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2016-06-26 06:55:50

速報 !!! 2017 SS PARIS MEN'S COLLECTION Vol,2 !!!

テーマ:PARISの話。

 

 

 速報二回目はANN DEMEULEMEESTER(アン ドウムルメステール)のコレクションからリポートしましょうね。

 

 今季はパレ・ド・トーキョーを会場に、真っ白にカーテンを飾ったなんともインセントな空間の中、ホワイトとブラックにほんの少しのレッドを鏤めた、何ともピュアなコレクションを見せてくれました。

 

 トランスペアレントやメッシュ等フェミニンなファブリックから、複雑に仕上げられたクチュールテイストのニット、羽根を広げた鳥のモチーフやアクセサリーに飾ったフェザー等、実に軽やかでロマンティックなコレクションでしたねぇぇぇ。。。

 

 

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 ジョナサン・アンダーソンが手がけるLOEWE(ロエベ)の今季は、大海原で漂流した二人の少年が、スペインのイビサ島に辿り着き、身の回りにあった漂流物を拾い集め、洋服やアクセサリーを飾ったというおとぎ話のようなストーリーからがテーマになっています。

 

 流木を繋ぎ合わせたようなネックレスや、浜辺に辿り着いたブイのようなアクセサリー。劣化した船のマストで作ったシャツや化石のモチーフがプリントされたバッグ等、今回もジョナサンの天才っぷりが満開に花開いたコレクションでした。。。

 

 

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 元クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・サルトリが抜けて、デザインチームでの作品発表となったBerluti(ベルルッティ)ですが、伝統に裏付けされた宝石のようなシューズやバッグが沢山見られて、素敵でございましたね。。。

 

 なんと言っても夏のベルルッティと言えばその楽し過ぎるカクテルパーティー。。。。今回はなんと、こんなオチャメなプールを用意しての楽しいイベント。。。。意味あんのか?と突っ込みたくなるような水着マッチョ君達や、卓球やフットサル、景品ももらえる釣り堀なんかあって、いい大人達が大はしゃぎしておりましたね。。。。

 

 え???私も、ご覧の通りでございましたけど。。。。。wwww

 

 

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 体育館の広い空間を使ってコレクションを行ったKENZO(ケンゾー)は、嬉し恥ずかし90'Sのクラブムーブメントをテーマにしています。お得意の楽しいグラフィカルなプリントをあしらったアイテムは今回も沢山登場し、マイクロなまでのショートパンツの丈をあえてハイウエストでインにするなんてギリギリ具合が堪りません。。。。

 

 ショーはWOMEN'Sの2017 PRE SPRING COLLECTIONとミックスされ、数人のモデル達を同時に登場させるなんて、懐かしい演出も堪りませんでしたね~。。。。

 

 久しぶりにお顔を拝見した韓国人モデルのSup Park君。特別にポーズ作ってくれちゃって、嬉しいですねぇ=!!!!!

 

 

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 恒例のテニスコートの中に真昼の遊園地を作り、幻想的な空間の中で新作を発表したDIOR HOMME(ディオール オム)は、クリエイティブ・ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュによる破壊と再構築に溢れた挑戦的な作品が並びました。

 

 かなり短めのクロップドパンツにノースリーブジャケットを合わせた新しいスーツスタイルは、さらにディオール マン達をフレッシュに見せ、シューレースやアイレットをデコレーションとしてウエアを飾ったりと、若さの中にも艶やかさのある男性像を見せてくれました!!!!

 

 

 そして、会場にはこんなフォトブースも!!!!カラフルな電球が施された黒い鉄のレリーフがまるでジェットコースターのようでした!!!

 

 なので、パシャリ!!!!ちなみに、カール・ラガーフェルド大先生を始めとする、セレブリティー達もこの前で撮影されていましたよぉぉぉ。。。

 

 

 

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 さて、怒濤の4日目が終了し、2017 SS PARIS MEN'S COLLECTIONもあと一日となってしまいました。明日は展示会を回ったり、お待ちかねのTHOM BROWNE.NEW YORKのコレクションだったりとまたバタバタとしそうですね。。。

 

 

 

 

 そうそう、直後からしばしのバカンスを取るので、そのパッキンもしなければ!!!!

 

 

 

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2016-06-24 17:35:56

速報 !!! 2017 SS PARIS MEN'S COLLECTION Vol,1 !!!

テーマ:PARISの話。

 

 

 はい。InstagramFacebookでは随時速報をお伝えしておりますが、久しぶりのUPはPARISからお伝えしましょうね。

 

 

 こちらに到着して数日が経ちましたが、34℃という東京と同じくらいの暑さが続いた後、昨日は20℃。。。。東京から用意して来た私のアウトフィットも、今回も大幅に予想を裏切られ、猛暑の中汗ダクで会場を回ったり、軽く凍えたりと、、、、。ほんと、どうすりゃいいんですか!って感じ。。。。。でも、お洒落は我慢、、、、。お天気なんかに負けないから!!!熱中症になっても震えながらでも今回もキメキメで参ります。。。。

 

 もちろん、体調も気を付けないとねぇ。。。若くないし~~~~。。。

 

 

 

 そして、とっくに開幕しております。。。。。2017 SS PARIS MEN'S COLLECTION。。。。。世界中のブランドや世界中のイケメンモデル、ジャーナリストやバイヤー達が一同に揃い、一年後の春夏のアウトフィットを占っております。。。。

 

 

 

 まず、最初にお邪魔したのは恒例のトップバッター、lucien pellat-finet(ルシアン ペラフィネ)のプレゼンテーションです。

 

 今回ムッシュはアメリカ西海岸の開放的なムードに夢中のようです。サーフィンやパームツリー、バンダナやホットドッグ等、コテコテのアメリカンカルチャーをPARISのエスプリでオプティカルに表現し、ブルーを中心とするカラフルなパレットが目にも鮮やかです。

 

 一見すると刺繍のワッペンを縫い付けたように見える素材は実はジャガードとか、楽しいバンダナのモチーフ等を取り入れた、素敵なアウターも充実していましたねぇ。。。

 

 

 こちら、この日のモデル君。。。。。。。チョコレートの肌が美しいイケメンさんでした!!!え?私ですか?????まぁ、今回はこんな感じですよ。。。。おいおい、説明しますから!!!!取りあえず、放置しておいて下さい!!!

 

 

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 ベルギーのデザイナーWalter Van Beirendonck(ウォルター ヴァン ベイレンドンク)のコレクションでは、ウォルターワールド大炸裂の楽しいアイテムが揃いました。

 

 グリーンやブルー、ピンク等にブラックを効かせた楽しいカラーパレットをベースに、リボンのディテールやステゴザウルスのように立体的な突起等、インパクトのあるディテールも冴えてます。。。。しかも、その中にキラリと光るテーラリングの確かさ。。。。。

 

 こちらのように顔に見える要素がいくつか登場し、中には顔をそのままジュエリーにして裸に纏っちゃうなんてルックも登場し、かなり着てみたかったですねぇ。。。

 

 

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 マレ地区にあるギャラリーを会場に、クラシックバレエやストリートダンサー等を集めて、アーティスティックで独創性に溢れるプレゼンテーションを発表したのはCARVEN(カルヴェン)でございます。

 

 クリエイティブ・ディレクターのベルナベ・ アルディ(Barnabé Hardy)が提案する男らしくてコンテンポラリーな新作は、南米、地図のイメージ、風船や羽根等の空中に浮遊する軽やかなモチーフ、デビュー以来大好物のピクセル等を織り交ぜて、クールでアクティブなスタイルでございました。

 

 

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 阿部潤一氏が手がけるkolor(カラー)は6区にあるl’École de Médecineを会場に行われました。

 

 先シーズンよりユニークなディテールが登場するようになって、これまでとは違う表情を見せているこのブランドですが、今季はどうやらエスニック。。。。トライバルなプリントやオーバーシルエットのイージーなアイテム、スパンコールやチュールのデコレーション等、WOMEN'Sのディテールも取り入れられていて注目でしたね。

 

 

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 今回も鼻血級のDRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)はベルシーにある大型イベントスペースの一部を使って行われました。

 

 廃車から取り出した無数のヘッドライトをインテリアにあしらい、ソリッドなBGMの中で発表された新作は、ウィリアム・モリスが提唱した『アーツ&クラフツ』の精神をコンテンポラリーに解釈した美しい作品達。。。。。

 

 生のままの素材を多用したり、はたまたハイブリッドなフォトプリントを駆使して表現される手仕事を賞賛する、繊細且つ大胆なその仕事の数々。。。。。アトリエスタッフ達は死ぬ程大変だったんだろうなぁ~と感じてしまう程、精密で美しい作品に溢れていましたねぇ。。。

 

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 そのドリス ヴァン ノッテンの会場では、ライバル達と被りまくりです。。。。。右からカリスマスタイリストの村瀬氏と世界のファッションアイコン、マスイユウ君です。。。

 

 今季のマリリン・モンローの新作をセットアップで着るという、しかもショートパンツという嬉しいようなムカつくような偶然。。。。。

 

 まぁ、世界中のカメラ小僧達にパパラッチされましたけどねぇ。。。

 

 

 

 さてさて、今日は最初のショーが10:00から、ラストのショーが21:00、しかもほぼほぼノンストップという怒濤の一日でございます。。。。。

 

 

 なんとか、死ぬ気で乗切りま=====す!!!!途中マジで死んでるかも。。。。。汗

 



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2016-06-15 23:59:59

Dior 2016 SS HAUTE COUTURE !!!

テーマ:PARISの話。

 

 

 はい。。。連日お伝えしておりますが、来週出発のパリコレへ向けて、ボディーのほうにも少し追い込みをかけてトレーニングをしておりましたが、昨日、ちょっと気を抜いた瞬間に首から肩をガッツリで捻ってしまいました。。。。。。

 

 いい感じで仕上げて来ていたのでかなりのショック。。。。泣

 

 日々トレーニングをやってらっしゃる方はお解りかと思いますが、メニューがハードになり、ウェイトが増えて行くと、メリットも大きいのですがリスクも増えます。私の場合、骨が丈夫過ぎてその分の負荷が全部関節や筋に来ちゃいます。

 

 数年前から昔の古傷からか右肩がおかしな事になっていて、一時期は手が上がらない程だったんですが、しっかりトレーニングして筋肉を付ける事で克服したので、楽観視しておりましたし、旅行に行くと長期でトレーニングが出来ないので貯金のつもりで追い込んでましたが、、、、、。嗚呼。。。。スタリング全部変更の危機!!!!!

 

 

 もうかれこれ20年くらいずるずるとトレーニングしておりますが、ほんとこれって一長一短ですね。。。私は外見重視なので多少のリスクも覚悟ですが、継続する事が一番重要なんですよねぇぇ。。。ナイスボディーを目指してダイエットやトレーニングをする事は、自分と向き合うという素晴らしい機会ですし、ちゃんと自分の身体の事を理解する良いチャンスでもあります。

 

 どこぞの広告のように、一ヶ月で!とかあっという間に!とかありませんからね。。。そんな短時間で痩せたりしたらかえって身体壊します。。。。

 

 嗚呼、どうなる事やら。。。。。。。。。因みに右手が痺れまくってる中、本日も元気に執筆しております!!!!

 

 

 

 さて、開き直って、今日はDior(ディオール)の2016 SS HAUTE COUTUREのリポートをお伝えして行きましょうね。

 

 今回、恒例のPARISのロダン美術館の中庭には、今回こんな鏡張りのコンテポラリーな会場が設営されておりまして、反対側に面する美術館の外観を屈折させて、コンテンポラリーに映し出していましたよぉぉぉ。。。。。

 

 

 会場に入ると壁も天井も鏡張り、、、。フランスのクラシックなアパルトマンの床のようなアンティーク調のフロアーが施され、シートに座ると無重力状態のような不思議なトリッキーさでございましたねぇぇぇ。

 

 少し暗めのラインティングが、ゲスト達をホームパーティーに招待したようなリラックスしたムードで、各々コレクションのスタートを待ちます。

 

 

 ディオールと言えば、昨年9月の2016 SS prêt-à-porterを最後に、これまでクリエイションを手がけて来たラフ・シモンズの退任が発表され、大きなニュースになった事は、皆様記憶すっかりご承知の事と思います。その直後のこちらのコレクションは後任デザイナーが決定しないまま、若いデザインチームとアトリエの熟練したスタッフにより完成したコレクションとなりました。

 

 クリエイションに関わるDiorのスタッフ全員が一致団結して作り上げた今回のコレクション。。。。。。。テーマは『現代のパリジェンヌ』です。

 

 ディオールはここ数年、デイリーでもノンシャランと取り入れる事が出来る、ハイエンドなリアル クーローズを提案して来ました。現代のファショニスタ達はそれがどんなに素晴らしかろうが、自分のライフスタイルとマッチしなければアウトフィットに取り入れることはありません。どんなブランドの伝統や最高級なマテリアルも、自分のスタイルの上で成り立って当然。。。。。そんな彼女達に対してウエアブルなスタイルを提案し好評を得て来ました。

 

  新しいディオールが今回提案するのはそんな現代的な感覚に溢れた女性達のアウトフィットです。ナチュラルな佇まい、常にリラックスしています。生まれながらにHAUTE COUTUREの感覚やハイエンドを理解していますが、とても現代的に、何が自分に必要かを瞬時に判断する事が出来ます。とてもポジティブで前に進む力強さを持っていますが、軽やかなアティチュードが周囲にはとてもチャーミングに映ります。。。。

 

 

 彼女のワードローブは、コンフォートな実用性と、リュクスな手仕事によるエレガントさで彩られています。まるでプリントのように軽やかに刺繍されたスカートを、デイタイムでカジュアルに楽しんだり、カラーや素材も自由にコーディネイトして、さらにまた趣の違うコートを羽織ってパーティーに出掛けたり。。。。その、洗練された自由さはオーケージョンまでを軽々と越えてしまします。

 

 カラーパレットは1シーズンをフルで楽しめるようにバリエーション豊富です。イノセントなホワイトやミステリアスなブラックはもちろんの事、シックなブラウンのグラデーションやネイビー、ディープグリーン等スタイリッシュなダークカラーが注目です。自由に自分のスタイルを楽しむ彼女達は、そんなシックなプロポーションに指し色でレッドやキャメル、ホワイトすらもをアクセントに取り入れ、とても洗練されていましたねぇ。。。

 

 

 ではファーストルックから御紹介して行きましょうね。

 

 最初に登場するのはこちらのアーティスティックな作品です。ホワイトのウールで仕立てたトップスは、まるでおり紙で折ったようなユニークなデザインが印象的で、ボディーを包み込むようなケープの端がシャープでございます。

 

 スカートは程よいボリュームのエレガントな膝下丈で、リメイクしたようにそれぞれのパターンを変えて繋ぎ合わせています。ホワイトのウールの部分は、シルバーのスパンコールでジオメトリックなボーダー、センターは小花模様のように規則的に小さなモチーフを並べ、右はメッシュにスパンコールでレース模様を描いています。

 

 シャープでクール。でもちゃんとフェミニン。。。。。そんなエフォートレスなムード漂うルックでございましたねぇ。。。

 

 

 コレクションにはムッシュ ディオールが愛したパンテール(レオパード)のモチーフも見付ける事が出来ましたねぇぇ。。。

 

 メゾン設立当時、メゾンにはMitzah Bricard (ミッツァ・ブリカール)というミューズがいました。ムッシュのクリエイションにおいてアドバイス出来る、数少ない重要な立場だった彼女は、同時に帽子の専任デザイナーでもありました。彼女は首に傷があり、それを隠す為にいつもパンテールのスカーフを巻いていたそうで、その姿はエレガントそのものだったそうです。またムッシュはコレクションを始める前の1955年に、リヨンの老舗絹織物メーカーBianchini Ferier(ビアンシニ・フェリエ)からの依頼で、パンテールのトレンチコートをデザインした事もあるそうです。

 

 当時の女性達には、幾分ワイルド過ぎるモチーフは発売当初はいまいちだっそうですが、かの大女優Marlene Dietrich(マレーネ・ディートリッヒ)が購入すると、飛ぶように売れたそうそうです。。。。

 

 こちらのセットアップのように見えるスタイルは、実はシルクのワンピースでございまして、プルオーバーを着たかのようなリラックスしたトップに、小さなビジューでパンテールのパターンが美しく刺繍されています。

 

 スカートのフロントに用いられているのは、プリントの生地にブラックのコードを刺繍して模様を表現していて、モチーフの中に羽根を広がる小鳥の姿も描かれていましたねぇ。。。。 

 

 

 メゾンのシグネチャー、バー ジャケットは今季クールなアティチュードでしたねぇぇ。。。

 

 ヒップをすっぽりと包むような長めのヘムに、オーバーーシルエットのさりげなくフィットする砂時計のフォルムとフェミンですが、広めのショルダーやコンパクトなラペルに現代的なムードを感じましたよ。こちらはキャメルのカシミアをしていて、シックな色合いがパリの町並みにもピッタリな雰囲気でしたねぇ。。。

 

 また今季はこのバー ジャケットにも楽しいアレンジが発見出来ましたね。あえてフロントを開けてアクティブに楽しんだり、軽やかなフェザーをびっしりと刺繍しコートにしたり、さらにそこから発展して、刺繍のストラップを飾ってドレスに姿を変えたバー コート ドレス等、楽しいバリエーションでございました!!!!

