ刺繍をイメージしているそうです。

 

 60'Sや50'Sの時代、女性はシャツの上やノースリーブ、ショートスリーブのニットとのアンサンブルとしてカーディガンを頻繁に楽しんでいました。その胸元を飾っていたような愛らしいモチーフは、ボリューミーなスタッズやアイレットで大胆に表現されていてユニークでしたね。モチーフ全体が何となくフラワーモチーフのようなフォルムになっている部分にもその名残りを感じましたね。

 

 ベースになっている高密度のタフタのセットアップで、トップスはスウェットシャツのスリーブをカットアウトし、トレンチコートのベルトのようなディテールでさりげなくウエストをマークします。スカートはフラットなフロントから後ろへ向けてフレアーの分量を増やし、歩くとヒラヒラと揺れる後ろ姿が実にエレガントでございましたね。

 

 ハードでモダンなマテリアルで構成されていますが、実際のアティチュードは実に女らしく、パーティーにも行けそうな上品なルックでしたねぇ。。。

 

 

 はい。『ねじり』というアイディアがこんな形でも表現されるなんて、ちょっと感動したのがこちらのルック。。。一番好きかも!!!今回!!!!って何回、言ってんだか。。。

 

 ネイビーの高密度のタフタをベースに用いたノースリーブのジャケットでナポレオンジャケットがベースになっているようです。バックにはゴールドの糸のカットワークで百合の花を表現した刺繍が施されています。フロントに施されているミリタリーのコード刺繍をイメージさせるようなデコレーションでございますが、まるでフラットなレースのブレードをねじりながら固定したかのようなアクセントが実にユニークです。

 

 このレース、始めからフロントに飾るように蛇行して織られたものですが、ウエストからボディーを飛び出して、モチーフだけが宙に浮いたかのようなディテール等実に素晴らしいアイテムでしたね。

 

 サイドからスリットからプリーツをかけたシフォンが覗くフェミニンなスカートとコーディネイトして、まるでドレスのようでしたね。

 

 

 コレクションは終盤に向かうに連れて、さらに実験的であたかも偶発的に生まれたかのような衝動的な作品が、続々とランウェイに登場します。

 

 一体何が勃発してるのか、この画像からは理解し難い複雑なテクニックで構成されたこのドレスですが、アイディアとしては織りでピンタックのパターンを描き出したタンクトップと、ゴールドの百合のカットワーク刺繍のドレスをヌードピンクのシフォンのプリーツドレスの上にレイヤーし、タンクトップやスカートに何とも大胆にハサミを入れ、その間からシフォンをねじったり、取り出したり、表地と縫い合わせたりして生まれたハイブリッドなテクニックが使われています。

 

 想定外の位置で縫い合わされた主張の強い生地は、肌触りや柔らかさも違う物をあえて縫い合わせる事でさらに想定外のフォルムを描き、ディテールで実に危うげなセクシーさを生み出します。

 

 

 長くファッションに携わって来た人間に取ってはここまで自身の固定概念を覆すデザインって中々トライするのが困難ですよねぇ。。。しかし、昨今のクリエイター達にとっては、いかに自分が生みだして来た物を軽々と破壊、解体する事が出来るかという事が重要のような気がします。

 

 それだけファッションにおける常識やトレンドが、めまぐるしく変化している時代なんでしょうねぇぇぇ。。。

 

 

 今季登場したシューズはポインテッドが注目でございましたね。

 

 ハードなミリタリーブーツのバックルやストラップと、エレガントなパンプスのポインテッドやアンクルストラップが融合され、スエードとパテンのコトンラストもユニークなアイテムとなっていましたね。こちらはブーツタイプですが、他にパンプスタイプも登場していました。

 

 ジュエリーではベルギー人ジュエリーデザイナー、Sophie Bille Brahe(ソフィー・ビル・ブラーエ)との協同制作のアイテムが実に素敵でしたね。。。『クラシックなものをモダンに解釈する』という共通の哲学で誕生したジュエリーは、イエローゴールドとダイヤモンド、またはパールを用いた物と何世紀もの昔から続いている金細工技術をスタイリッシュに落とし込んでいて素敵でしたねぇぇぇ。。。

 

 

 

 

 

 

 さて、ハッピーで可愛らしいな様々な要素が溢れたサカイ2016 SS COLLECTION、皆様いかがでしたか?

