人間の魂の成長、進歩、発展というモノは
こうも早いものなのか?
「・・・我が路上・・・」の、「いつも岐路に立つ時に声がする」という
“座敷わらし”と共に再び歩き出したシンガーソングライター伊丹哲也が
9月10日の音楽流通産業省大臣の立候補…じゃなくって、
久々の販売CD製作を表明してから、まだ二日しか経ってないのに
今度は、LIVE! を演ることになった!
すげぇパワーのみなぎりよう。
予定では今年の12月10日、江古田マーキー http://home.p02.itscom.net/fighting/LIVE.html
ということらしいんだけど
今からあと3ヵ月ある。
その間に何をどうしようと企んでいるのかを窺わせるような感じで
イエローページ の救急センターの赤ひげ 殿は
例の“おれのたわ言 ”コーナーで、 http://home.p02.itscom.net/fighting/
「ただのCD作りじゃ何か面白くないんだな」
ということで、写真集付きのCDをつくる気でいる模様。
う~ん、
http://ameblo.jp/badlife/entry-10016910481.html
ここ で俺は、「今から毎日100円ずつ貯金しておいてくれ」とは云ったけど
¥100では足りないかも知れない。¥120だな。
そう、ステージに立つ伊丹哲也というアーティストは、120%のエネルギーを放つ。
持っている力は199%。
残りの1%はファンのエネルギーだ。
79%は“座敷わらし”に預けているのか? なんだかよく判らんなってきた 。
何日か前に、トム・ハンクスの1995年の映画で『キャスト・アウェイ 』というビデオを観た。
宅配運送会社に勤める一人の有能な人間が
嵐の海に墜落した飛行機から生還して、漂流した無人島で4年間を生き抜く話なんだけど
島を囲む海流の勢いが激しく、遠い水平線の近くに船の姿が見えても
たった独りのちっぽけな現代人には、その大自然が用意した海原を越える力がない。
主人公は、頭が変になるほど孤独な島での生活の中、
自分が生きるために、偶然にも、ある一つの工夫を見出す。
そこに、神の力が働いてるわけだ。(映画の中ではそんなことは云ってないけど)
何をしたか? というと、友達をつくる。
…あれは、人間だけが持つ、一種の超能力なんだろうな。
宅配業者の航空便が墜落してバラバラになって海へ沈んだとき
色々の荷物も海へ放り出され、一緒に白いボールが漂流してくる。
そこへ、自分の怪我した手から流れた赤い血で顔を描くんだけど…
んまぁ、観たことがない人は一度 機会あったら見てみて視て。
要するに、
「孤独な旅はどこまで、このオレを連れ去るのだろう♪」 (『一片の塵 』より)
では終らない。
人間は決して、独りきりでは生きることも死ぬこともできない…
ということに、希望があり、未来がある。
そういうことを認識させてくれる映画だった。
あの“ウィルソン”という友達は、哲也さんの云っていたところの、
“座敷わらし”と似ていると思う。
映画では、主人公の長い人生の中での短き、わずか数年間に
一度しか現れなかったかも知れないけど (…実話でなければね)
哲也さんの中には何度も現れている・・・・らしい。
やはり、普通の人間ではない。
…あのぉ、今ここに書いているのは、自分の中のもう一人の自分とかっていう
そういう簡単な問題じゃぁないんですよ。
また、精神病院のお医者さんとか
巷のカウンセラーの先生方が扱っている問題とも違う。 判ってると思うけど。
普段の俺は、別な意味で「声がする」こともある けど
この地球上に生きて、生かされる生物のうち、人間だけには
特殊な能力が備えられているってことだ。 http://ameblo.jp/badlife/entry-10016263557.html
それは、ある一定の取り決めとしては共通していても
一人一人に与えられた能力のちがいもあって
この世に産み落とされ、創られた時期によっても異なるんだけど
そのうちの一つに、音楽ってもんがある。
これは、猛獣やターザンの鳴き声とか
鳥の囀りとか、秋の夜の鈴虫や夏の蛙の合唱とはまったく別。
カラスであろうと、馬であろうと羊であろうと
何千海里にも及ぶ離れた場所で交信できるクジラ親子の超音波や
イルカの持っているような能力とも違う。
あの方々には、音楽を産み出し、奏で、歌い、楽しむということはないし
音楽がつくる交流で時代が変わる流れや自分たちの心を表現することはない。
そして、これまでの人類は、同じ生物種族でありながらも殺し合うという、
愚かにも唯一、地球上に生息する生命体としてアホなことを繰り返しながらも
それが「おかしい」と疑問に思って立ち向かおうとする者もいれば
命がけで「自由への解放」を唱える者もいて
国境や人種、民族、言葉、風習、慣わし、文化を超え
音楽というモノで通じ合える力も持ち合わせてる。 今の時代の人間ならな。
http://ameblo.jp/badlife/entry-10016069629.html
http://ameblo.jp/badlife/entry-10016263557.html
これは、かけがえのないことだ。
んまぁ、俺のように、そんなに堅苦しく考える必要もない。
ただ自然に、ありのままに、楽しめばいいだけのことなんだよな。
但し、与えられた恵みに感謝することは忘れずに…。
さて、本日のサポートはいかがなものでしょうか? (誰に何を云ってる?)