 

 

 ボトムは軽やかに揺れるスカートが中心でしたが、中にはこちらのようなハンサムなパンツスタイルも登場していましたねぇ。。。しかも、良く見ると刺繍で描かれているモチーフは、ウィリアム モリス風のアールヌーヴォーなムード。。。。

 

 ファッションに詳しい方でしたらご存知とは思いますが、ウィリアム モリスは世界中で大人気のイギリスのテキスタイルブランドでございます。

 

 創業者のWilliam Morris(ウィリアム・モリス)は1834年ロンドンシティに生まれます。27歳の時に亡くなった父親の莫大な遺産を元に、現在の基盤となる『モリス商会』という会社を企業します。日本では独特な美しい生地で有名ですが、実は彼自身詩人でもあり、芸術家&実業家という二つの面を兼ね備えています。

 

 友人はラファエル前派の画家としても有名なEdward Burne-Jones(エドワード・バーン=ジョーンズ)で、妻となったJane Burden(ジェーン・バーデン)は当時の絵のモデルとして引っ張りだこだったそうで、二人が出会ったのもDante Gabriel Rossetti(ダンテ・ガブリエル・ロセッティ)のアトリエだったと、まさにこの時代を体現したような芸術的な人です。

 

 産業革命後のイギリスは工場では沢山の物が生産され便利にはなる一方、彼が愛する仕事への尊敬や喜び、手仕事の温もりは次第に薄れて行きます。モリスは中世の時代に強い憧れを抱き、花鳥不月で飾られた美しいファブリックや書籍を製作します。これが当時のアールヌーボーのムードと一致し、一躍大ブームとなり『現代デザインの父』とまで呼ばれるようになったそうです。

 

 あのプリントを見ると『なんてイギリス風!!!』なんて勝手に決め付けてしまいますが、実はルーツは中世だったんですねぇ。。。。

 

 素晴らしいアーティストでありながら、完璧なビジネスマンでもあった、ムッシュ クリスチャンディオールと重なる部分を感じましたねぇ。。。。

 

 

 手の込んだエンブロイダリーもプリント感覚でコンフォートに楽しむのが今回のスタルですが、デコレーションのモチーフの中には、ムッシュ ディオールが愛した様々なアイコンやジンクス等が楽しく盛り込まれています。

 

 ラッキースターはモチーフはもちろんの事、幼少期に過したグランヴィルの屋敷の庭園に咲き誇る美しいバラや野趣溢れる小さな野の草花、そこにやって来る鳥や虫達も、アトリエのサヴォアフェールによってチャーミングにウエアに落とし込まれます。

 

 こちらはさながらその庭園に咲く、風に花びらを揺らすポピーのような美しいラッフルのディテールのルックです。オフホワイトのボディーから、立ち上がるようにタックを取って仕上げられた花びらは、アシンメトリーなフォルムを描き、花びらの裏側にはブラックのウールがあしらわれています。

 

 ドレスのアシメントリーに合わせて、インナーのトップスは片方の肩を覗かせ、爽やかなアイスブルーのベースに、ビーズや羽根で細かい春の野のような繊細な刺繍が施されています。

 

 まさに、このルックで庭園をまるごと纏うような、そんなアイディアの作品でした。。。

 

 

 今季、全体的に感じたのが、例えそれがドレスであっても自由にレイヤーして、自分らしい装いを楽しめる若い感覚です。同時にあえて着崩したようなアシンメトリーのショルダーやネックラインが軽やかさをプラスし、HAUTE COUTUREの新しい在り方を追求しています。

 

 こちらはライトモーブのシルクに、小さなモチーフのエンブロイダリーが、グラデーションで施されたドレスです。ビーグルビーズでカルケードするように一つ一つ刺繍され、歩くとキラキラと揺れるのも素敵でしたね。

 

 片方のショルダーがはだけたような『ドキッ!』とするデザインも効果的で、インナーのトランペアレントにストライプが施したニットもアシンメトリーでございます。。。。そして、足元はブーティーのような美しいミュール。。。。

 

 どんなに手の込んだドレスでも、あくまでもリラックスしたムードで楽しむのが今季流でございますので、皆様、お気を付けあそばせ。。。

 

 

 様々なコーディネイトでドレスすらも楽しむ今回のコレクションの中で、比較的ドレスらしかったのがこちらのフルレングスのアイテムです。こういう、『THE HAUTE COUTURE』が登場すると、勝手に安心しますねぇぇ。。。www

 

 ドレスと言ってもこちらは、ノースリーブのプルオーバーに、ティアードのディテールのスカートをコーディネイトしたように見えるコンバータのアイテムでございます。

 

 トップスはヌードベージュのシルクサテンに、レースのモチーフとスパンコール刺繍でアクセントを付けています。スカート部分は真っ赤なシルクでラッフルを飾っていますが、様々にゲージを変えたプリーツが施されていて、歩くとヒラヒラと蝶のように舞います。その下にシルクシフォンの透け感のあるロングスカートをあしらい、その上をウエストからプリーツの一部分が水のように滴り落ち、実にエレガントなドレスでしたねぇ。。。

 

 ムッシュ ディオールが『命の色』と呼び、愛したこのカラー、、、シックなカラーが多かった今回、まさに紅一点でございましたねぇぇ。。。

 

 

 はい、ボウ好き(この場合ダイナミックで彫刻的なボウに限ります)の私からしても大好物な、ドレスのバックスタイルに飾られるような、大胆なボウが施されたこちらのジャケットも素敵でしたね。

 

 今季の長めのバー ジャケットを彷彿させるフェミンなシルエットで、敢えてフロントにボタン等を一切使わず、胸元の幅広のボウで帯のようにキュッと結ぶというスタイルがミニマムで素敵です。因みに上質なウールで仕立てられています。

 

 インナーにはブラックのシルク糸で編み上げた、フィッシュネットのようなニットドレスを合わせなんとも都会的な着こなしですが、ジャケットから覗くシースルーの袖にはなんとミツバチのモチーフが刺繍され、さりげなくイノセントなムードを感じさます。

 

 また、このジャケットのフロントのリボンのように、太いストラップを足首に巻いたシューズもアーティステックでしたねぇ。。。様々なラッキーチャームで飾られたイヤリングやアンクレットを片方だけに付けて、ウエアと同じくアシンメトリーなムードで楽しむのも今季のスタイルのようですよぉぉぉ。。。

 

 

 メゾンの伝説的作品、ムッシュ ディオールによる1947年のニュールックをイメージさせるこちらのバー ジャケットも美しかったですね。。。

 

 スリーブの先にスラッシュを施して鉄砲百合の花びらのように見せ、かなりボリューミューで大好物です。。。。。ダイナミックな袖とバランスを取るようにボディーは実にコンパクトで、少しだけ拡げたヘムが上品でございます。。。

 

 ボディーにアシンメトリーにあしらわれているエンブロイダリーも素敵でしたね。。。左見事には袖まで広がるマーキースシェイプのスパンコールの葉と、糸で立体的に作られた花弁のスズランを飾り、右身頃にはシルバーのビジューだけで小さな葡萄のモチーフが刺繍されています。

 

 ボトムには実際のニュールックのように贅沢なプリーツとパニエで膨らましたスカートではなく、シャープなサイドにスリットの入ったタイトスカート。。。。そんな所もとてもモダンなムードでしたね。。。

 

 ちなみにまたもや学研少年気になって、マーキースシェイプの事を調べてみましたが、こちら船底をイメージしている形だそうです。ルイ16世の愛人ポンパドゥール夫人の時代に流行ったという事で、公爵夫人を意味するマーキースという名前が付いたそうです。

 

 ちなみこの作品、ディオールのラッキーナンバーでもある、47番目に登場した作品でございましたよ。。。。www

 

 

 

 

 

 

 上質な素材に卓越したテクニックのアイテムを、様々なレイヤースタイルやモダンなスピリットでコーディネイトし、現代の女性に一番大切な、選択権を着る側に委ねるという精神を大切にしたディオールの2016 SS コレクション。。。。リラックスした肩肘張らないスタイルに、共感を覚えた方々も多かったのではないでしょうかぁ????

 

 

 まずは、ラフ・シモンズの退任後、短時間でコレクションまで持って行った、若いデザインチームとアトリエの職人の皆様達の仕事に対して多大なリスペクトでございます。。。。想像も付かない程の壮絶な状況で、作品を仕上げ発表するという事の偉業、そして世界中が注目するディオールというスペシャルなメゾンへのプレッシャーを肌で感じた事と思います。。。

 

 

 

 

 では、このコレクションを見た私の個人な感想というか、これはお願いなのかもしれませんが、一言言わせて頂くとすると。。。。。女性像が見えなかったなぁ。。。。という気がしましたねぇ。

 

 

 ムッシュ ディオールに始まり、マルク・ボワン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズと、ディオールというブランドは常に明確な女性像を発表して来ました。時にはダイナミック、時にはクレイジーなまでにデカダンス、ミニマムでストイックであったりと、様々に表情を変えるその女性像は実に明確で、絶対的なこのメゾンとしての在り方とリンクし、常に時代を湧かせて来ました。

 

 

 今回のデザインチームの作品を見て、一体どんな女性が着るのかしら???という部分で少し疑問符が浮かびましたね。。。美しい刺繍や、歩く度に揺れる軽やかなスカートの裾は記憶に残っているのですが、どんな顔が着ていたかが、ぼやけてしまっているというか。。。。

 

 

 やはり天下のディオールでございますので、『最高の美は最高の力』と言わんばかりに明確なスタイルが見とうございますねぇ。。。華やかな事は素晴らしい事で、美しい事を最高、ファッションの未来素晴らしい!と、証明して頂きたい気持になりましたねぇ。。。

 

 

 

 そんな私もやはりディオールというメゾンに、多大なる期待を抱いているのでしょうねぇ。。。。。。。そりゃ、そうでしょ!!!!こんなスペシャルなメゾン、他にはございませんからぁぁぁぁぁ~。。。。。。

 

 

 

 

 

 

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 今回のリポートした Diorの素敵なお話も掲載されている私の初の著書、『ブランドパスポート』は、現在絶賛発売中です。シグネチャーのバッグのMISS DIOR、バージャケットのお話等も楽しめます。


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2016-06-14 23:59:59

ATELIER VERSACE 2016 SS !!!

テーマ:PARISの話。

 

 

 

 今日はATELIER VERSACE(アトリエ ヴェルサーチ)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 このブログを御愛読して下さっている皆様は、私がどれだけヴェルサーチ好きかだか、とっくにご承知の事とは思いますが、やはりHAUTE COUTUREともなると、驚異的にテンション上がってしまいますねぇ。。。

 

 こちらは毎回恒例のコレクションの翌日に行われる、アヴェニュー・モンテーニュのサロンで行われるre-seeでの一コマでございます!!!!

 

 

 同じポーズをさせて頂きましたマネキンのブラックのドレスは、ここ最近、必ずと言って良い程ヴェルサーチのコレクションでお顔を見せてくれている、マリアカルラ嬢がお召しになっていたドレスで、張りのあるブラックのダッチェスサテンをふんだんに使い、ボディーの真ん中に大胆なカットで隙間を作っています。その隙間をスニーカーのシューレースのようにスワロフスキーを施したロープを、まるで生物のように有機的に留め付けたようなアーティスティックな作品です。。。

 

 ちょっとググってみましたが、マリアカルラ嬢、イタリア出身なんですが両親の仕事の都合で世界中を点々としています。初等教育を受けたのはアメリカ、ロードアイランド州のプロビデンスやフロリダのキー・ウエスト、その後ケニアのマリンディやモンバサまで。。。。。

 

 イタリアの芸術的なフォーマットに、アメリカやアフリカの様々な文化でペイントされた彼女自身のワールドワイドな感覚が、進化を続けるこのブランドの精神にもピッタリマッチするのかもしれませんねぇぇぇ。。。。

 

 

 はい、同じポーズをしてみましたが。。。。。。。。比べないで下さいね!!!身長175cm、45歳の生粋の日本人のおっさんですから!!!!!

 

 

 

 いつもプレスリリースには、彼女自身の言葉を添えるDonatella Versace(ドナテラ・ヴェルサーチ)ですが、今回はこんな風に綴られていました。

 

 

『女性達は、上品なエレガンスと美しさを持ちながら、パワフルであり、自分の夢を実現できると強く思っ ています。このコレクションは、自分の道へ向かう女性の為のコレクションです。』

 

 

 今季アトリエ ヴェルサーチがテーマにしたのは『Athletic Couture(アスレチック・クチュール)』。。。。世界中のクチュリエの中で、最も美しく肉体の表現をすると言っても過言ではないこのブランドらしいテーマを、今年8月16日からリオ・デ・ジャネイロで行われるオリンピックへオマージュとして捧げているかのようです。。。

 

 自分の夢や目標に向かって突き進む強い女性を表現した今季のコレクションは、極限の状況で、記録へ向かって鍛錬と集中を続けるアスリート達の緊張感で溢れています。不要な要素を全てを削ぎ落とすミニマムなスポーツの世界は、180℃反対方向のエレガントなHaute Coutreの舞台で、スピーディーに表現されます。

 

 シルエットはもちろんの事、ウルトラ ボディコンシャスです。様々な表情のシルクやハイブリッドなジャージーに、ギリギリのカッティングやエンブロイダリーを繰り返して濃厚な世界が表現されています。また、今季ルーズフィットのアイテムも登場しますが、トランペアレントを用いて表現される圧倒的な肉体感は、クリエイトする精神にもウルトラ ボディコンシャスが強く感じられます。

 

 人体工学に基づいたカッティングやディテールは、ドレスを飾る最高の装飾として落とし込まれます。ボディーを取り囲むような流線形のラインはシームや刺繍、ブレードやコードを用いてボディーに立体感をもたらし、複雑な仕事はコンピューターグラフィックスで描いたような匿名的なムードです。が、、、、、やはり、職人達の手からはもの凄いオーラが出ておりますので、近くで見れば見る程、その圧倒的な仕事には気絶しそうでしたねぇぇぇ。。。。

 

 カラーパレットはアスレチック ウエアをイメージさせる簡潔で明確なパレットです。ホワイト、レッド、ブラックのゴールデンパレットをベースに、アクセントカラーのイエローやオレンジ、そして今回、晴天の空のように壮快なスカイブルーから、少し柔らかいトーンのペールブルーまでのグラデーションがクールさをプラスしていましたねぇ。。。

 

 

 では、ファーストルックから御紹介して行きましょうね。

 

 HAUTE COUTREのコレションでは、フランスの伝統的なスタイルへのリスペクトからか、基本的にはデイウエアからスタートします。これがデイウエアとして、日中街に溢れるとしたら。。。。。それはなんて素晴らしい世界なんでしょう!!!!

 

 トップスはコンフォートなジップブルゾンです。アスリート達が競技の前のアップの時に着用しているジャージを彷彿させるデザインですが、完璧にコンパクトに仕上げた美しいシルエットが特徴で、re-seeで見た時は、その袖の細さと美しさに驚きましたねぇぇ。。

 

 立体的に人体工学に基づく流線形のディテールを施したファブリック使用し、胸元のフラップポケットや、レモンイエローのシャーリングをかけたベルト、それを繋ぐメタルパーツがスポーティーなムードです。

 

 パンツは短距離走者が使用するレギンスのようにピッタリとしたクロップドパンツです。センターに立体的なプリーツを取って縦のラインを強調し、サイドにはアクセントのレモンイエローのジップが施されています。

 

 まさに、今すぐ全速力で走り出しそう!!!!!そんなスピーディーなルックからアトリエ ヴェルサーチの2016 SS COLLECTIONの競技がスタートします!!!! 

 

 

 ヴェルサーチの官能的なグラマラスな世界と、スポーツのミニマムさが融合されるとこういう作品に仕上がります!!!!の一例がこちらでございます。。。

 

 今季キーカラーでもある、目の覚めるようなスカイブルーのこちらの二点には、ハイブリッドな最新技術と、丁寧な手仕事によるミニアチュール(細密画)のどちらもを伺う事が出来ます。

 

 手前の流線形のベルトがユニークなドレスは、タンクトップのようなアクティブなデザインのミニドレスに、マイクロスパンコールをびっしりと敷き詰めたベースが美しいですね。部分的にスラッシュやホワイトのパーツを施し、流線形のベルトがドレスの内側や外側を、ハードルを越えるように疾走しています。

 

 こちらのベルトに使われているジェルのようなブルーの部分、お解りになりますか???これ、、、、シリコンなんです。。。。今回スポーティーで未来的なムードを演出去る為に、沢山のシリコンによるデコレーションが施されています。多分ヒート加工で生地に付着させるのでしょうが、シームが一切ないこのテクニックは実に斬新でしたねぇ。。。

 

 左はまるでスイムウエアのカッティッグをさらに複雑にしたようなミニドレスで、ホワイトとブルーのダイヤ柄のエンブロイダリーが、ボディーの美しさを極限まで表現するように施されています。

 

 全て手作業により、恐ろしい程細かいビーズをエンブロイダリーしているんですが、一つ一つのパーツはボディーに縫い付ける時に、立体感を出すようにビジューグルビーズの長さを変えて上げ底が施されているんです。。。。。。良く、見えないのにねぇ。。。。。この作業によりそれぞれのパーツの角度が変わるので、より乱反射するという効果を引き出している訳です。

 

 ほんと、空いた口が塞がりませんでしたねぇぇぇ。。。

 

 

 アスリートのスピード感が、フルレングスのドレスに落とし込まれるとこんな感じになります。。。SF映画の未来の女王様のような不思議なムードでございまして、、、、、これは、また、セレブリティー達がレッドカーペットで着まくるんですかねぇぇぇ。。。。

 

 貼り付くようにピッタリとしたトップスと、そこから広がるシルクシフォンのフェミニンなプロポーションは、今季の最先端のテクニックで飾られています。左のドレスはブルーやホワイトのシルクを複雑に切り替え立体感を表現し、モノトーンの流線形のパターンが施されているパーツはミシン刺繍で表現されています。

 

 さらに胸元やフロントに使われている、一際濃くて大きなホールのパーツはなんとシリコン。。。。一体どうやってこのテクニックを施すのか、裏までひっくり返して見てみましたが、、、、分析不可能でしたねぇ。。。

 

 右のモノトーンのドレスの方は、やはり複雑にカッティングしたシルクや、ビューグルビーズで流線形のパターンを刺繍したシフォンを組み合わせ、ブラックの部分は『ウォータージェット』という特殊技術を用いて、仕上げていて素晴らしかったですねぇ。。

 

 手仕事もハイブリッドな技術も全部投入して、時間と手間ひまをかけて作り出すこの独創的な世界。。。。もう感動で、言葉もありませんねぇぇぇ。。。。

 

 

 はい、こちらが今回その初めてその名前を聞いた『ウォータージェット』加工を存分に使用したルックになります。。。。

 

 ベルベットに裏側からレザーを裏打ちし、その加工を施す訳ですが名前の通り、水を使用する裁断方法になります。細かいノズルから高圧度の水を噴射させ対象物を裁断するのですが、細かいカットが実現出来て、濡れるのは切断部分の一部のみ、熱が発生しないので素材にもストレスを与えないそうです。また作業の際に有害なガス等も発生しないで、環境にも良いとされています。

 

 そして仕上がったのは見事なまでのケージ・ドレス。。。。一見するともの凄く華奢に見えますが、レザーの裏打ちで実にしっかりとしていて、フォルムも崩れません。さらにインナーに着用したトップスと同じ、ブルーの極小のビーズを刺繍したロープをモチーフの一部に刺繍し、動きのあるリズムを表現していましたねぇぇ。。。

 

 

 余談ですが、こちら、水の中に研磨剤を入れて、鉄やアルミ等さらに硬度な素材をカットする事も可能だそうです。。。。。。が、同じ方法で天然ガスを採掘するアメリカの企業は、この研磨剤に有毒性の高い成分を使用し、世界各国で問題になっています。

 

 デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドも、この研磨剤を使用する企業と、それを推進するイギリスの議員に対して、白い戦車でデモ活動を行ったりしていましたねぇ。。。

 

 

 こちらも驚愕のテクニックを使用したルックになります。。。。

 

 先ほど刺繍やウォータージェット、シリコン等で表現されていた流線形のディテールは、こちらでは手編みで表現されていますが、そこはヴェルサーチ、、、、、。ご趣味で手編みをなさる方や、初めてのボーイフレンドにプレゼントした、人生最悪の作品なんかの『手編み』という概念を、一旦頭の中から完璧にディレイトして下さいませ。。。。

 

 今回ヴェルサーが『手編み』用に用意した素材は実に様々、、、、こちらのブルソンのようにテープに極小のビーズをびっしりと刺繍したパーツや、インナーのドレスのようにシューレースのような平織りのループやフロッキー加工が施されたチェーン等、本来の手編みという概念を覆すようにアバンギャルドです。

 

 ジャケットはそのビーズ刺繍のリボンで複雑に模様を描きながら編み上げ、リブやジップを施してスポーティーに仕上げています。インナーのドレスはブラックの糸で、細かく模様を変えながら編んで行き、ロープやチェーン等のパーツを途中に入れ込んだ物で、コーディネイトしていますが、近くで見ると少し表情が違います。

 

 手編みなのに、ほっこりやふんわりは皆無。。。。。。。。ほんと、大好物です!!!!! 