 

 

 

 これは私の勝手な見解なのですが、今季のコレクションは良い感じに力が抜け、実にリラックスしていて、クリエイトする事を心から楽しんでいるような印象を受けましたね。阿部さんやスタッフ達のそれぞれが気になるアイテムを持ち寄って、アトリエのテーブルの上に並べ、一つずつパズルのように組み合わせてみる。。。。。やがて相反する要素は想定外の旋律を描き出し、エキサイティングな瞬間が生まれ、唯一無二の形が生まれて行く。。。。。

 

 

 楽しみながら丁寧にクリエイトされたアイテムは、繊維の隙間や針目の間にハッピーな気分をナノレベルで吸収し、やがて袖を通す人を同じようにハッピーに包み込みます。。。。そんな、ファッションをクリエイトする上での必要不可欠な行程が、今回のコレクションでは実にスムーズに、健康的に行われているように感じたのは、、、、私だけでは無い筈です。

 

 

 

 一言でいうと、とにかくスイートでチャーミングなコレクション。。。。。。只、貴女の中にある、『カワイイ』や『キュート』という既成概念を、容赦なく崩壊させています。もしかしたら新しい時代の『カワイイ』は、こうやって人に媚びない、凛とした美しさを放つものなのかもしれませんねぇぇぇ。。。。。。

 

 

 

 

 

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2016-04-24 23:59:59

CA4LA 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。。。。折角連日UPでイイ気になっておりましたが、、、、。撮影のお仕事でバタバタしてりまして、いきなりの音信不通。。。。。。

 

 

 でも、残念ながらピンピンと生きておりますから。。。。。

 

 

 もう少ししたらここ数日のお仕事を皆様にご報告出来ると思いますので、楽しみに待っていて下さいね。。。

 

 

 そんな麗らかな春の日々を送っているDie-co★でございます。。。

 

 

 

 

 にしても、人間老化と共に時間の感覚がどんどん早くなり、一日一日があっという間に過ぎて行きますね。。。。子供の頃は夕暮れが実に長くて、いつになったら夕食になるのか待ち遠しかったけど、気付いたらディナーを食べるのすら忘れている日々。。。

 

 

 まぁ、日々やる事が多く、充実している人にとっては時間は短く感じるという話も聞いた事がありますので、そんな毎日を送らせてもらっている事にとても感謝をしています。。。。

 

 

 

 

 

 では久しぶりのリポートとなる今日は、東京が誇る人気の帽子のブランド、CA4LA(カシラ)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 

 被ってこそなんぼ!部屋に飾っておくだけでは帽子ではありませんよね?もちろん、頭に乗せる為にこの日足を運んだ私でございますから、早速こんなユニークなハットを見付けて被ってみました。

 

 

 こちら、 カシラの西宮の自社工場が制作したピースで、『BOX』というハットです。人体工学的にほぼ球体の頭蓋骨の上に乗る帽子というアイテムが、丸いデザインなるのは絶対的で当然のルールでございますが、その根源的な部分にメスを入れ、キューブを被るというシュール リアリスティックなアイテムです。

 

 見た瞬間にこのファルムが生み出すチャーミングなムードがお解りになるでしょ????

