もっと仕事を楽しくするためのパソコン使いこなし術
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最近やってみたいろんなテストしてみた感想をまとめてみた(その1)


しばらく、ブログを書かなかった(書けなかった)んやけど、
久しぶりに書いてみようかな?と。


ブログを書かなかったこの数ヶ月の間には、
実はいろいろテストをしてみたことがあるので、
自分のためにもまとめてみることに。


■まずはメールをクラウド化してみる-Gmaiを使ってみて

これまでメールは、VAIOノートパソコンに入れたメールソフトで読んでた。

だから、メールを読んだり、返信したりするために、いっつもVAIOを持ち歩いてた。

Webメールを使ったり、ケータイで読んでケータイから返信したりもしてたけど、
これをすると、自分で返信したメールとかがバラバラになって整理出来なくなる。

自分宛にBCCとか送ると、なおさらメールがごちゃごちゃに。。。


ということで、前々から気になっていた「Gmail」に移行してみた。

これが衝撃の一言!!

これまでのメールの概念と全く違うものだったんですわ。

Yahooメールとかの普通のWebメールと同じと考えてたら、全く違うもんでしたね。

もう逆戻りは出来ません。。。


どこがエェのかは、ココで書くのは大変なくらいたくさんあるので、
興味のある方は、直接聞いてください(笑)。

直接聞けない人で、興味のある人はコメント欄で質問してね。


ちなみに、わたしが使ってるのは有料版のGoogleApps。

最初は、無料版のGmailを使ってみましたが、
下記のふたつの課題があって有料版に移行した。

 ・メールの着信がリアルタイムではなかった。
  個人的な感覚ですが、最大で30分くらい遅れて届く感じ。
  もちろん、有料版はリアルタイム。

 ・官公庁とか、フリーメールを受け付けない設定になっているところがあって
  メールが送れなかった。有料版にしたら、これクリア。


但し、使ってみてわかったことやけど、
おっきな企業さんとかで利用するには、別の課題もいくつか判明。

その課題をクリアするための方法も、専門の企業さんに詳しく話を聞きに行ったことで
解決できることもわかったので、とりあえずはこれで善し。


そしてさらには!!