 

 ちなみにこちらはスウエットタイプのプルオーバーや、部分的にこのテクニックを使用してシフォンのスカートと組み合わたドレス等、バリエーション豊富に登場していました。

 

 

 今回の作品の中でも特に多かったホワイトとブラックですが、この完璧な二色はアトリエ ヴェルサーチの類い稀な美しいエシルエットと技巧を見事に表現し、肌の色とストロークの強いハーモニーを生み出します。

 

 こちらのドレスも実に素晴らしいでしょぉぉぉ????大好き。。。こういうハッとさせるデザインにかけてはホント、ピカイチでございますねぇ。。。

 

 一番下にストレッチのボディースーツを仕立て、上に一枚ブラックのシフオンを乗せています。ボディースーツのカッティングに合わせ、右の部分は肌の部分をくり抜いて、そこにヌードカラーの繊細なシルクを差し込みます。

 

 そして全部の上から今回のモチーフでもある、流線形のラインを極小のビーズで丁寧に施して行くと言う代物。。。。

 

 透ける部分と透けない部分、シンメトリーとアシンメトリー、マットと輝き等相反する要素を匠に使い分けた、ゾクゾクするようなドレスでございましたねぇぇぇ。。。

 

 

 ビーズやスパンコールの総刺繍で繊細に仕上げた作品も、クラシカルで懐古的な部分は皆無で、袖を通した女性が胸を張り、自身を持って人前に出れるような、心までプロテクトしてくれるようなアイティチュードが素晴らしいですねぇ。。。

 

 こちらの鮮やかなスカーレットのドレスは、シースルーのシルクシフォンの上に競技用の水着なんかに見られるような、フューチャリスティックなパターンが施されていますが、シンメトリーなデザインやオーセンティックなパーツが何だかアール・デコ調で美しかったですねぇ。。。。

 

 

 一番最初に私が2ショットさせて頂いた、マリアカルア嬢がお召しになっていたブラックのドレスにも用いられていたのと同じロープのデコレーションがこちらでございまして、ボディーの上に乗せただけのような布端を、ロープでイージーに巻き付けた、甘美な『危うさ』が素敵でございます。。。

 

 見る人に『あの紐切れちゃったら、どうしよう!!!』なんてドキドキさせる要素で構成されたヴェルサーチのドレス、、、、もちろん、こちらはHAUTE COUTUREですので、顧客のボディーに合わせてmm単位で合わせております。。。そんな事が起こる訳がありません。

 

 意識的に生み出された危うさは、寸分の狂いも無く完璧な形で作られるからこそ、着ている人も動きを気にせず行動する事が出来て、堂々とした態度で立ち振る舞うからこそ、さらにそこに力強さが生まれる。。。。。。これこそがヴェルサーチ マジックの醍醐味なのではないでしょうかぁ?????

 

 

 はい、今回プレゼンテーションの会場では、フランスの由緒あるジュエリーメゾンとコラボした、ハイジュエリーのコレクションも見る事が出来ました。

 

 ラグジュアリーになればなるほど、その濃厚な世界を存分に発揮するこのメゾンでございますので、プレシャスストーンを使用したハイエンドなアイテムの中にも、他のメゾンに感じられるようなコンサバティブなムードは皆無です。。。。もう、とことんブッちぎってくれていて、、、クラクラしましたよぉぉぉぉ!!!!!

 

 中でも気になったのが、こちらのファンタジー映画のキーとなりそうなゴージャスなネックレスでございます。カラーダイヤモンドを始めとする様々なプレシャストーンを使用し、放射状の光輪、その上には三匹の絡み付く蛇、センターには大粒のトパーズが魅惑的な輝きを放っています。。。。

 

 このトパーズ、実はもの凄い仕掛けがしてあります。。。。。裏側のゴールドのセッティングに、メゾンのアイコンでもあるメドゥーサの彫刻が施してありまして、完璧な角度で真正面から見ると、宝石の中から女神の顔が現れるという趣向の逸品。。。。。

 

 本当の遊び心って、こういう事なんだなと知らされましたねぇぇぇぇ。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 昨今、prêt-à-porterでもトレンドとして取り上げられる事が多い、スポーツをテーマにウォータージェットやシリコンのディテールという最先端の科学技術と、顕微鏡で見るような、マクロの世界から細かく作り上げた伝統の手仕事が交差するアトリエ ヴェルサーチの2016 SS COLLECTION。。。。ドラテラ・ヴェルサーチらしい目的を達成する為にあらゆる手段を使うという部分にも、女子の力強さを感じさせてくれましたねぇぇぇ。。。

 

 

 どうせ、HAUTE COUTUREだからとか、直ぐに買えないからとか、高価過ぎて無理とか言わないで、見るだけもとても重要な事なんです。。。。ここ、最近ネットの影響でか、好きな物しか見ずに自分に関係の無い事はまるで知らないという、バランスの悪い人が増えているように思えてなりませんねぇぇぇ。。。

 

 

 絶対的に美しい物は、見て感動を覚えると頭の中に記憶され、新たに目の前に現れた物が本当に美しいのか、そうではないのかを判断する定規のような役割をしてくれます。

 

 また、そういうものに情報だけでも触れて、イマジネーションを含ませておくと、いざ自分の人生にスポットライトが当たった時に、物怖じしないで堂々と振る舞えたりもします。

 

 

 妄想はどこまで行ってもプライスレス、、、、、、。特に、今このブログを読んでいる、オジサン化した、カッサカサの貴女!!!!!どんどん妄想して、脳内を活性化して、明日からの毎日をハッピーに過お過ごし下さいませ!!!!!

 

 

 


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2016-06-13 23:59:59

2016 SS PARIS HAUTE COUTURE !!! Schiaparelli !!!

テーマ:PARISの話。

 

 

 

 はい、それでは今日からは2016 SS PARIS HAUTE COUTURE COLLECTIONのリポートをして行きたいと思います!!!!

 


 安定して牛歩状態。。。。。出発まで一週間。。。。。あまりの先行き不透明さに笑いすら出ています~!!!!一週間後、ホントに私はPARISに居るのでしょうかぁ。。。。汗。。。

 

 

 なんとかそれまでに2016 SSのリポートを解決したいという事で、先に行われたMEN'S COLLECTIONをペンディングして、その後に行われたHAUTE COUTREのリポートから参りたいと思います。

 

 

 

 トップバッターは初めてお邪魔する事になった、Schiaparelli(スキャパレリ)のリポーから始めますよぉぉぉ。。。。。

 

 ヴァンドームにあるエクスクルーシブなサロンに足を入れると、、、そこは天井まで続く高い壁にビッシリと白いお皿が飾られていて、まるで食器棚!!!!カーペットには今季ドレスのプリントとしても登場する、『amuse-bouches(フィンガーフード、オードブル)』のモチーフが施されてなんとも楽しげです。。。。。中には日本のお寿司も発見出来ました!!!!

 

 

 今回のHAUTE COUTUREにおける私のアウトフィットはとにかくシックでございました。。。。寒い所が人生で6番目くらいに嫌いな私としては、冬のPARISは防寒が命です。段々歳を取って来ると何枚も重ねるのは面倒だとか、重いのは嫌だとか要求が増える訳で、今回はこの後にリポートするMEN'S COLLECTIONと同じアイテムを、アレンジ次第でまるで違う物として着るというのが一つのテーマになりました。。。。

 

 

 どんな感じで変身するかは。。。。。もう暫くお待ち下さいませ!!!!!

 

 

 カシミアのスワローテイルのジャケット、同じ素材のパンツ、クラッチバッグ/全て我が社のHAUTE COUTURE。シャツ/TOM FORDの頃のGUCCI、ボウタイ/UNITED ARROWS、シューズ/181(ウノ オット ウノ)、サングラス/3,1 Phillip Lim、ストールはバンコクに住む友人のデザイナーの作品です。

 

 

 

 

 以前、パリの装飾美術館を舞台に招待デザイナーとしてMonsuier Christian Lacroix(クリスチャン・ラクロワ氏)がクリエイトしたプレゼンテーションのリポートをさせて頂きましたが随分昔の話なので、おさらいでブランドヒストリーをお話しておきましょうね。

 

 

 メゾンの創業者兼デザイナーのElsa Schiaparelli(エルザ・スキャッパレリ)は、1890年、イタリアのローマに生まれます。王立国立図書館の館長も務めた東洋語学者の父と、貴族の血を引く母親の間で育ち、従兄弟には考古学者で有名なジオバンニ・スキャパレリもいるという、教育や文化、芸術に囲まれた環境の中で幼少期を過します。

 

 1914年イギリスを遊学中にケルロル伯爵と結婚し、夫の仕事の関係でニューヨークへ移住します。一人娘を儲けますが、エルザはヨーロッパとはまるで違うアメリカの自由なムードに引かれ、次第に夫婦関係は冷め離婚する事に。。。。その後PARISに移住し、娘の養育費を稼ぐ為にファッション関係のバイヤーの仕事を始めます。そこで、彼女が友人の為に制作したドレスが、かの有名なベル・エ・ポックの帝王こと、ファッションデザイナーのポール・ポワレの目に止まります。

 

 彼の支援を得てファッションデザイナーとしてのキャリアをスタートしたエルザは1925年に店を開き、二年後には初のコレクションを発表、1930年には自身の名前を掲げたブティックをオープンします。

 

 縫製の経験は全く無かった彼女ですが、幼少期に培われた芸術的センスが花開き、トロンプルユやユーモアを込めたデザイン、度肝を抜くような斬新なスタイルが評判となり、アメリカの富裕層を中心に人気に火が付きます。

 

 中でも彼女を代表する、シュールリアリズムの画家サルバドール・ダリや、フランスの詩人でもあるジャン・コクトーらアーティスト達とのコラボレーションの作品は大ブームとなり、その後の彼女のスタイルを決定付けるものとなります。

 

 第二次世界大戦が勃発すると顧客の多かったアメリカに非難し、戦争の終った1945年に再度PARISに戻ってメゾンを再会しますが、時代は歴然と変化しています。クリスチャン・ディオール等の若いデザイナーの登場や、アメリカへの避難が『敵前逃亡』と見なされてメゾンの評判は落ち、1954年のコレクションを最後にメゾンを閉める事になります。。。

 

 1973年、私が2歳の時にPARISで永眠します。。。。。。

 

 

 しばらくの時間を経て、2006年イタリアのTOD'S(トッズ)グループの傘下となり、2012年からメゾンを再開。同年5月にはニューヨークのメトロポリタン美術館でエルザ・スキャパレリとプラダのアーカイブスを並列するユニークな展覧会『スキャパレリとプラダ、不可能な対話』を開催します。

 

 以降、毎回ゲストデザイナーによる趣向を変えたコレクションを行いますが、2013-14 FW PARIS HAUTE COUTUREに迎えられたのは、なんと、私も永遠に愛するMonsieur Christian Lacroix(クリスチャン・ラクロア氏)!!!!装飾美術館のエクスクルーシブなサロンを舞台に、素晴らしいコレクションを見せてくれまして、ホント、夢のようなひとときでございました。。。。

 

 

 現在ディレクターを務めるのは、PARIS HAUE COUTURE組合学校を優秀な成績で卒業し、ジバンシィやクリスチャン ラクロア、ヴァレンティノで経験を積んだBertrand Guyon(ベルトラン・ギィヨン)。。。2シーズン目となる今回のコレクション期待のコレクションでございます。

 

 今季、ベルトラン・ギィヨンによるスキャパレリは、コレクション初日の朝一番の時間に、ゲスト達を食事に招待するかの如く、ユニークなコンセプトを用意しました。

 

 『A Gala Dinner.....or the pleasure of tasting』。。。。。。かつてエルザ・スキャパレリが画家ダリの妻ガラや友人達を招いて、ディナーを行ったというエピソードにヒントを得て、楽しいテーブルセッティングの世界がラグジュアリーなウエアに落とし込まれます。

 

 シルエットはこの上なくロマンティックです。デイウエアはコンパクトなスクエアなシルエットが、ルーズフィット、ナローなテイラード、九部丈の袖が着心地の良さそうなシフトジャケットと、膝丈のタイトやプリーツのスカートで構成されます。ナイトは待ってましたと言わんばかりにガーリーでロマンティック。。。。小さく作ったトップスは、ハイウエアストから繋がるボリューミーなスカートへと妖精のようなアティチュードです。

 

 料理が盛られる前のお皿をイメージさせるような純白から、生クリームのようなオフホワイト、アイボリーなどホワイトのグラデーションをベースに、ペールラベンダー、スペアミント、シトラスなどグラニテのようなカラフルなカラーや、フランスパンのベージュ、焦がしバターのブラウン、そしてイカスミのようなブラックへと繋がって行きます。

 

 

 こちらが今回のファーストルックです。クリーンなトップスと上品なボリュームのフルレングのドレスに施されているのは、なんとも楽しげなダイニングの情景で、これから始まる楽しげなディナーを待ちわびるかのようです。

 

 ハチミツ色と赤のチェックの壁紙に飾られたお皿は、アイビーや花のモチーフが描かれ、ウエッジウッドの陶器のようなアイスブルーやシューガピンクで、ゴールドの装飾まで施してあります。赤いラインのテーブルクロスの上には、ワインのボトルやデキャンタ、キャンドルスタンドやシュガーポットまで配置され、その情景は驚く繊細に表現されています。

 

 

 こちら。。。。。。。なんと、ナッパレザーのパッチワーク。。。。なんです。。。。お皿のモチーフなんかは立体的でして、インターシャやアップリケを駆使してこの景色を描き出しているんですねぇ。。。。

 

 

 いやぁー。一発目からテンション上がる作品!!!!!これでこそ、Haute coutureでございますねぇぇぇ~。。。。。

 

 

 

 例えば、デイタイムのジャケットスタイルはこんな可愛らしいスタイルです。

 

 ホイップクリームのようなホワイトのウールのテイラードジャケットの上には、身頃の部分にはレモンやエンドウ豆のモチーフが、シュースリアリスティックに糸で刺繍され、スリーブの部分にはウェッジウッドの陶器のモチーフが細かいスパンコールで表現されています。スカートは影ひだが少ないシャープなプリーツを施し、ヘムにはテーブルクロスをイメージさせるラインを装飾しています。

 

 透け感のあるシルクのシャツの胸元に飾られているインパクトのあるブローチは『スキャパレリ アイリス』と名付けられた、アーティスティックなアイリスをモチーフにしたもので、ライラックやピンク、パープルのクリスタルで飾られていましたねぇ。。。

 

 

 『Homards à la parisienne(オマール ア ラ パリジェンヌ)』というタイトルのこちらのルックは、ロブスターをイメージさせる赤いシルクツイードを用いたジャケットがなんとも印象的ですねぇぇぇ。。。ストライプ状に織り方や糸を変え、美しいテクスチャーを生み出しています。

 

 丁度ポケットの位置に飾られているのは、リリースによると何と『terrines(テリーヌ)』。。。。レインボーカラーの小さなフラワーモチーフを飾り、可愛らしく刺繍で表現されています。。。。で・す・が・テリーヌの刺繍!!!!。。。。。このビックリすようなアイディアこそがスキャパレリですよねぇ。。。。。wwww

 

 胸元、ウエスト、ヘムに横方向のカッティングを入れ、ヘムには『ショッキング ピンク』のラインを1本配したミニマムなシフトドレスと、膝下ブーツを合わせ、60'Sのポップなムードに仕上げていましたねぇ。。。

 

 

 本来フルレングスのドレスというのはイブニングに着用する事が多いのですが、ここ数年、ファッションの世界ではドレスアップやドレスダウン等、オケージョンの垣根を飛び越えて自由に楽しむスタイルがトレンドの一つでもあります。

 

 Gジャンにフルレングスのスカートなんて新しいカジュアルスタルや、スニーカーでさえもパーティーでもOKになり、センス次第でより自分らしい自由なアウトフィットを楽しむファショニスタ達が増えていますねぇぇ。。。

 

 デイドレスの次に続くフルレングスのドレスはそんなカジュアルなムードが取り入れられ、ワンピースのように楽しめそうなアテイムが気になりましたね。

 

 こちらは前から見るとアシンメトリーにタックを取った、Tシャツのようなトップスと、フレアーが美しいスカートのように見えますが、バックスタイルは背中がバックリ開き、ボリュームたっぷりのスカートからトレーンまで引くという、前後がまるで違う表情のユニークなドレスです。

 

 ホワイトの滑らかなシルククレープにブルーのインクで描かれているのは、グリンピースやズッキーニ、アーティチョーク等野菜のモチーフで、ホワイトXブルーのカラーもフランスの伝統的なプリント、トワル・ド・ジョイ風に見せているのも、ニクい演出でしたねぇ。。。

