04月05日 春の山歩きサイクリング(5)-大磯から渋沢へGO!の巻き(2/3) | Cycling Wonder

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プレスポで行く神奈川の道

今回は七国峠から渋沢の峠まで報告します。

 

■見所
(1/3の見所)
★神揃山(かみそろいやま/かみそりやま)
★厳島神社(いつくしまじんじゃ)-東の池
★谷戸川


(2/3の見所)
★西久保-富士見平
『曽我物語』に登場する曽我十郎が大磯に住む恋人、虎女のもとに通う際に通った道。
人目の多い街道を避けて曽我から大磯への最短コースである富士見平を通ったとのこと。
秋には富士山とともにみかん畑の眺望が見事らしい。
富士見平からちょっとだて離れた西久保に見晴台がある。
天気が良いと富士山や丹沢、箱根の山々をパノラマで見られる。お薦めのビューポイントです。

 

★七国峠
峠から七国が一望できたことからついた名前。
七国とは甲斐国、武蔵国、相模国、駿河国、伊豆国、上総国、安房国。

本来の峠は、現在ゴルフ場(平塚富士見CC)のクラブハウス付近の一番高い所だったと思われる。
そこからなら7国を一望出来るでしょう。
現在の七国峠の案内がある場所からは七国を一望することはできない。
富士山を望めることから関東の富士見百景に選出されている。
峠(平塚富士見CCのクラブハウス付近)には、長兵衛茶屋があって、大磯の国府祭(こうのまち)や吾妻神社、川匂神社の祭礼の時は、たいへん賑わったという。

 

★遠藤原(えんどうっぱら)(寄り道)
<七国峠・遠藤原>として平塚市八景のひとつに指定されている。
平塚市の西はずれの土屋に所属。
ここの見所は見渡すほどに広い畑作地の景色。
栽培される多彩な野菜(長ねぎ・人参・落花生・大根・白菜・キャベツ等)は評判がよい。
以前は麦の栽培が盛んで、春から夏にかけて麦畑を住みかにした「ひばり」の囀りが大空を賑わせていたが、近年はすっかりその数が減ってしまったそうだ。
目立った観光対象はないけれど、この付近の道を走ると、どこかほっとする感じがして、非常にリラックスする。

 

★厳島神社-厳島湿生公園
厳島湿生公園は県下でも稀な清水が出ている湿生地を復元し保全することを目的に整備された公園です。園内は、「弁天様」として地域の方々に親しまれている厳島神社を中心にして、湿生地には木道をめぐらし、東屋、休憩ひろば、芝生ひろば等が設置されています。

 

★砂口配水場
巻貝の外観が目を引くが、近くに行くと実は見るべきものがない。
1回行けば、あとはいいという建物です。今回も前を通過しただけ。

 

(3/3の見所)
★頭高山
★神山滝
★篠窪

 

■マップ
 今回の実走マップを示す。

Map04
↑谷戸川から西久保

Map01

↑七国峠・遠藤原から厳島湿生公園

Map02

↑砂口配水池
Map03
↑秦野一望から震生湖
Map04
↑渋沢中学校周辺

 

■実走詳細
(07)西久保
富士山に丹沢、箱根の山々を一望できる西久保の見晴台(バス停横)を目指す。
通常は、K63月京から小-厚道路の大磯ICを潜り、虫窪を通過して西久保に行く道を走るのだが、このルートはアップダウンがきつくて正直辛い。出来ればもっと楽な道を走りたいと思っていた。
そこで、今回の計画では二宮のK71から富士見平を経由して西久保に向かうルートを考えていた。
谷戸川を走ることで、実走は出来なかったが、虫窪経由より楽にそして景色を楽しんで走れると思う。

見晴台に着いたら先客がお昼の真っ最中であった。
時刻も11:50とお昼です。
失礼して手動パノラマ写真をパシャパシャと撮り、休憩せず次の目的地遠藤原に向かう。


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↑レイクウッドGCは右だが、西久保なので左に行く

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↑西久保の見晴台到着。先客一組がお食事中でした。

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↑富士見平方面を見る。

 

↓パノラマの見本(箱根→富士山→丹沢→大山)
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↓実際のパノラマ(箱根→富士山→丹沢→大山)
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※雲が結構あって見本通りとは行きませんでしたね
 