 

 ペーバーブレードを用いて木型から制作し、出来る限りエッジを立たせるように丁寧な行程に仕事のきめ細やかさを感じますね。クラウンのスクエアなフォルムとは対照的に、ブリムは上から見ると微妙にスクエアなんですが、被ると顔に馴染むように丸みを帯びたフォルムになっています。

 

 内側のスベリの部分にスポンジを入れる事で実に快適な被り心地に仕上げているのも嬉しい限り。。。。

 

 こちら一点物のアイテムでございます。

 

 

 2016 SSシーズン、カシラは『INNOCENCE(イノセンス)』という言葉をキーワードにバリエーション豊かな沢山の楽しいハットを発表しています。

 

 純粋、無垢、無邪気、天真爛漫等の意味を持つこの言葉は、まず日々帽子をデザインしているデザイナー達やそれを実際に制作している工場のスタッフ達、直接お客様と触れ合うショップスタッフの全員に対して、帽子を制作する喜び、そして新しいアイテムに触れる喜び等人間の本質的な部分にコンシャスし、ブランド自身へ問うかのような少し哲学的なテーマです。

 

 

 私の大好きな世阿弥元清が『花鑑』の中に残した『初心忘るべからず』でござましようかぁ。。。。

 

 

 初めて自分のポケットマネーで買った帽子の事や、小さい頃に被っていた思い出の帽子、学生時代の制服やスポーツ活動等のユニフォームの帽子。。。頭に乗せるこの小さなアイテムに誰しもがそれぞれの思い出を持っている事でしょう。。。

 

 そんな少しキュンとするような、フレッシュだったり、ノスタルジックだったりする気持を胸に秘めながらクリエイトされた今回のコレクション、まずは何処となく夏の思い出の1ページの中に登場しそうな、こんなキャノチェから紹介して行きましょうね。

 

 

 折り重なった帽子の影からもお解りのようにかなりザックリとした編みで仕上げられていて、素材は『エマニュエル夫人』の椅子でもお馴染みのラタンを使用しています。。。。はい、知らない人はすぐグーグル!試験に出まーす!!!

 

 柔からくて軽く、強度のあるラタンは家具等に多く使われ、あえて粗く編む事で通気性を取入れリゾートや夏の家具としても人気です。その中でも繊細な物を選び丁寧に編み上げ、腰にはクラシカルなグログランリボンを巻いています。。。

 

 個人的には1992年に制作された、Jean-Jacques Annaud(ジャン=ジャック・アノー)監督によるフランス映画、『L' Amant(愛人/ラ・マン)』に登場する少女をイメージしちゃいましたね。。。

 

 是非、三つ編みで被って頂きたいです!!!!

 

 

 こちらも実に涼しげで可憐な『CHARMING GIRL』というキャプリーヌです。

 

 ブリムに使われているグラフィカルな花やリーフをモチーフにしたレースは、オーガンジーとメッシュで涼しげに仕上げてあり、突然飛び出したボウのモチーフは内側のスベリと一体型になっています。ブリムの先にはワイヤーが入っているので、自分の顔の形に合わせて好きなフォルムで楽しむ事が出来ます。

 

 昨今のツバ広ハットの流行で街でも良く見かけるキャプリーヌですが、50'Sに全盛を風靡したこのハットは、かなり大振りのブリムをでヴェールのように顔を隠すのが醍醐味で、ミステリアスなムードは当時大流行したクリスチャン ディオールが生み出す構築的なシルエットのスーツやコートに見事にマッチしました。

 

 今回はそのタイトルからもお解りのように、本来エレガントでマダムチックなアイテムをかなりガーリーに仕上げていて、実に清楚。。。。思春期を迎えそうなお嬢さんのいるお母さんなんかは最近の日本の強烈な紫外線予防も兼ねて、これからの季節プレゼントしてあげるのも宜しいかと思いま~~す!!!

 

 

 こちらは『LAKE』という中折れハットです。

 

 タイトルからもお解りのように、夏の山の避暑地の湖のように爽やかで涼しげなムードが素敵ですねぇぇ。。。被ってる人は全く爽やかではありませんが。。。。。汗。。。

 

 こちらに使用されているのはマニラ麻繊維の細かい部分を集めて手織りした、超軽量のシナマイ風の生地です。

 