 

 

 コレクションの中盤にはフランスパンをイメージさせる、ベージュやブラウンのルックがいくつか登場します。ラフィア等のナチュラルなマテリアルを使ったり、フランスのパン屋さんで、バッケットが売られる時の籠をイメージさせる編み込みの模様も見られ実にユニークでしたね。。。

 

 こちらはリコリス(真っ黒のグミのようなお菓子)シフォンのドレスの上に、手仕事を施したブラウントーンのジャケットをコーディネイトしたルックで、カットワークしたラフィアのベースに、キャラメルカラーの色でクロシェ編みで作ったリーフのようなモチーフを飾った華やかなアイテムです。

 

 刺繍の中に小さなクロワッサンのウッドのビーズも用いられていましたねぇ。。。www

 

 

 はい!スキャパレリと言えばロブスター、ロブスターと言えばスキャパレリです!!!と言い切ってしまいました。。。。彼女を物語る上で欠かせないのがサルバドール・ダリやジャン・コクトー等のアーティスト達とコラボレートした斬新なドレスです。

 

 好奇心旺盛で奇想天外。幼少の頃から文学や芸術のセンスに長けた若い女性デザイナーを、社交界の伯爵夫人やポール・ポワレすらもほっとかない訳には行かず、親交のあったと言われる芸術家は他にもマン・レイ、フランシス・ピカビア、マルセル・デュシャン、セシル・ビートンと当時の社交界を賑わせた華やかなメンツが並びます。

 

 特にダリとのコラボレーションは実に上手く行き、1937年の『VOGUE』でウォリス・シンプソンが着用した、ホワイトのスカートに真っ赤のロブスターがドローイングで描かれた作品はあまりにも有名で、その後スキャパレリのアイコンとしても人気が出ます。

 

 そんなメゾンの歴史を再解釈したようなこちら、波の中の渦をイメージさせるようなアラベスクのモチーフのシルクをベースに、ドレスのアウトラインをゴールドの繊細なレースで額縁のように飾っています。

 

 そして中央のオーバルのフレームに鎮座するのが、アイコンでもあるロブスター。。。立体的に刺繍が施されてインパクト大ですねぇ。。。。wwww オーバルのフォルムはお皿表現し、ちゃんとレモンまで添えてあるんです!!!!!はい、そうでした、今季はテーブルセッティングのお話でしたもんねぇ~。。。

 

 スカートはシーフドモチーフがプリントされたオーガンジーに、上からもう一枚オーシャンブルーのオーガンジーを重ねて繊細に仕上げています。

 

 このプリントを見ていると、PARISのピガールの、生牡蠣が上手いシーフード屋の店先を思い出して、お腹が鳴ってしまいます。。。。www

 

 

 アシンメトリーなデザインが美しいのこちらのドレスもスィートでございましょぉぉぉ???

 

 ラベンダーの透け感のあるロングカートの上にアシンメトリーなベビードールを一枚重ねたようなデザインですが、ジオメトリックに取り入れたフューシャピンクのアラベスクモチーフの部分は、19世紀のクラシカルなダマスク テーブルクロスを使用していてます。

 

 ヌードベージュの部分のヘンプのオーガンジーと組み合わせ、胸元にフラワーモチーフのモザイク刺繍で煌めきをプラスし、さらにスイートさに追い打ちをかけていましたねぇぇ。。。 

 

 

 今季楽しかったのが沢山のブローチが登場した事です。クリスタルやファブリックを用いたコスチュームジュエリーが中心で、ドレスの1ポイントにしたり、エンブロイダリーに重ねてより立体感を楽しんだり、背中に飾ったりとオリジナリティー溢れるスタイリングが注目でしたね。

 

 今季のテーマでもある食材のモチーフから、人参をオレンジとイエローのクリスタルで繊細に表現したり、シルバーに銅の塗料を乗せて緑化させたレタスの葉やラディッシュ、シルクシフォンやレザーを用いて細かく再現されたスティックに刺さったレモンとエビのフィンガーフード等、発売したら即完売級のチャーミングなアイテムが目白押しです。。。。はい、私も凄く欲しいです!!!!

 

 中でも一番の大好物がこちら。。。。。。チェリーでございます。。。。しかも乳首に付けてます。。。。。二粒のチェリーはクリスタルをパヴェで敷き詰めたものとエナメルで仕上げたもので、帽子に使われるストローのようなナチュラルなマテリアルをビスチェ型に形出ししたトップに、ライラックカラーの美しいスカートのシンプルなドレスに、赤いチェリーが映えます。

 

 アバンギャルドなヘアメイクにエロティックなドレス、そこにこのキャッチーなモチーフを取り入れる所がシュールで良いのです。。。多分私は、このエキセントリックな世界観が好きなんでしょうね。。。。原宿に売ってるような可愛いだけのチェリーのブローチには全く興味ないので。。。

 

 しかもこのルックのタイトルは『Quand nous chanterons le temps des cerises』。。。。『"さくらんぼの実のなる頃に”を唱う時』とでも訳しましょうかぁ。。。ほんとにシャレが効いていますねぇぇ。。。。

 

 

 コレクション後半に登場したのは透け感のあるカラフルなオーガンジーで、ボディーをラッピングしたようなイノセントなロングドレス達で、前半の緻密にディテールまで再現したアイテムと趣の違うプリミティブさが新鮮でしたね。

 

 ラストルックは最近色んなコレクションで引っ張りだこの、Anna Clevelandy嬢でございます。モスキーノやジャンポール・ゴルチエ等では、そのエキセントリック過ぎるウォーキングでゲスト達を湧かせていますが、こちらでは普通でした。。。。wwww でも、この方が着るとなんだかそれだけでシュール。。。。羨ましい。。。。。

 

 アスパラガスグリーンのシースルーのシルクを用い、脇からショルダーを通る緩やかにツイストようなディテールや、ボディーを斜めに走るドレープ、バックには無造作に留めたかのうようなボリュームが施された実に大らかなドレスです。

 

 この、未完成のような部分でフィックスしている所が見事な所で、伝統的なHaute coutureの服作りのノウハウを理解しているベルトランからこそ、敢えてそのルールを破りハッピーな実験を行える訳です。。。

 

 因みに、左の胸元に輝くブローチは『Nibbled Cluster(かじられたブドウ)』とアイテムで、実の部分をクリスタルのパヴェ、皮の部分をメタルのファブリックで表現していて、皮が剥けたり残っていたりと、細かくかじられた感を表現していましたよ。。。www

 

 

 

 

 

 

 

 さて、遅れに遅れている2016 PARIS HAUTE COUTUREの1回目、スキャパレリのリポートいかがでございましたか????

 

 

 30年代、40年代最も活躍したエルザ・スキャッパレリは華やかでアーティスティックなデザイナーで、実は現在一般的とも言われる『ショッキング ピンク』というカラーを生み出した人でもあります。

 

 同時代に活躍したココ・シャネルは、どちらかと言えばメンズライクなシックなファブリックを用い、ユーズフルなスタイルで有名ですが、エルザのウエストを強調するデザインや楽しげなムードに、一方的にライバル視していたという史実も残っている程です。

 

 

 自由奔放に生きて、楽しい事を貪欲に取り込み、常識なんかおかまいなし。。。。そんなハッピーなエルザの生き方は現代の女性にも見事にフィットしますし、ファッションがどんどん詰まらなくなって行く昨今、こういう独自のクリエションを行う唯一無二のメゾンは、もの凄く貴重に感じられてなりません。

 

 

 

 ポール・ポワレに見出され、ユベール・ド・ジバンシィやピーエル・カルダンを輩出させたスキャパレリは、まさにフランスが誇る正統的HAUTE COUTRE メゾン。。。。

 

 そんなスキャパレリのコレクションを見ていて、私は『最高級は最高にフレンドリーで、常に遊び心に溢れている』という持論を、また強く裏付けるような感覚を覚え、素晴らしくハッピーで爽快な気分にさせてくれたコレクションでございましたねぇぇぇ。。。

 

 

 

 

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2016-06-12 23:59:59

H.P.FRANCE 2016 SS VOL,2 !!!

テーマ:ブログ

 

 

 

 はい。では今日はH.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)の二回目でございまして、ビジューやジュエリー等のブランドを御紹介して行きましょうね。

 

 

 まず、今回のプレンゼンテーションで一番の注目だったのが、人気のイタリアのジュエリーブランド、IOSSELLIANI(イオッセリアーニ)のファウンダー、Paolo Giacomelli (パオロ・ジャコメッリ(左))と Roberta Paolucci(ロベルタ・パオルッチ(右))の来日です。

 

 アッシュ・ペー・フランスでの取り扱いも長く、独自の世界観を表現し続けるジュエリーは業界関係者にもとても人気が高いので、この日の来日も大盛り上がり!!!!イタリア人らしいチャーミングで人懐っこい彼らの魅力に、皆様ノックアウトされておりましたねぇぇ。。。www

 

 

 かくして私もお二人のパシャリ!!!!『え?パリ良く来るの?ローマにおいでよ!』くらいの軽さ。。。。こういうイージー ゴーイングな感覚大好き!!!!

 

 

 

 実はこんな有名なブランドなのに、私のブログでリポートするのは初めてなので、少しブランドヒストリーを書いておきますね。

 

 1997年にパオロ・ジャコメッリとロベルタ・パオルッチにより、イタリア、ローマでスタートしたこのブランドは、ファッションナブルでシャープなアティチュードを得意とし、ジュエリーデザインにおいて、常に新素材へ飽くなき探求を続けて来たブランドです。ステンレス製のメッシュとシルバーの融合や、手彫りでクリスタルをカッティングしたりと新たなテクニックを開発し、これまでジュエリーの世界に多くの旋風を巻き起こして来ました。

 

 特にこのブランドを代表する『スタック リング』は爆発的なブームとなり、私も着用している女子を沢山見かけますねぇ。。。。

 

 素材や加工、テイストの違うリングをいくつも重ねる事でユニークな表情を生み出すこのリングは、一個だけで繊細に楽しむのもOKだし、7個も8個も重ねてもインパクト大でもOK。着ける人が自由にセレクト出来るという現代的な感覚が人気となり、イオッセリアーニと言えばこれ!という方も多いかと思います。

 

 最近ではイタリアの歴史や、伝統的なイタリアン ジュエリーのスタイルからインスパアされたクラシックなコレクションも充実し、ガラリと表情変えるシーズナブルコレクションと合わせて人気になっています。。。

 

 

 2016 SS シーズンにおいて、パオロとロベルタはソリッドでスタイリッシュでハンサムな女性像を追求しながらも、夏らしいカラフルな要素をプラスしています。

 

 まず注目なのはマルチカラーのクリスタル。。。一体種類使用しているの?ってくらいふんだんに使用したこちらのようなスタイルで、クラシカルなジェリーの要素を見事にコンテンポラリーに表現していますねぇぇぇ。。。。

 

 丁度彼らが来日したこの時期、アーティスティックなコスメティックでお馴染みのM・A・C(マック)とのコラボレーションで、彼らのジュエリーをスタイリングしたキャンペーン広告が話題になりましたねぇ。。。

 

 

 また今季は本来ゴールドやシルバーのメタル部分を、真っ黒のクロームで表現するという独創的なジュエリーや、クラシカルなデザインをまっ二つにしてアシンメトリーにする等、彼ららしいアーティスティックなスタイルによる、イタリアの伝統と歴史に対するリスペクトも伺えましたね。。。 

 

 

 こちらも私大好物のテクニックを取り入れたネックレスでございます。。。。

 

 メタルのフリンジを施したネックレスに、バーナーで焼き付けたように斜めにパッツリ別れるディテールが注目でございますが、、、、これ焼き付けではないんです。。。

 

 実は様々な薬品を付着させて拭き取るという作業を何度も繰り返していて、化学変化により表現なんですね。。。焼き付けると素材が劣化する事もあるので、着ける人の事をちゃんと考えた、実にユニークなアイディアのジュエリーです。

 

 こんなカッコイイジュエリーは、やはりブラックのタキシードスーツのインナーに合わせると完璧なのですが、シルエットがウエスタンのバンダナのようなので、今季のトレンドの70'Sテイストの、ライトなカラーのブリーチデニムなんかにコーディネイトしても素敵かと思われます!!!!

 

 

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 続いてはオランダのブランドで、『素晴らしく美しい世界』という意味を持つ、GEM KINGDOM(ジェム キングダム)のコレクションを御紹介しましょうねぇぇ。

 

 Johanna Titselaar(ジョアンナ・ティッセラー)がクリエイションする、ヨーロッパの伝統やゴスのテイストを感じさせるジュエリーが得意のこのブランドは、今年25周年のアニバーサリーイヤーを迎えました。

 

 そこでブランドの総力と熱い思いを込めて登場したのがこちら!!!!!!え?プードル??????

 

 はい、実はジェム キングダム、ブランドの創業当時、プードルの首にジュエリーを飾ってプレゼンテーションした事があるそうで、彼らと、このブランドの事をずっと観て来たファン達にはお馴染みの大切なアイコンなんですねぇ。。。www

 

 ちなみにこちらのバロックテイストのメタルパーツで飾られたプードル君のネックレスは、マザーオブパールに彫刻で表現されています。

 

 

 コントラストが強くハードなイメージが強いジュエリーが多いジェム キングダムですが、こんなフェミニンなコレクションもございますよぉぉぉ。

 

 オランダの朝焼けや夕暮れの空を表現したようなこちらは、美しいピンクにマーブル模様が浮かび上がるマザー オブ パールをメタルパーツの中にセッティングし、その上に百合や紋章のようなデコレーションを施しています。

 

 チェーンの部分に使われているのは『オブシディアン』という天然石です。ブラックが中心のこのストーンの中で、恐らく『マホガニー オブシディアン』と呼ばれる茶の斑を取り込んだ美しいストーンが用いられていますねぇぇぇ。

 

 『オブシディアン』は古くから人間の暮らしに馴染みのあるストーンでございまして、古代ギリシア神話の中に登場する、オルフェウスが記したと言われる『宝石賛美書(リティカ)』の中には、『松脂にこの石と他の二つのものを混ぜて樋上に撒くと、未来を予言する力をもたらす』と記されています。

 

 その神秘と未来を見通す力があると信じられて来たそうですよぉぉぉ。。。

 

 色んな意味で、最近先行き不透明な皆様。。。。。。。是非、トライしてみてはいかがでございましょうかぁ?????wwww 

 

 

 GEM KINGDOMのサイトへはこちらからどうぞ。
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 こちらはフランスのNancy KochとNadia Kochの姉妹が手がける、個性的なブランドNACH(ナッシュ)です。いやぁー!!!もう、オモロい!!!大好きです!!!!

 

 フランス人の陶芸職人の父親とタイ人の母親の間に生まれた彼女達ですので、幼少から南国の自然豊かな環境で得た感動の思い出はSSシーズンに大ブレイクしますねぇ。。。そして今季のテーマも南国の動物達をテーマにカラフルな世界を見せてくれています。

 

 こちらは全てネックレスでございますが、彼女達のスタイルでもある陶器のパーツと、ゴールドのメタルを組合わせたコレクションです。左からキリン、フラミンゴ、ロブスター。。。。。はい、見りゃ解りますねぇ。。。。

 

 メタルパーツを間に入れる事で想定外のユニークな動きも生まれ、着用していても実に楽しいですねぇ。。。なによりそのキャッチーさが、確実にコミュニケーション ツールになりそうなアイテムです。

 

 はい、ロブスター好きの私ですので、右端のアイテムはゲットさせて頂きましたよ。。。。月末からのパリにはもちろん連れて行きます!!!何処かで登場する予定ですのでお楽しみに!!!!

 

 

 こちらは鳥をテーマにしたアクセサリーですね。カーフレザーをベースにしたクラッチ バッグには、左奥がオウム、手前がオオハシの陶器のパーツが施され、長い尾羽のようにセンターにあしらわれているフリンジもチャーミングです。

 

 右の手前のアイテム。。。。最近ますます注目を浴びてる、このブランドのステイショナリー シリーズからのホッチキスです。。。。ほんと、本気なのかシャレなのか良く解らないとこもサイコーです!!!

