今回は紅葉サイクリングではありません。...ちょっとお休み。
11月の3連休、天気がイマイチの予報で心配した。
1日目は雨であきらめ、2日目は用事で走れず、3日目にようやく走れた。
連休前にいろいろ行き先を考えてみました。
箱根旧道上り、椿ライン下り、箱根峠を越えて函南原生の森公園...
箱根の坂道を必死に上っても紅葉はまだ早い。
「連休最終日にムキになって長距離を走ってもなぁ...」
という思いから今回は近場を走ることにした。
頭に浮かんだのは春に走った大磯と曽我の道だった。
「二つをくっつけて走ってみよう」
大磯→谷戸川→西久保→遠藤原→震生湖→鴨沢→いこいの村→曽我丘陵→弁天山
「なんか、いいコースっぽい」(自画自賛)
楽しい走りが出来ました、写真も撮りに撮ったり439枚。
またしても、途中で”要充電”となり簡易充電器に繋ぎながら撮り続けました。
画像を整理して、フォルダ分した結果が↓の222枚。
01大磯まで →18
02谷戸川 →18
03西久保 →14
04七国峠 →15
05遠藤原 →07
06秦野一望 →27
07鴨沢まで →20
08いこいの村→11
09曽我丘陵 →54
10六本松 →14
11弁天山 →17
12帰路 →07
経験上アメーバブログの1記事では、画像リンク70枚がMaxです。
3回では足りません。さらにシェイプアップが必要です。
もう面倒なので4回に分けて報告することにします。
今回は全体の概要説明とデータや感想を書きますので、全部で5回ですね。
各パートの詳細は明日から順次報告する。
1回目=大磯編:01大磯まで~03西久保。
2回目=秦野一望編:04七国峠~07鴨沢まで。
3回目=アドベンチャー編:08いこいの村、09曽我丘陵。
4回目=楽しい農道編:10六本松~12帰路
なるべく、毎回読み切りでもルートの参考になりそうな形で書いてみようと思いますので、良かったらお付き合いください。
■見所
★大磯丘陵(おおいそきゅうりょう)
神奈川県西南部、中郡大磯町を中心に広がる丘陵地である。
北側は東西にのびる渋沢断層で秦野盆地と区別され、
西側は国府津 - 松田断層で酒匂川低地(足柄平野)と区別され、
東側は鷹取山、高麗山などで区別される。
相模平野と接する隆起地塊である。
中井町北部から二宮町にかけては葛川や中村川により切り開かれた「谷戸」(やと)地形が見られる。
大磯丘陵には次の3つ丘陵も含まれる。
・高麗丘陵(こまきゅうりょう)→湘南平など
・渋沢丘陵→頭高山、最明寺跡など
・曽我丘陵→浅間山、不動山、六本松
★曽我丘陵
曽我丘陵は国府津駅から北西に伸びる御殿場線の東側に続く低い丘陵です。
丘の上からは、相模湾・伊豆半島・箱根連山・富士山・丹沢山塊などが広がる素晴らしい展望出来る。
主な山は以下の3つ。
・浅間山(せんげんやま) 317m
・不動山(ふどうやま) 328m
・高山(たかやま) 246m
★神揃山(かみそろいやま/かみそりやま)
大磯町国府の鬼門の方向に位置し、5月5日の国府祭(コウノマチ)の斎場のひとつである。
相模の神々が集う神域となっている。相模にある6つの神社のご神体が集まって儀式をした場所とのこと。
窪地を360度取り囲むように桜の木があり春の桜パノラマは見事である。
★厳島神社(いつくしまじんじゃ)-東の池
”東の池”と呼ばれる広さは約4千平方メートルの人造池があり、池に浮かぶ小島のような神社が厳島神社。
池は江戸時代に農業用水として掘削された。
6月下旬ごろよりハスの大輪が咲き始め、9月上旬頃まで池一面を覆い尽くすように咲く。
池中央にある中之島に厳島神社(弁天様)があり、祭神は多岐都比克命 ( たぎつひめのみこと ) で、御魂は蛇の木造。
「東の池の弁天さん」 (ひがしのいけのべんてんさん)と呼ばれている。
★谷戸川
大磯の「国府北地域」である生沢(いくさわ)地区を縦断するように流れる川。
鷹取山の西側、虫窪の東側を流れている。
「大磯の奥入瀬」あるいは「大磯の箱根」とも言える野性的な自然の残る地である。
谷戸川沿いの道は舗装されてはいるが、道幅は非常に狭くガードレールは設置されていない、ミニ渓谷のような道。
★西久保-富士見平
『曽我物語』に登場する曽我十郎が大磯に住む恋人、虎女のもとに通う際に通った道。
人目の多い街道を避けて曽我から大磯への最短コースである富士見平を通ったとのこと。
秋には富士山とともにみかん畑の眺望が見事らしい。
富士見平からちょっとだて離れた西久保に見晴台がある。
天気が良い日には富士山や大山から丹沢、箱根の山々をパノラマで見られる。
★七国峠
峠から七国が一望できたことからついた名前。
七国とは甲斐国、武蔵国、相模国、駿河国、伊豆国、上総国、安房国。
本来の峠は、現在ゴルフ場(平塚富士見CC)のクラブハウス付近の一番高い所だったと思われる。
そこからなら7国を一望出来るでしょう。
現在の七国峠の案内がある場所からは七国を一望することはできない。
富士山を望めることから関東の富士見百景に選出されている。
★遠藤原(えんどうっぱら)(寄り道)
<七国峠・遠藤原>として平塚市八景のひとつに指定されている。
平塚市の西はずれの土屋に所属。
ここの見所は見渡すほどに広い畑作地の景色。
★砂口配水場
巻貝の外観が目を引くが、近くに行くと実は見るべきものがない。
1回行けば、あとはいいという建物です。今回も前を通過しただけ。
★震生湖(しんせいこ)
関東大震災で谷が埋まり、水がたまってできた、日本で一番新しい自然湖。
流入する川はなく谷に降る雨が水源だそうです。
