和泉桂さんの『清澗寺家シリーズ』完結記念小冊子です。

届いた時も記事上げたと思いますが、
すごいんですよー。
リンクスロマンス1冊と同じ厚さ!
これを小冊子と呼ぶのが申し訳ないほど。

番外編短編集で、いっぱいお話が収録されてて大満足の1冊です。

【関連レビュ】
清澗寺家シリーズ
終わりなき夜の果て(上)  (下)
[BLCD]夜ごと蜜は滴りて2

BLレビュby-cocolo--和泉桂PREMIUM BOOK
PREMIUM BOOK 著者:和泉桂 イラスト:円陣闇丸
幻冬社 全サ小冊子 2011年8月
非売品

番外編が24編と、キャラクター筆記インタビューという企画モノが1つ収録されてます。

24編のうち、12編は雑誌掲載作品(フェア作品も1編)。
残り12編が書き下ろしとなってます。
キャラインタビュは雑誌掲載されたもの。
雑誌掲載作品は大幅加筆修正されてます。

なにしろ収録数が多いので一つ一つの作品の感想は割愛しますが、
すべてのカプのお話があります。
どのお話も良かったー!

時系列にそった順番になっているので、
短編集ですがシリーズの流れを脳内で再生できて読みやすいです。

一番最初と一番最後は、どちらも書き下ろし。
最初が、貴久と嵯峨野のお話で始まり、
最後に鞠子のお話で締めくくられるという構成も素敵でした。

特に印象的だったのだけ少し触れておきます。
まずは、浅野×天佑
浅野が「俺を抱いてもいいぞ」と言い出しますよ!
わおー!リバか?リバが読めるのか?と期待してしまった(笑)
天佑の「艶かしく喘ぐ浅野を見る気になれない」には吹いたけど`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

遼一郎×国貴
遼一郎のために一生懸命料理を頑張ろうとする国貴が可愛い!
でも、国貴の料理センスは壊滅的なようで、
それを言うに言えない遼一郎が、
何を食わされるかとビビってるのが笑えます。
でも、甘々なふたりですー(o´ω`o)ぅふふ

伏見×冬貴
このふたりは、ほんとに萌える!
伏見だけいれば、他には何もいらない冬貴。
わかりにくい彼の甘えがなんとも可愛いやら切ないやら。
年老いていくふたりだけに、エピソードが胸に染み入ります。

執事・内藤のお話、伏見の父性、深沢の過去、清澗寺の行く末、
などなど、興味深いお話もいっぱいでした。

キャラがインタビューに筆記で答えてるコンテンツは面白かった!
他のキャラについてどう思うか書いてるんだけど、
書いてる途中で、相手の検閲があったり、
まずいからと横線で消してあったりと
小ワザが効いてて笑えます。

ああ!清閑寺家シリーズ、また再読したくなった!
全巻読了してますが、友達に借りて読んだだけのもあるので、
それをまずは買わないとねー。
まだ買ってないのは、国貴編と道貴編なんだが(笑)

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終わりなき夜の果て〈下〉 (リンクスロマンス)/和泉 桂
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夜ごと蜜は滴りて (リンクスロマンス)/和泉 桂
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