こんにちは。華香です。

 

昨日のブログでは、

胎内記憶の約束を守るのは14歳前後

というお話を書かせてもらいました。

 

 

今日は、逆に

「胎内記憶の約束をキャンセルする時」に起きること

について書きたいと思います。

 

 

胎内記憶とは、

  • こどもが生まれる前にママを見ていたこと
  • ママを選んだこと
  • 自分の人生を選んだこと

など、

生まれる前のお空で過ごした時の記憶のことを言います。

 


 

最近では、胎内記憶をお話してくれる子も増えてますね!

それには、ちゃ〜んとした理由だってあるんですよ。

 

それはまた、別の機会にお話させてくださいね。

 

 

 

 

さて、これからは私自身のことですが

私にも胎内記憶があります。

 

 

 

私が子供だった当時、

家族以外は、そのような話をしても誰も信じてくれない…

逆に「気持ち悪い!!」で済まされた、悲しい記憶があります。

(幸いなことに、家族はみんなサイキッカーなので、逆にたいした話ではないと、取り合ってくれませんでした笑)

 

 

 

そして私の数ある胎内記憶の中でも

一番鮮明に覚えているのが

 

「空の上で、兄と一緒に過ごした時」のことです。

 

 

 

 

拙著「こどもはママのちっちゃな神さま」にも

 

「兄を守る」と決めて来た私の胎内記憶

 

という項目があります。ここで少しだけご紹介させてくださいね。

 

 

 

私は兄が先に地球に降り立つときに

「私が守るから大丈夫!」と言った記憶が残ってます。

 

実は、私の兄は青年期に難病になり、車椅子の生活をしています。

 

兄は全介護を受けないと生活できませんが、

私も兄のためにお金のこと、介護のこと、彼のやりたいことなどいろいろサポートしたのです。

 

兄が元気だった頃は

「私が守るから大丈夫!」の意味が分からず

「なんで私がこの人を守るんだろう❔」と思ってましたが、

 

兄のサポートをするようになってはじめて

「あ〜、このことだったんだ」

と腑に落ちると同時に、

 

兄を通して私自身も、ものすごく成長させてもらえています。

 

(本文P85より)

 

 

 

出版する、ほんの数日前

兄が呼吸困難に襲われ、集中治療室に運ばれました。

 

 

意識が遠のき、

このままでは亡くなってしまう…という

生死をさまような緊迫した日々が過ぎました。

 

 

 

私は、自分の胎内記憶で

「兄を守らなきゃ!!」と言うのがあったので

兄を元気にさせる事に、しゃかりきになり

 

 

最終的には、

兄が渡ろうとした三途の川まで行き

手を引っ張って、この世に連れもどしたそうです。

(のちに、兄がこの事を教えてくれました。)

 

 

けれども、生還してから数日後

兄は心肺停止の事態になります。

AEDでなんとか蘇生し、息は吹き返したものの

脳に障害が残り、今でも意識が戻りません。

 

 

私は必死に、ヒーリングを送り

ただ、兄を助けたい

という思いにかられ、

病院に毎日通ってはヒーリングをする。

そんな心許ない最中、本が発売されました。

 

 

 

今回は出版イベントもたくさん組んで

PRも入れていた…。。。

 

 

なのに、どうして…

私の大事な時期に

このような事が起きたのか…。

 

 

私はずっと不思議でした。

 

 

でも、あれから3ケ月経って

ようやく分かった事があります。

 

 

それは、私が「兄を助ける」と決めたから。

だから、私の人生の大切な時に

助けるようなことが起きるのです。

 

 

ちょっと分かりづらいですね。

 

もっと深く言うならば、

潜在意識で私は、

 

自分が幸せになってはいけない

だって、兄を助けないといけないから…。

自分一人が幸せになる事は絶対に許されない。

だって、兄を守らないといけないから…。

 

 

このような決め事をしていたので

幸せになることを拒否し

私が幸せにならないように

ありとあらゆる罪悪感を兄にくっつけ

自分で自分の足を引っ張ったのです。

 

 

だから、ほらね!思った通りになったでしょ

と言う現実を私は受け取ったのです…涙

 

 

 

逆の言い方をすると

「兄は助けないといけない存在だ!!」って

ずっと思ってたのです。

「私が幸せにしてあげないといけない」ってね。

 

 

でもその裏には

「兄は弱い」がベタリと張り付いていたのです。

 

 

よく、胎内記憶で

「ママを幸せにしに来たよ」と子どもたちは話してくれます。

それは昨日お話した、ある時期が来るまでは、

純粋なミッションとして行います。

 

ここには罪悪感も、強いも弱いもなく

ただ、人のお役に立ちたい!と言う

本能ベースで行われます。

 

 

 

でも、ある時期が来たら

私たちは親離れしていきますよね。

 

自分がどんどん成長していくと

親も一人の人間だ!