これをiPhoneで扱えるようにしたので、VAIOを持ち歩く必要もなくなった。

添付ファイルも、DocuWorks以外のものだったら大抵読める。

iPhoneから返信しても、パソコンで見てもちゃんと履歴が残ってる。

どんどんパソコンを使う時間が少なくなってくるんだよね~。


その結果、ホントにやりたい仕事をする時間が生まれてくる。
これ、ホント。

でも、忙しいから、手が回らないのもホント。。。


■メール以外もネット上に置いちゃえ!!-予定表もネット上で管理

メールをクラウド化して、調子に乗っちゃった(笑)。

ということで、ついでに予定表もGoogleカレンダーにしちゃった。

その結果、手帳を持ち歩かなくなってしまった。

ひとつ荷物が減ったのは良いことなんだけど、わたしの場合、
iPhoneで電話しながら、Googleカレンダーが見られないという弱点も。

ということで実は、Googleカレンダーを印刷して持っていたりする(恥)。。。


■ついでに、仕事の管理もクラウドで?-To Doリストもネットを使う

これはやってる人も多いと思うけど、
わたしはやる作業を箇条書きで書き出している。

最初は、手帳に手書き。
でも、書いたり消したりする手間が面倒になってきた。

次に、パソコンのメモ帳に。
でも、パソコンをイチイチ開かんと作業が確認できない。

だったら、これもクラウドでやってみたらエェやんッ!!と。

これもネット上にいくつものサービスが出てますが、個人的な好みで
「Remember The Milk」にしてみましたよ。

これが、すっごくいいんだよね~。

これもiPhoneで見られるようにしたから、いつでも確認出来る。
もちろん、パソコンとの同期もされる。

ちょっとタイムラグあったりするけど、iPhoneでしか見ないから別にいい。

さらには、Gmailの画面に表示させたり、iGoogleの画面に表示させたりも出来るんで、
常にやるべき作業、やりたい作業が目に入る。

これは、無意識・潜在意識に訴えるので、プレッシャーにもなるけれど
結果として仕事が早く進むわけです。


とまあ、この数ヶ月。

年度末ということで、めっちゃめちゃ仕事は忙しかったけれど、、、
こんな多忙な毎日を、うまく乗り切るためのパソコン術。IT技。

もっと使いこなせたら、きっともっと仕事は楽になる。楽しくなる。


と、この数ヶ月でいろいろ試してみたことをまとめてみようと思ったけれど、
半分も書かないうちに、ずいぶん長くなってしまったので、後はまた別の機会に。



あの頃と何が変わったのか?:阪神大震災


15年も前のことだから、世の中はずいぶん変わったと思う。


たくさん変わったことはあるだろうが、、、

今回は、建設ITカウンセラーとして、

  「IT(情報技術)」

に着目して振り返ってみようと思う。


被災地の調査のため、現地に入ったわけだが、
当時を振り返ると、それは今の状況とは全く違ったわけだ。


例えば、、、


■デジカメなんてものはまだ無くて、フィルムカメラだった。

 デジカメのように、撮った写真をいつでも見られるわけじゃない。

 状況を誰かに伝えるために、写真を撮っているのに、
 どんなに早くても、写真をみるのに、数時間はかかった。

 前回のブログにも書いたが、当時は神戸から大阪のカメラ屋さんまで
 フィルムを持って行って、現像したものをまた神戸に持ち帰るなんて状況だった。


■ケータイ電話なんて、個人が持ってなかった。

 ケータイ電話なんて、もちろんなかった。
 あるにはあったけど、個人で持ってるなんて人は周りにはいなかった。

 その頃は、公衆電話を使うのが一般的だったが、
 被災地では電話回線が通じてなかったので、電話連絡さえつかなかった。

 あの時は、街中に緊急電話所みたいなのが設置されて
 みんなで並んで使ってた記憶がある。

 レンタルのケータイ電話ってサービスがあって、それを会社で借りてもらったが
 あまりの電話代の高さに使うのを躊躇したくらいだった(恥)。


■パソコンも今みたいに、ひとり一台なんてことはない。

 個人はおろか、会社の中でも数台しかないパソコンを
 皆で奪い合って?、構造計算とかしてた時代。

 もちろん、ノートパソコンなんてものはなく(めちゃめちゃ高くて重かった)、
 現地にパソコンを持っていくなんてことは不可能。

 外付けのハードディスクも40MBでン十万もして、買ってもらえなかった。
 (40GBじゃないよ、40MBだよ。フロッピー40枚分!!)


■インターネットなんて、まだほとんど普及していなかった。

 この頃は、パソコン通信が主流だった時代。

 新しい情報は、NiftyServeというパソコン通信でせっせと集めてた。
 (これはもうちょっと後の時代かも???)

 検索エンジンみたいなのはあったけど、検索しても大した情報がなかったから、
 誰も使わなくなっていった。

 (この頃にホームページに可能性を見出せた人が今、大活躍してるわけで・・・)


こんな時代である。

今思えば、こんな状況でよく現地調査なんて出来たものだとさえ想う。


しかし、、、である。

ここで、ちょっと考えてみたい。


デジカメもある。ケータイもある。GPSも誰でも使えるようになった。

モバイルパソコンもあって、プリンタもプロジェクタもある。

ブログやら、Twitterやら、情報を発信する手段もある。

通信も、PHS回線やら、WiFiやら、WiMAXやら、どれかは使えるだろう。


今思えば、そんな恵まれた環境で、、、

もしも今、阪神大震災と同じ規模の災害が起こったとしたら、
災害復旧や情報収集は、あの時より上手く出来るようになっているだろうか?

個人による情報発信は、間違いなく増えるだろうが、
これらを集めて、復旧支援に使えるような情報として、有効に活用できるだろうか?


情報も増え、技術も進展したわけだが、、、

個人的には、当時より復旧支援が円滑に行えるように変わったとは、どうも感じない。。。


おそらくこれは、IT化も進んで、いろんなシステムも導入されただろうが、

それを使う「人」が進化してないんじゃないだろうか?って想う。


むしろ周りの環境が進化したことによって、自分も進化してる、成長してるって

勘違いさせられてるような気もする。


実は、周りはどんどん変わってるけど、自分は何も変わってないんじゃないの?って。


最後に意思決定をするのは、「人」であることは忘れちゃいけない。


阪神大震災を思い出してみて、そんなことを改めて考えてしまった。



これってまるで、iPhone使ってるってだけで、

使ってない他の誰かより進んでるッ!!って勘違いしてる人みたいで、カッコ悪いですよね(笑)。







当時はその価値もわからずに・・・:阪神大震災


今日で、阪神大震災から15年。


前回の記事で、阪神大震災について少し触れたので、
今回も、阪神大震災について思い出してみる。


震災後、早々に現地入りしたわけですが、
あまりの状況に驚いた。

ビルや家屋が倒壊し、橋梁の柱が壊れている。
焼け焦げた電話BOXの電気だけが、真っ暗闇の中で光ってた。


実はこの時、カメラは持っていたのですが、
写真を撮ることはできなかった。

(どうしてかは察してください。)


しばらくして、建設省からの依頼で、

被災状況の調査と支援をする機会があって、
その担当者として現地入り。

この時は、報告のため、写真を撮りました。
おそらく、1000枚以上は撮ったでしょうか。


当時は、デジカメもなかったので、
写真は現像しないと見られません。

しかし、神戸は被災しているので、
当然カメラ屋さんも開いているはずもないわけです。

だから、フィルムを持って大阪に一度戻って、
現像した写真を持って、また神戸に戻る、なんてことをしてました。

※ポラロイドカメラというものがあることに気付いたのは
 そんなことを何度も繰り返して、ずいぶん経ってからのことでした(恥)。


その時に撮った写真は、調査資料としてネガも含めて
建設省に提出したので、わたしの手元にありませんが、、、

わたしが撮影した写真ではありませんが、
当時の写真の一部が、会社に残っていることがわかりました。


年末の大掃除で「もう要らんやろ!!」ということで
先輩が捨てようとされていたので、

 「捨てるなら下さい。」

とお願いしてもらい受けました。


今思うと、当時の記録というのは
こういう形でしか残しておけないことに気付きます。

その時は、そんな現場でそれが当たり前で、
そのもの自体にあまり価値を感じなかった。

そんな写真、いくらでも撮れたし、
見飽きるほど、たくさんの写真を処理してたから。

それ以上に、強烈に「記憶」に残っていたから、
写真なんかに頼らなくても良かったから。


でも、「記録」というものは、その時は価値を感じないかも知れないけれど、
時が経って、いつか大きな価値を持つ時がくるものなんですね。


そんな譲り受けた写真もどこかに記録しておこうと思って、
「フォト蔵」という写真共有サイトを利用して、公開を始めました。


  『阪神大震災の写真
 

写真を一枚ずつスキャナでディジタル化したものなので、
あまりキレイではありませんが、、、


このおかげで、

自分の「記憶」を呼び戻すキッカケといつでもコンタクトできるようになりました。



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※これからも随時アップ中していきます。


※これらの写真の他に、当時の調査報告書などもあります。

 どこかちゃんと保管してくれるところがあれば、提供したいとも思うのですが。。。

 どなたか良いところがあれば教えてくださいまし。



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