 

 因みにこちらはカバでも登場していて、お母さんカバがホッチキスで、少し小さい子供カバが、ホッチキスの針を外す為のリムーバーというセットも、かなり笑えて楽しかったですねぇ。。。

 

 

 NACHのサイトへはこちらからどうぞ。
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 続いてはイギリスのブランド、LARA BOHINC(ララ・ボヒンク)についてお話しましょうね。

 

 ドラマティックで大胆、コンテンポラリーアートのようなノーブルな作品を得意とする彼女の作品は、アクセサリーという小さなピースでさえ圧倒的な存在感を放ち、特にスタイリッシュな作品が魅力的です。

 

 大振りで大胆な作品が多い彼女の中でも、比較的デイリーでも楽しめるこちらは『Moon Mechanics Collection』というシリーズになります。月面着陸に失敗したロケットが崩壊し、その部品がクレーターの上に散乱している情景をインスピレーションにしています。

 

 散らばった六角形のネジやボルト風のゴールドのパーツが、月を彷彿させるパールを融合し、なんともスケースの大きな世界観を表現していましたねぇ。。。

 

 

 こちらはウォレットになりますが、実に美しいでしょぉぉぉ???パテントやレザーのベースの上に施されている、アールデコ調の透かし彫りのメタルパーツが特徴的で、フランスの庭園やお屋敷の門のようにも見えます。

 

 こちらのアイテム、『Metropolis(メトロポリス)』というタイトルがついています。。。。

 

 私が察するところ、1927年(なんと大正15年)に製作された、オーストリア人映画監督のFritz Lang(フリッツ ラング)による作品、あの伝説的作品『Metropolis(メトロポリス)』からインスパイヤされているように感じましたね。。。

 

 100年後の2026年のゴシック調の摩天楼が立ち並ぶディストピア(⇄ユートピア)を舞台に、権力階級者の若者が労働者階級の娘と出会って恋に落ち、社会の底辺や虚像の裏側を暴くというストーリー。。。。。『原点にして頂点』と評価のされる素晴らしい作品で、現代のSF映画の元祖と言われています。

 

 公開が1927年なので、当時最先端と言われたアール・デコスタイルと、アイディアを駆使して描き出したロボットや未来の姿、映画の中に描かれている一抹の不安さえ感じさせる、美しくも妖しい作品でしたねぇ。。。

 

 

 LARA BOHINCのサイトへはこちらからどうぞ。
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 続いてはロス在住のアーティスト、SONIA BOYAJIAN(ソニア・ボヤジアン)のジュエリーを御紹介しましょうね。

 

 あくまでもハンドメイドに拘ったピースは、アッシュペーフランスの中でも最もアーティスティックなコレクションの一つですねぇぇ。。。。

 

 今季は50'Sのラグジュアリーな良家の子女のジュエリーをテーマにしていて、彼女のサイトではクラシカルなフローラルモチーフの壁紙に飾られた、デコラティブな金色のフレーム、その中にシルエットで描かれた少女達のプロフィールに、新作のジェエリーが飾られているという、素敵なプレゼンテーションがご覧頂けます。

 

 こちらはティアドロップ型のパープルのクリスタルを、セラミックにゴールドで塗装したフレームに、彼女が得意とするゴールドフィンと呼ばれるワイヤーでセッティングした個性的なピースです。

 

 メタルパーツやチェーンのセレクトも、やはり彼女にしか表現出来ない世界観を貫いてて、ほんとに素晴らしいですねぇ~。。。。

 

 

 こちらはバールをあしらったアイテムです。人口パールがゴールドで、塗装したフレームの中で揺れるというアイディアのネックレスで、隣にあるピアスと並べると、そのインパクトのあるボリューム感がお解りになると思います。。。www

 

 他にもカラーストーンを多用したり、シャンデリアのようなモチーフのネックレス等、彼女のイマジネーションの中の、小さなレディー達がフェミニンに表現されていましたね。

 

 

 SONIA BOYAJIANのサイトへはこちらからどうぞ。
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 そして最後は、オーストラリアのデザイナー『FLORIAN(フロリアン)』を御紹介しましょうね。

 

 1967年生まれのFLORIAN LADSTAETTER(フローリアン・ラドゥシュテイター)は、
1992年、UNIVERSITY OF APPLIED ARTS VIENNA(ウィーン応用美術大学)を卒業 し、ミュンヘンで哲学を学ぶという異色の経歴を持ちます。

 

 『人が身につけてこそ本当のジュエリーである』というメソッドから表現されるスタイルは、ネックレスを中心とする実にアーティスティックな世界で、『I-D』や『VOGUE』等でもそのユニークな活動は取り上げられています。

 

 

 東京のドーバー ストリート マーケットでの個性的なエキシビジョンやフセイン・チャラヤンのアクセサリーを手がけたり、2008年にはPARISのセレクトショップ『コレット』のウィンドーディス プレイを飾る等、彼の動向が世界中で注目されています。

 

 今季のテーマはキリスト教の中でも重要なもモチーフ、美術や文学にも強く影響している『キリストの昇天』をイメージに、美しい作品を見せてくれているフロリアンですが、こちらの私が着用しているネックレスも実に楽しかったですね。

 

 モノトーンで仕上げられたスタイリッシュなアイテムですが、パーツには自身の姪っ子、甥っ子等沢山の知人達に好きな模様を描いてもらい、それをプリントしています。

 

 一見すると無秩序なアイテムに思えますが、届いた商品は全てパーツの種類も配置も完璧に同じもの。。。。彼ならではの何か底知れぬ哲学のような物が込められているのでしょうねぇ。。。

 

 え?????私????教祖様じゃないですよ!!!!!

 

 

 こちらはさらに由緒正しきヨーッロッパの教会にある、祭壇や懺悔室の装飾に用いられるようなデコラティブなパーツが取り入れられています。

 

 ウッドをを加工し、様々な塗料を施す事でこの独特なアンティークなムードに仕上げています。

 

 表現はアブストラクトでコンテンポラリーですが、彼には彼自身の明確な秩序があるらしく、テーマに合わせて忠実な素材選びも興味深いですねぇ。

 

 

 FLORIANのサイトへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 

 さて、二回に分けてお伝えして来たアッシュ・ペー・フランスの2016 SS COLLECTION、今日はビジューやジュエリーを中心にリポートしましたが、個性的なアイテムをよりイージーに取り入れられるのが素敵ですねぇぇぇ。。。。

 

 こちらで御紹介したアイテムは、コスチュームジュエリーを中心としていますので、プライスも天文学的ではございませんのでご安心下さいませ。。。。。www 人とは違う装いを楽しみたい方、また人とは違うプレゼントを贈りたい方にはピッタリだと思います。

 

 中には日本に1点しか無いアイテムもありますので、まさにスペシャル感を演出する事が出来ますよ。。。。。。。

 

 

 

 さて、ようやく2016 SS 東京でのリポートが終了しました。。。。。次回からは舞台をPARISに移して、今年の2月に見て来たPARIS HAUTE COUTUREのリポートをお送りしたいと思います。

 

 

 もう、10日を切ってます。。。。。次回のコレクションが始まるまでに間に合うのでしょうかぁ。。。。すっかりケツに火が付いた状態で暴走させて頂ければと思っていますので、引き続きお付き合い下さいませ!!!!!

 

 

 

 

 

 H.P.FRANCE 2016 SSのリポートvol,1はこちらからどうぞ。

 

 

 H.P.FRANCE 2015-16 AWのリポートvol,1はこちらからどうぞ。

 H.P.FRANCE 2015-16 AWのリポートvol,2はこちらからどうぞ。

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2016-06-11 23:59:59

H.P.FRANCE 2016 SS VOL,1 !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。パリコレまで10日を切りました。。。。。

 

 

 LONDONは既にスタートしたようでございます。。。。。もろもろ残務、宿題とあらゆる物事の進行が遅れている状態。。。。今まで一番恐ろしい事になっています。。。。

 

 

 私自身の参戦コスチュームのほうに、現在今全く手が付けれていない状況。。。。。遂に、今回は全裸で会場まで足を運ぶのでしょうかぁ。。。。。それは全力で避けたいと思っております。。。。。今からでもまだ間に合います。。。ご協力して頂けそうなプレスの皆様。。。。ご連絡、切実にお待ちしております。。。。トホホ。。。。

 

 

 

 

 さて、ずいぶんと引っ張って来た東京での2016 SSのリポートも今回と次回でやっと最終回でございます(バンザーイ!!!!)。最後は、いつもお世話になっております、世界中の素晴らしいジェエリーやアクセサリーを日本に紹介し続けている、H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)のリポートと参りましょうね。

 

 最終回と言いましたが、何せ死ぬ程取り扱いブランドが多いこちらでございますので、今日はバッグやハット、シューズ等のアクセサリーを中心に、次回はネックレスやリング等、ビジューやジュエリーというカテゴライズで二回に別けてお伝えして行きますね。

 

 

 まずはフランスをPARISのファッション激戦区、rue Saint-Honoré(サントノーレ通り)にブテックを構えるハットを中心とするアクセサリー メゾン、Jacques le Corre(ジャック・ル・コー)からお伝えして行きましょう。

 

 早速、こんな発電が出来ちゃいそうなキラキラのアイテムにトライさせて頂きました!!!!いくつになっても自分の価値観を日々崩壊させ、新しい感性を吸収して行くのが私の人生のモットーでございますよぉぉぉ!!!!

 

 何やらフューチャリスティックなこちらのキャップは、ベレーとハンチングが合体したような実に個性的なアイテムです。コットンやポリエステルを切り替えて表現したスピーディーなフォルムは、被る角度によって表情を変える、このメゾンらしいプレイフルなアイテムです。

 

 バッグは何だと思いますかぁ?????先日GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)のリポートで登場した巨大魚のピラルクーやパイソンのようにも見えますよね????こちらは実はカウ レザーなんです。。。。

 

 カウレザーにメタリック加工を施した上に、独特のカットでこのテクスチャーを表現しているので、お値段も使い心地も実にフレンドリー。。。他にゴールドやアンティークゴールドなんかもありましたねぇ。。。

 

 つうか、なんかおっさん、この時顔めっさ疲れてますねぇ。。。。なんかあったっけ???www

 

 

 今季、ジャック・ル・コーでは全体を通して南イタリアがテーマになっています。

 

 晴れ渡る爽快な青空や燦々と降り注ぐ太陽。リゾートで過す解放的で遊び心溢れるアイテムが数多く登場し、カラーパレットはピーチのようなピンクやレモンイエロー、カラフルなカクテルのようなブルーやグリーンのカラーブロックが新鮮です。

 

 ハットでは日差しを遮るのは必要不可欠な、広いブリムのカプリーヌやクロシェ、ストローや特殊素材を編み込んだタオル地のような涼しげな素材使いも印象的でしたねぇ。。。

 

 こちらはさながらリゾートのディナーやカクテルパーティー用のヘッドドレスでしょうかねぇ???ルレックスのファブリックで大胆なバラのモチーフが施されたアイテムで、カチューシャの土台の部分は先ほど私が持っていたバッグと同じ、特殊なカットを施したカウ レザーが使用されています。

 

 焼けた肌にこういう輝きだけを纏うようなスタイルも、夏らしくて素敵したねぇぇぇ。。。

 

 

 こちらはジャック・ル・コーを代表するバッグ、『リスボン』です。

 

 まるで世界の各地を旅し、その土地の文化にインスパイヤされるように、カラーや素材を様々に変化させて来たこちらの『リスボン』ちゃんですが、今季使われてるこちらの素材、、、、、、、皆様、何だと思いますか?????

 

 こちらもベースはカウ レザーなんですが、その上から光沢感のあるフィルムをプリントして、アーティスティックなテクスチャーを表現しています。近くで見ると色んなカラーが使われていて抽象絵画のようにも見えて、ブルーのほうはダメージ加工を施したデニムのようで、実に楽しかったですねぇぇぇ。。。

 

 

 Jacques le Correのサイトへはこちらからどうぞ。
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 続いてはフランスのシューズブランド、MICHEL VIVIEN(ミシェル ヴィヴィアン)を御紹介しましょうね。

 

 私のブログでは初めて御紹介でございますので、ザザッとブランド ヒストリーをお伝えしておきましょうね。

 

 

 デザイナーのMICHEL VIVIEN(ミシェル ヴィヴィアン)は1962年フランス南東部のグルノーブルに生まれます。20歳の時にBeaux Arts(フランス国立高等美術学校)に入学する為にPARISで生活を始め、フランスのシューズブランドPucci Verdi(プッチ ヴェルディ)でスタイリストとして雇われ、シューズ作りのノウハウを学びます。

 

 1990年から1995年は現在J.M.Westn(ジェイ エム ウェストン)のクリエイティブ ディテクターを務めるMichel Perryの為にコレクションを製作し、その後、Alexander MacQueen(アレキサンダー・マックィーン)のGivenchy(ジバンシィ)や、John Galliano(ジョン・ガリアーノ)によるDior(ディオール)、Monsieur Eves Saint-Laurent(イヴ・サンローラン氏)による最後のショーにも参加し、90年代後半から2000年代のファションが最も美しく、社会的にも影響力のあった時代にプレステージで活躍します。

 

 また2006年~2010年まではAlber Elbaz(アルベール・エルバス)のシューズ・コレクションやLanvin(ランバン)のディレクションにも携わる等、名も実も兼ね備えた素晴らしいシューズデザイナーです。

 

 

 そんな実は影の大御所的存在のミシェル ヴィヴィアンの今シーズンは、3つのテーマ綴られています。まず一つ目のチャプターのこちらは『California Street(カリフォルニア ストリート)』です。。。。

 

 アメリカのヨセミテ国立公園やセコイヤ国定公園からインスパイヤされた、アクティブでワイルドなコレクションは、ヌバックレザーを中心にチョコレート ブラウンやコーンイエローのパレットに、デコラティブなスナップボタン等のディテールで遊び心を演出していましたねぇぇ。

 

 こちらは新しいデニム加工と言う、特殊な染色を施した高密度のスエードを使用したサンダルとブーツで、アティチュードはまるでウォッシュド加工したデニム。。。。でも、実際足を通すと驚く程柔らかいという素敵なアイテムです。

 

 カジュアルスタイルに遊び心とツイストを効かせ、エフォートレスなムードはクラシカルとは違うフェニミンさを愛する、都会的な女性がイメージです。。。。

 

 

 続いては『COLORADO CHIC(コロラド シック)』というテーマのコレクションです。こちらは自由気ままに世界中を旅する、自立していて、自分の感情に素直な女性をイメージしています。

 

 コロラドのむき出しの岩山や、緑溢れる大自然のランドスケープを一つの靴に落とし込んでいて、豊かな大地のブラウンのグラデーションや、森のグリーンやグレー、ダイナミックなデザインに、アンティークゴールドのメタルパーツがアクセントを付けています。

 

 こちらの二点のサンダルはさらに先住民のナバホ族のテイストをプラスしていましたねぇ。実に美しいウッドのチャンキーヒールに、左側は印象的なターコイズブルーのベロアのアッパー、右はブラックXブラウンのレザーのカットワークがトライバルなムードでしたねぇぇぇ。。。

 

 

 そして最後は彼女の本拠地でもある『Day and Night in Paris』というコレクションです。

 

 パリをイメージしたこのコレクションは、その中でもデイとナイトに分かれていて、手前のアイテムは『SPERANZA』という名前が付いたデイのアイテムです。ボルドーとパープルカラーのパイソン、そしてキャメルの美しいレザーが用いられ、上品なトウのデザインと、センシュアルなサイドのカッティングが素敵です。

 

 奥のブラックは『NILLA』というアイテムでブラックのパソンがなんともラグジュアリーなナイトのアイテムです。パリのエスプリを大切にし、タイムレスなシューズを求めるエレガントな女性がイメージになっているそうですよぉぉぉ。。。

 

 

 

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 同じシューズでも、こちらはイギリスのブランド、RUPERT SANDERSON(ルパート サンダーソン)でございます。

 

 このブランドのインスタグラムでは、度々イギリスのキャサリン王妃の御着用画像が登場していますが、あらゆる政治が絡み付く王妃のアウトフィットに組み込まれるのは実は至難の技だそうで、ルパート自身、キャサリン妃が王妃になる前から親交があり、そのエレガントな見た目と履き心地の快適さは、既にお墨付きだからこそ、ありえるそうなぁ。。。。

 

 にしても、、、、良く、お召しになっていらっしゃって、とってもお似合い。。。。

 

 今季、ルパートは夏の弾けるようなムードをコレクションに落とし込んでいます。曇りや雨の多いイギリスでは、夏の心地よい季節は一年の中で一番待ちわびるもの。。。ええ、この時期のヨーロッパ人は人が変わってしまったかのように、優しくて親切です。。。。www

 

 様々なスタイルで、太陽と眩しい季節を追いかける女性達の足元を飾るスペシャルなシューズはまさに『美人靴』のオンパレード。。。。早速こちらのレッドXブラックの艶やかなシューズから御紹介しましょうね。

 

 赤=太陽をイメージさせる情熱的なカラーを用い、素材はスエードで滑らかに足にフィットさせます。スエードって少しチープなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、複雑な足の形のどんな動きにも対応させるのに、柔らかいそのマテリアルは実は最適でございまして、複雑なカッティングのデザインでは頻繁に登場します。

 

 しかも変な光沢感がないので、履くと必要以上に主張しない美しい足元が演出出来ます。

 

 奥はお得意の流れるようなカッティングで足を覆ったストラップサンダルで、手前はレッドXブラックのサテンを使用した、センシュアルなミュールサンダルでございます。

 

 

 こちらもスエードを使用したアイテムですが、トレンドの70'Sのグルービーなムードを上品に取り入れたアイテムです。

 

 70'Sはスエードが大流行した時代ですので、今季取り入れているブランドが多いのですが、そんな中でもそのカッティングの美しさと上品さは、ご覧頂ければ一目瞭然!!!!

 

 左の二点はサイケデリックな波のようなフォルムをカッティングで表現したアイテムで、実に美しいプロポーションですねぇ。。。右はやはり太陽の色、赤を取り入れたバックルがキャッチーなアイテムです。

 

 右の二点に関してはヌードカラーのスエードを使用していますが、足を入れたときの事をイメージしてみて下さいませ。。。。。オレンジの流線形のラインや赤いバックルだけを足に飾ったように見える、技アリ!!!!のアイテムなんですよぉぉぉ。。。。

 

 

 こちらの開放的なムード満載のシューズ達。。。。編み上げたような光沢のあるディテールがお解りになるかと思います。

 

 これ、何だと思いますかぁ??????実はカットアウトを施したスエードに、メタリックの糸を一本ずつ手で巻き付けたという驚きのデクニックが使われているんです。。。つまり、お花の花心のように見えるベースのスエードの部分は、糸を巻いていないスエードがそのまま表に出ているという訳で、手作業で独創的なテクニックの為に、仕上げるのにかなりの時間がかかるそうです。。。

 

 一見すると刺繍のように見えますが実にさりげなくて、リゾートのムードも感じさせる手仕事の温もりに溢れたアイテムでございました!!!

 

 

 

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 続いてはアッシュ・ペー・フランスでもトップセールスを誇る、フランスのバッグブランド『JAMIN PUECH(ジャマン ピュエッシュ)』をご紹介しましょうね。

 

 昨今の丁寧な手仕事を施した個性的なバッグのトレンドも相まって、実に人気のフランスのブランドでございますが、これがベストセールスと言うのも、 アンチ コンサバの私からすると嬉しくなる話でございますwww。ひとえに長年、アッシュ・ペー・フランスが日本のファッションに、アーティスティックな作品を浸透させるように努力して来た結果だと思います。

 

 早速、こんなビビッドなアイテムに大興奮!!!!!こちら、カメレオンちゃんです。。。ビジューのエンブロイダリーで仕上げたバージョンと、ナチュラルなコットンの糸で編み上げたタイプと2バージョン。。。。ですが、残念な事に迷っている間に完売しちゃったそうです。。。。しかも、こういうアイテムから売れて行くという素敵な現実!!!!

 

 この日のプレゼンテーションには今季のジャマン ピュエッシュのテーマを意識した楽しい切り絵がいくつか飾られていました。

 

 これはフランスの切り絵作家『MARIANNE GUELY』によるもので、彼女はDior(ディオール)やCartier(カルエィエ)、Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)等名だたるラグジュアリーブランドの空間デザインも手がけた才能溢れるアーティストです。たまたまパリのジャマン ピュエッシュのアトリエの側に彼女のアトリエがある為に今回のコラボになったそうですよぉぉぉ。。。。

 

 つまり、ご近所さん繋がりって事ざんす!!!!

