明日はホワイトデーであるドキドキ

バレンタインのお返しに、男性から女性に贈り物をする日であるが・・・
Dannaもこの年齢になるとバレンタインに義理チョコをもらいすぎると
「お返しが大変で困る」という感覚になってきたブタ

昔はバレンタインにチョコをもらうとただただ嬉しかったものだが・・・
なんだか「義理返し」みたいな感じがするし・・・
むしゅめちゃんなど「チョコ作ってる会社の販促に踊らされているだけ」とか言うし・・・
義理だとわかってるチョコにお返しも金銭的にも厳しいし・・・(←全国の女子高生ファンに逃げられそうな理由)

いや、年は取りたくないものですなぁ~にひひ

いっそのこと、歌のプレゼントとかで
ごまかせないものだろうか?(←47歳の社会的責任のある大人の発想)ブタ

よし!それでは、ホワイトデーにふさわしい必殺のバラード
ホワイトデーのお返しとしようにひひ
モーリス・ホワイトさんの「I need you」である音譜



モーリス・ホワイトは、テネシー州メンフィス出身のシンガーソングライターでプロデューサーである。
アース、ウィンド&ファイアーのバンドリーダーであり、
シンガーや多くのヒット曲のソングライターやプロデューサーをつとめたことで有名だ。
昨年2016年の2月にパーキンソン病がもとで亡くなってしまったが・・・
今なお名曲が語り継がれる伝説のアーティストである。

ティーンエイジャーの時にドラムを始め、
17歳の時にシカゴに引っ越して音楽学校に通いつつ、ナイトクラブでプレイするようになる。
そしてシカゴのレコード・レーベル、チェス・レコーズのセッション・ドラマーとして
エタ・ジェームスやラム・ゼイ・ルイスなどのアルバムでプレイしたのであった。
1966年には、ラムゼイ・ルイス・トリオに入って活動。
9枚ものアルバムに参加し、1966年の「Wade in the water」ではグラミー賞も獲得している。

1969年にラムゼイ・ルイスのバンドを脱退し、2人の友人とともに
ソルティ・ペパーズというグループを結成してキャピトル・レコーズと契約し、
「La la time」という曲をローカル・ヒットさせる。
しかし、セカンド・シングルが失敗したことで活動の拠点をシカゴからロスに移してワーナーと契約。
メンバーを大幅増員して10名の大所帯バンドとした。
そして、バンド名をアース、ウインド&ファイヤーと改名して活動を始めるのであるクラッカー
しかし、1971年にアルバム「Earth, wind & fire」でデビューするも
たいしたヒットにならず・・・ガーン

しかし1972年に、バンドにフィリップ・ベイリーが加入する。
アースは、フィリップとモーリスのツイン・ボーカルとホーン・セクションを前面に押し出した
ファンク~R&Bバンドに音楽性を変え大人気を博していくのだったラブラブ!

最初の特大ヒットは1975年のアルバム「That's the way of the world」からのシングル
「Shining star」であった。
モーリス、ラリー・ダン、フィリップで共作し、モーリスがプリデュースしたこの曲は、
全米チャート1位、R&Bチャートでも1位となり、グループにグラミー賞をもたらしたのだった。
ちなみに、このアルバムは同名の映画(邦題:暗黒への挑戦)のサントラとしてリリースされ、
モーリスさんもヒドイ演技で出演しているという・・・にひひ

アースの活動が軌道に乗りつつも、モーリスさんは1976年に
自身のプロダクション会社、カリンバ・エンタテインメントを設立し、
デニース・ウィリアムスやエモーションズなどプロデュースする。
新人の発掘にも力を入れていたようだ。
また、1978年には自身のレーベル、ARCレコーズも立ち上げ、
多岐にわたって活動するのである。

アース、ウインド&ファイヤとしてはその後スーパーグループに成長する晴れ
「After the love has gone」「Boogie wonderland」「Let's groove」など
ポップでもR&Bでもダンスチャートでもヒットを連発するのだクラッカー
ただ、1983年のアルバム「Electric universe」を最後に
グループは一旦活動休止状態になる。

そして、各メンバーはソロ活動に移っていき、
モーリスさんも自身のアルバムをリリースする。
それが1985年の「Maurice White」であったドキドキ

ファースト・シングルになったのは、あのベン・E・キングの「Stand by me」のカバーであり、
ほとんどオリジナル・バージョンの原型をとどめていないような仕上がりであったが、
アメリカのR&Bチャートで6位、ACチャートでは11位を記録するヒットになった。

そして、次にシングルになったのが「I need you」であったドキドキ
この優しくてあま~い1曲は、なぜかアメリカのチャートでは95位の小ヒット止まりだったのだが・・・
特に日本では人気となり、
一時期「ラブ・バラードといえばこれ!」のように扱われた
ロマンティックすぎる名曲であるラブラブ



う~ん・・・美しいなぁ~
1985年と、時代的にはブラック・コンテンポラリーという呼ばれ方をしなかった時ではあるが、
これはまさしく極上のワインのような芳醇な1曲・・・ワイン
シンセの音がやたらと気になり、チャガチャガした印象のアルバムの中でも
奇跡的に輝いたメロウ曲なのであるラブラブ!

この後、アースは1987年にアルバム「Touch the world」をリリースしてグループとしての活動を再開し、
1997年にはモーリスさんもパーキンソン病であることが発覚したこともあって
結局これが唯一のソロ・アルバムとなってしまった。
「I need you」は、モーリスさんの全盛期に近い時期に発表された、
必殺の名曲として名を残すことになったのであるえっ

これほどにも胸に狂おしく迫る名バラード・・・
まさしく「Danna的未来に残したいAORの名曲30選」に入れてもいいのではないだろうか?

さぁ、ホワイトデーの歌のプレゼントとして最適な
情熱的すぎるこの1曲を・・・受け取るがよい!わんわん

・・・って、あああ!ショック!
そう言えば、Dannaに義理チョコくれた人で
このブログの存在を知っている人は一人もいないんだった・・・!ブタ

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