Christian Dior 2014-15 FW !!! | ダイコ★ブログ

Christian Dior 2014-15 FW !!!





 先週末は久しぶりに天気の良い週末でしたね?行きたかった場所にお出掛けしたり、溜まった洗濯物をまとめて干したり、皆様有意義に過せましたか???


 世間的にはワールドカップでございましたね。。。。大変申し訳ありませんが、皆様のご想像の通り、私、これに関しては全く興味がありません。。。もしや空いてる?!と思い、原宿でショップ廻りをしておりました。。。日曜の原宿とは思えない程スムーズに廻れて、私的にはとても有意義な時間でした。


 皆さんがお休みにしている時に働いてますし、皆さんが忙しい時に遊んでます。。。どんどん、マイノリテーになってますね。。。。でも、それがフリーランスの特権、、、もっともっと突っ走ろうと思います!!!




 さて、今日も東京で行われました、素敵なプレゼンテーションのリポートをお伝えしましょうね。今日は私も大好きなフランスの最高級メゾン、Christian Dior(クリスチャン デイオール)のリポートです。


 このメゾンにおいて、自身の才能を確実に証明して来たクリエイティブ・ディレクター、ラフ・シモンズによるコレクションは、現代に生きる私たちにとって、よりリアルなスタイルを提案し、彼以前のディレクター達にはあまり見られなかった、未来のファッションのビジョンを驚く程明確に打ち出します。今回もそんなワクワクするような半年先の未来を見せてくれた素敵なプレゼンテーションでしたよ。。。。



 さてさていきなりですが、まずはメチャメチャ注目のバッグから、、、、こちら、このメゾンのシグネチャーと言えるバッグ、LADY DIOR(レディ ディオール)でございますが、今シーズンはなんとこんな可愛らしいエンヴェロープ(封筒)のポケットが施してあります!!!ラフ・シモンズらしいパステルカラーとブラックのコントラストが実にクールでモダン。他にブラックのボディにパウダーピンクのエンヴェロープ、オールレッドの艶やかバージョンでも登場しますよ!



 また、さらに遊び心溢れるデザインも登場します。エンヴェロープの後ろには、カナージュのキルティッグを施したアップリケが大胆に施され、DIORのチャームと供に、カナージュの小さな封筒まで着いています。


 慌ただしくコレクション会場を廻るファッショナブルなエディター達が、レディ ディオールと沢山のコレクションのインビテーションを小脇に抱えて急ぐ姿がイメージ出来そうな、実にユニークなデザインです。


 レディ ディオールにまでウォーキングウーマンの活動的な楽しさを見せてくれた今回、、、、、早速、コレクションをお伝えして行きましょうね。。。
 



 2014-15 FW シーズン、ラフ・シモンズが選んだ舞台は『都市』です。。。。それまで庭園の薔薇に囲まれて、少し浮世離れに優雅な時間を過ごしていたディオール ウーマン達を、この刺激的な空間に置く事からイメージを膨らませます。新しい女性像はこの楽しい遊園地でパワーとエネルギーを操る女性。。。現在、世界中の多くの女性達が普通に仕事をこなし、男子なんかよりよっぽど重要な責任を任されている方々も数多くいますよね????


  メインになるシルエットはテーラリング。メンズウエアのテイストを恐れる事無くスタイルに取り入れ、力強さを表現します。広めのショルダーやダイナミックなビッグシルエットのアイテムを、ラグジュアリーなファブリックで仕立てる事で、時折覗かせる肌の分量や、ボディに貼り付くファブリックの流れが、はっとさせる程のフェミニンさをアピールします。


 カクテルやソワレのドレスも実にコンフォート。ラグジュアリーなウールやキルテングを施し、防寒にも優れたドレスには、デイリーウエアのようにコーディネイトして楽しむような感覚や、スポーツウエアに見られるようなディテールが随所に鏤められます。


 カラーは絶対的とも呼べるブラックをベースに、ネイビーやダークブラウン等のシックなカラーと、まるで子供のように無邪気にコーディネイトしたかのような、ビビットやパステル等が完璧な調和を生み出します。



 では、早速ファーストルックからコレクションを御紹介しましょうね。コレクションはオフィシャルなムードを漂わせる力強いダークネイビーのルックからスタートします。ゆったりとしたシルエットに広いショルダーと大きなラペルのカシミアのコートには、脇にスニーカーのディテールのようなレースアップが施されます。インナーにはダブルブレストのマスキュリンなジャケット。さらにそのインナーにはヘムにイレギュラーなフレアーを施したシルクのドレスをコーディネイトします。