 

 

 先ほどのMARIANNE GUELYの切り絵からもお解りのように、今季のジャマン ピュエッシュは『幻想的なお花畑』をテーマにクリエイションを行いました。

 

 そう聞くと、花に包まれたロマンティックなムードのようにも感じますが、そこは極めてアバンギャルド。。。。多肉植物やシダ植物等個性的でオリジナリティ溢れる植物を中心に、その独創的なフォルムや溢れ出す生命力、活き活きとした細かい葉脈にまで好奇心の目を向けています。

 

 こちらはナチュラルカラーのナッパレザーを大胆に取り入れたバッグです。フラットなクラッチには実に個性的なフラワーモチーフが施されていて、葉脈まで細かく再現されているのがお解りになりますか???こちら葉の中にワイヤーが仕込んであるので、DIY感覚で好きなフォルムで楽しむ事が出来るんです。。。

 

 また、その横の植木鉢。。。。。これも、パーティーバッグです。プレーンな鉢には何やら多肉植物のようなデコレーションが施され、パカッ!と開くデザインです。

 

 お得意の濃厚な刺繍を用いずに、このブランドの遊び心やユーモアを落とし込んだスタイリッシュなアイテムでしたねぇ。。。。

 

 もちろん、大好物で~~~~す!!!!!!!!!

 

 

 でも、やっぱりごりんごりんのエンブロイダリーのアイテムも見とうございますよねぇ????皆様。。。。。

 

 んな訳でこちらはそんなアイテムです。丸みを帯びたフォルムはこのブランドらしい大らかな刺繍で埋め尽くされ、使われているフラワーモチーフやビジュー等も衝動的なまでの大胆さを感じさせるアイテムですねぇ。。。

 

 右のネイビーとフューシャの二点は50'Sにファッション誌を飾ったマダム達のスイミングキャップをイメージしてるそうです。あの、往年のハイウッド映画とかに出て来る、ゴムの花とかで飾られたキャッチーなスイミングキャップなんですねぇ。。。

 

 

 はい、ちょっと被ってみようかと思いました。。。。。が、頭がデカくて無理でした。。。。。。トホホ。。。。

 

 

 

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 今日はアッシュ・ペー・フランスのシューズやバッグ、ハット等のブランドを中心にお伝えしましたが、アーティスティックな作品達の中に、気になるアイテムはございましたか???

 

 

 ここ最近のトレンドとして、ウエアはシンプルにまとめアクセサリーで遊ぶという傾向がありますね。クラッチやミニバッグのトレンドが定着したおかげか、どれだけ中身に収納出来るとかの実用的かというお話は一旦置いといて、アクセサリー感覚で楽しめるアイテムが注目されています。

 

 

 小さなアイテムだからこそ冒険しやすいアクサリーは、かなりのハイプライスや個性的なアイテムから完売し、そういう部分で個性を表現したり、アウトフィットを楽しんでいるファショニスタが多いようですね???コレクションのストリートスナップでも『これ、バッグ???』なんてアイテムを持っている若いファショニスタ達の姿を良く見かけて楽しいですねぇぇ。。。。

 

 

 

 

 確実に個性的なアウトフィットを楽しめる、アートとしても楽しめるファッショナブルなアクセサリーが揃ったアッシュー・ペー・フランスの2016 SS。。。。。今からでもまだ間に合います!!!!自分らしい夏の装いを楽しむ為に、一つ取り入れてみてはいかがですか????

 

 

 

 

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2016-06-10 23:59:59

THOM BROWNE.NEW YORK 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい。まずは掲載誌情報でございます!!!!

 

 

 現在発売中の『ELLE TAIWAN 6月号』にて、台湾でブランディングのお仕事をする親友のSeven YCH(セブン ユウ)氏と供に、同誌のwebで連載させて頂いているコラム『T.T.Lounge』が紹介されました!!!

 

 

 中国語でございますが、多分台湾とかインターナショナルマガジンを扱う書店でしたか入手出来ませんが、チャンスがありましたらチェックして下さいませ!!!ちなみP115。。。。ミランダ・カーの前のページでごいますwwww

 

 

 ELLE TAIWAN.comでの私達のコラム『T.T.Lounge』はこちらからどうぞ。

 

 Seven YCH(セブン・ユウ)氏のfacebookへはこちらからどうぞ。

 

 

 

 

 はい。それでは今日はTHOM BROWNE.NEW YORK(トム ブラウン ニューヨーク)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 

 こちらも先日のSergio Rossi(セルジオ ロッシ)と同じく日本ではsteady study(ステディ スタディ)が取り扱っていて、東京でのプレゼンテーションの為に本国からコレクション ピースが沢山届いてましたねぇ。。。

 

 

 こちらのボディーが来ているのがそうですが、チェスターコートやジャケットのフロントに施されている鯉のモチーフがお解りになりますか????細かい模様を全て手仕事で丁寧に表現していて、どんだけ時間がかかった事か。。。。。。軽く気絶級でしたねぇ。。。。

 

 私が抱えいるバッグはランウェイでも登場した熱帯魚のモチーフのバッグです。これまでトム ブラウン ニューヨークのコレクションでは、クジラや象、馬やカメ、ロブスターにカニ等様々な動物達が登場しています。最初はモチーフやプリントの中でさりげなく存在感を放っていましたが、お葬式をテーマにした2015-16AW PARIS MEN'S COLLECTIONくらいからバッグ等のアクセサリーとしてフィーチャーされ、そのキュートなルックスが人気となっています。

 

 最近では毎シーズンキャラを変えて登場しているので、恐らくコレクターズ アイテムではないでしょうかねぇ。。。。今季は熱帯魚ちゃんで夏を満喫しておくなまし!!!!

 

 

 んで、私が着用しているハット。。。。今回も大炸裂のスティーブン・ジョーンズ大先生の作品でございます。。。。

 

 この状況で私が被ると、、、、、え?寅さん????フーテンですかぁぁぁ???どんなにエキサイティッグな事態になっているかは、この後御紹介しますのでお楽しみに。。。。。

 

 

 

 WOMEN'S COLLECTIONは本拠地でもあるNEW YORKを舞台に、さながら『トム ブラウン劇場』ばりの独創的な世界が発表され、そのローケーションや演出も含め、彼のオリジナリティ溢れるイマジネーションの世界が濃厚に繰り広げられています。

 

 今回のインテリアも度肝を抜きましたよぉぉぉ。。。

 

 会場の真ん中にはアメリカ中西部の懐かしい学校をイメージさせる木造の校舎が登場し、天井から垂れ下がるのは草の生い茂る校庭。。。。観客達は会場に入った途端、天地が逆になっているかのような不思議な感覚に襲われます。天井にぽっかり空いた穴からはカラフルなライトが、ミステリアスに誰も居ない校舎を照らし出すという独創的なムード。。。。。

 

 いつもように、もの凄いスロースピードでゆっくりと歩くモデル達は、なんともオリジナリティー溢れるスクールガールの風貌でございます。

 

 

 2016 SS COLLECTIONにおいてその強烈な個性を発揮するクリエイター、トム・ブラウンは、『ユニフォーム』というオーセンティンクなスタイルをベースに、東洋と西洋の融合を試みます。

 

 ベースになっているのはテイラード ブレザーとプリーツスカートにシャツという極めてクラシカルな、皆様良くご存知のいわゆる『制服』のスタイルですが、前回の2016 SS MEN'S COLLECTIONから引き継ぐ、日本の着物からインスパイアされた様々なパターンが華麗に施されています。

 

 アイテムはお得意のクラシカルなスタイルで構成されています。ジャケットは3ボタンのリトルボーイジャケット、サックジャケット、ダブルブレストティッドサックジャケットの3パターンで、コーディネイトされるプリーツスカートもミニ、膝丈、ふくらはぎ丈の3パターン。。。さらにチェスターコートやオーバーコート、ケープ等もプラスされ、長めのシャツのヘムがジャケットやスカートの下から覗くというユニークなコーディネイトが印象的です。

 

 

 まずはこちらのファーストルックから御紹介しましょうねぇ。。。。こちらは七部袖のリトルボーイジャケットにミニ丈のプリーツスカート、そしてスカートの下からはシャツの裾が覗いているというスタイリングになります。

 

 グレーのピンストライプをベースにグレンチェックやハウンドトゥースチェックを使用し、描かれているのはアブストラクトに解釈された、おそらく薔薇のモチーフではないでしょうかぁ???

 

 薔薇は日本では『古今集』の中で詠まれている歴史のある花ですが、着物の文様としてはあまり登場しない柄です。大正時代に着物の概念が一度崩壊した時に西洋的な要素として取り入れら始め現在ではとても一般的になりましたが、個人的には『変わった柄』という印象が抜けませんねぇぇ、、、。西洋ではもちろん愛の象徴として古くから生地の柄や装飾の要素に沢山登場していますけどねぇ。

 

 個性的なハットとそこから高く伸びた三つ編みヘアーに、芸者のようなメイク。ソックにブローグシューズを合わせて、スクールバックまで。。。。。

 

 和洋折衷のトム ブラウン ニューヨークのスクールガールはこんな独創的なスタイルでございますよぉぉぉ。。。

 

 

 前回の2016 SS MEN'S COLLECTIONで登場したのと同様に、実際は染めによって模様を出す着物の文様を、細かい生地のパーツを手作業で縫い合わせて行くインターシャのテクニックによってウエアは飾られています。

 

 WOMEN'S COLLECTIONだからでしょうか、より可愛らしいモチーフやチャッチーなテイストが感じられ、この度肝を抜くテクニックも進化しているようにも見えて楽しかったですねぇ。

 

 こちらは夏の着物をからインスパイアされたようで、流水紋や桔梗、菊をイメージさせるモチーフがあしらわれていますねぇ。。。

 

 が、やはりアメリカのブランドだからでしょうか、桔梗がどうも、星条旗の星に見えてしまって、微笑ましかったですねぇ。。。www

 

 

 ギンガムチェックやストライプのシアサッカー等のファブリックは、夏らしい軽やかさをコレクションにプラスし、重厚なムードが強かったMEN'S COLLECTIONとはまた違った印象を受けました。

 

 こちらはジャケットに鶴のモチーフをインターシャで表現したアイテムになります。モチーフの中にはツイードやあらかじめ和風の柄に織ったオリジナルの素材等も取り入れて、より奥行きのあるディテールに仕上げていましたねぇ。。。

 

 

 京都の『はんなり』としたムードを感じさせるようなこんなパステルトーンで構成されたピースは、女らしく華やかな印象を受けましたねぇぇぇ。。。。

 

 こちらではウールだけではなく、コットンやシルク、リネンやシェニール糸のジャカード、ダブルガーゼ等素材もバリエーションもさらに増え、この独創的な世界をさらに繊細に表現していましたねぇ。

 

 左はコットンXシルクのシアサッカーをベース、オックスフォードを取り入れながらアブストラクトな花を表現したジャケットで、右はさらにその中にゴム引き糸を使用したオックスフォード等を混ぜて、光沢をプラスしたチェスターコートになります。

 

 こちら実は同じルックでございまして、ジャケットの上にコートを着ているのですが、ランウェイでは裾にモチーフを施した膝丈のプリーツスカート着用していました。

 

 皆様良くご存知のように着物は本来帯を締めるものですので、ウエスト辺りの柄を省くことが多いのですが、その柄の配置自体に興味を持ってデザインされたようで、外国の方ってそういう部分にも興味を持つんだなぁーと、ちょっと楽しかったですねぇ。。。

 

 

 こちらは、もはや着物というテーマからは逸脱してしまったかのような、ジオメトリックなストライプのディテールが印象的でございますねぇ~。。。

 

 ジャケットはパステルカラーのシルクやコットン、リネンの生地をボーダー状にローエッジで繋ぎ合わせ、さらに布端を解いてフリンジにしてファーのようなテクスチャーを生み出していましたね。プリーツスカートも一つ一つのパーツの素材を変えて短冊のような印象で、裾からはみ出すシャツのヘムには、ジャケットの中心を斜めに走るラインと呼応するかのように、反対方向から斜めのラインがあしらわれています。

 

 右の胸元や肩、左のスリーブの部分に花のモチーフの和風のインターシャがさりげなくあしらわれているも、他のルックと違う印象を受けます。

 

 スティーブン・ジョーンズとのコラボレーションによるハットは、ハイクラウン、ミディアムクラウン、ショートクラウンと、それより小さい 1940年代のスタイルの4つの 型のボーターハットが用意され、なによりそこから飛び出した二本の三つ編みと、そこに施されたトリコロールのリボンと実にエキセントリックでしたねぇ。。。

 

 

 はい、SSシーズンでございますがファーです。。。。。。しかもトム・ブラウンが大好きなミンクでございます。。。。

 

 ホワイトのレザーのケープの上にストライプを施した抽象的なモチーフと、花や笹の柄をインターシャであしらっら大胆なケープのルックでございます。インナーのジャケットやスカートにはコットンやシルク、光沢のある素材で同じパターンを描いていましたね。

 

 インターシャとは元々毛皮に用いられるテクニックです。毛足があり、土台のレザーがしっかりしているこの素材はこのテクニックに適していて、イタリアの世界最高峰のファーブランドFNEDI(フェンディ)では、壮絶なまでの芸術的テクニックの作品を見る事が出来ます。

 

 まぁ、当然と言っちゃ当然。。。。。でも、ミンク。。。。。バカンスに涼しい所へ行かれる方にはオススメします。。。wwww

 

 

 こちらはまるで日本の留袖のようにブラックをベースにしたルックでございます。

 

 よ~く目をこらして見て頂けると扇子を持った芸者の姿が解りますか?簪付け過ぎのヘアスタイルやフリルのような帯の結び、イヴニングドレスのようにトレーンを引く裾等突っ込みたくなる要素満載ですが、これだけ芸者をセンターに大胆に配した着物はなかなかお目にかかれませんねぇぇ。。。

 

 今回、スーツのアイテムでトップとボトムスや、インナーとアウターのパターンが揃っているアイテムを多く見ました。お仕立てで着物に友禅等の柄を入れる場合、始めまっさらの白生地をその人の着物に合わせて仕立て、それを着て柄の配置を決め、もう一度解いて生地にしてそこから一つ一つ柄を染めて行きます。

 

 こういう丁寧な手仕事にによって、着物独特の縫い目を越えて柄が揃うという繊細さが表現される訳で、今回のコレクションでは彼自身が感じた、こういう作業の行程にすら好奇心と尊敬を抱いたような作品が見られて、日本人として嬉しくなる部分が多々ありましたねぇ。。。

 

 

 三つ編みヘアーを逆立てた生徒達は校舎の回りを一周すると、それぞれ自分の席に着席して行きます。最後の生徒が着席すると、ラストルックに教師と思えるルックが何やら神妙な面持ち。。。

 

 パステルカラーの胸元に真っ黒の月をあしらった教師は、アストラカンのインターシャのチェスターコート、ジャケットと5段のプリーツスカートは和風のモチーフの上に、さらにスパンコールまで飾っています。花のモチーフで飾った下駄風のシューズや、ヴェールで飾ったカウボーイハットを被り、十字架の眼帯まであしらって、なんとも厳かなムードです。

 

 教師が教室の入り口に立つと、それまでおしゃべりをしていた生徒達は一斉に起立します。ここで音楽が止まり、靴音が高らかに鳴らして教室の真ん中を抜けて教壇の横に立ちます。沈黙の中女教師が突然持っていたクラッチバッグを床に投げつけると、、、、トム・ブラウン氏登場してショーは終了。。。。。。うーん、シュール過ぎる!!!!!!

 

 なんとも濃厚なトム・ブラウン劇場。。。。今回はこんな風に幕を下ろしましたとさ!!!!

 

 

 古今東西が交差するユニークなスクールガール達の足元を飾る今回のシューズはブローグ、スペクテイターシューズ、サドルシューズ、ローファー、ブーツ等、トム・ブラウンが得意とするクラシカルなスタイルをアレンジした物が多く、こちらのようにウエアに合わせたパステルのアイテムは特に可愛かったですね。

 

 切り替えのジオメトリックなムードやブローグのディテール等を駆使し、マスキュリンなフラットがトレンドな今シーズン、いろんなスタイルで個性を発揮しそうなアイテムでした。

 

 ここでまたいくつかニューワードが登場したので、解説しておきましょうね。スペクテイターシューズとサドルシューズについてです。

 

 スペクテイターシューズは1920年代、社交場の一つでもあったスポーツ観戦で男性達が履いたものがルーツです。『spectator』とは観客を意味し、オックスフォードがベースのスタイルで白と黒の2トーン、もしくは茶と黒が一般的です。女性用はこのスタイルを小さく模した物を示します。

 

 サドルシューズは甲のレースアップの部分が馬の『saddle』のようになったシューズの事を指し、19世紀後半のイギリスで誕生しました。当初は現在のようにコンビではなく一種類の皮で作られるのが一般的だったそうで、後にアメリカに渡った時に二色使いが注目され、ボーリングやスポーツの際のシューズ、ダンスや学生靴として広まり、カジュアルな革靴のイメージとなったそうです。

 

 因みに今回登場したシューズ、ソールには全て日本の下駄スタイルになっていて,

ちゃんと和洋折衷でございます。。。。wwww

 

 

 バッグは最初に御紹介したアイテムのような熱帯魚のモチーフが可愛かったですね。キーケースを施したマチ付きのサッチェルタイプや、こちらのようなフラットなパテント等が注目で、MEN'S COLLECTIONからスタートしたこのブランドらしく甘過ぎないデザインなので、男子にも宜しいかと思われます。

 

 因みに女教師がショーの最後に床に投げつけるのもこちらでございます。。。。。

 

 また今回はサラ・ジェーン・ワイドが手がけた個性的なジェエリーもランウェイを華やかにしています。十字架をモチーフにしていてチェーンネックレスやフープイヤリングで登場し、エキセントリックな世界をヒートアップさせていましたねぇ。。。

 

 

 

 

 

 2016 SS MEN'S COLLECTIONで描かれた、麦畑に案山子姿のモデル達、白砂の中に畳のランウェイ、茶室と芸者をあしらったノスタルジックな日本の情景は、今回のWOMNE'S COLLECTIONでその舞台をアメリカ西部の懐かしい教室に移し、より進化したテクニックと軽やかなカラーやファブリックで綴られたアンサーソングを奏でました。

 

 

 いつも感じる事ですが、私はこの乱暴なまでの好奇心と独自の表現で、異文化さえも自分の世界にしてしまう彼のスタントにもの凄い強いパワーを感じますねぇぇ。。。。

 

