「表参道らしさ」を求め、代替わりした門前お土産屋さんの選択とは?…9年ぶりの再訪※過去記事更新 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

「表参道らしさ」を求め、代替わりした門前お土産屋さんの選択とは?…9年ぶりの再訪※過去記事更新

 

今年もあと1ヶ月を切りました。

 

初詣は何処に行こうかな?と、今から思っている人も多いのではないでしょうか?

 

今回は、平安時代の「延喜式」にて、伊勢神宮・香取神宮と並んで「3神宮」と言われた鹿島神宮を目指して2両編成のワンマン電車に乗っています。

 

東日本大震災で倒壊後に再建され、平成26年(2014)6月1日に竣工した大鳥居の前まで来ました♪

 

境内の様子は別記事でご紹介していますので、興味がある人はご参照してみてくださいね。

■本ブログ内関連記事参照

おれ野“お散歩日記”・・・警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-鹿島神宮130726040

 

2013年に来た時には大鳥居が未完成で、震災で被災した後に撤去されたままの状況・・・

そんな折、鹿島神宮“大鳥居(平成26年再建予定)”の前で写真撮っていたら、

まさしく「門前」にある土産屋=「大神商店」のおばちゃんに声掛けられた…

 

あの銀色のクルマ、

(門前写真撮るのに)邪魔だよね!

確かに、あんな高級車?に乗って500円の駐車場代ケチるなって思うが…

(少なくとも、この車を造ったトヨタはTVのCM等で「高級車だ」と宣伝している)

 

ちなみに神社所在地=茨城の“隣県(千葉)”ナンバーだったが、、、
おれ野“お散歩日記”・・・警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-鹿島神宮130726187


で、大神商店(茨城県鹿嶋市宮中1-6-27)が

本ブログ管理者に薦めてきた御菓子が「豆絞り」・・・

 

ベースは“クッキー”なのだが、

千葉県東部名産の落花生が上にトッピングされていて

“そのまんま”

ピーナッツ♪

が沢山載っていて、食べると崩れてしまうほど、、、

(ビールのつまみにも合いそう?)

商品名/豆しぼり(名称/焼菓子)

原材料名/落花生、小麦粉、砂糖、砂糖調製品(砂糖・小麦粉)、マーガリン、ショートニング、鶏卵、粉乳調製品、水飴、コーンスターチ、食塩、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料、カロチン色素

内容量/10枚(販売価格/税込540円

保存方法/常温(直射日光・高温多湿を避ける)

消費期限/D+90日

販売者/株式会社花の里(千葉県成田市寺台260)

 

参拝後、9年ぶりに再訪したら息子さん(?)の代に替わっていて、お店もタピオカドリンクとクレープをメインに売る「門前喫茶」に業態変更していました!

※現店名は「大神tapioca

 

でも、建物自体は不変で、「大神」の立派な看板も含めて9年前と全く同じ!

 

今回は、「人気ナンバーワン」のタピオカミルクティー(税込500円)をオーダーしてみました!

 

店の横に簡易的なテーブルと椅子が用意されているので、オープンカフェっぽい感じで頂いちゃいましょ♪

 

穏やかに晴れた日は、清々しい風が吹いて心地よい♪

 

たぶん、このタピオカミルクティーと、今回は頼まなかったけどクレープも含めて食べ歩く「表参道」グルメとして、新店主の年代に合わせた若者受けを狙った店のコンセプトを考えているのかな?

 

東京の原宿も、ここ鹿島(茨城・鹿嶋市)も、大神宮の「表参道」という点では共通ですからね。

 

鹿島と言えば、Jリーグ(J1)の名門「アントラーズ」で知られるサッカーの街。

 

では、鹿島の「表参道」における、タピオカドリンクとクレープで「歩き食べ」できる景観まちづくりと道路構造について、以下にご紹介したいと思います。

 

鹿島の「表参道」

鹿島神宮の「神鹿」に因んで、歩道にも鹿のオブジェクトがある鹿島神宮の門前町。

 