 こちら、ユニークなのが、実はコートもジャケットもスリーブレス。。。覗いているシルクのスリーブは、ドレスのスリーブという実にユニークなレイヤーが用いられています。


 今回、注目なのがその想定外のレイヤー、それぞれの女性達が自分のライフスタイルの中で、自由にセレクトして楽しめるようにと、細部迄良く考えられたコンフォートなアイテムが注目でしたね。。。



 
 お解りになります?このハンサムなスタイルの中にさりげなく香る、上質なフェミニンさ。。。。こんな素敵な女性がクライアントだったら、喜んで無理難題きいちゃいますねぇ~。。。。


 ジャケットにコートというビジネスシーンではお馴染みのスタイルも、今季のディオールではグラフィカルに、シャープにその世界を表現します。右はキャメルのダブルブレストのコートで、脇にはレースアップのディテールが施されています。インナーにはブラックのフランネルのスリーブレスジャケットをコーディネイトし、その下にブラックのシルクのドレスで光沢のコントラストを楽しみます。


 左のルックはブラックのスリーブレスジャケットにパンツのスーツスタイル。鮮やかなピンクのコートがセットアップされていますが、コートを脱げばスリーブレスのジャケットなので、アクセサリーを変えればビジネスのパーティー等にも参加出来そうですね。。。


 なにより注目なのは、コートなのにハーフスリーブ。。。。。右のコートに見られるような斜めのカッティングは、ドレスのディテールを彷彿させますね。これはテーラリングの要素の中に女らしさを感じさせる絶妙なポイントで、防寒対策にはグローブをコーディネイトするという、Haute coutureからスタートしたこのメゾンのDNAを感じさせ、とてもエレガントでしたね。




 今回、ショーの演出として注目だったのが、こちらのようにツインズで作品を見せるスタイルです。マテリアルやシルエット、カラー等絶妙にリンクさせたこのプレゼンテーションは、見る側にスタイルのバリエーションやリアリティを感じさせ実に、効果的でしたね。。。


 こちらのパンツスーツもビジネスシーンでもノーストレスで仕事がこなせるように、程よいボリュームが施され、それすらもシルエットとして解釈していしまうのが、さすがフランス最高峰のクチュールメゾンの成せる技ですね。。。右はグリーンのフランネルを用いたロングリーブのジャケットのスーツ。左はブラックのウールを使用したウールのノースリーブのジャケットのスーツに、ロンググローブのコーディネイトです。


 コーディネイトを華やかにしているのが、まるでストールのような軽やかなコート。コーディネイトのアクセントにもなりそうなビビットなカラーが素敵で、ダブルブレストに仕立ててあります。


 いやぁ~、これ、イケルでしょ???ストールでも。。。オフィスや屋外の温度に合わせてブランケットのように楽しめそうな素敵なアイテムでしたね。





 予想外のカラーをぶつけ合うコレクションのカラーパレットに合わせて、先に登場したレディ ディオールのようなアクセサリーにもそのコンセプトは色濃く落とし込まれます。こちらも実にユニークなカラーパレットのバッグです。ブラックのスーツにビビットなコートをコーディネイトする感覚が、良く表現されていますね。

 
 こちら、一応クラッチバッグとして登場していますが、センターにアクセアントとなるハンドルが着いているので、ハンバッグのように楽しむ事も出来ますし、ハンドルに手を通して抱えると防犯的にも安心ですね。また、クラッチを倒してそのまま抱えても、楽しいカラーのコントラストをより楽しめて素敵でしたよ。。。


 ポイントになるのはやはりエンヴェロープのポケット。。。。他にこのディテールはDIORISSIMO(ディオリッシモ)にも登場しますので、気になる方はチェックして見て下さいね!




