薬味術(6) 魚も元気に!紫蘇 | 遊行楽紀行 ~風のささやき 水の行く末~

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---薬味術(6) 魚も元気に!紫蘇--- 
 刺身の下敷きというか、ツマに大葉はつきものです。

大葉≒青じそ。
韓国料理でお馴染みの「エゴマの葉」もこれらは、同じ仲間とのことです。
←エゴマの葉
香りは、青じその方がはるかに強いですが・・・。

赤紫蘇は、フリカケの「ゆかり」の元。

梅干の色付けのためにも赤紫蘇をもちいます。
この梅干の色付けの赤紫蘇を、刻んで、ご飯に混ぜ、おにぎりに。「生ゆかり!?」です。祖母の定番でした。
 
 中国、三国志の時代。
魏の丞相、曹操孟徳の頭の外科手術も施した伝説の名医、華陀(かだ)。海山物の食中毒で瀕死の患者に、「紫」色の薬を煎じた。たちまち、息を吹き返し、「蘇」り、回復した。「紫」色の薬で「蘇」ったことから、この薬草を「紫蘇(しそ)」と呼んだとのこと。
←石湾陶器・景徳鎮磁器 華陀
 2000年前に海山物の毒を封じた「紫蘇」。今なお、刺身盛りの番人となっています。

 鍛高譚(たんたかたん)
北海道のシソの焼酎。

 このお酒にまつわる、お話にも「海産物」!?がからみます。
海の魚が弱った際、タンタカ(カレイの仲間)は、紫蘇の葉を求めて川を登ります。
持ち帰った紫蘇の葉で、魚たちは元気になる。

華陀のお話では、「蟹」。お酒「鍛高譚」では「魚たち」。
紫蘇は、魚など海産物の毒消し!?として描かれています。

麺類に刻んで風味付け。そのものの風味。
さらに魚の付き物として、刺身盛り皿に残さず食べましょう!
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