![itami2005](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fblog.ameba.jp%2Fuser_images%2Ff9%2F2e%2F10009855750_s.jpg)
画像はちょっと前のモノですが、
“流され者の戯言(うた) ”http://gawo1968.blog2.fc2.com/
こちらのブログの方のページ より リンクさせていただきました。
とにかく、伊丹哲也(敬称略)が CDを出す!
これは2005年に、ストーンズの新作が8年ぶりに発表 されて以来の楽しみだぜ。
出たら買うことが義務だ。
人間の生きる理由が、生きることが義務であるようにな。
たとえもし、今の人類が滅亡の道を辿っていようとも
伊丹哲也は歌いつづける。
無人島からの脱出だ! (そこにいたのは お前だけだろ。)
いや、今の俺はまだ、『一片の塵 』の歌にあるように
救いのない空に手を伸ばしてる…かも知れない。
というのも実は、
「2006年12月10日(日) マーキーLIVE! 決定! 」
というその日は、行けないかも知れない。
俺にとっては、杜氏さんと蔵頭の下で酒づくりを手伝うことも命がけだ。
12月のその時期は、おそらく、最盛期の忙しいときで
冬の荒波が逆巻く佐渡という島からは一歩も外へは出られない。
もしも実家の親兄弟に何かあったときは別だけど
「明日はない」という、ギリギリのところで生きることになる。
酒づくりの本番中は杜氏さんの魂に合わせなければならない。
これも目には見えないけど、約束なんだ。
自分自身との約束でもある。
かつて人の世を捨てたつもりだった俺を あの蔵元が救ってくれた。
「お前は鬼には成れない。まだまだ人間だ」ということに気づかせてくれた。
俺がどんなに地獄の50番街から這い上がって生きてきたようなつもりでも
酒づくりは、その嘘を見抜く。そして、
「人間のままでいなよ」と、“座敷わらし”とは別に“隠”【おに】の声がする。
だから、哲也さんの12月のLIVE!には
「仕事だから行けない」とか「生活があるので…」というような簡単な理由ではなく、
“赤ひげ殿の処方箋”を受けることができないかも知れない。
両サイドにカホン奏者を従えての
『流木』という曲も間近で生演奏を聴いてみたいけど、ちょっと難しい。 (ごめんなさい)
それでもいい。別に残念ではない。
「歌うことは、なりわいではなく、俺の生涯の仕事だ」
いつかそう云っていた言葉を信じてるので
哲也さんが歌いつづけ、生きつづけていてくれる限り
また来年の春もある。
てなことで、今日の一曲。
『時代は変わるよ 』
伊丹哲也 OFFICIAL WEB SITE http://home.p02.itscom.net/fighting/
Gallery の5ページ目 より
9月12日付けイエロー・ページ の番外編に
『赤ひげ』の話(?)が、
http://blog.livedoor.jp/assimilate/
☝ ここでもやってます。
世間の音楽流通産業がどうあろうとも
自己満足で終ることなく、自分の弱さを隠すこともなく
すべて さらけ出すほどの強さを持った人間の演奏や歌がある。
今の俺にはそれが生きる励みだ。