 先ほど、スニーカーに見られるレースアップのディテールを取入れたコート等をご覧頂きましたが、スニーカーの要素はこんなユニークなハイヒールにもその姿を変化させます。


 ビジネススーツにスニーカーを合わせ、オフィスまでの道のりを颯爽と歩くニューヨークのビジネスウーマンのようなアクティブなムードを感じさせるこちらは、このメゾンらしくエレガントなカーフスキンのステイトレットヒールに、スニーカーのソールのディテールに見られるラバーのデコレーションを施した実にユニークなピースです。


 前回のhaute coutureから登場した、えぐれたようなヒールのシェイプも実にユニークで、シックなウエアに個性的なアクセサリーをコーディネイトする今年のFWの気分が存分に楽しめそうなアイテムですね。。。


 個人的には、リトルブラックドレスなんかにコーディネイトしたら、楽しいかと思われますねぇ~。。。。




 クリスチャン ディオールのメゾンのアイデンティティーでもあるガーデンのイメージは、今季は少し控えめです。満開の薔薇の園で時間を忘れてこの香りを楽しむような、非現実的な女性達は過ぎ去り、オフィスの中でも常にガーデンの世界を楽しめそうに、さりげなくウエアで落とし込まれます。


 アトリエのスタッフ達の熟練したテクニックを感じさせる、エンブロイダリーの主題としても登場して来たフラワーモチーフは、今回実にさりげなくブローチを飾るようにドレスに施されます。スリットに合わせてまっ二つにエンブロダイリーが施され、実に楽しかったですね。。。


 ドレスのデザインはこちらのように二枚のドレスを重ね、自由にカッティングを施したような、危うげなデザインが何とも素敵です。ファブリックも本来ドレスに用いるサテン等ではなく、ウールやキルティングを施したクレープ等実に個性的です。


 そして何より、オリジナリティー溢れるビビットなカラーをぶつけ合うパレット。。。都市の空間が持つ世界観を見事に表現した魅力的な作品でしたね。。。




 シックなウールにストライプのシャツのファブリック、、、、まさしくビジネスマンにとっては実に一般的でエターナルなファブリックを、そのまま WOMEN'Sウエアに置き換え、しかもここまでエレガントに変換してしまうなんて!!!!メンズウエアに長けたラフ・シモンズらしい、ハンサムでスタイリッシュなルックも登場しましたよ。。。


 右のルックは、スリーブレスに、スニーカーのレースアップのディテールをウエストに取入れたジャケットのルックです。絞ったウエストから広がるペプラムにボリュームたっぷりのフレアーを入れ、ハンカチーフのようにヘムをカットし、動きの楽しさまで演出したアイテムです。


 左のロングスリーブのジャケットにはムッシュ ディオールが好んで着ていたピンストライプのウールを使い、やはりグラフィカルなスリットやボリューム、ヘムのカッティングがユニークでしたね。


 ビジネスマンのようにシャツストライプのファブリックのドレスをインナーにコーディネイトし、さらにキルティングを施し、ヘムにはフレアーを入れジャケットとのレイヤーを楽しんでいます。




 こちらはコート等で登場していたスニーカーのレースアップのディテールをドレスに表現したピースです。良くご覧下さい、、、ホールのパーツや紐の先もスニーカーでしょ???スポーティーなディティールはまるでドレスのコルセットのように取入れられ、襟元の美しいディテールにもクチュールメゾンのプライドを感じさますね~。。。

 
 今回こちらのドレスには、毎シーズンコレクションに登場し、メゾンのシグネチャーでもあるバー ジャケットからのイメージで、『バー ドレス(Bar Dress)』というタイトルが着いていましたね。。。ついにバージャケット、、、バッグの次はドレスになっちゃいましたね!!!


 バージャケットはもともと、夕暮れの時間、クリスチャン ディオールのパリのアトリエの斜め前にあるホテル、プラザ アテネのラウンジでカクテルを楽しむ為にデザインされた、デイタイムのエレガントできちんとしたジャケットと、ナイトタイムの華やかな気分のプリーツスカートにより作られる、完璧なセットアップによるスタイルです。


 やはり夕刻の時間を楽しむように、デイタイムとネイトタイムのムードをメランジェしたスタイルに、今季はスポーティブでコンフォートな要素迄プラスされ、もうバリュー感満載ですね。。。


 あまりの着心地の良さについつい飲み過ぎないように。。。この後にディナーが控えてりますから!!!!




 今回、沢山のルックに登場して注目だったのが、キルティングのテクニック。。。本来、防寒等機能的な面からの追求により誕生したこのお馴染みのテクニックに、ラフ・シモンズは新たな解釈を施しランウェイに登場させました。。。


 キルティングのセットアップでコーディネイトされた、右のハンナが着ているルックは、まるで一つのドレスのように馴染んでいますが、ファブリックもカラーも、キルティングのパターンも全く違うピースを、巧みなほっそりとしたシルエットでまとめてしまっていますねぇ。。。


