ローリングストーンズ、ワーキング・ハイ ? !  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

   2005年、8月7日の記事より。来日さよざら記念。
 
  
   
   
Streets Of Love
Back Of My Hand
Rough Justice
既に この3曲を知っている人もいるかも知れない、
ストーンズの新曲。
”Streets Of Love” については前回の”今日の一曲”でも触れたけど、
このバラード・ナンバーの他に、
Back Of My Handはブルース・ナンバー。
Rough Justice
は、ドライブ感あふれるストーンズならではのロックンロール。
 
 
以下のサイトで一部を視聴できる(2005年8月7日現在)。
 
  
http://www.rollingstone.com/artist/_/id/978  ・・・ 9月下旬現在では最新ビデオクリップあり。
   

一曲1㌦弱でダウンロードもできそうだが、
最近のクレジットカード問題が気になっている俺は
とりあえず発売日を待つ。
たぶん日本盤は、シングルCDも
例によってコピコンCDにされてしまうと思うが、
そこは優秀な海外フリーソフト、EACが存在する限り、
俺は自分で何とかする。
   
さて、前回の『ドリーム・ギグ・ベスト10』なる、あくまで個人的な、
次回、来日への期待。
前半と後半に分けての内容、
妻や友人・知人の感想を聞いた限りでは今ひとつ、
「盛り上がりに欠ける」
らしい。
そこで1位から10位と、番外の
Make No Mistakeまで、
すべてコワケにして、今後はそれぞれ、
「一位はそれじゃなくてこれがいい」とか
「演奏場所はあそこがイイ」とか、
そういう読者(他)の意見を
下の方へズラズラと書き並べて行こうと思う。
連絡、コメント、情報をお待ちしている・・・ので、
お気軽に各順位の下へ訪問してくれ・・・さい

この企画はストーンズが来日して、どっかへ立ち去るまで
続けて行こうと思う。
 
  
ちなみに現時点では、
1位. That's How Storong My Love Is    http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326282.html
2位. Blinded By Rainbows          http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326424.html
3位. Time Waits For No One         http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326546.html
4位. Crazy Mama                http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326795.html
5位. Out Of Time                http://ameblo.jp/badlife/entry-10003326931.html
6位. Drift Away                  http://ameblo.jp/badlife/entry-10003327245.html
7位.
Luxury                     http://ameblo.jp/badlife/entry-10003327637.html
8位. Moon is up                 http://ameblo.jp/badlife/entry-10003327932.html
9位. I'm A King Be                http://ameblo.jp/badlife/entry-10003328377.html
10位. For Your Precious Love         http://ameblo.jp/badlife/entry-10003329314.html
番外. Make No Mistake            
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003330184.html
   
    
で、今日の俺の一曲。
 

   ”Can't Be Seen ”  ♪ どんな曲か ここで 音でます♪ 但し リアルプレーヤーね。
 
 
    
 The Rolling Stones  Steel Wheels より  
  
この曲は、
冬場、朝早くから酒蔵の仕込みの手伝いをしている 俺が、
軽トラックで出勤する時のテーマ曲にしている。
片道7分の真っ白な雪道を
ダイハツの新車で突っ走る。
この曲をバックに。
で、ある日、帰宅途中の吹雪の中(前が全然見えねぇ)
この曲が入ったカセットを忘れた俺は、
別のカセットをダッシュボードから取り出そうとして、
そのまま側溝へ突っ込んだ。
左のサスペンションのアームがヒン曲がって
修理代に9万も払うバカを見た。
だから、お守りのこの一曲。
バーズの“8マイルズ・ハイ”は縁起のワルイ一曲。
   
・・・・・21歳の時、
埼玉の7月の田舎道を五十鈴エルフで走っていた。
 ♪ 探し物はなんですか~ 
で はじまる
“井上あきみ”さんの『夢の中へ』をデカイ声で唄いながら、
仕事で疲れた身体に鞭打って働いていた俺だった。
で、 ♪ウウッフゥ~、サンラララララ~♪というフレーズの
   ♪アア、ウウッフゥ~↑”の、
上にあがる部分、
どうも以前のように声が出ないので、
癪に障って何回も繰り返し唄っていた。
すると前から、デカイ トレーラーが来たので
俺は左に軽くハンドルを切った。
そしたら、“夢の中へ”ではなく、
田んぼん中へ堕っこちてしまった。
   
