万能色リップペンシル ~シャネル~
レーヴルサンティヤントの#121
を買ったときに、
BAさんが「単色で使ってもかわいいですよ」とおっしゃっていたのですが、
私はくちびるの色が赤いから、単品だとほとんど発色しないと思うと答えたら、
紹介してもらえたのがこちらのリップペンシル。
名前どおりナチュラルなベージュカラーで、
どんな色の口紅にも合わせやすいのはもちろん、
グロスを単色で使いたいときの潰し色としてもおすすめなのだそうです。
<私、いつもファンデーションとか死体色の口紅で色消してるんですけど、
それよりリップペンシルの方がいいんですか?
と疑問に思ったので聞いてみたところ、
<口紅のときは、それでもいいと思いますよ。
でもグロスってベースが少し溶け出してしまうので、
それだと少し色が濁ってしまうんです。
ペンシルの方が溶けにくいので、グロスのときはこっちがオススメです。
なるほどね~と素直に購入。
確かにくちびるがかさつきにくい口紅であればあるほど、
グロスと色が混ざりやすいという欠点はあるんですよね。
シャネルのリップペンシルって初めて使ったのですが、
芯が柔らかくて描きやすいのに、落ちてこないのがすごく優秀。
私はリップペンシルでちゃんと輪郭を取るのが好きなので、
ベージュ系のリップペンシルは幾つか持っているのですが、
今まで一番使用頻度が高かったのが、MACのサブカルチャーだったのです。
これもすごく優秀なんだけど、ちょっと固いしカサつく。
だからくちびる全体を塗りつぶすのにはあまり適していません。
柔らかくてくちびる全体を塗っても痛くないリップペンシルと言えば、
ルナソルのコントラスティングWリップライナー
なんだけど、
柔らかいだけに輪郭がちょっと剥げやすいの。
私は上唇だけちょっとオーバーリップに描いて、
ハート型のリップに偽造しているのですが、
ルナソルだとそれはちょっと厳しい感じ。
シャネルのリップライナーはちょうどその中間という感じで、
こすってみてもはげたり薄くなったりにじんだりしないし、
塗りつぶしてもくちびるがカサカサにならないの。
なんでもっと早く買わなかったんだろう!みたいな。
というわけでレーブルサンティヤントの#121と合わせて付けてみたところ、
確かに色がグロスににじみ出してこないし、
グロスそのままの色が出て綺麗。
YSLのグロスピュールのNo.2
と合わせても良かったです。
リップペンシルの反対側に小さなブラシが付いていて、
これは一体何に使うんだろう?と思って聞いてみたところ、
リップラインの内側をぼかすのに使うのだそうです。
はげにくいリップラインであればあるほど、
くちべにが剥げてしまったときに、リップラインだけが残りがち。
でもそれって相当格好悪いので、
リップラインを描いた後、ブラシで内側をぼかしておくと、
はげたときにリップラインだけくっきりにならなくて、いいのだそうです。
チークにしても何にしても、シャネルの製品に付いているブラシって、
「これ、本当に人間の顔に使うこと想定してる?」
とつっこみたくなるようなものがほとんどなのですが、
このブラシは使っても痛くないし、適度なコシがあって良い感じ。
先端が細くなっているので、細かいところ(口角とか)にも使いやすかったです。
ただ、気付けば似たような色のリップライナーばかり持っている気もしてきたので、
今度手持ちのリップライナーの色比較でもやってみようと思っています。
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コスメカウンターでタッチアップするとき、
「お化粧落としてしまってもいいですか?」
と聞かれることってありませんか?
「あ、はい。お願いします」と答えるのですが、
あの質問って意図がすごく謎だと思うんです。
特にアイシャドウとか口紅とか、
いったん落とさなかったらどうやって付けるつもり?
私が「駄目です」って言ったらあんた、どうすんの?
心の中でこんなつっこみをしている私は、
多分すごーく性格が悪いんだろうと思います。
パステルカラーに合わせるピンクリップ ~シャネル~
RMKの新作アイシャドウを買ったときに、
同じトランスルーセントシリーズのピンクの口紅も可愛いなと思ったのですが、
赤みが強く出すぎて、せっかくアイシャドウで作った透明感が台無し。
先にコンシーラーでくちびるの色をつぶしてもらっても、
リーフレットのモデルさんみたいな綺麗なピンクには発色しなかったので、
これは微妙だなぁと見送ったのです。
それで、合わせるリップはシャネルで選んでもらいました。
それで購入したのが、ルージュアリュールの#13(TENDER)。
合わせるグロスはレーブルサンティヤントの#121(BEIGE GUITARE)。
#13は、TENDERという名前のとおり、とても優しいピンク。
ふわっとした透け感のある春らしい軽やかな色で、
顔色がぱっと明るくなるのです。
ピンク色の細かいラメが入っていて、単品でもみずみずしいツヤが出ます。
手に塗ってみるとこんな感じ。
発色は薄めで、くちびるの色が少し透けるような感じ。
私は素のくちびるが赤いので、ファンデーションで軽く色を消してから、
ブラシで塗った方が綺麗に発色するなと思いました。
少し黄味のあるピンクなので、
普段ベージュ系が多い人でも抵抗なく使えると思う。
上から重ねるグロスとして選んでもらったのが、
レーブルサンティヤントの#121(BEIGE GUITARE)。
ピンク・グリーン・ゴールドの細かい偏光ラメが入ったピンクベージュなんだけど、
実際つけてみるとほとんど色は付きません。
アクアルミエールのボンボンと似てるけど、あれよりもベージュ寄り。
赤みが強い口紅の色を抑えるのにいいかなと思いました。
レーブルサンティヤントはアクアルミエールに比べてテクスチャーが固めで、
その分もちはいいのですが、ちょっとべたつきます。
水系のグロスが好きな人は、多分アクアルミエールの方が好きなんじゃないかなぁ。
グロスはブラシタイプが好きなのですが、レーブルサンティヤントはチップタイプ。
リップタイプってベースに塗った口紅がよれてしまうことが多いから、あんまり好きじゃない。
なので付けるときはスパチュラに取ってから、
リップブラシで付けることにしているのですが、
1回に取れる量が少ないから、何回も取らないといけないのがちょっと面倒。
なので私はこういうチップタイプのグロスを使うときは、
プラスチックのマドラースプーンを直接ボトルにつっこんで出しています。
ドトールとかマクドナルドのコーヒーに付いてくるような、
先が小さいスプーンみたいになったプラスチックのマドラーってあるでしょ?