 シナマイというのはアオイ科のシナノキを使った繊維の事を言い、学名を『Tila Japonica』と呼ぶ事でもお解りのように日本が原産の固有種の落葉高木です。まさに捨てる部分のない木でございまして、幹は木材として鉛筆や割り箸、葉はハーブとして心臓疾患に効果があり、強くて粘り気のある皮はロープや船の帆として古くから使用されて来ました。また長野県に多く群生していた事から、『シナノキ=信濃』の語源にもなったそうです。

 

 被っていないかのように軽く爽やかで、内側にはクールマックスのメッシュ素材のライナーが施してあり、型くずれもし難いのが嬉しい所。。。地獄のような日本の夏の暑さを肌で感じているメイド・イン・ジャパンのブランドらしい、手厚いホスピタリティーを感じましたね。

 

 

 こちらのボーダーハットでございますが、オプアートのようなグラフィカルな模様が美しいでしょ???一体何で作られていると思いますか???

 

 こちら、実はレザーが使われているんです。。。。。ナチュラルなテクスチャーを生かした"素"上げレザーにパンチング加工し、手作業でワックスを塗り込んだ拘りの品でございます。レザーは木型に入れて成形する際方向によって伸び率が異なるので、熟練した職人の見極めによって仕上げられています。

 

 国内でも数件しかない日本が誇る高度なテクニックだそうで、絵に描いたような完璧な丸みのクラウンとフラットなブリム、美しいレザーならではのシャープでグラフィカルなフォルムが美しいですねぇ。。。

 

 

 夏用のハットは冬用の物とは180℃考え方が変わり、最優先されるのが清涼感です。強い日差しをカットしながらも快適な被り心地で無ければ、どんなに魅力的なデザインであっても毎日のアウトフィットに登場する回数は少なくなりますよね。

 

 こちら、一見するとラタンのワイドブリムの中折れ帽に見えますが。。。。。はい、こちらトロンプルユになっていまして、実はラタンのプリントを施した布帛を使用しているんです。。。。。いやぁ=オモロいですねぇ=。。。。

 

 ラタンをざっくりと編んだバスケット柄をインクジェットで本物そっくりにプリントしていて、影の部分まで細かく再現しているので、少し離れるとラタンにしか見えないという楽しさです。

 

 ナチュラル素材のハットは軽くて清涼感もあるのですが、形をキープするのに少し面倒。。。。そんな人にはもってこいのアイテムで、布帛なのでソフトに肌にマッチしますよ。。。

 

 

 パーティーやイベント等で華やかに楽しめるヘッドドレスも、やはり夏に合わせて涼しげなアイテムが気になりましたね。

 

 その名も『THE CROWN』というこちらの可愛らしいピースはベースにラメを鏤めた厚手の樹脂を使用し、コットンパールやスワロフスキー、チェーン等も大らかに飾ったピースです。

 

 氷菓子のような繊細で透明感のあるアイテムで、見ている人も涼しげな気分にさせてくれる夏にはピッタリのヘッドドレスです。

 

 

 はい、こちらはCA4LAでは既に大人気となっている、ロンドンのカリスマ スタイリスト、HarrisElliott(ハリスエリオット)とのコラボ企画の第二弾でございます。

 

 ハリスお気に入りの高めのクラウンのスタイルは、ジェントルマンとストリートのムードを見事にメランジェした個性的なデザインで、クラシカルなフォルムに今季はステッチ等を生かして少しカジュアルに仕上げているのもトレンド感満載です。

 

 アクセントになっているワッペンやモール細工のブレードは全てハリス自身がブロカントで探して仕入れて来たピースで、それらを組み合わせる事で楽しいアティチュードに仕上げています。

 

 こちら、デッドストックのピースを使用し、個体差がありますので気になる方は早めにチェックしてみて下さいね。

 

 

 最初に御紹介したキューブのハットもそうですが、今回のCA4LAのプレゼンテーションでは、一点物のユニークピースの作品を見る事が出来ました。Haute couture級のテクニックによる個性的なハットを被れる人は世界に一人だけというこのスペシャルなコレクションは、薄利多売の昨今のファッション業界にアンチテーゼを唱えるように、丁寧に、愛おしむように作られていていましたね。