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↑右から来て西久保へ。西久保から来て左に行く

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↑ゴルフコースを横切る
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↑七国峠へ
  

※この日は熟年夫婦がたくさん
谷戸川の道ではシティサイクルでポタリングしていた熟年夫婦とすれ違い、
この後も、湿生公園で2組、渋沢中前で1組、頭高山の頂上で3組の熟年夫婦と
思われるカップルに遭遇した。1日でこんなにたくさんの熟年カップルを見たのは初めてです。
通常、シニアの場合多人数のグループでの遭遇が多いのですが、熟年の夫婦に”渋沢”は人気なんですかね?
よく分かりません。

 

(08)七国峠
平塚富士見CCとレイクウッドGCの間の道を走りK77の七国峠バス停を目指す。
富士見CCの正門前に差し掛かると、見事な桜が目に入り、思わずパチリ。
立派な桜でしたから、このCCは歴史があるものと思われる(名門コースなんでしょうか)
そんなことを考えながらプラプラ歩いていたら東屋を発見。
石碑をみて驚いた。「七国峠」w(゚o゚)w
お恥ずかしい話ですが、K77の七国峠バス停が、峠の代わりだとばかり思っていました。
ちゃんとあったんですね。目の前の道は何度も通った道なのに、全く気がつきませんでした。
駄目ですねぇ。(^。^;)ゞポリポリ


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↑平塚富士見CCクラブハウス前の見事な桜
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↑偶然七国峠を見つけた
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↑大山
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↑平塚八景の説明
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↑廃棄業者の作業場がモロ見えなのが、イマイチ
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↑長らく、七国峠はこのバス停だけだと思っていました。

 
(09)遠藤原
K77の七国峠バス停に来て考える。
遠藤原にいく手前で富士山と大山がきれいに見える場所まで寄り道しよう。
やはり素通りは出来ないよ。
畑道を走り視界が開ける。雲で富士山は見えないけれど、大山はバッチリ。
菜の花畑があり、黄色い花が春の彩りを感じる。

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↑説明不要ですね


昼時で休憩中の農家の方にことわりを言い、畑に上って菜の花畑をパチリ。
話を伺うと、大磯の時と同じ答え。牛の飼料用の菜の花だという。
人間はつぼみを食べるので、花が咲いてしまうと食用にはならないのだそうだ。
「菜の花は花が咲いたら、写真に撮るしかありませんね」と何だがイマイチなコメントを言って場を後にした。


(10)厳島湿生公園
K77の七国峠バス停に戻りK77を中井町方面に進む。
厳島湿生公園到着。K77で1組のハイキング老夫婦を追い抜いた。
12:30公園到着。
桜の木下にプレスポを停めてパチリと写真を撮っていたら、おじさんに注意された。
 

「ここは自転車乗り入れ禁止だよ」(おやじ)
「あっ、そうですか、どこに書かれてました?」(私)
「入口のところにあったでしょ」(おやじ)
「気がつきませんでした、出ます」(私)
 

一旦最寄の出入り口を出た。そして足元に「自転車乗入れ禁止」の札を確認。
「確かにあった、気づかなかったなぁ」(私)

ここは湿地に木道を置いて、池のようにしたところなので、確かに自転車を許容するのは危険だ。
一律自転車禁止は納得。

木道の上に三脚を置いて大レンズのカメラで何かを待っている人たちが多数。
「何を狙っているんですか」(私)
「カワセミ」(カメラマン)
「桜の木に止まったところを狙う」(カメラマン)
12:45湿生公園を後にする。


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↑K77を離脱

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↑奥に見えるのが湿生公園

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↑公園到着
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↑写真撮ってたら注意される。
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↑木道が池がきれい
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↑カメラマンが狙うのはカワセミ
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↑桜がきれい

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(11)砂口配水池
旧K71を走り、”グリーンテクなかい入口”で横断。
左手にFUJIゼロックスの建物をみる角を右折して進むと
「巻貝のような外観...」が現れる。
外観は変わっているが、機能上に大きな差異はない。
通り過ぎて細い路地を進む。

