とりせつ・・?
とりせつ・・
何のことかわかりますか?
正確には取扱説明と言います。
取扱説明書・・ではありません・・
書・・はついていないんです。
お宅が完成して、引き渡しをした後、通常はこの取扱説明を行います。
昨今の家というのはITの塊で、一つ一つの機器類の扱いが複雑怪奇!
我々にしても工務店さんにしても、毎年毎年どんどん出てくる新型機器の使い方を全部知ってるなんてのは・・
絶対無理!なのです。
とはいうものの、それぞれはわかってしまえば簡単なもので、実に便利な物ばかりです。
そこで、それぞれのメーカーや業者さんがやって来て実際に使ってみながら教えてもらう・・
これを取扱説明・・とりせつ・・と言います。
これもちょんとした工務店さんならやって当たり前のことなんですが・・
昨今はこんな当たり前のこともやらない所も多いようですがね。
たとえば・・
先日のお宅ですと・・
便器や手洗い器やお風呂なんかはTOTOさん。
キッチン廻りもTOTOさん。
セキュリティーはセコムさん。
電気設備は松下さんと電気屋さん。
給湯器や床暖房はリンナイさんとガス屋さん。
エアコンはダイキンさんと空調屋さん。
新居は説明に来た人で溢れてます。
そして一つ一つ使い方の説明を受けていくんです。
各メーカーにはたいていこういった取扱説明専門の人がいるんです。
だいたい・・
昨今の給湯機なんて使い方さっぱりわからんもん!
普通にお湯出したり、お風呂に湯はったり、だけなら誰でもすぐわかるんですよ・・
やれイオンがどうだの・・
やれ自動打たせ湯がどうだの・・
ちょっとだけ湯足しとか・・だったらもうちょっと湯を足すのはどうすんじゃ?とか・・
フルオートってのにすると何と何をいつまで自動的にやってくれるのか・・?
じゃあセミオートはどこまでじゃ?
ってそのオートも設定しとかなきゃ出来ませんが・・
しかも、それがメーカーや機種毎にみな違う!
わかるかい!って。
もちろん全て取扱説明書をお渡しするのです。
家一軒の説明書、全部で厚さ15cmとか20cmのファイル1冊分あります。
読んで下さい!といっていきなり全部読む人は・・いないだろうな。
使ってわからなくって開く・・のが普通。
だからこそ・・とりせつ・・なのです。
ただ、実際の所、たいていお客さんは取扱説明前に現場で聞いてきます・・
これ、どうやって使うんですか?
お願いだから聞かないで・・
というわけにもいかない。
現場で聞かれたら、知りません・・なんて面と向かって言うわけにはいかないのです。
そんなことしたら、信頼・・がグラグラとゆらいでしまう。
だから、わかんなくってもわかるふりをする。
というか、ある程度機器がついた所でお客さんに聞かれる前にさわってみる・・
説明書を読んでおく。
ホー!なるほど、そりゃ凄いね!って。
その機器で何が出来るとか、何がついてる、なんてのはもちろんよく知っているのです。
でも、それがどこを押すと動くのかとか、どうやったら設定を変えられるのか・・なんてのは私だって監督だって、それどころかその機器を設置している業者の当人だって知りゃしないのです。
で、次の現場に行くと・・
またまた最新型の違う機器が・・
またまた聞かれても・・わからん!
で、またまた触ってみるのです。
苦労するわ・・ほんま。
Atelier繁建築設計事務所HPへ
http://homepage3.nifty.com/ateliershigeru/
とりせつ・・
何のことかわかりますか?
正確には取扱説明と言います。
取扱説明書・・ではありません・・
書・・はついていないんです。
お宅が完成して、引き渡しをした後、通常はこの取扱説明を行います。
昨今の家というのはITの塊で、一つ一つの機器類の扱いが複雑怪奇!
我々にしても工務店さんにしても、毎年毎年どんどん出てくる新型機器の使い方を全部知ってるなんてのは・・
絶対無理!なのです。
とはいうものの、それぞれはわかってしまえば簡単なもので、実に便利な物ばかりです。
そこで、それぞれのメーカーや業者さんがやって来て実際に使ってみながら教えてもらう・・
これを取扱説明・・とりせつ・・と言います。
これもちょんとした工務店さんならやって当たり前のことなんですが・・
昨今はこんな当たり前のこともやらない所も多いようですがね。
たとえば・・
先日のお宅ですと・・
便器や手洗い器やお風呂なんかはTOTOさん。
キッチン廻りもTOTOさん。
セキュリティーはセコムさん。
電気設備は松下さんと電気屋さん。
給湯器や床暖房はリンナイさんとガス屋さん。
エアコンはダイキンさんと空調屋さん。
新居は説明に来た人で溢れてます。
そして一つ一つ使い方の説明を受けていくんです。
各メーカーにはたいていこういった取扱説明専門の人がいるんです。
だいたい・・
昨今の給湯機なんて使い方さっぱりわからんもん!
普通にお湯出したり、お風呂に湯はったり、だけなら誰でもすぐわかるんですよ・・
やれイオンがどうだの・・
やれ自動打たせ湯がどうだの・・
ちょっとだけ湯足しとか・・だったらもうちょっと湯を足すのはどうすんじゃ?とか・・
フルオートってのにすると何と何をいつまで自動的にやってくれるのか・・?
じゃあセミオートはどこまでじゃ?
ってそのオートも設定しとかなきゃ出来ませんが・・
しかも、それがメーカーや機種毎にみな違う!
わかるかい!って。
もちろん全て取扱説明書をお渡しするのです。
家一軒の説明書、全部で厚さ15cmとか20cmのファイル1冊分あります。
読んで下さい!といっていきなり全部読む人は・・いないだろうな。
使ってわからなくって開く・・のが普通。
だからこそ・・とりせつ・・なのです。
ただ、実際の所、たいていお客さんは取扱説明前に現場で聞いてきます・・
これ、どうやって使うんですか?
お願いだから聞かないで・・
というわけにもいかない。
現場で聞かれたら、知りません・・なんて面と向かって言うわけにはいかないのです。
そんなことしたら、信頼・・がグラグラとゆらいでしまう。
だから、わかんなくってもわかるふりをする。
というか、ある程度機器がついた所でお客さんに聞かれる前にさわってみる・・
説明書を読んでおく。
ホー!なるほど、そりゃ凄いね!って。
その機器で何が出来るとか、何がついてる、なんてのはもちろんよく知っているのです。
でも、それがどこを押すと動くのかとか、どうやったら設定を変えられるのか・・なんてのは私だって監督だって、それどころかその機器を設置している業者の当人だって知りゃしないのです。
で、次の現場に行くと・・
またまた最新型の違う機器が・・
またまた聞かれても・・わからん!
で、またまた触ってみるのです。
苦労するわ・・ほんま。
Atelier繁建築設計事務所HPへ
http://homepage3.nifty.com/ateliershigeru/