あばよ アメリカ ~アメリカの嫌なとこ100選~ -10ページ目
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ポイ捨て王国 アメリカ

アメリカは汚い。


ポイ捨ては当たり前。

子供も大人も捨て放題。

日本なら
「ゴミはゴミ箱に捨てなさい。」
と教えられる。


だから日本人は道にゴミを捨てることに対して
罪悪感を持つ人が多いと思う。


アメリカは日本のように親が教えないのだろうか。
ゴミを捨てる姿に罪悪感を全く感じない。


前を歩く小学生がお菓子のゴミを当然にように捨てる姿に驚いたよ。


それに加え、タバコのポイ捨てが多い。
外でしか吸えないというのも原因なんだろうけど、
道はタバコの吸殻だらけだ。
ポケット灰皿を持っている人も見たことがない。


車に乗っていても、
前を走っている車からタバコを火がついたまま窓の外に捨てる人はしょっちゅう見る。
火がついたまま走っている車から捨てるから
火の粉が散って困る。


てめぇ、灰皿ついてんだろうが。
自分の灰皿使えや。


日本帰国まであと95日……


ドラッグ王国 アメリカ

アメリカといえば?


ドラッグ。


昨日も書いたように、アメリカは遊ぶ所がない。
することがない。
ひまだ。


アメリカはひまだから、ドラッグするしかないんじゃない?


真昼間からやってるやってる。
目が明らかにイッちゃってる人。
「Fuck you!」と叫びながら歩く人。
そこら中にいろいろな症状を持った人を発見できる。


雲ひとつない快晴。
昼下がりの公園。
本を読みながら日向ぼっこをする人。
犬を連れて散歩をする人。


そんな穏やかな時間の流れが変わる。


ピンクのTシャツにスカート。
おかっぱのカツラをかぶっている男性。


手には紙袋。
足元はなぜか裸足。
ふらつきながら独り言をずっと言っている。
どうやら靴を探しているもよう。


あらら。やってるやってる。
確実にクスリやってる。
あーあ、ヅラとっちゃったよ。


関わらないように、さっさと帰ろう。


街を歩けば、電線などに靴がぶらさがっている。
それには意味がある。


”ドラッグ売ります”


その靴の下で待っていると、ドラッグの売人がやってくるという。
本当かどうか、試したことはない。


警察だってやってる。

表と裏はつながってるものなのさ。


ひまって危険だ。



働きなさいよ。




日本帰国まであと96日……

退屈な国 アメリカ

アメリカはつまらん。



アメリカ人が遊ぶといったら、一番に浮かぶのは映画だ。
アメリカ人はなぜだか映画が好きだ。
週末には映画館に長蛇の列ができる。
映画は遊びとは言わん。



アタシも映画は嫌いじゃない。
が、週末に遊びに行くぞーと言って映画に行く日本人が一体何人いるだろうか。



映画館でポップコーンを食べる。
かわいそうに……。
アメリカには映画くらいしか遊ぶところがない。
いや、遊ぶところがないから映画に行くのか。



アメリカに来た当初はバーに飲みに行ったりもした。
しかし、バーは音楽がうるさすぎて会話ができない。
どうしてすぐ隣にいるのに大声で叫んで会話をしないといけないんだ。
バーを出る頃にはのどがおかしくなっている。
しかも食べ物がない。
なんのつまみもなくて、どうやって酒を楽しめっつーんだ。
しかも立ち飲みときた。
日本の立ち飲み屋とはワケが違う。
日本人のアタシはやっぱり座っておいしいものをつまみながら
おしゃべりを楽しみたい。
やっぱ居酒屋さ。
こっちには居酒屋もない。(かろうじて居酒屋っぽい店はあるが)



カラオケは数箇所あるけど、なんせ高い。
高いから日本のように気軽にカラオケに行けない。
しかも曲が少ない。
その上、新曲が入るのがすげー遅い。
だからいっつも古い歌をほじくり返して歌ってるんだよ。


本は歌手別検索がないから不便でしょうがない。
曲名覚えてない曲歌いたくても探すの一苦労よ。


極めつけがこれ。
日本の皆様には衝撃的かもしれないが、ついこの間まで手動だった。
リモコンで曲番を入れると、受付の兄ちゃんがレーザーディスク(?)を入れてくれる。
偶然にも他の部屋と曲がかぶると、とばされる。

受付の兄ちゃんがボーっとしていようものなら、
いつまでたっても曲は始まらない。
「おーい。曲入れてくれー。」と部屋から顔を出すと、
はっと我に返った兄ちゃんは慌ててディスクを入れに行く。



