皆さま、おばんです!
先月、10月1日のことですが、
ひたちなか海浜鉄道としては52年ぶりの新駅になる、
高田の鉄橋(たかだのてっきょう)駅が開業しました。
ひたちなか海浜鉄道は一昨年の11月に2度お邪魔して、
以来、訪れる機会は無く
高田の鉄橋駅は未踏のままだったんですよ。
先のブログ にも書きました通り、
昨日までの3連休はチビとと一緒にTDLに行きましたが、
「帰りに高田の鉄橋駅に寄りたい!」
なんて言ったら、却下されるのは目に見えてましたので、
仙台に向かう新幹線だと言って、こちらの列車に乗車させましたの。
特急フレッシュひたち 高萩駅行きです!
時刻表の地図を見せて、
高萩駅の先がいわき駅で、その先の常磐線を辿っていくと…
ほら、仙台よ。
チビを騙すなんて、ちょろいもんです。
フレッシュひたちは勝田駅で下車し、
「パパ、本当に仙台に帰っているの?」
「パパ、ひょっとして撮り鉄に付き合せてるだけじゃないの?」
「パパ、なんでこの電車、こんなにうるさいの!」
チビよ、すまん。
実は先月開業した駅に行きたかったんだよ。
それと自分、撮り鉄じゃないから。
それと、今乗ってるコレ、電車じゃ(以下省略)
こうしてチビを騙し、高田の鉄橋駅に向かいました。
中根駅を発車してしばらくすると、
この鉄橋が駅名の由来にもなった「高田の鉄橋」なんですって。
ひたちなか海浜鉄道と言えば、
イラスト入りのユニークな駅名標が知られておりますけど、
高田の鉄橋駅の駅名標が緑色なのは、
さて、この列車から高田の鉄橋駅に下車したのは
チビと自分だけでしたが、駅に降りてビックリしちゃいましたよ。
ホームには、新駅を楽しむために訪れたファンがいらっしゃいましたの。
しかも結構な数の方が。
自分も同業の皆さんと一緒に、ホームでミキをお見送りしました。
その様子を見て、あきれ返るチビを横目に、
高田の鉄橋駅のチェックを開始します。
高田の鉄橋駅は単式ホーム1本だけの棒線駅でして、
国道245号線と湊線が交差する地点に駅があるんですけど、
なかなかのアイディアだな…と思ったのは、この場所です。
待合室と駅の出入り口が道路橋の真下にあるために、
道路橋がいい感じで屋根代わりになっているんですよ。
乗車口も待合室の真ん前にあるし、
利用者の立場になって設計された、素晴らしい駅に感じました。
こんな感じで高田の鉄橋駅のチェックを終了し、
その後は水戸線を経由して小山駅へ。
最後は新幹線に乗って仙台に帰りましたのよ。
小山駅で新幹線に乗り込む前に、チビが、
「新幹線の中で駅弁を食べながら帰りたい」
と言い出しました。
高田の鉄橋駅に一緒に行ってくれたんですから、
そのくらい容易いご用です。
ところが、小山駅で駅弁を売っているお店を探したんですけど、
構内にはそれらしいお店が見当たらなかったんですよ。
あったのはニューディズが2軒と吉野家と…
「新幹線の中でよしぎゅう(吉野家の牛丼)喰っちゃいなよ」
と言ったら、チビが、
「旅行なんだから、駅弁が食べたかった」
ですって。
新幹線の車内販売で宮城の駅弁ゲットだにぃ。
なんとな~く、チビの発言を聞いて子供の成長を感じたのと、
自らの大人気ない行動に反省した、高田の鉄橋駅の訪問記でした。
チビ曰く、自分の行動には夢もロマンもないらしい。
高田の鉄橋駅(平成26年11月24日)