 トップスはブラックのナイロンを使い、規則的に並んだオーバルのキルティングが施されています。そして、、、拡大画像でよ~くご覧下さい!!!キルティングの中に裸体の男子が!!!!これは、ギリシア神話に登場するἌτλας, Atlās(アトラス)の姿が描かれています。


 ティターン神族のアトラスはセウス達ギリシアの神々との戦に負け、世界の西の彼方に追いやられ、天空を支えるという苦行を強いられます。頻繁に地球を支える究竟な男性の姿で描かれるアトラスですが、ギリシア神話の中ではヘアの庭園に実る黄金のリンゴにまつわる、英雄ヘーラクレースとの騙し合い等のお話が有名ですね。


 かしずく姿でアトラスが描かれたバージョンもあり、その姿はアクセサリーでも今回登場します。それはさながら美しく力強い女性にひれ伏す、世界中の男性達を表現しているようでしたね。。。


 スカートに使われているのはダークネイビーのシルク。雲のパターンのような流線形のキルティングが施され、こんなキルティング、今迄見た事ありませんでしたね。。。。


 左側のルックは、PURE FALLでも登場してたアストラカンを使ったコートです。ブラック、ネイビー、ブルーのグラデーションを施したラグジュアリーなファーにも、レースアップのディテールを施し軽さを演出しています。。。。。



 ほんと、このメゾン。。。。。どこまでゴージャスなんだか。。。。。。。





 こちらもキルティッグのテクニックが施されたルックで、ドレスのように見えますがやはりセットアップです。フルオピンク(蛍光ピンク)のシルクトップには少し細かめの流線形のキルティングを施し、レッドのナイロンのスカートには大きめのダイナミックなキルティングを施します。


 じつにユニークだったのは、キルティングの向き。。。。まるで、ドレープで表現したようにトップとボトムでドレープの方向を変え、これが仮にシルクサテンのドレープで作られたドレスだったらと想像させてしまう程、エレガントなムードを機能的なテクニックで表現しちゃってるところが、実にユニークでしたね。。。


 他にキルティングのテクニックは、2014 SS PARIS Haute Coutureで発表されたようなコクーンシルエットのドレス等にも登場していましたよ。 




 フィナーレに登場するフルレングスのドレスも都会をテーマにクリエイトされ、デイリーのコーディネイトのように、レイヤーを楽しむスタイルがなんともユニークでしたね。。。


 トランペアレントのシルクのドレスはまるでタンクトップのようなスポートテイストのデザインで、キルティングに施されていたステッチのように、ジオメトリックなエンブロイダリーが素晴らしいですね。


 インナーにコーディネイトしたのは、何とTシャツ。。。。センターにはまるでお土産のTシャツのようなスクエアなパターンに、ビジューのエンブロイダリーをびっしり施し、スパンコールの輝きさえレイヤーで楽しんでいましたね。。。




 なんと、前回の2014 SS PARIS Haute Coutureで登場して、話題をさらったエンブロイダリーが施されたスリッポンタイプのトレーディング シューズが今回Prêt-à-Porterで満を持して登場です!!!やっと買えるとお喜びの方々も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。。。。


 ボディやソール、内側やエンブロイダリーまで沢山のカラーを用い、最高の快適さと最高のラグジュアリーさをミックスした、まさに、2014年のクリスチャン ディオールの在り方すら感じさせる素晴らしいアイテムですねぇ。。。


 いやぁ、、、、、これはマジで欲しいです。。。。27.5cmを探しに、私、北欧まで行きましょうかねぇ。。。。。




 この日、会場では2014 バーゼルワールドで発表されたばかりの新しいウォッチのご紹介もありましたので合わせてお伝えしますね。


 2011年、ディオール初のセラミックウォッチとして登場した、『8Ⅷ(ユイット)』はメゾンにとって、ムッシュ ディオールにとってとても重要な『8』というラッキーナンバーに拘って制作された、Huate couture メゾンならではの美しいタイムピースです。

 
 ムッシュ ディオールがHaute coutureメゾンをオープンしたのは1947年の10月8日、本店があるのはパリの8区アヴェニュー・モンテーヌ、デビューコレクションのタイトルは『8ライン』等、『8』という数字はこのメゾンを物語るのにはなくてはならないものです。ダイアルの8時の部分にローマ数字の『Ⅷ』のみを記したこのウォッチに、今回ステンレススティールのバージョンが登場しましたよ。