だけど同時に、自分と同じ強いソース(源)を持ってるんだ。と

親を明らかに見る時が、いつしかやって来ます。

 

 

 

親をかわいそうフィルターではなく

自分と同じ強いソース(源)で見ると

 

 

「ママは今の状態でも幸せなんだ。自分がそれを選択しているんだ」

 

と、気づきますし

 

「ママは助けなくても強かったんだ」

 

と、気づきます。

 

(ここについては「こど神」p316をご参照ください)

 

 

 

このような歪んだフィルターを外し

真実の姿に気づいた瞬間

 

私たちは親を助ける事をやめ、

自分が自分を幸せにする方向へ流れが変化します。

 

 

そして、自分の幸せが結果的に

親を幸せにすることだったと気づきます。

 

 

それを腑に落とした時

「胎内記憶」をはじめてキャンセルできるのです。

 

 

人の「情」は一見して美しい。

けれど、それは自分の足も、相手の足も引っ張り

真実の姿を見えなくしてしまう…。。。

 

 

 

だから、「情」で親を助けない。

 

私は「情」で兄を助けない。

 

「情」を挟むと関係性が歪んでしまうから。

 


 

 

 

でも、だからと言って

「助けない」ことと「縁を切る」ことは全く違う。

 

 

 

愛しているから

信頼しているから

対等の命だから

 

私が助けると言うのは、違ってたんだ…。

と言うところ。

 

 

ただ、相手に対して優劣をつけてしまってたけど

それはそう言う見方を選択していただけのこと。

 

この世にはかわいそうな人はいない

みんな一生懸命に生きていて

お互い同じ存在なんだ…

 

 

と言う事に気付き、選択をすると

親を助ける胎内記憶が弱まっていき

 

同時に、親を助けられなかったと疼き、その傷を自分のトラウマに使う事も

ようやく終わらせる事が出来るのです。

 

 

そして、私たちは

もっともっと深い領域で

自分を愛し自分の強さに触れていく。

 

同時に相手の愛の深さに打たれ

愛の循環が始まる…。

 

 

 

これは、ひょっとして

「胎内記憶」と言うワードを超えたお話なのかもしれません。

 

 

 

けれども今に私はもう

 

兄を必死で守ったりはしない。

罪悪感から援助はしない。

(罪悪感があるとお金で解決する事が起こり、側にいようとしまうのです)

兄の分まで生きない。

 

健全な関係性と距離感で見守る。

 

 

 

私が私を幸せにすると決めたから。

すると相手も

自分で自分を幸せに出来ると

信じられるようになるのです。

 

 

これは、子育ても夫婦関係も、親との関係も

全てが同じなんじゃないでしょうか…。

 

 

きっと私は…

兄がいつ地球を去ろうとも

それをしっかりと受け入れるでしょう。

もう、三途の川まで行き引き止めはしないでしょう。

 

それは兄が決めた事だから。

 

 

きっと私は…

母がどんな状況であっても、私はそれを受け入れる。

 

 

だって、弱い人、ダメな人は

この世に存在していないから。

私たちは、ちゃんと自分で生きていける力を備えて

地球に降りて来ているから。

 

 

 

そして、相手を深く深く愛してるから。

 

私が彼らの人生を「情」で助け、存在価値をアピールしなくても

互いに信頼し、愛し合っているから。

 

 

 

 

 

かと言って、人に頼らない事と

私が上記で伝えていることは、似ているようで全く違う事です。

 

 

きっと行動のレベルでは、

助けたり、手を貸したり

私もそのような事をしてもらうし、これからもするでしょう。

 

 

でも、「偏った情」からの行動や

罪悪感からの行動、優越の見方からの行動はしないでしょう。

 

 

 

もっと、シンプルで軽やかで

安心し合った関係の上で

「嫌な事」は断る

けれど、本当に「一緒にやりたい」と言う感覚が起きた場合は行動する。

 

 

そこには、取引関係や愛の承認作業は存在しないでしょう。

 

 

 

私たちは、生まれる前から

いろんな思いや様々な願いを持って、地球にやって来ます。

 

 

でも、最後には

「愛してるよ」「いてくれてありがとう」

と体現すること。

(詳しくは「こど神p102」)

 

愛の意味を知ることをしたいのではないのでしょうか。

 

 

それは大事な人との深い関係から

私たちは自分を知り

愛を知るプロセスを歩む。

 

 

これは胎内記憶で誰もが決めて来ていること。

 

そして、この真実には

キャンセルはありません。

 

 

 

 

お読み頂きありがとうございます。

 

 

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