 

 もしかしたら、既に完売しているアイテムもあるかもしれませんが、おかまいなしに御紹介して行きますね。

 

 

 まずこちらはカシラのブレイン、表参道のアトリエデザイナーが制作したなんとも涼しげでエレガントなハットで、その名も『ASAGAO』。。。。。

 

 天然素材の中でも高級なマニラ麻を使用したシゾールを、目の詰まった細かい石目編みにした素材をグラデーションに染め上げ、朝顔のトランペットのような花びらをプリーツをよせる事で表現しています。天然素材のナチュラルカラーと、帽子のクラウンの部分や花心にアクセントで施したターコイズブルーのコントラストが実にエレガントですねぇ。。。

 

 

 デザイナーはヨーロッパの競馬場に美しい女性が被って行くイメージでクリエイトしたそうですが、ここで競馬と帽子のお話を少ししておきましょうね。

 

 そもそも競馬は古代ローマ帝国、東ローマ帝国を起源とた古いスポーツで、丁度映画『ベン・ハー』に登場するような戦車を引いたスタイルで行われていました。もちろんそれだけの施設と馬、騎手を管理して営業する為には膨大な資金を必要とした為、国王や皇帝が管理するラグジュアリーなスポーツとしてヨーロッパで広がって行きます。

 

 現在のように沢山のエンターテイメントが無かった頃、上流階級の人々は競馬を娯楽とし、競馬場自体を社交場として楽しみ集いました。そして、そこに行く為に着飾る事でファッションは進化を遂げます。。。。エルメスはもちろん、グッチやセリーヌ、ロンシャン等馬具メーカーを起源とするブランドが多いのは競馬がラグジュアリーなスポーツだからこその所以であり、シャネルにおいてはまさに帽子と競馬の密接な関係の賜物のようなメゾンです。

 

 キャリアのスタートを帽子デザイナーから始めたココ・シャネルは親友のミシア・セールと自身でデザインした帽子を被ってフランスのドゥービル競馬場へ出向き、宣伝活動を行ったそうです。現在でも厳格なドレスコードのある競馬場において、女性は必ず被らなければならない帽子、、、そこに目を付けたシャネルはさすがですね。

 

 

 鉛筆を耳に挟んでおっさん達がやいのやいの言うてる日本の競馬場においても、VIP席に関してはこのドレスコードは守られていて、例え一般席でワイワイ楽しむ時でも、競馬は元々皇帝や女王陛下が主催するラグジュアリーなスポーツである事を念頭に置いて、女性は帽子を一つ装いに取入れて頂きたいものですね。。。。

 

 

 こちらも実にユニークなアイテムでございましょう???なんだか衝動的に生け込みしたフラワーアレンジメントや草月流の前衛的な生け花のようにも見えますね。。。。

 

 こちらも表参道のデザイナーが制作した作品で『BLACK SMOKE』というアーティスティックなハットです。ホースヘアーにコードを縫い付け、円形に縫製した物を大胆に折った物をベースに、シャープなカットを施した長めのフェザーやクリスタルチェーンを飾ったエレガントなアイテムで、名前の通りモヤッと漂う煙をイメージしていてミステリアスですね。。。

 

 30'S~50'S年代のハリウッド映画を見ると、いかに帽子が日常生活の中で頻繁に愛されて来たか、そしてその粋な被り方を勉強する事が出来る事でしょう。こんなブラックのミステリアスなハットを被るのはさながらマレーネ・ディートリッヒやグレタ・ガルボ。。。彼女達は半分顔を隠す程の帽子を被り、美しく引いたリップに煙草。。。。その煙すらもヴェールのように操り、物語をさらにドラマティックに盛り上げていますねぇ。。。。

 

 このハットを被った美しい女性がクールに煙草をくゆらす姿。。。。いやぁーすぐに絵が頭に浮かびますねぇ。。。。。

 

