10/17 大邱からの日帰り旅③ ユネスコ世界記録遺産東医宝鑑の村で韓方のお勉強を＠山清

10月の渡韓レポ（大邱・咸陽（ﾊﾐｬﾝ）・山清（ｻﾝﾁｮﾝ）・昌寧（ﾁｬﾝﾆｮﾝ））

こちら↓の記事のつづきです。

10/17 大邱からの日帰り旅② 咸陽介坪韓屋マウル散策を終え納豆が美味しかった五穀定食のランチ

咸陽（ﾊﾐｬﾝ）からバスで20分、山清（ｻﾝﾁｮﾝ）郡へ向かいました。

慶尚南道の西北部に位置する山清郡は、人口35,000人あまりで肥沃な土地に恵まれているも山に囲まれ平地が少ない街。

干し柿が特産品です。

スケジュール

12:52 咸陽市外バスターミナル（BT)出発
13:18 山清市外バスターミナル（BT)到着
13:30～15:00 東医宝鑑村見学
15:40 山清BT出発
16:05 咸陽BT到着
16:15 咸陽BT出発
18:10 大邱西部ターミナル到着

山清BTから目的地までのバスは1時間半までなく、目の前にあったタクシー会社からタクシーで移動することにしました。

10分ほどで東医宝鑑村（동의보감촌・ﾄﾝｲﾎﾞｶﾞﾝﾁｮﾝ）に到着。

2013年、山清韓方EXPOが開催された場所で、現在は韓方テーマパークとなっています。

この日は山林文化博覧会を開催中で、大勢の観光客が訪れていました。

広大な敷地にいろいろな施設が設置されています。

まずはエキスポテーマ館から。

医食同源。

王室の代表的な食治はお粥で、菊粥や筍粥など脳の活動を活発にする材料を使用したそうです。

王家のトータルケアを行った内医院（ﾈｲｳｫﾝ）。

王の恵沢を庶民にも施すため、恵民署(ﾍﾐﾝｿ）や活人署（ﾌｧﾘﾝｿ）というような医療機関ができ、それまでは遠方の薬令市まで足を伸ばさなければ入手できなかった薬剤も手に入れることができるようになったのだそうです。

ヘチマのトンネルをくぐって韓医学博物館へ移動。

東医宝鑑(ﾄﾝｲﾎﾞｶﾞﾝ）を編纂した許浚（ﾎｼﾞｭﾝ）。

東医宝鑑(ﾄﾝｲﾎﾞｶﾞﾝ）とは中国の明医学に従来の朝鮮医学を統合した医学書。

16世紀末に朝鮮王朝第14代宣祖（ｿﾝｼﾞｮ）の命により許浚（ﾎｼﾞｭﾝ）を中心とした内医院編纂局にて編纂が始まり、14年の歳月を経て編纂作業が完成。

1613年、「東医宝鑑」の名で刊行されました。
ユネスコ世界記録遺産に選定されています。

韓方体験館。

身長・体重や5問程度の生活習慣や正確についての設問に答えると、健康点数が表示されます。

(韓国語のみですが）

この日は雲一つない青空が広がり、汗ばむほどの暑さでした。

ホジュンと医女のイェジンでしょうか？

「清らかな山」という地名に相応しく、山がきれいです。

イワギク（구절초)が満開でした。

風車のある建物を目指し、

喉を癒しました～(笑)

丘の中腹にあるこちらの熊のオブジェ。

2階に登ると、熊の口が展望台になっています。

東医宝鑑村（동의보감촌）
住所　山清郡今西面特里1300-25（경남 산청군 금서면 특리 1300-25)
道路名住所　山清郡今西面東医宝鑑路555番キル45-6（경남 산청군 금서면 동의보감로555번길 45-6）
電話番号 055) 970-7216
開館時間　9～18時
休館日　1月1日、名節（旧正月・秋夕）当日、毎週月曜
韓医学博物館入館料　2千ｳｫﾝ