湖畔の紅葉が見事なことで知られています。普段は釣堀です。
★いこいの村あしがら
丘陵地の自然を活かしてつくられた、勤労者の福祉増進のための総合施設です。
宿泊施設、会議室をはじめ、テニスコート、プール(7月中旬~8月下旬)、自然散策路などがあり、どなたでもご利用いただけます。
と、大井町役場は言っておりますが、早い話が温泉施設です。
いこいの村あしがら 口コミ
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1121137-d2079514-Reviews-Ikoinomura_Ashigara-Oi_machi_Ashigarakami_gun_Kanagawa_Prefecture_Kanto.html
↑ここに泊まって、曽我丘陵や頭高山、篠窪の菜の花とか見るのも良いかも知れませんね。
★五国峠農道
曽我丘陵の尾根道の延長上を走る農道の一つ。
六本松跡と弁天山の間の農道を言う。
農道の途中でやまゆりラインの”上町トンネル”の上を越える。
道幅は軽自動車の幅ぐらいの細道。
道は多少は荒れているが、コンクリート舗装になっており自転車走行に問題は無い。
★西山農道
JR東海道線脇の常念寺の先から激坂を上り東海道新幹線の弁天山トンネルの上辺りまで続く農道。
”西山団体営農道”と表記されているが、通称は”西山林道”
激坂途中からの東側眺望は見事で、晴れた日の午前中なら伊豆大島がよく見える。
■テーマソング
今回はクラシックです。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
直近にYouTubeの辻井伸行さんの演奏を見ていたせいと思う。
★Nobuyuki Tsujii - Rachmaninoff - Piano Concerto No 2 in C minor, Op 18
https://www.youtube.com/watch?v=WdC35_Za4ho
↑辻井さんの演奏です。この人は本当に凄い。
2005年、第15回ショパン国際ピアノコンクールにて「ポーランド批評家賞」を受賞。
2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝(中国の演奏家と同時優勝)
★Kissin - Rachmaninov Piano Concerto No. 2 in C minor, Op. 18 (full)
https://www.youtube.com/watch?v=DgYhcM5TB_c
↑キーシンというラフマニノフの演奏で有名なピアニストの演奏。
★Rachmaninoff: Pianoconcerto no.2 op.18 - Anna Fedorova - Complete Live Concert - HD
https://www.youtube.com/watch?v=rEGOihjqO9w
↑アンナ・フェドロヴァさんの演奏。YouTube再生回数では3人の中で一番多い。
2010年の第16回ショパン国際ピアノコンクールに出場、入賞はしていない。
★Van Cliburn - Rachmaninoff - Piano Concerto No 2 in C minor, Op 18
https://www.youtube.com/watch?v=Fl7S3GEQdLA
★Rachmaninoff - Piano Concerto No. 2, Op. 18 (Rubinstein)
https://www.youtube.com/watch?v=u9QLiefnoDE
↑巨匠の音はすごくハッキリとしていてメリハリがある。力強い。ピアノ一台でオーケストラを圧倒している。
巨匠のがいいけれど、現役の演奏では辻井、キーシンさんの演奏がどちらも良くて、好みで辻井さんを選ぶ。アンナさんのは急いでいる感じでいいと思わないなぁ。
ラフマニノフのピアノコンチェルトは3番をCDで持っているが、2番の方がいい曲に思える。
■マップ
全体の走行ルートを示す。
■予定
計画は以下の通り
①大磯まで
境川CR→藤沢橋K30→松波R134→大磯→滄浪閣前(そうろうかく)で右折。
大磯の田舎道を走り、神揃い山(馬場公園)を歩いた後、東の池へ行く。
②谷戸川
生沢(いくさわ)の谷戸川(やとがわ)沿いを走って西久保へ向かう。
③3西久保
西久保の見晴し台から丹沢と箱根の山々を見る。
④七国峠
レイクウッドGCと平塚富士見CCの間の道を走り七国峠を通る。
⑤遠藤原
K77と交差するポイントを直進して遠藤原を目指す。
日枝神社(ひえじんじゃ)の隣にある雑木林で一休み。
⑥秦野一望
東名高速を横切る橋を渡り、上智大のグランド脇の道を通りK71に出る。
グリーンテクなかい入口でK71を横切り、砂口配水場前を通って秦野盆地が一望できる場所へ行く。
⑦鴨沢まで
震生湖の横を通り、日本バイオアッセイ研究センター前を通って東名の中井PA裏へ行く。
その後鴨沢に下りK77を横切る。
⑧いこいの村
大井松田カートランド前の道をひたすら直進して、赤田中のバス停がある三角に着いたら右折する。
次に道が十字路になっている場所まで進み左折する。
⑨曽我丘陵
浅間山、不動山と尾根道を進む。
⑩六本松
六本松からみかん畑の農道を走り、やまゆりラインの上町トンネルの上を越える。
五国峠農道を東へ進む。
⑪弁天山
東海道新幹線の弁天山トンネルの上から西山農道を走ってJR国府津駅方面に下る。
⑫帰路
JRの線路を潜りR1に合流し、帰路につく。
■実走結果と感想
今回の感想は?