 最近爆発的に増えている女性の喫煙者の皆様。。。。タバコは自身を魅力的に見せるアクセサリーですよ!是非、男性からの目線に気を付けながら、エレガントに、クールに、ファム・ファタールのつもりで楽しんで頂きたいですねぇ。。。

 

 

 こちらもやはり一点物の作品ですが、トレンドのDIY感覚満載のカジュアルなデザインが魅力的ですね。

 

 左のアイテムはデニムを使用していますが、バランスを見ながらパーツ一つ一つに絶妙なバランスでダメージ加工を施しています。広めのツバの先はフリンジ状に施す事で楽しい動きを生み、トレンドの70'SのLOVE&PEACEなムードも漂いますね。

 

 この種のダメージ加工のデニムのハットは比較的頻繁に目にする事がありますが、やはりこちらは一点物。。。。手仕事で丁寧に仕上げられたユニークピースならではの説得力を感じましたね。。。

 

 右もまた楽しいですよね?つまみ型の帽子をベースに60枚ものワッペンをパッチワークのように、一つ一つ手作業で留め付けた気の遠くなるような行程で仕上げられています。さらにハンドペイントで退廃的なヴィンテージ感をプラスし素敵でしたね。。。

 

 一点物と言ってもパーティーにしか行けないような大騒ぎのハットだけではなく、こういうさりげなく毎日のアウトフィットに取入れても違和感のないアイテムも発表している所が今っぽいなと感じました!!!!

 

 

 はい、そして最後に御紹介するのは、カシラの代表&マスコット、私もいつもお世話になっている、社長の吉澤利男氏の顔を表現したカンカン帽でございます!!!!

 

 木型に合わせてボディーの部分を編んでから染色を加え、さらに細かく顔の部分を編むという実に複雑な工程を重ねて社長のお顔を表現していて、ブルーのハットやパーティーシーンではお馴染みの社長のキラキラのボウタイ、眼鏡やおひげ等細かい部分まで再現されていて、思わず笑ってしまいましたねぇ。。。。

 

 

 ほんと、どんだけ愛されているんだか!!!!www

 

 

 

 

 

 今回も楽しい作品が出揃ったカシラの2016 SS COLLECTON、皆様気になるアイテムはございましたか????

 

 まだ4月だというのに、日中は日差しは去年より強くなっている気がしますねぇ。。地球温暖化の影響で、東京の夏において帽子は必需品となっています。。。

 

 さて、深夜のテレフォンショッピング等でお解りでしょうが、『こんなに軽い!こんな所にポケットが!ペットボトルもピッタリ!しかも1980円~~~!!!』と、機能性に関して、ましてやプライス的にも強欲な日本のユーザーのチェックレベルは世界一でございまして、数多くのインポート ブランドは新しいアクセサリーを誕生する際に、日本からの声を商品に反映させるそうです。どうりで最近のバッグはほとんどショルダーストラップが付いていますよねぇ。。。

 

 

 日よけになれば良い。。。そういう機能の面だけでは欲張りな日本のユーザーは満足させる事は出来ません。さらに一歩進んだファッショナブルなアイテムで無ければならない。。。そこにこのブランドのアイデンティティー『楽しくなければ帽子じゃない』というメソッドが落とし込まれ便利で快適なのは当然、その上でさらに着用する人をワクワクさせるようなアイテムをクリエイトしています。

 

 そんなところにこのブランドがファッションの激戦区原宿を中心に、日本中で成功し続けている鍵があるようですね。。。。

 

 

 好奇心旺盛な社長が率いるデザインチームは国籍やキャリアも様々なクリエティブなメンバーで構成され、楽しいアイディアが出ると取りあえず作ってみるそうです。例え目指していた作品が商品化されなくても、制作する上でひらめいたアイディアや斬新なテクニックは、次に制作する際のアイディアソースとなりシェアされて行きます。。。。

 

 

 

 

 楽しい作品は楽しい現場があるからこそ生まれる物。。。。。そういう当たり前の事が、いかに重要かを改めて感じさせてくれたカシラ2016 SS COLLECTIONでした!!!!

 

 

 

 


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