ゲーセンもない。
プリクラは古い機種がジャパンタウンに数台ある。
たまに使っている人を見るが、日本人ではない。
パチンコもスロットもない。



となると、食べるしか楽しみがないじゃないか。
すると自然な流れで太るな。
ハイ、肥満大国アメリカの出来上がり。



まぁさ、最初は物珍しいけど、
数ヶ月も住めばアメリカなんて何もないことに気づくさ。




日本帰国まであと97日……

ガムを噛む男

くちゃくちゃと 誇らしげに噛む アホ面よ



アタシは場所もわきまえずガムを噛むヤツが嫌いだ。

決してガムが悪いといっているのではない。
ガムはエチケットに欠かせないブツである。
しかし、時と場合を間違えるととんでもない代物に変貌する。



大リーガーなどは特にガムを噛む選手が多い気がする。
あのガムは集中力を高める特殊なガムだという話も聞いたが、
そんなことはアタシにゃ関係ない。
ガムを噛まないと集中できないのなら、あんたはその程度だったのさ。
プロならば、ガムなんぞに頼るでない。
ガムを噛む顔がどんなに憎たらしい顔か、一度鏡を見てみな。



野球には興味がないアタシだが、イチローの試合は見にいったことがある。
イチローはガムなど噛んでいなかったぞ。
ガムなんぞ噛まなくとも素晴らしいプレーは生まれる。
あれぞ本物ではないか。


言っておくが、決してアタシはイチローのファンではない。



イチローに限らず、いまや日本人選手が大リーグで活躍する時代。
野球など見ないアタシだが、ニュースのスポーツコーナーで
半ば強制的に見せられる。


バッターボックスに立つ松井稼頭夫。


アップになると、クッチャクッチャとガムを噛んでいるではないか。
彼は日本でもガムを噛んでいたか?
いや、そんなことはないだろう。
アメリカに来てから噛み始めたに違いない。
もしや、アメリカかぶれか?


気合を入れるべき場面でくちゃくちゃとやっているのを見ると
気分が悪くなるのはアタシだけか?
ケツのひとつもひっぱたいて、気合を入れて差し上げたい。



オイ、コラ!

ガムは紙に包んで捨てなさい。



日本帰国まであと98日……

アタシにかまわないで

バス停でバスを待っていたときのこと。
ベンチでなにやら盛り上がっている声が背中越しに聞こえる。
何をそんなに盛り上がっているのだ?
耳をダンボにして盗み聞きをしてみる。


オヤジ1「いや~、これ安かったんだよ。立派だろ?」


オヤジ2「本当だ!どこで買ったんだ?そのスイカ」


(スイカかよっ!)


オヤジ1「ああ、あそこの店だよ。君も買うべきだよ。」


オヤジ2「そうだね。ところで君の名前は何ていうの?」


(知らない人かよっ!)



このように、アメリカの人って、知らない人にでも気軽に話しかけたりする。


アメリカに来てまだ間もないころは
「なんてフレンドリーなの~」
と、喜んでいた。


が、数ヶ月もするとこれが
「あ~、ウザイ」
に変わる。


ある日、アタシはケンカをした直後だったため、
街中を般若のような顔で家に向かって早足で歩いていた。
すると、道端に座っていたちょっとヒッピーな姉ちゃんが声をかけてきた。

「ヘイ!何怒ってんの~?スマイル、スマイル!」


うるせぇ。
前から人が来ようと、絶対に道を譲る気がないくらい怒っていることがわからんのか。
人間というものは、笑えばいいというものではない。
たまには怒らないとバランスがとれないのだ。
好きなときに怒らせてくれ。


頼むからアタシをそっとしといてくれ。



日本帰国まであと99日……

アメリカの幻想

こんな幻想抱いてないかい?


アメリカにはスタイル抜群の金髪美人と背が高くてレディーファーストな男性

そして、みんなおしゃれ


あぁ、それ、勝手な想像でしかないから。

映画に出てくるようなステキな人は一握りだから。


ここは秋葉原ですか?

シャツ入れちゃってるあなたはオタクですよね?

そのジーンズ、光ゲンジから拝借してきたの?

見事なケミカルウォッシュ。


スタイルめっちゃいい人、確かにいる。

でも、それも一握り。


おっと、あなたエコノミー2席必要ですね。

そのパンツ、片足にアタシ入れそう。

アタシ、決して日本では痩せてる方じゃないけど

アメリカにいれば細い人でいられるの。


アメリカは個性的な人が多いと思ってる?

それ、幻想。

日本人の方がよっぽど個性的。


それ、穿いてるのパジャマですよね?

個性的ファッションのつもりなのか。

寝坊して慌てて出てきたか、病人にしか思えない。



日本帰国まであと100日……

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