鹿島神宮の一の鳥居は古くは東西南北に4基あり、四方から参道がありましたが、最も主要なルートは西側です。

 

「西の一の鳥居」は北浦湖畔の鹿嶋市大船津にあり、鰐川の中にあります。

 

古くから大船津は神宮参拝者の船着場であったため、神宮の門前町もこちらの西方側に広がっています(地図参照)。

□地理院地図Vectorに本ブログ管理者加筆

 

中世にこれらの町が形成される以前は、大船津の津東西社から舟で御手洗池まで進み、そこで潔斎して参宮したと考えられているようですね。

■本ブログ内関連記事参照

おれ野“お散歩日記”・・・警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-鹿島神宮130726043


この道路(鹿島神宮通り=幅員18m)は、

基本は「真っ直ぐ」なのですが、

よく見ると、車道を緩やかに湾曲させて変化をつけています。

 

思わず“キョロキョロ

o(・_・= ・_・)o”・・・

なるほど、、、

門前町を散歩する人が飽きの来ないような設計になっているのですね。

 

ちょっと長い(お役所風)ですが

鹿島神宮周辺地区地区計画景観整備補助事業」の文章を以下に引用します。

 

要は行政からの補助金により、

道路改装に合わせて沿道の建物もリニューアルした営業店舗もあるのかな?

 

『鹿島神宮周辺地区計画制度』(平成10年度鹿嶋市策定)

鹿島神宮の表玄関として、

悠久の歴史漂うまちづくりを進めるために建物の用途や形態などを規定

(対象区域7.9ha)

【エリア内における建築制限例/かなりウルサイです(笑)】

個室付浴場業・ラブホテル・アダルトショップ等の「風俗系」用途の禁止

「食品以外の工場」用途の禁止

道路境界線からの壁面立ち上げ距離1.5m以下の建築禁止

 (道路の隅切部分に該当する建築物と、外壁長3m以下の小建築、

  高さ3m以下の車庫、高さ2.3m以下で面積5㎡以下の物置は除く)

・門扉門柱を除き「生垣」「板塀」および「竹垣」以外の柵禁止

 (門扉門柱は透視可能、基礎は60cm以下、敷地植栽)

 (生垣以外は「漆喰」可…但し道路境界から50cm後退&前方植栽条件)

・屋根は傾斜屋根以外禁止(一部分のみ取入れでも可)

 (色は「」「」「」以外禁止)

・外壁および柱の原色使用禁止(「」「」等“落ち着き”のあるもの推奨)

屋上看板禁止

・テレビアンテナ、冷房室外機、高架水槽、屋上階段室、ダクト等は外から見え難い位置に配置するなど周囲に気を遣え!

(リンク切れ)□外部リンク参照(1)  □外部リンク参照(2)
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※鹿島の「表参道」は、県道指定になっていました
茨城県道192号鹿島神宮線(距離:0.492kmの一般県道*全線対面通行)

 

起点:茨城県鹿嶋市宮中(きゅうちゅう)1丁目=大神商店前

終点:茨城県鹿嶋市宮下2丁目(茨城県道18号茨城鹿島線交点)

 

1923年(大正12年)4月1日:前身の「宮中鹿島線」路線認定

1959年(昭和34年)10月14日:「鹿島神宮線」路線認定(起点と終点が逆転)

1999年(平成11年):道路管理者=茨城県によって門前町を意識した道路整備

【周辺地区も含めた2004(平成16)年頃の状況/コレは寂しい∑(゚Д゚)】

居住人口は約150世帯、約500人、

65歳以上の高齢者が約200人(40%)であり、高齢化が懸念

(調査対象区域9.18ha=人口密度54.5人/ha

都市計画等:用途地域商業地域(建ぺい率80% 容積率400%)

建物用途:

(住宅:72軒、店舗併用住宅:45、店舗等:32、空き店舗:15、駐車場:25)

平成14年度鹿嶋市全体の観光客年間232万人:

(うち鹿島神宮160万人うち初詣客50万人
(うち日帰り客213.5万人宿泊客18.5万人)