道幅が狭く、田舎の道路は路肩の造りが丸く崩れていた所為もあってか、
見事、2メーター近く下の低くなっている場所へ急降下した。
気がついた時、なぜかハンドルを握ってはいない。
俺は助手席に乗っていた。
幸い、これから田植えをする気配の田んぼのヌカルミだったので、
車は破損しなかったが、俺自身は、
どこかで頭を打った衝撃で、しばらく、ボーッとしていた。
車から降りると、前輪のスグ前に稲の束が置いてあった。
「踏んづけなくてヨカッタぁ…」
と、思った。後ろを見ると、
上の道路から土手になっている部分に伸びるタイヤの跡は、
一本しかなかった。型輪走行で堕ちた模様。
仕事のダンボール資材を請け負い先へ取りに行く途中だったので、
荷台はカラだったのが幸いしたのか、
いつものようにめいっぱい荷物を積んでいたら、
おそらく横転していたと思う。
ところが、土手を滑り落ちたタイヤの跡をよく見ると、
道のあるスグ上に電柱が立っていた脇の、
わずか20センチくらいの間隔に型輪走行の跡があった。
「危ねぇ…死ぬところだった…」
と思った。
数分後、近くを通りかかった大型クレーンが目の前に止まり、
中から出てきた親切なオジサンが
「あんちゃんよぉ、一万でどうだ?」
と言うので、
それで手を打って、五十鈴エルフを吊り上げてもらった。
   
三日後、休む間もなく夜の十時近くまで働いていた俺は、
早く家に帰りたい一身で、
暗闇の中を自家用車で突進していた。
カーステレオ、ヴォリュームいっぱいで、
ジャクソン・ブラウンのTender is the Night ”をかけていた。
そして、先の方に見える信号機が黄色から赤に変わった時、
「俺は疲れてんだ! あんなクソ信号待てるか!」
ブツブツ云いながらハンドルを右に切って、近回りを考えた。
カセットが裏返り、曲は、あの“霧の8マイル”に変わった。
トリップして荒れ狂うようなロジャー・マッギンの奏でるギター、
その大音響の中で、過労気味・・・、
“ワーキング・ハイ”になっていた俺は、
「夜も遅いし、大丈夫だろ・・・」
と、油断して、暗闇の十字路の一時停止の標識を
無視! 無視! 無視!
時速70キロ。
その時だった!
右から来た車に激突。
俺は左にスピンしたが、
相手の車は右角の電話ボックスへ突っ込だ。
「背中イテェ…」
触ってみると、どうやら出血している。
車はエンストしたが、
”エイト・マイルズ・ハイ”は、
そのまま大音響で流れていた。
相手の車に目をやると、
運転していたオバサンが ハンドルに頭を凭れかけたまま
動いていない。
「死んじまったかよ?」
俺は自分の車から降りて、
恐る恐る、
オバサンの車へ近づいて行った。
オバサンは死んでいた。
即死状態。
メチャメチャ。
数日後、俺は交通刑務所に送られ、
あの、”芸能ブローカー ”と同じ、
赤レンガの塀の向こうにいた。
前科2犯。
・・・・暑い夏の日のことだった。
   
いや、そこんとこは嘘。
オバサンは死んでなかった。(アんだよっ!)
オバサンはただ、
自分の身に起きた恐怖に震えていた。
勝手に殺してスマン。
   
すると、横にあった一杯飲み屋の中から、
ゾロゾロと酔っ払ったオヤジ連中が出て来た。
既に暖簾はしまわれていたのに、まだ家にも帰らず、
連中は、目の前にある事故の有り様を
明日の酒の肴にしようという気配だった。
「速く、けぇりやがれっ! 見せもんじゃねぇぞ!」
背中から血を流す俺が怒鳴りつけると、
オヤジ連中はムッとしていたが、
黙って観ていた。
電話ボックスは4面ともガラスが破損していたが、
電話そのものは使える状態だったので、
自分で警察へ連絡した。
数分後、パトカーより先に、
レッカー車と軽ワゴンが来た。
車のドアに「ヤマギシズム」と書かれていた。
どうやらオバサンが自分で電話して呼んだらしい。
「妙な奴等…に、ぶっつけちまったなぁ」
俺がそんなことを考えていると、
「誰が救急車 呼んだんだ?」
警察は救急車と一緒にやって来た。
「怪我をしてる方はいませんか?」
と、サイレンを止めた救急隊員が云うと、
あとから来て何も知らないヤマギシズムの連中が、
「いません!」と大声で返事をしたので、
「います!」
と、怒鳴ってやった。
結局、俺の運転していた車は破損して、
使い物にならなくなった。
NTT東日本には、ガラス4枚分と
ボックス修理代で10万を払うハメになった。
「…また借金だ」
というわけで、
みなさん、交通ルールは守りましょう!

こんなこと書いてる間に
Can't Be Seen ”、
終っちまったよ。
    
じゃあな。
 
 
 
 
もう一回、聞こ。
    
ウしっと。
 
 
 
 
 
 
 
keith のナンバー。
GO!