 これまで見た中で一番強烈だったPARISで見た2012-13 AWのパンクをテーマにしたエキセントリックなコレクションに始まり、マキシム・ド・パリを舞台に映画『キャバレー』のような退廃的な世界を描いたり、またPARISの軍事学校を舞台に、赤いリップを引いたモデル達の映画『愛の嵐』のような濃厚なミリタリーの世界を表現したり。。。。森の中の動物や銀河のロボットなど様々な非現実的なテーマや、世界各国の異文化さえも貪欲取り込み、アメリカ人的な快楽主義でファッションに置き換えてしまう所は感動に値します。。。

 

 

 そして、今回さらに感じた事ですが、これこそが世界平和のような気がします。情報化社会の中で世界は狭くなり、違う国の違う文化の人達と簡単にコミュニケーションが取れる時代になりましたが、民族の対立やテロ等、お互いの理解不足や思い込みから現在も無意味な大量の血が流れています。

 

 

 私は、異文化は絶対に他国の人間には理解出来ないと思っています。何処までフランスのファッションを勉強しても私は白人ではありませんので、最後の遺伝子レベルの感覚は恐らく死ぬまで理解出来ないと思いますし、どれだけその国の事を愛し勉強しても到底無理な事のように思えます。。。。

 

 

 大切な事は自分のフィールドに置き換える事。そこでリスペクトの気持や好奇心を自分のスタイルで表現する事ではないでしょうか???混ざり合った文化はさらにハイブリッドに、多義的に発展し、見た事もないような美しく新しい文化を生み出します。そいしてまた、それを皆でシェアし合う事で感動を分かち合う。。。。そうやって行けば人々は自分と違う事を楽しみ、バリエーション豊かな感性が生まれ、意見の違う物同士がお互いを認め賑やかに討論する幸せな世界が誕生するのではないかと思えてなりません。。。。。

 

 

 トム・ブラウンのコレクションのその絶大なる大らかさと無邪気さを見ていると、いつもそんな気分にさせられます。。。。特にPARISで感動を味わった後で、もの凄い権力を使って全く違う一人一人を画一化して、そこから外れる物を排除し、人と違う事を全否定しようとするこの国の国家や政治、団体や企業の動きを考えると、帰りの飛行機に乗りたくなくなる気持は、このブログを読んで下さっている方々にはお察し頂けるかと思います。。。。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016-06-08 23:59:59

Sergio Rossi 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 それでは今日はイタリアが誇るラグジュアリーシューズブランド、Sergio Rossi(セルジオ ロッシ)の2016 SSのリポートをして参りましょうね。

 

 

 こちらはいつもお世話になってるアタッシュ・ド・プレス、steady study(スティディ スタディ)で取り扱っているブランドでございまして、そこで行われましたプレゼンテーションで早速試着!!!!もちろん、MEN'S COLLECTIONのアイテムですのでご安心を。。。。。

 

 今季のMEN'Sではフォーマルとカジュアルの垣根を飛び越えたユニークなアイテムが出揃いまして、その中でもこちらの『JENSEN』というローファーは実にエレガントなアイテムでしたねぇ~。。。なんとも言えないアッシュグレーのスエードに、カーフレザーのトウのディテールで異素材ミックスを楽しんでいます。アクセントになったフリンジも素敵です。

 

 軽やかなアティチュードに見せているのはライトカラーのクレープソールでございまして、クレープソールというのはゴム底のこと。。。。しかも石油系の物では無く、天然のゴムの樹から採取して使用した物の事を指します。

 

 天然素材故のバツグンのクッション性が素晴らしく、フォーマルに見えますがスニーカーのような履き心地が素敵でしたねぇ。。。

 

 

 是非、真夏には素足に履いて頂きたい、そんなアイテムでございましたよ。。。

 

 

 まずはWOMEN'S COLLECTIONのリポートをして行きましょうね。

 

 

 今季、コレクション&デザイン ディレクターのAngelo Ruggeri(アンジェロ・ルジェリ)は、先シーズンに引き続きイタリア人のソーシャライツであり女優のBianca Brandolini d’Adda(ビアンカ・ブランドリーニ)をミューズとして、夏の物語を彩る美しいコレクションを見せてくれました。

 

 まず気になるのがこちらのブーツサンダルに使われているようなナチュラルカラーのマテリアルです。今までゴージャスでやセンシュアルなアティチュードがお得意だったこのブランドですが、ファッションのトレンドの70'Sのボヘミアンなスタイルを意識してか、今季はその攻撃性は少し爪を隠しているようですねぇぇ。。。

 

 さりげなく楽しめるようなストレスフリーなアイテムが沢山登場していて、肌馴染みが良く、ウエアのコーディネイトに左右されないような美しいヌードカラーは実に印象的で、他にタバコやタン カラー、ブラウン等ナチュラルなカラーも注目でしたね。

 

 カラーがナチュラルな分、セルジオ ロッシのアトリエの卓越したクラフツマン シップは繊細なテクニックで存分に発揮されます。丁寧な刺繍や編み込み、パーフォレーションと素晴らしいテクニックが施されたシューズ達は、ベーシックなカラーでも圧倒的な存在感を放つ程魅惑的でしたねぇ。。。

 

 

 こちらは『FARRAH』と名付けられた実にドラマティックなグラディエイター風のサンダルで、ほとんど素足と思う程ヌーディーなアイテムです。。。。はい、もちろん大好物です!!!!

 

 全体に大小様々なスエード製のオーバルモチーフで足を覆う作りになっていて、これは一つ一つ職人達がハンドステッチで仕上げたもの。。。。。甲の部分の3つのオーバルだけアクセントとしてゴールドのメタルパーツがあしらわれています。

 

 フロントの部分はモチーフの間を縫うようにレースアップが施されているので足にピタットフィットさせる事が可能ですし、バックはストッキングのシームのような、縦に伸びたパーツにファスナーが施されているので着脱も快適です。

 

 いやぁ。。。。セルジオ ロッシはこういうの作らせるとまさに天下一品の仕事をしますよねぇ。。。

 

 

 

 ちなみに名前の『FARRAH』は元祖チャーリーズ・エンジェルで大活躍したアメリカの女優、モデルのFarrah Fawcett(ファラ・フォーセット)のイメージではなかろうかと。。。。。

 

 70年代のポップカルチャーの象徴、セックスシンボルとしてそのヘアスタイルと共に愛された彼女ですが、セクシーなイメージの割には実はビキニ姿のグラビアは一枚しかないとか。。。。生後28日で消化器系の大手術をしたときの傷をかなり気にしていて、肌を出す事にかなりナーバスだったそうです。。。

 

 初めてヌードを披露したのは1995年の『プレイ ボーイ』で48歳の時。。。これは世界中で爆発的ヒットとなり、90年代のベストセールスをたたき出したそうです。

 

 晩年は長年の恋人で俳優のライアン・オニールとの間に生まれたレイモンドとライアンの麻薬所持容疑でのトラブルや自身も薬物依存の疑いをかけられ、癌も煩う事に。。。。永眠は2009年6月29日でマイケル・ジャクソンの亡くなった日と同日で、葬儀はロサンゼルスの教会で近親者のみで行われたそうです。。。。

 

 

 はい、失礼しました。。。。のっけから関係ない話でしたね。好きな事はついつい無心で、大量に書いてしまいます。。。。。

 

 こちらのアイテムもボヘミアンなムードで素敵でしたね。。。左奥のサンダルと手前のブーティーは『DAHALIA』というコレクションのアイテムで、どちらもタンカラーのスエードをベースに使用し、木目調のヒールや糸やブレードを駆使した美しい刺繍が見事です。

 

 ブーティーはフロントにさらにウエスタンなムード満載なグラフィカルな刺繍が施され、サイドにはレーザーカットでパーフォレーションを施したパーツを差し込み、涼しげな印象でしたねぇ。。。

 

 右奥のブーツは『SCARLETT』というアイテムで、先に御紹介したグラディエーターブーツのようなスエードで仕上げたヌーディーなアイテムで、ブーツと言えども軽やかな印象でしたね。上品なアーモンドトウと洗練されたチャンキーヒールがトレンド感満載で、コーディネイトしやすそうなアイテムでした。

 

 

 こちらはアンジェロとビアンカが互いに夏の気分にインスパイヤされ、自由気ままにスケッチをしたような楽しいアテイムでございましたねぇぇぇ。。。。

 

 太陽の光が強くなる、夏のハイシーズンに用意されたワードローブは実にオプティカルでカラフル。。。。これまでこのブランドに感じられたピリッと張りつめた緊張感のあるアティチュードは解き放たれ、初めて心を開いてくれたくれたようなフレンドリーな印象が漂いましたねぇ。。

 

 こちらのコレクションは『CANCUN』というコレクションです。メキシコ南東部のカリブ海沿岸、ユカタン半島の先端のリゾート都市『カンクン』の事です。世界中にある地上の楽園の一つとしても唱われるこの地の心地よさと、マヤ文明をルーツとするカラフルなエキゾティックなムードをブレンドした楽しいアイテムに仕上がっていましたね。

 

 全てベースにシルクXコットンを使用し、色鮮やかな9本の太番手の糸を使用し特殊ミシンで刺繍したモチーフは、トロピカルな花々のアラベスクの中にパラダイスバードや虎の姿なども見付けられて見ていてもワクワクします。

 

 左はアンクルストラップでしっかり固定する安定感のあるウェッジソールで真ん中はクラッチ。こちらはクロージャーのサイドに飾られたストーンもゴージャスで、チェーンも付いているのでポシェットとしも使えます。

 

 右は少しマスキュリンなレースアップです。ソールにオーガニックなストローを使用しているので、カジュアルにも楽しめる逸品でございましたよぉぉぉ。。。。

 

 

 もう、今すぐにでも美しいビーチに逃亡したくなってしまうような開放的なアイテムが続きます。。。。。。え?俺だけ????そんな事は無いですよねぇぇ。。。。。。。。

 

 ポルトガル語で『御機嫌よう!』とか『また会いましょう!』なんて挨拶の意味を持つ『BOAVISTA』というこちらのコレクションは、ゴートレザーのブレードをアトリエの職人の皆様が一つ一つ手作業で編み上げて作り上げたアッパーと、バックルまで編み上げていて何ともリュクスなムードですね。

 

 これ、皆で製作してて、、、、絶対、楽しかった筈。。。。。。。。。

 

 レインボーカラーは今季のLOVE&PEACEのムードを盛り上げてくれて、右は11.0cmのスティレッチヒールのサンダルで、左はフラットです。同じモチーフもヒールの高さが変わるとこんなにイメージが変わる所も楽しく、選ぶ方も自由にセレクト出来て嬉しいですねぇぇ。。

 

 

 『ATLANTIQUES』というこちらのサンダルは、まるでヴィンテージのウェッジサンダルのようなオーガニックで楽しいムードで、つくづく『これがセルジオ ロッシのアイテムだよねぇぇぇ???』と確認してしまう程、その表情をフレッシュにしています。

 

 トップスはゴートレザーのジオメトリックな編み込みのトップスと、そこから繋がるダークブラウンのカーフレザーのストラップで、フロントに配されたレースアップもアクセントになっていますねぇ。。。

 

 フロントから見えると結構シック、でもバックから見える遊び心漂うソールと女性の二面性を楽しく表現したアイテムでございました。。。

 

 

 ポップなジョイに溢れたデイタイムのシューズに対して、ナイトシーンのシューズはミニマムなムードの今回、ナチュラルカラーのレザーやオーガニックなマテリアルを取り入れていますが、その表現にはストイックさが感じられて素晴らしかったですねぇ。

 

 こちらはシューズには『SAINT TROPEZ』という名前でございまして、フランス南部コトダジュールの有名なリゾートの地名でもあります。やはりナイトシーンにはヨーロッパ由来のエレガンスの要素が必要不可欠なのかもしれませんねぇぇ。。www

 

 ナチュラルなテクスチャーのロープを足の上で美しい形に配し、ゴールドのメタルパールで固定したこちらは、フレキシブルばロープの動きが足にピタッとフィットし、アンクルストラップはラムレザーなのでホールド感もしっかりしています。

 

 

 

 私、以前、セルジオ ロッシが発表したロープでボンデージしたようなSMチックなブーツとボディーアクセサリーを見てから、すっかりこのブランドにフォーリン・ラブし続けていますねぇ。。。。。古来ヨーロッパの歴史の中においても靴には何かしらセンシュアルなムードが漂うもの。。。そういう事を全て理解した上で、女子が公然と自分の性を謳歌出来るアイテムを生み出しているのは実に素晴らしい事でもあります。。。。

 

 

 トップしか移ってませんが真ん中のは『KIM』という人気アイテムのチェーンバッグで、前から見ると横長の裾広がりの台形型がエレガントなフォルムでございます。肩から下げると身体の横にぴったりとハマるサイズ感も素敵ですよぉぉぉ。。。。。

 

 

 

 

 さて、続いてはMEN'S COLLECTIONを御紹介しましょうね。圧倒的なWOMEN'Sシューズのインパクトが強いセルジオ ロッシでございますが、実はMEN'Sも素晴らしゅございまして、かなりエッジの効いた個性的なアイテムが豊富ですねぇ。。。

 

 私も一つヘアカーフにカムフラージュのパターンを施したレースアップシューズを持っていますが、カジュアルなカムフラージュをフォーマルな場所でも履いて行けるエレガントな作りになっていて実に重宝しています。

 

 

 今季のフォーマルとカジュアルの垣根を越える楽しさはMEN'S COLLECTIONではさらにエスカレートして落とし込まれ、WOMEN'Sでも登場している70'Sの開放的な楽しさは、男らしく少しギミックにアレンジされています。

 

 絶妙なグレーや温かみのあるタバコカラーのスエードや、壮快なまでにアクセントを付けたモノトーンまで実に楽しく、コンサバティブな男子のライフスタイルに足元から改革を起こそうという意欲的なコレクションでございましたねぇぇぇ。。。

 

 

 こちらの『CHEYENNE』というローファー、、、、。素晴らしいでしょ???カーフスエードボディーの上に、細くジオメトリックにカットしたレザーを乗せ、ホワイトの太番手糸でステッチを施したアイテムです。

 

 このデコレーションには『NEW ORLEANS(ニューオリンズ)』という名前が付いていてましたね。コレクションには70'Sテイストからのカウボーイカルチャーの要素も見られ、アメリカ南部の心の古郷とも言える開拓当時のプリミティブさや、オールドジャズの賑やかムードも加わり素敵でございました。

 

 

 WOMEN'S COLLCTIONのアイキャッチーな部分とは違い、男子に向けて解る人には解るという拘りのクラフツマンシップが素晴らしく、今季の少し丸みを帯びたシルエットの上で驚きのテクニックは静かに炸裂しています。。。

 

 こちら、リザードか何かのエキゾティックレザーに見えますよね????ノン、ノン、ノン。。。。。はい、不正解!!!!!実はバッファローに洗いをかけてマットにして、その上から格子状の切り込みを入れてこの質感を作り出しているんです。。。。御陰で人工的な斑が生まれしかもマット。。。。フロントにあしらわれたタッセルもボディーにホールを開けて細いレザーのロープで固定し、メタルパーツを一切使わないというユニークな仕上げです。

 

 これが今季のセルジオ ロッシの一番の醍醐味の一つ、エレガンドにカジュアル スタイルを楽しむのでございます。。。。

 

 

 こちらはまたガラリとムードの違う、ストリートテイスト満載の『DAKOTA』というコレクションのサンダルになります。

 

 このコレクション、絶妙なアイボリーのシボ感のあるカーフレザーに、ブラックのアクセントを加えたコントラストのあるデザインでして、より若い世代の方々も楽しめそうなスピーディー感のあるコレクションでした。

 

 トウとヒールはオープンになっていますが、足を通すとハイカットスニーカーを履いているように足首までしっかりホールドするデザインでしたね。。。是非、パンツの裾をいつも以上にロールアップして、シューズの全貌を明らかにして楽しんで頂きたいですねぇ。。。。

 

 

 

 

 

 センシュアルなナチュラルカラーや、開放的なトロピカルなカラフルさで表現されたWOMEN'S COLLECTIONと、シーンに捕われる事なく、自分のスタイルを追求出来そうなMEN'S COLLECTION。。。。。ヨーロッパの人々が待ちわびる太陽に包まれたスペシャルな季節を楽しむ為の、最高のアイテムが出揃ったセルジオ ロッシの2016 SSでしたね。。。

 

 

 例えばですが、こういう華やかなシューズを見た時、『どうやって履くの?』とか『何を着れば良いの?』なんていう質問をされる事が良くあります。『あまりにラグジュアリーなシューズは見るのは綺麗だけど、、、。』なんて思ってらっしゃる方も多いかと思います。

 

 が、靴は履くものです。見る物ではありません。。。。こちらで御紹介しているセルジオ ロッシのようなブランドは世界最高峰のシューズブランドでございますので、デザインに合わせてその履き心地が考えられているのは当然の事で、そうでなければ一流ブランドとしてやって行ける訳がありません。

 

 駅ビルやチープなショップで衝動買いした、重いだけのプラットとは訳が違いますので、合皮で作られた細いアンクルストラップで足首が痛くなるなんて事は皆無です。

 

 

 

 

 そして、コーディネイトする際は靴を主役にコーディネイトを考えてみてはいかがしょう。。。どうもスタイリッシュじゃない方って、顔の廻りにいろいろ持って来たがるんですよねぇぇ。。。襟元に過剰な装飾や大振りのネックレス等を合わせると、それに負けまいとメイクもどんどんエスカレートし、まるで祭の船のように飾り立てた母親(By ロシア文学)のようになってしまいがち。。。

 

 顔から遠い場所にアクセントを持って来て、顔からそこまでの間はシンプルにまとめるなんてスタイリングをすると、抜け感が生まれ魅力的になります。そして例えばシューズと同じカラーをネイルやメイクに一箇所だけあしらう。。。これで十分です。

 

 例えば赤いヒールにシンプルなリトルブラックドレス。。。。これに赤いリップだけでもう十分。。。。これではつまらいという方は、さらにメイクはシンプルにしてネイルに赤を取り入てみる、またはあえて反対色のグリーンのネイルにしたり、アクセントカラーのイエローのネイルなんかにすると、さらに遊び心が生まれます。。。

 

 今回登場したヌードカラーのシューズには同じのトーンのグレーのネイルや、グレーに少しだけブルーやグリーンを混ぜたようなカラーを施すのもオシャレですねぇ。。。

 

 

 

 ねぇ?トータルで考えるとファッションってもの凄く楽しいでしょ????www真剣に捕らえ過ぎたり、頭を抱える事ではないんです。ワクワクしないとファッションやってる意味がありませんから。。。

 

 

 

 そんな今年の夏のアウトフィットのイメージの最初になりそうな、セルジオ ロッシの2016 SS。。。。。。是非、足元から成りたい自分の姿をイメージしてみてはいかがですかぁ?????