あれ、長さも十分だし、グロスの口から入れられる大きさなの。
ちなみに100円ショップとかホームセンターとかオフィスデポとかに、
100~500本入りで売っています。500本も要らないけど。
2色重ねると、こんな感じ。
上半分がグロスのみで、下半分が#13の上に#121を重ねたところ。
ふわんとしたピンク色に発色して、パステルカラーのアイシャドウにぴったり!
青みのあるピンクだと、グリーンやコーラルのアイシャドウとは相性が微妙だけど、
#13と#121の組み合わせだと割と黄味があるので、
去年のルナソルのシアーコントラストのグリーンとも相性が良かったです。
早くもっと温かくなって、きれい色のメイクができるようになるといいな~。
透明感が魅力のツヤピンクチーク ~RMK~
先日、RMKで春の新作アイシャドウ(季節限定)を購入したときに、
一緒に同シリーズのチークも購入しました。
ピンクとコーラルがあって、パープルにはどちらでもいいと言われ、
いつもピンクを選んでしまうから、ここはコーラルで!と挑戦したのですが、
私の肌の上ではすごく鮮やかなオレンジに発色してしまい、
似合うとか似合わないとか以前に人間の肌の色として変だと思ったので、
やっぱりピンクにタッチアップし直してもらいました。
このチークは両色ともに偏光パールが入った透明感のある薄付きのタイプで、
ベースとなる肌色や血色の具合によって、随分印象が変わると思います。
接客してくれたBAさんは、同ラインのグリーンのアイシャドウに、
コーラルの方のチークをつけていたのですが、ちゃんとコーラルに発色していました。
ふわっと頬の高い位置にツヤが出ていて、ものすごく健康的に見えて、素敵。
なので、綺麗にコーラルに発色させることができれば、魅力的なカラーだと思います。
でも、ピンクの方も王道のピンクという感じで、かわいい。
正直なところ、手持ちに絶対ありそうな色だとは思ったのですが、
頬に自然なツヤ感が出ることと、
適度に肌色が透けるのでわざとらしくなく、
なんとなく健康的な素肌美人に見えそうな気がしたので、購入を決定。
青みピンクの明度を上げて、ほんの少し黄みを足したような色で、
シルバーとピンクの偏光パールがたっぷり入っているので、
付けると白っぽいピンク色に発色します。
ルナソルのパーティコフレ2008についていたチークの明度を少し上げたような色。
私はパステルカラーはマット~セミマットくらいでないとアウトなので、
持っているパステルカラーのシャドウのほとんどがセミマット。
そこでチークまでマット系だとなんだか乾いて見えるので、
パステル系ピンクだけどツヤ感のあるこのチークは、
目元にパステルカラーを使ったときにすごく活躍してくれそうな気がします。
ただ、もともとこのチークは、色をしっかり付けるタイプではなくて、
光を集めて肌にツヤ感を出し、色はニュアンス程度というコンセプトらしいので、
一度つけたくらいだと、しっかりピンクには発色しません。
特にRMKのチークブラシは灰リスなので、
カウンターでは「色、ちゃんとついてる?」と思うくらいでした。
これはこれで自然でいいのかもしれないけれど、
私はもともと顔に血色があまりないタイプなので、
チークが薄いと半分死んでるみたいな顔になりがち。
なので、リス毛ではなく山羊毛のブラシを使って、
もう少しちゃんと色が付くようにして使っています。
これでもべたっと肌の色を隠すようについてしまうことはなくて、
このチークが狙っている「透け感」「透明感」を損ねてしまうことはないので、
どのくらいの発色にさせたいかによって、
ブラシの種類や毛量、付ける回数を変えれば、
幅広くいろいろな人に受け入れられそうなチークではあると思います。
ちなみに一緒にモデル使用色のリップも合わせてもらったのですが、
素の唇が赤い私だと、結構どぎついピンクになってしまい、好みに合わない。
なんていうか、林家パー子みたいになってた。
既存色も2色くらいタッチアップしてくださったのですが、
どれもビンゴ!という色がなかったので、
口紅はシャネルで色を合わせてもらいました。
そのリップについてはまた今度記事にしたいと思います。