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↑砂口配水池を目指す
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↑東名高速の橋の上から
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↑砂口配水池
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↑秦野一望ポイントを目指す
  

(12)秦野一望
あぜ道を進み十字路に震生湖への行き先表示を見つけたら左折する。
震生湖方面に少し進むと高台に上がり、一気に視界が開ける。
秦野市街一望ポイントに到着。ここは有名なポイントで自転車乗りのブログに度々出る場所である。
私は誰かに連れてこられたわけではなく、この場所探しているうちに偶然通りかかって見つかったのだ。
案外、自転車ブログの方は、こうしたグッドビューポイントの位置をあまり明かしたがらない傾向にある。
私は、逆によほどの事情がない限り、場所を明かしてしまう方だ。
「秘密にしたってしょうがないじゃん」
「たいしたことでもないんだし」
まぁいいか、お好きにどうぞ、ですね。

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↑大山
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↑分岐ポイント
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↑秦野一望ポイントに到着
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↑いろんな秦野一望
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↑震生湖へつづく
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↑小原を右折

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↑渋沢中方面
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↑何気ない桜
  

(13)渋沢の桜
震生湖の横を通り過ぎ、「小原」の角を右折して細道に入る。
道なりに進むと三つ角に突き当たる。
左はバイオアッセイ研へ、右が渋沢中学方面なので今回は右へ曲がる。
道なりに進むと、地味に視界が開けるところにくる。
先ほどの秦野一望とはちょっと趣が違うが、一応同じ一望ポイントである。
 

ここでは横を向いた時目に入った一本の桜が美しかったので撮りまっくった。
桜と言うのは、群生している場合が多いが、あまり多いとどの桜が良いのか分からなくなる。
逆に一本しかないと、より美しく感じるのは何故だろうか。
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パシャパシャ撮りまくり、桜に迫るため土手を上がったら、人が動く気配を感じた。

ものすごく早い反応で折り畳み椅子をまとめて、逃げ出すように立ち去る男の背中が見えた。
私は文句を書くけれど、言ったりしないのだが、なんだか良い感じしませんでしたね。
ああいう行動をする人は、もしかしたら黙って人の土地(私有地)とかに入ったりしてるんでしょうね。
感心しませんね。

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↑渋沢の桜
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↑奥にあった紅白の桜?
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↑これも秦野一望かな
 

(14)渋沢中学
渋沢中学校を回りこみK708に出ます。
峠トンネル手前の分岐を左に曲がり頭高山を目指します。

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↑渋沢中学

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↑正門前K708へ。仲の良い老夫婦。この日はこういうのたくさん見ました。

 
この次は頭高山~篠窪の報告ですよ。乞うご期待。
中盤はここまで。


■参考URL
※1.富士見スポット/大磯町ホームページ
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/isotabi/look/shizen/fujimispot.html
↑富士山が良く見えるポイントを紹介。

 

※2.七国峠 (平塚市) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%9B%BD%E5%B3%A0_(%E5%B9%B3%E5%A1%9A%E5%B8%82 )

 

※3.七国峠
http://www.kei-zu.com/main/nanakuni/nanakunitouge.html

 

※4.平塚市土屋里めぐり
http://www5.ocn.ne.jp/~hurusato/satomegu.htm

 

※5.遠藤原、七国峠から金目川へ
http://www7a.biglobe.ne.jp/~aki1025/enndouba.htm

 

※6.神奈川県中井町役場 厳島湿生公園
https://www.town.nakai.kanagawa.jp/forms/info/info.aspx?info_id=4500
↑案内マップPDFがDL出来る

 

※7.12月17日:中井町 - テレビ神奈川
http://www3.tvk-yokohama.com/appare/2011/12/1217_2.php
↑”渦巻状の形は単なるデザインなんだそうですよ”そうなんだ。

 

遠藤原はいつ走っても気分がいいところです。
厳島湿生公園も整備されていてなかなか良いところでした。
震生湖は結構下まで行かないと湖面が見えないんで、いつも行かないんです。
たまには行ってみるかな。
今回は行きませんでしたが、バイオアッセイ研から東名中井PA裏までのダウンヒルは面白いですよ。一度お試しあれ。

 

ではでは(⌒_⌒)v