10/18 大邱からの日帰り旅④ 昌寧(チャンニョン)で決死の登山・山頂にある石仏見学@観龍寺 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

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7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
全州にひとめぼれし、大邱に恋い焦がれるビョンが、
大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

10月の渡韓レポ(大邱・咸陽(ハミャン)・山清(サンチョン)・昌寧(チャンニョン)) こちらの記事↓のつづきです。

10/17 大邱からの日帰り旅③ ユネスコ世界記録遺産 東医宝鑑の村で韓方のお勉強を@山清

 

4日目は、慶尚南道の昌寧(チャンニョン)郡へのバス旅です。

 

昌寧は人口64,000人足らず。
東北部には火旺山(ファワンサン)を中心とした山岳地帯が、南西には洛東江(ナクトンガン)に沿って川辺平野が広がり、農業が盛んな街です。

長音記号2スケジュール

8:30 大邱西部ターミナル発
9:05 昌寧市外バスターミナル着
9:40 ヨンシン(郡内)バスターミナル発
10:10 玉川(옥천・オクチョン)バス停着
10:35 観龍寺(カンニョンサ)
10:47 龍船台へ向かって出発
11:05 龍船台(ヨンソンデ)
11:10 龍船台発
11:23 観龍寺着
11:33 観龍寺発
11:50 玉川バス停着
12:30 玉川バス停発
12:55 ヨンシンバスターミナル着
13:00~13:50 プセンにて昼食
14:30 昌寧市外バスターミナル発
15:15 大邱西部ターミナル着


大邱西部ターミナルから僅か35分で昌寧市外バスターミナルに到着。


そこから徒歩5分のヨンシンバスターミナルへ。郡内のバスはここ発着なんです。


車窓から紅葉を楽しみながら、郡内バスに揺られること30分。

玉川(オクチョン)バス停に到着。

目指す観龍寺(カンニョンサ)は標高753.6mの観龍山(カンニョンサン)の中腹にあるため、自ずと山を登ることになります。

毎回お話ししている通り山登りなんて大嫌いなんですが(苦笑)、ハヌルさんのブログ に紹介されていた山頂近くにあるという石仏様にお目にかかりたくてチャレンジすることに。

日曜日だったので、大勢の登山客の姿を見かけました。


チケット売り場(車で訪れると入場料が必要だそうです)付近にあるバス停から観龍寺(カンニョンサ)まで1,190mの緩やかな上り坂が続きます。

石仏様は観龍寺から更に430m上った龍船台(リュウソンデ)という場所にあります。

運行本数の少ない帰りのバスまでの2時間を利用して、そこまで往復できるのか不安がいっぱいに。


細い道なのに駐車場を求める車が脇をビュンビュンと通りその排気ガスで空気が悪いし、アスファルトなので段々と膝に応えてきて、足取りがめっちゃ重くなりまたも滝汗に。

17分ほど歩くと駐車場が。

奥に観龍山が見えてきましたが、果たしてあの山のどのあたりにお寺があるのか。

既に帰りたい気分に(泣)

この右手に2体1対の石長丞(ソッチャンスン)が。
チャンスンとは村の守り神です。
民族文化財第6号に指定されていて、ここからが観龍寺の境内となるそうです。

バス停から25分。

時間的には長くはないですが、もう一歩も足を前に出せないくらいの疲労を感じつつ漸く観龍寺(관용사・カンニョンサ)が見えてきました。

この坂道は魔物です!

最後の難関、石の階段。やめて~~~!!!

観龍寺(カンニョンサ)は新羅時代の8大寺の1つに挙げられるほど大きな寺ですが、創建時期は定かではなく、4世紀末ではないかと推定されているのだそうです

観龍寺という名前は元曉(ウォニョ)大師が百日の祈祷を終えた日に、空から突然五色彩雲が降り稲妻が走り、火旺山のふもとにある3つの池から9匹の龍が昇天するのが見えたという伝説から名付けられたのだそうです。


慶尚南道文化財資料第140号に指定されている梵鍾楼(ウォンチョンヌ)。

法鼓の下支えとなっている獅子?がユニーク。

圓音閣(ウォニムガク)という建物が素晴らしいロケーションにありまして、

窓からこんな景色を眺めることができます。

「もうこのまま下山しちゃおうかな~」と弱気になってしまいました。

が、爽やかな風を浴びているうちに元気を取り戻しました。
圓音閣(ウォヌゥムガク)の向かいには、色褪せた丹青(タンチョン)がいい風情を醸し出している大雄殿(テウンジョン。宝物212号)が。

青い空に映えます。

よっしゃー!頑張るぞー!と、龍船台(ヨンソンデ)を目指します。


ステキな土壁の道からスタート。



先程のアスファルトと違い、土の道なので膝への負担も少なくこちらの方が断然楽かも。

ゲゲ、階段が始まっちまった。

降りてきたアジュンマに「このまま階段が続くんですか~?」と確認してみたところ、「階段もあれば、平坦な道もあるわよ」と希望のお答えが~!(笑)

15分足らずで石仏様のお姿が見えてきました。目的地が明確にわかると俄然頑張れます(笑)

観龍寺から約20分で龍船台(ヨンソンデ)に到着。

宝物295号に指定されている石造如来坐像(석조여래좌상)の後姿が。

おお、なんてすごいところに鎮座していらっしゃるんでしょうか!