 『グレーは最もエレガントな中間色である』。。。ムッシュ ディオールは1954年の著書、『Little Cictionary of fashion(ファッション小辞典)』の中でこんな言葉を残しています。『ディオール ユイット モンテーニュ』というこの新作のウォッチはそんなこよなくグレーを愛したムッシュの想いと、後に受け継いだ沢山の才能あるデザイナー達をも虜にした魅力的なカラーを纏った美しいピースです。


 ステンレススティールのグレーに、フレームのダイヤモンド、部分的にピンクゴールドでアクセントを付け、よりソフトになったブレスレットのビラミッドパターン等、まるで一体のルックを頭の先から足の先迄完璧にコーディネイトするように、スタイリッシュなムードが漂います。


 右側はダイヤルにピンクを用いたヴァージョンで、ムッシュ ディオール曰くピンクは『あらゆる色の中で最もやさしい色』。以前お邪魔させて頂いたムッシュの幼少の頃育ったグランヴィルの館の庭に咲くバラをイメージさせ、なんとも美しいピースですね。


 こちらはさらにラグジュアリーで、『ディオール ユイット グランバル プリセ ソレイユ』というタイトルのウォッチです。まさにこのコレクションの中でもHaute coutureのような存在感を放っているアイテムですね。


 まず一番注目すべき点が『Dior Inverse』という独自に開発された自動巻のムーブメント。前面に大胆に配されたローターにはこれまでも羽根やストーンを飾ったスペシャルなピースが登場していましたが、今回はその名の通りのニュールックのスカートに施されたような、サンレイプリーツが施されています。マザー オブ パールに彫刻を施したこの部分は、カルバンスチールのダイヤルに施された鮮やかなピンクと美しいコントラストを描き、ウォッチの中でドレスの裾がヒラヒラ踊るような、実に美しいウォッチでしたね。






 今回も実にコンテンポラリーなコレクションを見せてくれたクリスチャン ディオールでしたが、都市にフィーチャーした刺激的なアスファルトとガラスの世界を舞台に、軽快で力強い女性像を見事に表現していましたね。


 前回の2014 SS PARIS Prêt-à-Porterで見せた、アバンギャルドなガーデンの天井からカスケードする花々は、その姿を電飾に変え、真っ白な空間の中でぼんやりと輝き、遠くに揺らめいている都市の光を表現しています。




 旦那におねだりして新しいドレスを買ってもらう女性達は、今やどんどんと姿を消し、自分で働いて、自分の意志で、自分の美意識でスタイルを決める、そんな自立した女性をターゲットにしたポジティブなコレクションでしたね。。。。アイテム達は時に彼女達を様々なストレスから守ってくれたり、時にキラキラと輝かせてくれたりと、まさに『良い仕事』をテキパキとこなす、そんな相棒のようなピースでした。。。



 
 ファッションはディオールにお任せするとして問題は実際に仕事する内容。。。大人の遊園地で遊ぶという事は、きちんと仕事する事を意味します。仕事とは只の経済活動ではありません。自分にとって意味のある、大切な仕事をこなす事で、そこで巻き起こる困難を乗り越え、一つ一つのハードルを越える事がスキルアップへと繋がって行く訳ですよね。。。ガッツリ働くからこそ、楽しく遊べる訳で、いくら外見を着飾ってもその本質が見えてなければ、似合うものも似合わないのではないでしょうか。。。。





 そこの貴女腰掛けで仕事してませんかぁ???自分で仕事出来てると思ってるかもしれませんけど、全然出来てませんからねぇぇぇ。。。。。




 今一度、自分の在り方について考え、スタンスを決め、ここぞという時に2014-15 FW  クリスチャン ディオールのコレクションというビジネスパートナーとタッグを組んで、ビジネスへの階段を軽快にステップアップして頂きたいですねぇ~。。。。。








 
 2014 SS Christian Dior PARIS Prêt-à-Porter COLLECTIONはこちらからどうぞ。
 東京で開催された2014 SS Prêt-à-Porter COLLECTIONのリポートはこちらからどうぞ 

 2013-14 FW Christian Dior PARIS Haute Couture COLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。


 2013-14 FW Dior FINE JEWELRY @PARIS Haute Couture COLECTIONのリポートはこちらからどうぞ。
 

 2014-15 FW DIOR HOMME PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ 
 2014 SS DIOR HOMME PARIS MEN'S COLLECTIONはこちらからどうぞ 


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 今回のリポートしたChristian Diorの素敵なお話も掲載されている私の初の著書、『ブランドパスポート』は、現在絶賛発売中です。シグネチャーのバッグのMISS DIOR、バージャケットのお話等も楽しめます。


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