(リンク切れ)□外部リンク参照
 

現状(茨城県鹿嶋市宮中1丁目)

・面積0.15551k㎡

・161世帯442人が居住(一世帯あたり2.7人)

・-13.3%(前回国勢調査比)

人口密度は2842人/k㎡

・一戸建(94.3%)、持ち家率91.9%

・主要職業は卸売業、小売業(27.6%)、サービス職業従事者 (22.5%)

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駅と表参道を繋ぐ坂道の様子

 

なるほど、、、

要するに商店街の周囲に「人が住んでいない!」

のですね。

 

だから、観光客が来ない平日の昼間は閑散としている。

人口密度が郊外住宅街と変わらない。

 

なので、生活必需品を扱う商業は発達しない(郊外のイオンに行く)

観光客向けの商売は休日しか儲からないので非効率

(平日は開店休業状態/空き店舗・低未利用地も目立つ、、、)

 

本ブログ管理者流(?)の再生パターンとしては、埼玉県所沢市の事例か浮かびますが・・・

 

でも、さすがにこれは“極端(高層)”すぎるので、


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京都の「町家風集合住宅」みたいなのがお勧めですけどね。。。

巽和夫・町家型集合住宅研究会編

『町家型集合住宅-成熟社会の都心居住へ-』p.237、学芸出版社、1999年…より引用

 

あとは、福島県三春町とか・・・

 

そんなこんな考えているうちに、駅に着いてしまった。。。

※「533M」の表示ですが、折り返し電車が到着直後の撮影なので、行先は「佐原」に変更したものの、未だ列車番号は未変更だったタイミングで撮っちゃったのかな?(正しくは「536M」)

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鹿島神宮駅

1970年(昭和45年)8月20日開業/香取起点14.2km地点(直営「管理駅」)

2011年度乗降客数1812人/日→2021年度乗降客数は1522人/日

 

当駅は鹿島線の途中駅であるが、当駅 - 鹿島サッカースタジアム駅間は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線からの乗り入れ列車が運行されるのみで、鹿島線の旅客列車は運行されていません。

※多客時に、成田からサッカースタジアムまで直通する臨時列車が出る場合があります

 

これは両社の接続駅である鹿島サッカースタジアム駅が臨時駅であり、サッカー試合開催日など特定の日を除き列車が通過するためです。

 

そのため、当駅が大洗鹿島線(水戸)方面とJR線香取・佐原方面の運転系統上の「区切り」の駅であり、正式な大洗鹿島線列車接続駅となっています。

 

しかし、当駅 - 鹿島サッカースタジアム駅間はJR東日本の所轄区間であるため、同区間の運賃計算はJRのものとなります。

 

(サッカースタジアム駅を過ぎ単線区間に入ってすぐ左に境界標識杭あり=ちょうど、鹿嶋コミュニティバスの「田谷」停留所付近になるのかな?)

 

【例】鹿島神宮→鹿島大野を青春18切符で臨海鉄道の列車に乗る

(サッカースタジアムまではJRなので、差額220円を運転手に申告・後払い)

□外部リンク参照
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前回は、かつて京浜東北線を走っていた電車からの改造転用(209系電車)。

先頭車と最後尾車両のみ向かい合わせの席に改造されていました。

 

未だ、この頃は改造直後だったので、「中古車」ではありながらも内外装は綺麗になっていましたね・・・
おれ野“お散歩日記”・・・警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-鹿島神宮130726064

 

当時の新型車両であった、仙台のE721系・SAT721系電車のようなドリンクホルダーも設置されていましたが、E235系ベースで建造された新型のE131系には引き継がれませんでした。

 

令和の世になった今は、2両編成のE131系ワンマン電車で佐原まで戻ります。

(209系時代は、4両でした・・・)

 

ちなみに2019年度における鹿島線の赤字は八億六千七百万円(営業係数1070)。

 

平均通過人員は1207人/日で、1987年比で半減以下なのだそうです。

□外部リンク参照

本記事掲載写真・動画はすべて、

本ブログ管理者が自ら現地に赴き、

自らの手で撮影したものである