標高753.6mの観龍山の山頂付近に安置してある統一新羅時代の仏像。
高さは台座を含めると2.98m、仏像は1.17m。

なんとも穏やかな表情をなさっています。

これはスペアの台座?

苦労して登ってきた甲斐があったと痛感できるほど、素晴らしい眺望を楽しむことができました。

動画でもお楽しみください → 

下山はラクラク~!

あっという間に観龍寺まで戻り、先程生気を取り戻した圓音閣(ウォヌゥムガク)で、セルフのお茶を一杯いただき小休止。

藥師殿(宝物146号)と薬師殿3層石塔(地方有形文化財11号)。

熱心にお参りしている方々の姿も。

バス停目指して更に下ります。お花を眺める余裕まで。

バスが来るまで30分もあったので、命の水を注入(笑)

合格観龍寺(관용사・カニョンサ)
住所 昌寧郡昌寧邑火旺山観龍寺キル171(경남 창녕군 창녕읍 화왕산 관룡사길 171)

右矢印KONEST地図

合格龍船台(용선대) 石造如来坐像(석조여래좌상)
住所 昌寧郡昌寧邑玉川里山328(창녕군 창녕읍 옥천리 산328)

右矢印KONEST地図


ターミナルまでのバス移動中に昌寧(チャンニョン)の特産品って何かと確認したところ、

玉ねぎやニンニクなどの農作物。

早速ネット検査したところ、それらを楽しめるお店プセン(부생)が市外バスターミナルのすぐ裏手にあるのを発見。

昌寧郡の模範飲食店です。

13時を回っていましたが、日曜なので超満員。



お目当ては火力の強いクヌギの炭で焼いた韓牛の焼き網プルコギ(14,000ウォン)。

大好きなチョウンデイとともにいただきました。

韓牛プルコギの上には特産品のニンニクスライスが。

これまた特産品の玉ねぎスライスと酢醤油ベースのソースを絡めていただきます。

ハンバーグのように見えますが、こま切れ肉を固めて作ってあります。

プルコギといっても甘味控えめ。


炭の香りが食欲をそそります。ムッチャ美味しかった~。

玉ねぎをお代わりしてもう一皿いただきました。

血液サラサラ~になったかしら?

こちらの店、5千ウォンのミルミョンも人気があるようですよ。(画像↓はネットから拝借しました)

合格プセン(부생)
住所 昌寧郡昌寧邑校里1038-5(경남 창녕군 창녕읍 교리1038-5)

電話番号
055-533-0392/010-869-0406

営業時間 未確認
第3月曜休業

右矢印KONEST地図


 

長音記号2大邱からの行き方

大邱西部ターミナルから昌寧(チャンニョン)行きバスを利用

(都市鉄道1号線 聖堂池駅3番出口目の前 大邱都市鉄道路線図は、右矢印こちら からダウンロードできます
所要時間 35分
料金 3,400ウォン(2015-10-18現在)

時刻表はこちら→ 

大邱西部ターミナル→昌寧は대구발(大邱発)
昌寧→大邱西部ターミナルは대구행(大邱行き)

昌寧BTから観龍寺(カンニョンサ)

ヨンシンバスターミナルから玉川(옥천)行きのバスに乗車し、終点の玉川下車

所要時間 30分

料金 1,440ウォン(T-money利用可能)

時刻表(左がヨンシンBT発・右が玉川発)

 

あまりの疲労困憊ぶりに今回足を伸ばせなかったのですが、昌寧には韓国で最大の規模で、ラムサール条約に登録されている自然大陸湿地の牛浦池(우포늪・ウポヌプ)もあります。

 

←ネットからお借りしました。
昌寧BTから牛浦池(우포늪・ウポヌプ)へ

昌寧市内バスターミナル(ヨンシンバスターミナル)からバスを利用

(2016年1月現在)

 

長音記号2昌寧郡文化観光ホームページ(日本語)はこちら→ 
 

 

長音記号2大邱の情報は↓こちら↓をクリック

        大邱についての情報はこちら↑をクリックしてね!

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