鼻炎の次にぎっくり腰とご心配をおかけしましたが、おかげさまで大事に至らず、一晩でほぼ完治しました。けど、1つ歳を取ったら途端に連続して体調を崩した事実に、この週末アメリカは3連休であったのに、楽しいはずの週末が凹んでしまい暗いものとなってしまいました。


昨日はすでにブログが更新出来る体調ではあったのですが、こんな心理状態でPCの前に座っても言葉が浮かんで来ず、おしゃべりな私には珍しく記事が書けなくて更新できませんでした。


こちらは先週土曜日の晩御飯用に焼いたものです。


ハービーオニオンフォカッチャ

和・美・Savvy Cooking

私が週末凹んだ理由は体調だけではなく、実は、今購入しようとしている家の問題もあったからなのです。正確にはこれが一番凹む理由だったのかも知れない...


先々週、家全体のインスペクションをプロに依頼したら、外壁のプラスターが湿っているようだと指摘されたました。そこで先週は別の専門のインスペクターに調べてもらうと、やっぱり湿気ちゃってて、取り替えないといけないと言われてしまったのです。


うちが買おうとしている家は40戸ほどの家が集まった住宅地域の中で、なんと、下から2番目に小さい家なのです!(汗)でも、その“小さい”はアメリカンサイズの“小さい”ですから、日本の家にすると“巨大”なわけです。(爆)


その巨大な家の外壁を全部取り替えるとなると、当然、10万や20万のお金では無理。百万円単位のお金がかかってしまうのです。


それがいくらかかるか、先週旦那は業者を探し見積もりを頼みました。“今日か明日には現地に行き見積もってきま~す!”と軽く返事した雨業者。しかし、雨もエゲレスと同じで、この手の業者の“オーケー”は全く信用ができず、その後音沙汰ありません。(怒)


おまけに現在のオーナーは、家を売ったお金でまずローンを返済し、残ったお金で小さなアパートを買いたい様子。だから、もし仮にうん百万円も修理にかかるとなったら、その費用を退去する家に払うほどの余裕もないようです。


旦那も私もすっごく気に入った家なので、とりあえず1万ドル(日本円にすると約80万円)までなら、現オーナーが払えないと言っても100%うちが払って修理するつもりです。でもそれ以上は両者折半でも、払えうのは1万5千ドルが限界。


この週末、信用にならない雨業者が数字を出してくれないもんで、いくらかかるのか、それを誰が払うのか、現オーナーかうちか、そんなことを考えていたら、なんかもう気が重くてやるせなかったのですよ。


家が買えなかった時のショックより、またゼロから家探しをしないといけない面倒臭さやストレスを考えると、マジ、凹みました。


さて、話はまたまた今日も長くなりましたが(爆)、まぁそれは元気になった証拠と目をつぶっていただき、お料理に話題を変えたいと思います。


ハービーとは"(香)草の”と言う意味の単語ですが、その名の通り、このフォカッチャの生地には種類は2種類だけですが、大量のハーブが含まれています。下の写真は実際に私が生地に加えたパセリとコリアンダーの量です。

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このハーブに加え、たまねぎのみじん切りも生地に加えて焼いてみました。私が使ったのはたまねぎではなくシャロット1個ですが、レッドオニオンや普通のたまねぎなら1/4個相当分です。


作り方はこちらのフォカッチャのレシピ と同じです。材料も分量も基本このレシピと同じですが、パセリもコリアンダーもオニオンも水分を含んでいるので、水の量だけ減らさなくてはなりません。


減らす水の量は軽量カップを使えば簡単に割り出せます。ハーブとオニオンのみじん切りを軽量カップに入れ、ティースプーンの背で軽く表面を押して平らにします。

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カップのメモリを確認し、その数字の半分の量の水が、上のレシピの水の量から減らす量になります。


例えば私の場合は、ハーブとシャロットを合わせカップに入れたら、軽量カップのメモリ120mlのところまであったので、その半分の60mlを引いた120mlの水を、その他の材料と共にホームベーカリーの容器に入れました。


生地コースが終わった生地を台の上に取り出しパンチダウンしたら、ベンチタイムなしにいきなりオーブントレーに手のひらで生地を延ばします。オリーブオイルをたっぷり表面に塗り、ラップをかぶせて40分程度2次発酵。

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2次発酵の終わった生地に指で数箇所くぼみを作り、更にオリーブオイルを塗ります。(この時くぼみにはオイルを流しいれるようなつもりでたっぷりと!)粗塩を全体に振り、200度で予熱を済ませたオーブンで15分焼いたら出来上がりです。

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今年のシアトル、9月と言うのに連日30度近くあって暑いんです!イギリス時代、特に夏が冷夏だった年、9月の初めにこんな風に残暑が厳しいと、インディアンサマーだと呼んでいました。


けどね、今年のシアトルはインディアンサマーとは呼べません。夏中ほぼ好天で気温が高く、それが9月に入っても続行中なのです!iPhoneのお天気アプリを見ると、今週もずっと暑いみたいだし、日曜日にはなんと、30度の予想です!


こんだけ暑いのにエアコンがなくてフーフー言っているところに、なんと、窓が開けれない状況になってしまい、ますます我が家は茹だっています!これも私のモチベを下げる理由!!!


この時季に鼻炎スプレーを使う羽目になるほど、なんでこんなに鼻がむずむずするのか不思議で仕方なかったのですが、2、3日前窓の外を見て、私は身震いしてしまいました。


窓のすぐ下の花壇に、なんと、ススキが山になって茂っているではないかいな!叫び叫び叫び


その窓のすぐ傍で、当然毎日暑いから窓を開けて、主婦のくせして家事もせず、朝からちまちまブログばっかやっているから、私は鼻炎になったのですよ!(爆)


エアコンなく、窓も開けれなくなった蒸し風呂のアパートで、土曜日はこのフォカッチャを、せめて冷たいサラダと共にいただき涼をとることにいたしました。この日のメインの献立・コブサラダです。

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コブと言っても、“昆布”の入ったサラダではありません。(笑)ゆで卵、ベーコン、ブルーチーズ(この日はフェタを使用)、トマト、アボカドなどを、それぞれ細かく刻んでレタスの上に盛り付けたサラダです。


ドレッシングはラズベリーワインビネガーで作った、我が家の定番フランボワーズドレッシング。このドレッシングを一度食べると、もう市販のドレッシングは絶対に食べれないと言う絶品。作り方を教えてくれたのは旦那です。


私は丸いピザ用のオーブントレーでフォカッチャを焼くので、切り分けるとまるでピザの様です。サラダと一緒に食卓に並べ、残暑の厳しかった1日のあっさりした夕飯の支度が整いました。

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サラダと言っても私の作るサラダは、クレームジャンパーもびっくりの、1000カロリーは優に超えるビッグな一品です!(クレームジャンパーってのは、殺人的高カロリー料理が目白押しの西海岸のチェーンレストランです。笑)


でも、私は殺人的にビッグなサラダを作り、それをメインの献立にするのが大好きで、作るとなるとついつい力が入り、カロリーのことも考えず大盛りにしてしまうのです。


ハービーなフォカッチャは、まるで青海苔が入ったお餅のように、うっすら緑色をしています。そしてその味も、なぜか青海苔の味がするのはなぜ?(爆)


いずれにせよ、フォカッチャもサラダもとっても美味しかったです。


さて、また今日も蒸し風呂状態のアパートで、私は汗だくになりながら、しこしこ晩飯つくりを始めることに致します...(滝汗)

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