満足( ̄ー ̄)、満足( ̄ー ̄)、満足( ̄ー ̄)
満足3つです。
私は大磯丘陵のポタリングがお気に入りです。
特に弁天山はもう何度も行っています。
毎回、同じような写真を撮ってしまい自分でもあきれてしまいます。
まぁ、有名な観光名所ではないので気になる景色が重なるのも仕方ないでしょう。
自分ではお気に入りでも、人にうまく説明できない場所ってありますよね。
今回走ったルートはそういう道です。
■実走詳細
詳細は各パート編で報告する。
画像を1枚だけピックアップ。
1回目=大磯編
2回目=秦野一望編
3回目=アドベンチャー編
↑倒木
4回目=楽しい農道編
↑西山農道
■本日のデータ
自宅からの累積結果
・出発時刻-到着時刻(実時間)=07:45-17:30(09:45)
・乗車時間=06:05:22
・距離=107.63[km]
・AVE=17.7[km/hr]
・Max=47.4[km/hr]
・累積走行距離=5259.9[km]
■まとめ
報告は4回ですけど、コースとしては鴨沢で分けられる2つのコースと考えると
いろんなバリエーションのコースになります。
★時間の目安
鴨沢でK77を横切ります。このポイントで区切ると
①横浜西部~鴨沢まで
・乗車時間=03:11:28
・距離=59.01[km]
・AVE=18.5[km/hr]
②鴨沢~横浜西部
・乗車時間=02:53:54
・距離=48.62[km]
・AVE=16.7[km/hr]
★走る向き
①鴨沢までは、今回の報告の順番が良いでしょう。
日本バイオアッセイ研究センター前からの下りを逆に上るのは疲れますよ。お勧めしない。
②曽我丘陵は、今回の報告の逆順が良いでしょう。
いこいの村から浅間山頂上部尾根道までの上りがつらい。
不動山登山口のシングルラインも乗って下るのは危険です。
★コースバリエーション
①震生湖の後で日本バイオアッセイ研究センターには向かわずに、渋沢中学方面に向きを変えると
・篠窪の菜の花
・頭高山→神山滝
・柳の梅畑
・最明寺
・寄入口
方面のどれかに行くことが可能。
②西山農道→五国峠農道→上町トンネルで道を外れると
・やまゆりラインに合流します。
・見晴台→曽我梅園
方面に行けます(私はあまり梅園は勧めない)
いろいろ楽しめますよ。
ではでは(⌒O⌒)
■参考URL
※1.大磯丘陵 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A3%AF%E4%B8%98%E9%99%B5
↑渋沢丘陵、曽我丘陵は大磯丘陵の一部分を指す。
※2.地名コレクション 丘陵 - 都道府県市区町村
http://uub.jp/nam/kyuryo.html
↑大磯町・二宮町・中井町などに広がる丘陵で、淘綾(ゆるぎ)丘陵とも呼ばれている。
※3.秦野ハイキングガイド-渋沢丘陵・震生湖コース - 秦野市観光協会
http://www.kankou-hadano.org/hadano_hiking/hiking_ss.html
※4.小田原市 | 国府津・曽我丘陵ウォーキングコース
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/Leisure/aruku/walking/kozusogawc.html
★自分の過去報告を参考に載せる
※5.12月01日 県央南部-国府津弁天山トンネルの上あたりに行ってみる
http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11418457489.html
↑記念すべき第1回目のサイクリング報告が弁天山でした。2012年12月02日。
※6.11月23日 国府津・曽我丘陵の農道で富士・大山を思うの巻き
↑2013年秋、曽我丘陵を今回の逆向きに走った報告
(前半)http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11712914169.html
(後半)http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11712915227.html
※7.04月05日 春の山歩きサイクリング(5)-大磯から渋沢へGO!の巻き
(1/3)http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11816609348.html
(2/3)http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11817533981.html
(3/3)http://ameblo.jp/binetu-chunen/entry-11819283388.html
↑2014年春、大磯神揃い山の桜から谷戸川、西久保、震生湖までは今回と同じでその後に頭高山と神山滝へ続く。