 

 

 

 

 

 

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2016-06-07 23:59:59

EMPOLIO ARMANI 2016 SS !!!

テーマ:東京のお話。

 

 

 はい、前回のGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)に続き、今日は若い世代をターゲットにしたEMPOLIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)のリポートをお伝えしましょうね。

 

 

 やはり銀座のアルマニーニタワーを使ってプレゼンテーションが行われましたが、こちらはMEN'S COLLECTIONのプレゼンテーションの模様でございます。『フュージョン』をテーマにしたグレーやブルーに彩られた、クールでアーバンなエンポリオ アルマーニの2016 SSのスタイルをまるっとご覧頂けるかと思います。。。

 

 

 私はこの日、コレクションのフィナーレに登場したブラックのタキシードジャケットに袖を通させて頂きましたが、、、、、何だか良く解りませんでした!!!!すんまそーん!!!!

 

 ノータイのホワイトのシャツやカットソー等をコーディネイトした軽やかなフォーマルスタイルはリンクのオフィシャルサイト私のFacebookに足を運んでチェックしてみて下さいね。。。。

 

 

 

 

 では、まずWOMEN'S COLLECTIONからリポートして行きましょうね。

 

 

 今季、Mr ジョルジオ・アルマーニは『Summer Breeze(夏の風)』という爽やかなテーマを用意しました。Breezeはそよ風とか微風という表現のほうが宜しいでしょうかねぇ。。。

 

 まず印象的なのはそのカラー。。。。淡いピーチやオレンジ、シナモンブラウンというカラーリングは、心地よいそよ風が駆け抜けて行く真夏のサンセットのような雰囲気です。前回ご紹介したGIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマニーニ)に続き、こちらもなにやらロマッティックな気分でございまして、フェミニンでしたねぇぇぇ。。。。

 

 そよ風というくらいでございますので、シルエットやフォルムも実に軽やかです。コートやロングジャケットは新たな進化を見せ、直線的なシルエットやカッティングで、重くなりがちなアイテムを出来る限りミニマムな印象に仕上げています。

 

 反対にショート丈のジャケットやブルゾンには遊び心が溢れています。プリーツやカットワークを駆使した動きのあるデザインや、ドッキングしたようなディテール、ボタンやポケット等実用的な要素をよりポップなデザインとして解釈したアイテムもユニークです。

 

 ボトムに関しては若いジェネレーションをターゲットにしているこのブランドですので、そもそもレングスは短めなのですが、膝上10cm~15cmの上品なミニ丈に始まり、膝下やフルレングスでも透け感のある軽さが印象的です。パンツはかなり短めのマイクロショーツからボリューミーなタックを駆使した膝下。ロング丈でもヘムはクロップドにして足首のセンシュアルなムードを演出していました。

 

 爽やかなプロポーションを飾るデコレーションも今季はロマンティックな香りが漂います。ヒート加工を用いたフラワーモチーフや花びらのようなスカラップ、さりげない表現で登場するコサージュやリボンのディテール等これまであまり見られなかったフェミニンさが新鮮です。またお得意のジオメトリックなカッティングやリボンを直線的に重ねたようなディテール、ボーダーはニットの編み地やキルティングで登場し、明確なフレッシュさをプラスしていましたねぇぇぇ。。。

 

 

 まず今回の『Summer Breez』の物語は明け方の情景からスタートしているようですねぇぇぇ。。。。夜明け前のしんと静まり返った海から吹く穏やかな風を表現したような、爽やかなグレーのルックからコレクションはスタートします。

 

 ピークドラペルが美しいこちらのチェスターコートは何よりその直線的なカッティングがシャープな印象です。程よいオーバーシルエットで余計なファンデーションを入れずに仕立ててあるのでとてもモダンな印象で、明るいグレーのウールにフリンジで表現されたペーズリーのモチーフがリズムを生み出しています。パンツはオーセッティックなヘンリボーンを使用していますが、上品なボリューム感が美しいドレープを生み出していましたね。

 

 インナーにコーディネイトしたのはこれから登る朝日をイメージさえるような、ペールピンクのカットソーです。これ、実は顔のモチーフ。。。ジオメトリックにあしらっていますがアルマーニらしい高級なユーモアが伺え、メタル使いのアクセサリーもモダンなアクセントになっていましたねぇぇぇ。。。

 

 

 コレクションはグレーから軽やかにブラックを取り入れたスタイルへ変化し、その後今季の重要なカラーの一つ、シナモンブラウンのシーンへと移ります。夏の日焼けした肌で着ると最強!なムードのこの色は、砂浜やアフリカのサハラから吹いて来るような乾いた風をイメージさせます。

 

 こちらはシナモンブラウン1トーンでまとめたルックですが、ドレスに使われているのは、これぞアルマーニ流の小花柄という感じの千鳥格子等で表現した幾何学的なフラワーモチーフで、素材はコットンXレーヨンです。

 

 注目なのがウエスト部分に施されているディテール。。。。右脇からプリーツがあしらわれ、フロントでは花びらのように広がってドレープになるというテクニックでございますねぇぇぇ。。。今季様々に姿を変えて登場しているフラワーモチーフをこういう表現で見せてくれるなんて!!!!モダンですねぇぇぇ~。。。。

 

 襟のようなスクエアのネックレスやオープントウのブーティーも同系色でまとめ、籠バッグのように見えるカーフスキンをメッシュに編み上げたバッグだけブラックというコーディネイトもオシャレでした。

 

 

 日本のピンク大好き女子の皆様方からは嬉しい悲鳴が聞こえそうなこちらのルックも、やはりエンポリオ アルマーニではこれまで見られなかったようなスイートなスタイルで新鮮でございましたねぇ。。。

 

 ですが、只のスイートではございませんのでご安心を。。。。。。フワフワとしたテクスチャーが個性的な淡いピーチのこちらのコートは、チュールの上にヒート加工で小さな円にカットされたディテールがストライプ状に施されていて超軽量の素材です。円のパーツをクシュッと集めて縫い付ける事で花びらのような効果を出し、近くで見るとかなりアーティスティックな仕上がりでしたねぇ。。。

 

 インナーには同じカラーのクロップドシャツとショートパンツを合わせてシャープにまとめ、こういう細かい部分でも只可愛いだけではなく、きちんと意志のある女性像を演出している所が大好物でございました!!!!

 

 

 ねぇ?可愛いだけじゃないってのがお解り頂けたかと思います。

 

 こちらもまたなんとも開放的で楽しいルックでございます。トップスのブラは丁寧にカットされたピーチやオレンジのレザーやスエードを重ねて飾ったアイテムで、今季のコレクションの中では比較的具象的に花を表現しています。

 

 甘いトップスにはピリリと辛口なボトムを合わせるのがエンポリオ アルマーニらしい所でございますので、ワイドなベルトに大きめのタック、シャープなシガレットパンツをクロップド丈でコーディネイトします。

 

 これはビーチリゾートでバーやクラブなんかに遊びに行く時は宜しいんじゃないでしょうかねぇ???かなり、大胆なアイテムですので、着て行く場所は厳密にセレクトしてからにしましょうねぇぇぇ。。。

 

 

 今回ドレスやトップス等に見られたMrマルマーニが得意とする結んだようなディテールは、アシンメトリーで遊び心溢れるデザインや、風を感じさせるふんわりとしたムードに仕上げれていて美しゅうございましたね。こちらのドレスの胸元に施されているのがそうですが、何処と無く漂うインド等のエスニックなムードや華やかさを見事に表現していました。

 

 ちりめんのようなテクスチャーのファブリックにフラワーモチーフが施されたドレスですが、このモチーフ、、、えらい『フラットやなぁ~。。。』と思われる方もいらっしゃるかも知れません。これはかなり薄く鞣したレザーでモチーフを作り、なんてヒート加工による圧着で固定しているんです。イメージ的にはドレスにペタペタシールを貼ったような感じですかねぇ???

 

 ヒート加工を使う事で縫う事による余計なストレスや、糸の重さが加わらないので軽やかに仕上げられ、見た目にも実にスッキリとしていましたよぉぉぉ。

 

 

 コレクション後半はドラマティックなドレスが華やかに登場します。ドレスと言えどもそこはエンポリオ アルマーニ。。。。ワンピース感覚でイージーに楽しめるデザインや、アイテムによってはミニのベースにオーガンジーを後ろだけ長くあしらったりとデイリーコンシャスなスタイルでございます。

 

 こちらのドレスはサロペットのようなフロントのデザインがユニークです。サッセットのような鮮やかなオレンジのナイロン オーガンジーを使用し、直線的なカッティングのビスチエには、太いブラックのグロングランのリボンが大胆に施されています。スカートのフロントの部分には立体的なプリーツを取り、ミニマムなデザインの中に女らしいアクセントを作っています。

 

 こちらオーガンジーと言えどもナイロンですので軽くて自由に行動出来ますし、ポケットが付いているのもスポーティーでとても今の気分でしたねぇ。。。

 

 

 シューズは今回ウエアに合わせて軽やかなアイテムが注目でございましたが、ウエアがいつも以上にフェミンなのであえてのスポーティーなアイテムが個人的には気になりましたね。

 

 手前のホワイトのサンダルはここ数年トレンドでもある、いわゆる健康サンダルのような機能的な要素を取り入れたアイテムで、丸みを帯びたトップスとそこに施されたホールがジオメトリックでしたね。ボディーにはカーフスキンを使用しソールはラバーと軽く、ストラップも付いているので安心な感じでしたね。

 

 その奥の二点はハイブリッドなブティースニーカーです。ボディーのベースには清涼感のあるナイロンのメッシュを使用し、足の周囲を取り囲むようにナッパレザーとスエードでフラワーモチーフが飾られています。トップ全体を包むようなレースアップもユニークですし、この画像では解り辛いのですがヒールの後ろにはエンポリオ アルマーニのアイコンでもあるイーグルまで施してあるんです。。。

 

 スタイリッシュなのに履いてて楽なのがアルマーニのシューズの一番の良い所。。。。。是非、ショップにて足を通してみてはいかがですか???

 

 

 

 

 

 続いてはMEN'S COLLECTIONのリポートをして参りましょう。

 

 今季こちらでテーマになっているのは『FUSION(フュージョン)』です。直訳すると『統合』、『融解』、『溶解』等を意味しますが、皆様良くご存知なのは音楽のジャンルではないでしょうかぁ???

 

 音楽におけるフュージョンとは、60年代からのジャズをベースにロックのビートやラテンやR&Bの要素、シンセサイザー等の電子音楽等をフューズ(融合)させた音楽の事を呼びます。1966年アメリカのトラッペッター"Cannonball"Adderley(キャノンボール・アダレイ)がジャズとソウルを融合させた『Mercy, Mercy, Mercy(マーシー・マーシー・マーシー)』を発表したのを切っ掛けに、かの有名なトラッペッターMiles Davis(マイルス・ディヴィス)、Tony Williams(トニー・ウィリアムス)がジャズにエレクトリック・ギターの演奏を取り入れ、エレクトリック・ジャズ、クロス・オーバーと呼ばれるスタイルを作ります。そしてその後もジャズ・ピアニストのHerbie Hancock(ハービー・ハンコック)等へとその影響は続いて行きます。

 

 特にShakatak(シャカタク)等は有名で、日本人グループではカシオペアやT-SQUARE等現役で頑張っているグループも居ます。。。。エレクトーン等を昔なされていた方はお馴染みなんではないでしょうかねぇぇぇ???

 

 

 様々なジャンルの違う音楽の要素がスタイリッシュに融合するフュージョンのように、違う文化が混じり合い、異なる世界同士が巡り会って行く今シーズン、、、、静かに『西』と『東』が混じり合い、ノスタルジーやエキゾティシズムを超越した明確な『混成』の世界がコンテンポラリーに表現されます。

 

 

 シルエットはリラックスムードが中心です。ジャケットはナローシルエットにナチュラルなショルダー、腰骨が隠れるくらいの丈で正方形のシルエットを作り出しています。コーディネイトされるパンツは腰骨に近い所までプリーツを外側に寄せたパンツが特徴で、ワイドなシルエットをクロップド丈で軽やかに楽しんでいたものが多かったですねぇ。。。

 

 カラーパレットは基本となるブルー、グレー、グリーンをベースに、トープ、グレージュ、サンドなどがナチュラルな風合いをプラスし、スペシャルなブルー/グリーン(マートル(ギンバイカ)グリーン)もアクセントとなり、デザインや色彩でもフュージョンを楽しんでいます。

 

 

 こちらまるでテクニカルファブリックを使用しているように見えるでしょう????でも、実はレザーなんです。。。ラムスキーのナパレザーを極限まで薄くトリートメントして、シルクチュールを重ねる事でウィンドブレーカーのような実用的な素材に見せているという優れもの。。。。もちろん、着心地も最高でございます。

 

 インナーのシャツには今季沢山登場している優しい肌触りのウォッシュドシルクを使用していてこちらは羽二重。。。ジャケットと同じ光沢のワイドなクロップドパンツをコーディネイトしていましたね。。。

 

 バッグは全体にパンチングを施す事で軽量化したナッパレザーを使用したメッセンジャーバッグで、スニーカーはアッパーがクラシカルなブロ-グシューズにスポーティーなディテールを施したようなユニークなアイテム。。。

 

 クリーンなコーディネイトの中にも、至る所にフュージョンの気分が注入されたルックでございましたねぇ。。。

 

 

 WOMEN'Sのファーストルックにも登場したペイズリーは、メンズコレクションではさらにフィーチャーされ様々な手法によってウエアに落とし込まれます。本来FWシーズンに重厚に扱われる事の多いこのモチーフを、SSシーズン対応として軽やかに仕上げています。

 

 デジタルプリントやジャカード、ヨーロッパの伝統的な凹版印刷や彫刻に使われるエングレーピングの技術をハイブリッドなレーザーで施したテクニックは、アウターやコート等にタトゥーのような細密な表面効果をプラスしています。

 

 こちらはそのペーズリーを中心にしたコーディネイトです。ジャケットは近くで見ると細かいピクセルで描いたようなデジタルなムードのペーズリーモチーフを施したファブリックで仕立て、インナーのリネンのシャツはペーズリー本来の有機的な要素をデジタルプリントで施しています。

 

 タイプの違うペーズリーをフュージョンさせたトップスに対して、ボトムスはシックなワイドパンツを合わせ、あえてのアクセサリーはブラック。。。。さりげないコーディネートの中にきちんとコントラストを付ける当たりは、、、、。ほんと流石ですねぇぇ。。。。

 

 

 こちらは今季を代表するセットアップスタイルの一つです。

 

 高めの位置にポケットやダブルブレストのボタンを施し、足長効果を出したジャケットと、サイド目にあしらったタックから斜めにセンタープリーツを入れたパンツは、画像で見ると同じファブリックに見えますよね???いえいえそれが違うんです。

 

 ジャケットはリネン、パンツはウールXシルクにストレッチを加えたもの、、、。同じカラーですが上下で着ているとそれぞれの皺の入り方がまるで違い、時間の経過でユニークな表情が生まれるという楽しいアイディアが詰まっています。。。

 

 こういう繊細さ。。。。。ほんと、痺れますねぇ。。。。。。。

 

 

 今季のウエアを締めくくるシューズは、オーセンティックな物からスニーカーやサボまで実に多彩で、サンダル等はかかとをオープンにしてストラップをあしらった軽快なアイテムが注目でした。

 

 こちらはウエアでフィーチャーされているペーズリーがシューズにまで落とし込まれたアイテムで、左は美しいウルトラマリンのパテントレザーにパンチングでモチーフが施されたオックスフォードで、右ベルベットのサンダルのアッパーに大胆に一個モチーフでございましたよぉぉぉぉ。。。

 

 

 

 

 

 『Summer Breeze』をテーマにした、優しさや女らしさを軽やかなアイテムでコンテンポラリーに表現したWOMEN'S COLLECTIONと、『フュージョン』をキーワードにデザインや素材、カラーやモチーフまで多様に融合させたMEN'S COLLECTION、、、、、。皆様気になるアイテムはございましたか????

 

 

 前回御紹介したジョルジオ アルマーニと同様にリラックスしたアティチュードや軽やかさ、上品なボリューム等は安定の美しさでしたねぇぇ。。。アルマーニの素晴らしい所の一つは、特徴的なファブリックのクリエイションに対して一切妥協しない所です。毎シーズン大量の新しいファブリックが開発され、その研究の様子はまるで科学者のようなストイックさです。

 

 出来上がった素材を最も美しく仕立てるデザインはいかにと頭を悩ませながらクリエトされた作品は、余計な自己主張はなく実にさりげないもの。。。。。最高の料理人が最高の食材にほんの少しだけ手を加えるという奥ゆかしさに通じる部分も感じます。

 

 これがアルマーニのスタイルを定義付けている一つのようですねぇぇぇ。。。最高の素材、そして袖を通す人のアイデンティティーを最高に発揮する為のクリエイション。デザインややった感を主張する為に本来の素材の良さを台無しにしてしまうクリエイターも多い中、この日本の匠にも通じる静かで穏やかな姿勢は、デビュー以来決してブレない一番のこのブランドの醍醐味なのかもしれません。。。。。

 

 

 

 とは言っても、人間わがまま。。。。消費者は常に気まぐれでございます。。。。なので、また違うムードの漂うエンポリオ アルマーニ。。。。今季のカラフルでスタイリッシュなウエアで、軽やかにSSシーズンを楽しんでみてはいかがですか?????

 

 

 

 

 

 

 2015-16 AW EMPORIO ARMANI 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 

 

 2016 SS GIORGIO ARMANI 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。


 2015-16 AW GIORGIO ARMANI 2015-16 AW 東京でのプレゼンテーションのリポートはこちらからどうぞ。

 

 2015-16 AW GIORGIO ARMANI PRIVÉ PARIS HAUTE COUTUREでのリポートはこちらからどうぞ。

 


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